JPS61330A - 可動部分を有するx線装置 - Google Patents

可動部分を有するx線装置

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JPS61330A
JPS61330A JP60089952A JP8995285A JPS61330A JP S61330 A JPS61330 A JP S61330A JP 60089952 A JP60089952 A JP 60089952A JP 8995285 A JP8995285 A JP 8995285A JP S61330 A JPS61330 A JP S61330A
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pressure
piston
fluid
diaphragm
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ハラルト・カイザー
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4429Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to the mounting of source units and detector units

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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、可動部分と、この可動部分と流体圧で結合さ
れミ前記の可動部分に坑して可動な平衡おもり並びに流
体圧力で力を伝達するためのシリンダ装置を有するX線
装置に関するものである。
このようなX線装置はドイツ国実用新案第172゜88
6号より知られている。この実用新案では平衡おもりは
ピストンと連結され、装置部分(X線透視機構)はシリ
ンダと連結されている。ピストンは、シリンダを、ダク
トを経て流体ポンプ等と連結された2部分に分け、した
がって流体は一方の部分より他方の部分に送られること
ができ、このためピストンはシリンダ内部で動かされし
たがってX線透視機構が移動される。休止位置即ち力が
加えられない時には、X線透視機構は平衡おもりによっ
てその位置に保たれる。透視機構に力が加えられると平
衡おもりと透視機構は初め反対方向に動くので、この段
階では使用者は加速力と摩擦力に打勝つだけでよい。け
れども、平衡おもりがその休止位置から所定距離以上動
くと、スライドが開かれてポンプがピストンにより互に
分けられた2つのシリンダ部分を所望のように連通し、
X線透視機構はポンプ圧力によって移動される。この動
作の後は平衡おもりは再びそのもとの位置にあるので、
例えばX線透視機構を上げるのはポンプによらねばなら
ない。ポンプが故障したりまたはこのポンプの制御装置
が故障したりするとX線透視機構の移動は事実上不可能
になる。
その他にも、平衡おもりは常にX線透視機構と反対方向
に動くため、装置を使用者が手動で動かすことができる
装置も公知である(ドイツ国特許第2324699号)
。力の伝達は多数のローラにかけたロープによって行わ
れる。けれども、装置のこの部分の重量が大きい場合に
は、ロープの摩擦に打勝つのに要する力が思いもよらな
い大きな値になることがある。
本発明の目的は、冒頭に記載した様式の装置をポンプ無
しに手だけで行うことができるようにすることにある。
本発明は前記の目的を次のようにして達成したものであ
る。即ち装置部分と平衡おもりには夫々シリンダとピス
トンが付け加えられ、それ等の一方の部分は固定され、
他方の部分は前記の装置部分および平衡おもりの夫々と
連結され、一方のシリンダとピストンで取囲まれた流体
スペースは、流体圧ダクトを経て、他方のシリンダとピ
ストンで取囲まれた対応流体スペースと連通される。
したがって、本発明によれば、装置部分はシリンダの1
つまたはピストンの1つと連結される。
平衡おもりの側も同様である。装置が動かされると、関
係シリンダと関係ピストンで取囲まれた容積は変化する
。この容積変化は他方のシリンダとピストンシステムに
強制的に等量の反対の容積変化を生じる。例えば若し一
方のシステムの容積が大きくなるとこれに応じて他方の
システムの容積は小さくなる。シリンダとピストンで取
囲まれた流体容積の反対の変化によって、装置と平衡お
もりの反対運動を得ることができる。
本発明に関しては「ピストン」という言葉は広い意味に
解されるべきものである。このピストンは前記の公知の
装置のようにシリンダを2つの部分スペースに分ける必
要はない。実際上このピストンは筒の形をとってもよい
。不可欠なことは、シリンダとピストンの2つのシステ
ム間の流体圧連通のために設けた開口部を除いては、ピ
ストンとシリンダとが流体容積を外部から密閉せねばな
らないということである。
ピストンとシリンダとは互に容易に動くことができねば
ならず、また一方においては流体容積を外部に対してし
っかりと密閉しなければならないので、適当なシールが
必要である。直径を互に極めて正確に合わせれば実際上
容易に移動可能なシールは得られるが、その製作コスト
が高く、組立が微細な粒状不純物にさえも影響を受ける
であろう。更に、流体の僅かな漏洩は不可能であろう。
このような流体の漏洩は、公知のように、弾性シールリ
ングまたはシールスリーブを介在させるこj     
   とにより直径の整合がさ程正確でなくても殆んど
完全に防ぐことができる。けれども、これ等はその圧力
によって摩擦を生じ、この目的に対しては高すぎる値(
各シリンダの有効力の略々6−10%)になる。
本発明の一実施形態では、ピストンまたはシリンダの外
径を夫々関係のシリンダまたはピストンの内径よりも著
しく小さくし、これ等2つの部分の間の中間スペースを
、張力を受けたロールダイヤフラムによって密閉するこ
とによってこの欠点を除くことができる。 。
ロールダイヤフラムの場合には、外端はシリンだに留め
られ、シリンダに対して著しく小さいピストンによって
ダイヤフラムの底が別の部分に膨らむ。膨らんだ部分の
ダイヤフラムの略々円筒状のシースはピストンと接し、
他の部分の略々円筒状のシースはシリンダと接する。中
間のスペースは運動中巻き返す膨らみによって橋絡され
る。円滑な組織物のために、これ等のロールダイヤフラ
ムは直径に対し限られた高さを有し、したがって上昇距
離は直径によって決まる(高さは直径より      
  1大きくない)。
この制限は、ダイヤフラムを筒の形で形成し、その繊維
を略々軸方向または軸に対して鋭角に延在すると避けら
れる。この場合同方向の弾性は縦方向よりも大きい。
このようなダイヤフラムは、流体媒体により圧力を受け
ると、縦方向に偏ることなしに、膨張した屈曲部の内側
から一方ではピストンと他方ではシリンダと接触する。
ピストンとシリンダの相対的な移動によって、圧力はダ
イヤフラムが運動を妨げる横方向の屈曲を形成するのを
阻止する。
ダイヤフラムの張力は、力の伝達の役をする流体の圧力
によってつくることもできる。この場合は流体はいつで
も圧力を受けていなければならない。けれども、水平軸
の周りに回転可能で、そのX線透視機構が押す方向に対
しておもりで平衡されるX線検査装置では、X線検査装
置が垂直位置でしたがって押す方向が水平である時には
前記の条件は満たされない。この場合には、2つのシリ
ンダ/ピストンシステムのロールダイヤフラムのバイア
ス張力は、装置部分(X線透視機構)と平衡おもりの両
方が互いに打消す等しい力を受けることによりつくるこ
とができるが、この力は、例えばばねシステム(若し必
要ならば細いロープで伝達された)によつりつくること
ができる。
代わりに、本発明の進んだ実施例においては、ロールダ
イヤフラムは気体または液体で満たされた2重ダイヤフ
ラムであり、その内圧は、力伝達の役をする流体の圧力
以上である。この場合、2部分より成るロールダイ、シ
ステムのバイアス張力は、このダイヤフラム内に含まれ
た媒体の高い圧力によってつくられる。一般的に言えば
、液体媒体の方が気体媒体よりも拡散損失が少ないので
、液体媒体の方が好ましい。この場合でも、一定の圧力
即ちロールダイヤフラムの一定張力をあらゆ     
   (る条件で維持することはできない。ロールダイ
ヤフラム内の流体の加熱が、熱膨張係数によって圧力増
加を生じることがある。
本発明の別の実施例では、ダイヤフラムで閉じられ且つ
圧力気体を有する圧力だめと連結することによってこれ
を防ぐことができる。このような構造のX線装置におい
て使用者が加える力は、ローラグイヤフラム内の圧力と
力伝達流体の圧力の差によって決まる。この差が大きけ
れば大きい程、装置部分を動かすため使用者が加えるべ
き力はそれだけ大きくなる。水平軸の周りに回転可能な
X線装置では、力伝達流体の圧力は、前述したようにX
線検査装置の傾斜に左右されるので、圧力差または装置
部分を動かすため使用者が加える力は(圧力だめ内の圧
カ一定で)夫々前記の傾斜に左右される。
本発明の別の実施例では、この依存性は次のようにする
ことによって除かれる。即ち、ダイヤフラムで分けられ
た容器を設け、一方の容器部分をロールダイヤフラムの
内部の媒体と連通し、ロールダイヤフラム内の圧力が力
伝達流体の圧力を越えるように前記のダイヤフラムに附
加的な力を加える装置を設ける。この実施例では、圧力
差は、例えばばねによるダイヤフラムの附加的な力によ
(9□。、っ3.、ゎ6゜ユ。ヵやa s +、= J
:t:つ1あ、にとによって、装置部分を動かすのに要
する使用者の力を特に小さくすることができる。
重量平衡によってシリンダとピストン間に所定の移動を
得るためには、シリンダ/ピストンシステムは伸びた状
態では前記の移動の約2.5倍の長さがなくてはならな
い。一方においてこのシリンダ/ピストンシステムの長
さを制限するため、また他方においては装置部分の十分
な移動通路を確保するために、本発明の別の実施例では
、装置部分と平衡おもりまたはそ−の何れか一方がレバ
ー機構を介して関係シリンダまたはピストンと連結され
、前記のレバー機構は、装置部分または平衡おもりの移
動時にこれと連結されたシリンダ/ピストンシステムの
移動距離の方が小さいように設計される。
以下本発明を図面の簡単な説明する。第1図において符
号1は、基部2上に水平軸の周りに軸支されたX線検査
装置の枠組を示す。縦方向のキャリジ3は前記の枠組1
内側をその長さ方向に移動可能である。前記の縦方向の
キャリジ3は横力向キャリジ4を支持し、この横方向キ
ャリジは、縦方向キャリジ上を矢印5の方向に装置の長
さ方向を横切って移動可能である。この横方向キャリジ
4上には、一方においてはX線管(図示せず)がまた他
方においてはX線透視機構6が設けられ、この透視機構
は矢印7の方向即ち縦方向と横方向に対し直角に所謂圧
縮方向(compression direction
)に動かされることができる。
支持要素を有する縦方向キャリジの重量は、枠組1の縦
方向に可動で且つローラにかけられたロープを介して縦
方向キャリジと連結された主平衡おもり8で平衡される
。圧縮方向への重量の釣り合いのためにX線透視機構は
シリンダ9aと連結され、このシリンダはピストン10
aと共に流体容積を取囲む。同様に装置の基部内で圧縮
平衡おもり12がシリンダ9bと連結され、このシリン
ダはピストン10bと共に流体容積を取囲む。この流体
容積は、ホース11で形成された流体圧ダクトを経て前
記のピストン10aとシリンダ9a内の流体と連通され
ている。透視機構6が枠組に向かって圧縮方向(矢印7
)に動かされると、シリンダ9aは下方に動き、この場
合移動された流体容積は、平衡おもり12が連結された
シリンダ9bを上昇する。前記の平衡おもり12とその
上昇距離の積は、透視機構6の重量とその上昇距離の積
に等しい。このようにして重量の釣り合いが得られる、
即ちX線透視機構6は平衡おもりによって夫々の位置に
保持され、X線透視機構を動かすためには使用者は加速
力を加え、摩擦に打勝ちさえずればよい。
第1図よりわかるよう1;、透視機構6と平衡おもり1
2は関係のシリンダ9aおよび9bと夫々直接連結され
ているのではなく、第3図にその一方を詳しく示したよ
うにシリンダ9の周囲を両側で挾むロッドの平行四辺形
を介して連結されている。
前記のロッドの平行四辺形はレバー13を有し、このレ
バーの中央はシリンダ9に枢着され、その一端はロッド
15の端に、他端はロッド16の中央に枢着されている
。前記のロッド15の他端にはロッド17が枢着され、
このロッドの長さはレバー13の長さと等しく、一方こ
のロッドの他端はロッド16の一端に枢着され、このた
めレバー13とロッド15゜16および17とは平行四
辺形を形成する。ロッド16の自由端は、枢軸ジヨイン
ト、点14およびロッド15と17間の枢軸ジヨイント
が同一平面内にあるように、枠組1内の横方向キャリジ
4への固定点に枢着されている。ロッド15と17の枢
軸ジヨイントには負荷即ち透視機構6または平衡おもり
が夫々取付けられる。
前記の平行四辺形は次のような効果をもつ、即ち、負荷
の移動時に、シリンダ9は固定されたピストン10に対
して負荷の上昇距離の半分上昇する。
したがって、前述のように、シリンダ9とピストン10
のシステムの構造長を短かくすることができる。更に、
前述したロッドの平行四辺形の構造によって、シリンダ
の枢着点14と負荷が枢着された点とは常に圧縮方向く
矢印7)に平行な直線に沿って(第3図では垂直)確実
に動くことができる。
第2a図はシリンダピストンを有するシステムの詳細を
示すもので、この図面の中心の線の右側(は完全に圧縮
された状態をまた左側は一杯に延ばされた状態を示す。
ピストン10はその下端にホース11(第1図)の接続
部を有する筒で形成されている。このピストン10を取
囲むシリンダ9はその上端をヘッド面で塞がれている。
このシリンダの内径く例えば62mm )はピストン1
0の外径(例えば45mm >より可なり大きいので、
ピストンとシリンダの間には比較的大きな中間スペース
が残されている。このスペースは、ピストン10を取囲
むロールダイヤフラム18によって密閉されている。こ
のロールダイヤフラムの中央は19でピストンの全周と
接触してしくる。ロールダイヤフラムの両端は加圧リン
グ20によってシリンダ9の下端とシリンダ部分21に
連結されている。このシリンダ部分21は単に案内要素
としての役をするもので、その内径と外径はシリンダ9
の内径と外径に一致する。この場合前記の2重ロールダ
イヤフラム18は、一方においてはシリンダ9とピスト
ン10の間のスペースを密閉し、他方においては、好ま
しくは液体媒体例えばグリセリンを保持する。この液体
の圧力は力伝達流体の圧力以上で、その容積は、ヘッド
        、1面を有するシリンダ9、ロールダ
イヤフラムの一方の側およびピストン10によって限界
される。したがって、ロールダイヤフラムは膨らみ、シ
リンダが移動するとしわをつくることなしにシリンダの
内側とピストンの外面に沿ってころがる。ロールダイヤ
フラムの内部の圧力のために、シリンダ9はピストン1
0と同軸にむけられる。
ロールダイヤフラム内の圧力が力伝達流体の圧力よりも
低いと仮定すれば、ロールダイヤフラムは前記の流体と
面する側に急な折目をつくり、この折目が実際上ピスト
ンとシリンダ間の移動を阻止することになるであろう。
少なくとも軸方向への弾性ができる限り僅かであるべき
ロールダヤフラムは、両側をゴム皮膜でシールした軸方
向に延在する糸の織物でつくってもよい。このロールダ
イヤフラムは、薄ければ薄い程、シリンダの移動時に生
じるダイヤフラムのフェルト(felt)損失がそれだ
け少なく、終局的には透視機構を動かすために使用者の
加える力がそれだけ少怪くなる。
けれどもこのフェルト損失は、シリンダの内面の直径と
ピストンの外面の直径によっても決まる。
直径の差が大きければ大きい程ロールダイヤフラムのカ
ーディングフォールド(cardi口Rfold)の直
径がそれだけ大きく、フェルト損失はそれだけすくない
。他方において、織物への荷重はピストンとシリンダ間
の環状のスペースの大きさに伴って増加するので、直径
の差が大きな場合には厚いロールダイヤフラムが必要と
なるであろう。
前に述べたように、ローラダイヤフラムの内圧は力伝達
流体の圧力以上でなければならない。この高い内圧はロ
ーラダイヤフラムの内部を気密封止することによって維
持することができる。もっとも、ロールダイヤフラムの
熱膨張や僅かな弾性のために、未だ僅かな圧力変動を生
じることがある。けれども、この圧力変動はロールダイ
ヤフラムの内部を加圧リンクの出口22を経て圧力だめ
とつなぐことによって避けることができる。
第2b図はこの圧力だめを線図的に示したものである。
圧力ためは金属容器23で形成され、この金属容器は弾
性ダイヤフラム24で2つの室に分けられ、室25はロ
ールダイヤフラムにも入れられている流体で満たされ、
開口22を経てローラダイヤフラムと連通されている。
一方外部に対して気密に密閉された第2の室26は圧力
ガス例えば窒素を有する。
フェルト損失が大きければ大きい程、一方においてはロ
ールダイヤフラム内の流体と大気圧との圧力差が、また
他方においては力伝達流体の圧力がそれだけ大きくなる
。したがって、最大のフェルト損失は、ロールダイヤフ
ラム内の一定の圧力を有する実施形態においてX線検査
装置のテーブルが垂直の時に生じる、というのはこの場
合力伝達流体の圧力は事実上零なので圧力差が高゛いか
らである。この欠点は、一定(最大)圧力を恒久的につ
くる圧力だめの代りに、ロールダイヤフラムの張力を維
持するのに必要な圧力差だけを供給する圧力発生装置を
用いることによって避けることができる。
j         第2°図(:示した0′)圧力発
生装置(t9+tリダイヤフラム29で分けられた2つ
の室を有し、各室は出口30と31を夫々有する。この
出口31は前述の出口22と連結され、出口30はホー
ス(図示せず)を経てシリンダのヘッド面近くの出口3
2と連結されている。ダクト(図示せず)と出口32を
経てシリンダ10と連通された室には圧縮ばね33が設
けられ、この圧縮ばねはダイヤフラム面の一部に圧力を
及ぼす。若しこの圧縮ばねがなければ、ダイヤフラムは
常に、ロールダイヤフラム内部の圧力が力伝達流体の圧
力と等しくなるような位置にあるであろう。けれども前
記の圧縮ばね33のために、出口31をそなえた室内の
圧力は高給られ、このためロールダイヤフラム内の圧力
は、予め決められたばねによって決まる値だけ力伝達流
体の圧力よりも高い。
万一ロールダイヤフラムが漏れた場合にはグイツヤラム
29はばねの力によって右に動かされるであろう。この
場所に適当なスイッチ例えば、極端な位置に動かされた
ダイヤフラムのマグネットによって作動されるリード接
点を設ければ、警報信号をだすことができる。
前述したように、力伝達流体の圧力はX線検査装置がそ
の垂直位置に回された時に消失する。この位置でX線透
視機構が僅かな力で引かれると、平衡おもりはその運動
に追従することができる。
けれども、透視機構に及ぼされる力が、大気圧とピスト
ン表面の積に相当する臨界値を越えると真空または大気
圧以下の圧力が生じ、このため流体内に気泡が形成され
る。この場合平衡おもりは透視機構程早く動かない即ち
平衡おもりは緩りと追従し、気泡が壊れると邪魔な聞こ
える程のショックを生じる。
平衡おもりの望ましい機能は、X線透視機構6を方向7
a(上向き)に支えることだけである。この方向に反す
る力を加えることは必要なく、このことは垂直な装置で
の動作において利点ですらある。というのは、X線透視
機構が方向7に動かされると、一旦その終端位置に動か
された平衡おもり12はこの運動には関与せず、したが
って操作する人が加速力を与える必要が全くない。第4
図はこの結合解除(discoupling)を示すも
ので、一方においては前記の利点が人工的に得られ、他
方においては真空の形成後の前記のショックが避けされ
る。この場合ホース11は、開口または弁システム36
を設けた剛性のハウジング35の内部の弾性袋34と連
通され、このため空気はハウジング内に流入することが
できまた(場合によっては制動されて)このハウジング
より、流出することができる。
力が矢印37または7aの方向に加えられると即ち透視
機構6またはこの透視機構と連結されたシリンダ9aに
引張り力が加えられると、シリンダ9aはこの力に従っ
て動き、このため、システム9a、10a内の増加した
容積は弾性袋34より流出する流体によって補填される
。シリンダ9bはピストン10b に対してその位置は
動かないが、このことは平衡おもりが最早や透視機構と
結合されていないことを意味し、前述のように、この位
置で使用者は透視機構の質量を動かしさえすればよいと
いう利点をもつ。
X線検査装置が垂直位置から回されると流体は再び加圧
され、このため弾性袋34は膨張し、入れていた空気を
排出する。同時に弁36は閉じられ、細いチョークを経
てのみ開いているので、空気は弾性袋があらゆる場所で
ハウジング35の内壁と接する迄緩りとしか流出できな
い。したがって、結合はショックなしに円滑に確立され
る。この場合シリンダ9aと9bとは再び互に結合され
る。
透視機構6と平衡おもりに夫々結合された2つのシリン
ダ/ピストンシステムが同じ寸法を有することは絶対に
必要なわけではない。2つのシステムの寸法が異なる場
合には異なる伝導比をうろことができ(このことはシリ
ンダ9aが移動した際にシリンダ9bがこれと同じ距離
移動しないことを意味する)これは、場合によっては小
さな平衡おもりまたはシリンダの小さな上昇距離による
重量平衡を得るのに利用することができる。
シリンダがピストンを取囲むことも重要ではない。実際
にシリンダを筒状ピストンの中に配設し、ロールダイヤ
フラムを介してピストンと連結することもできる。
(構造の長さを短かくするために、好ましくは異なる直
径の2つのピストンを反対側から1つのシリンダ内に動
かし、これ等ピストンは一方が他方に入り込むことがで
きるようにしてもよい。この場合ピストンは両側をヘッ
ド面で各々閉じられ、またシリンダの直径は、軸方向に
、シリンダ内壁とピストン外壁の中間が毎回シリンダ軸
から同じ距離にあるようにせねばならない。2つの部分
だけから成るシリンダ/ピストンシステムの代わりに、
段階的な直径をもった2つ以上の相対的に挿入可能な部
分を有するシステムを用い、これ等の間にロールダイヤ
フラムを配設することもできる。
この場合移動に当たってこれ等の部分はテレスコープ状
に滑って入ったり出たりされ、一方直径の適当な選択に
よりすべての部分を確実に同期的に移動することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例の斜視図第2a図はシリ
ンダ/ピストンシステムの断面図 第2b図はロールダイヤフラム内に一定内圧をつる装置
の一実施例 第2C図は一定の圧力差をつくる装置の一実施例 第3図は運動をシリンダの低減された移動に変換するロ
ッドの平行四辺形 第4図は第1図の装置の別な実施例を示す。 2・・・基部      3・・・縦方向キャリジ4・
・・横方向キャリジ 6・・・X線透視機構9.9a、
9b−・・シリンダ 10.10a、 10b−ピスト
ン11・・・ホース     12・・・平衡おもり1
3・・・レバー     15.16.17・・・ロッ
ド18・・・ロールダイヤフラム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、可動部分と、この可動部分と流体圧で結合され、前
    記の部分に抗して可動な平衡おもり並びに流体圧力で力
    を伝達するためのシリンダ装置を有するX線装置におい
    て、装置部分(6)と平衡おもり(12)には夫々シリ
    ンダ(9a、9b)とピストン(10a、10b)が付
    け加えられ、それ等の一方の部分(例えば9a、9b)
    は固定され、他方の部分は前記の装置部分(6)および
    平衡おもり(12)の夫々と連結され、一方のシリンダ
    とピストン(9a、10a)で取囲まれた流体スペース
    は、流体圧ダクト(11)を経て、他方のシリンダとピ
    ストン(9b、10b)で取囲まれた対応流体スペース
    と連通されたことを特徴とする可動装置を有するX線装
    置。 2、ピストンまたはシリンダの外径が夫々関連のシリン
    ダまたはピストンの内径よりも著しく小さく、これ等2
    つの部分の間の中間スペースは、張力を受けたロールダ
    イヤフラム (18)によって密閉された特許請求の範囲第一項記載
    のX線装置。 3、ロールダイヤフラム(18)は2つの側面を有し、
    液体または気体媒体によって満たされ、その内圧は力伝
    達流体の圧力以上である特許請求の範囲第2項記載のX
    線装置。 4、液体または気体媒体は、ダイヤフラムで閉じられ且
    つ圧力気体を有する圧力だめ(23、28)と結合され
    た特許請求の範囲第3項記載のX線装置。 5、ダイヤフラム(29)で分けられた容器が設けられ
    、一方の容器部分は力伝達流体と連通され、他方の容器
    部分はロールダイヤフラムの内部の媒体と連通され、ロ
    ールダイヤフラム内部の圧が力伝達流体の圧力を越える
    ように前記のダイヤフラムに附加的な力を加える装置(
    33)が設けられた特許請求の範囲第3項記載のX線装
    置。 6、可変容積の容器は流体圧ダクト(11)と2つのシ
    リンダ内の動作スペースと夫々結合された特許請求の範
    囲第1項から第5項の何れか1項記載のX線装置。 7、シリンダ内の液体と連通した弾性袋(34)は剛性
    のハウジング(35)の内部に配設され、このハウジン
    グは、大気圧が可変容積の弾性袋に影響を及ぼすことが
    できるように開口部を有する特許請求の範囲第6項記載
    のX線装置。 8、ハウジングには弁(36)が設けられ、空気がこの
    弁を経て、選択的に制御および制動下かまたは制動され
    て、2つの容器の間の空間より流出することができる特
    許請求の範囲第7項記載のX線装置。 9、装置部分(6)と平衡おもり(12)またはその何
    れか一方はレバー機構(13、17)を介して関係のシ
    リンダまたはピストンと連結され、前記のレバー機構は
    、装置部分(6)または平衡おもり(12)の移動時に
    これと夫々連結されたシリンダ(9a、9b)またはピ
    ストン(10a、10b)の移動距離の方が小さいよう
    に設計された特許請求の範囲第1項から第8項の何れか
    1項記載のX線装置。
JP60089952A 1984-04-30 1985-04-27 可動部分を有するx線装置 Granted JPS61330A (ja)

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DE3416000.0 1984-04-30
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JPS61330A true JPS61330A (ja) 1986-01-06
JPH0529457B2 JPH0529457B2 (ja) 1993-04-30

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EP0160340A3 (en) 1987-04-22
DE3416000A1 (de) 1985-11-07
JPH0529457B2 (ja) 1993-04-30
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