JPS6132811Y2 - - Google Patents

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JPS6132811Y2
JPS6132811Y2 JP1981022708U JP2270881U JPS6132811Y2 JP S6132811 Y2 JPS6132811 Y2 JP S6132811Y2 JP 1981022708 U JP1981022708 U JP 1981022708U JP 2270881 U JP2270881 U JP 2270881U JP S6132811 Y2 JPS6132811 Y2 JP S6132811Y2
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JP
Japan
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pieces
locking
door
weather strip
glass plate
Prior art date
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JP1981022708U
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JPS57134921U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用ドアの昇降窓ガラス板の摺動シ
ールを行うウエザーストリツプの取付構造に係
り、特にドア内・外板を合成樹脂の組着体で構成
し、これの上端部に向い合うように横向きで対向
する如く各内側に開放される係止溝を設け、該溝
に左右のウエザーストリツプの基部に形成した係
止部を嵌入し、ウエザーストリツプのドア窓下辺
部への取り付けを確実化し、以上を製作容易、構
造簡単に企図したウエザーストリツプの取付構造
に関する。
車両のドアには昇降動して窓を開閉するガラス
板が設けられ、窓枠基部間のドア内・外板間の上
端辺、即ち窓下辺部はガラス板摺動のための隙間
が設けられ、ドア内部への水の侵入防止のためこ
の隙間にはウエザーストリツプが設けられる。
ウエザーストリツプの取付構造は従来では第5
図乃至第7図に示される如くで、鋼板で成形され
たドア外板51と内板52の上端部の対向する各
内側に形成した片部51a,52aに係止孔5
3,53を設け、孔53は前後方向に離間して複
数設け、孔53は対面する各内側及び上に開放さ
れている。ウエザーストリツプ54,55は対称
形状で二個一組をなし、上部の対称的な舌片部5
4a,55aと下部の対称的な舌片部54b,5
5bとを備え、本体54c,55cにクリツプ5
6…を係着し、これを既述の孔53,53に係合
し、ウエザーストリツプ54,55を内・外板上
端間の隙間に取り付けており、上部舌片部54
a,55aの各外方への突出部が内・外板上端外
面にかぶさる。
以上の従来手段は、内・外板の打抜成形を曲げ
成形とは別に必要とし、成形が面倒であること、
クリツプを複数必要とすることから部品点数が増
え、且つこれの組付を必要とすること、係止孔5
3、クリツプ56の精度のバラつき、係止孔及び
クリツプの形状、構造がガラス板の摺動方向に対
して強い拘束力が得がたく、ためにガラス板の上
昇時にウエザーストリツプとガラス板の摩擦で係
止孔からクリツプが浮き、第7図の如くウエザー
ストリツプ全体が浮いてしまう虞れがあり、又下
降時には沈みが発生し易く好ましくない。
本考案者等は以上の不都合を改善すべく本考案
をなしたもので、その目的とする処は、ドアを構
成する内・外板を合成樹脂で成形し、ガラス板が
昇降する上端部の摺動隙間に向い合つて開放する
如く内・外板上端部の向い合う内側に横向きの係
止溝等を対称的に設け、これに舌片部を有する左
右のウエザーストリツプの基部に形成した係止部
を係着し、ウエザーストリツプの取付保持の確実
化、、ガラス板昇降による浮沈動のない、そして
構造、簡単、製作上も容易であるウエザーストリ
ツプの取付保持を実現するようにした車両用ドア
のウエザーストリツプ取付構造を提供するにあ
る。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従つて
詳述する。
第1図はドアの斜視図を、第2図は第1図2−
2線の要部拡大断面図を示している。
車両用ドア1は外板2と内板3の組着体よりな
る。
外板2及び内板3は合成樹脂で成形され、これ
によりドア1全体の軽量化を図ることができ、内
板3を合成樹脂で成形することにより着色や表面
への模様等を任意に成形することができ、従つて
内板表面を直接車室内に露出せしめ、従来の如く
内板の車室内表面に付設したライニングを不要と
し、ドアの更なる軽量化を図ることができる。以
上の外板2及び内板3はガラス繊維等の強化プラ
スチツクで成形することが好ましい。
以上の外板2及び内板3の内側面2a,3a間
には組着状態で空間Sが形成され、空間S内には
ガラス板4の図示しない昇降機構であるレギユレ
ータやドア施錠機構等が内装されている。外板2
及び内板3の内側面2a,3a間の間隔はこれら
機構を内装することからガラス板4の板厚よりは
るかに大きく、かかる外板2、内板3の上端部に
は各内方に対称的に突出する取付基部2b,3b
が対向する如く夫々に一体に成形されている。基
部2b,3bの内側端面2c,3c間の隙間S1
ガラス板4の板厚より充分に大きく、高さ方向に
も充分の肉厚を備え、基部2b,3bは昇降する
ガラス板4の前後方向全長に亘り設けられ、三角
窓を有するドアでは三角窓の手前と端部との間に
設けられる。基部2b,3bには各内側面2c,
3cに向い合うように対称的に開放され、横方
向、即ち外板2側にあつては外方に、又内板3側
にあつては車室方向に所定の深さを有する係止溝
2d,3dが基部2b,3bの長さ方向に設けら
れている。かかる係止溝2d,3dはガラス板4
の昇降方向と略直角をなす如く横向きに形成され
ている。
5,6は左右で一組をなすウエザーストリツプ
でウエザーストリツプ5,6は対称形状をなし、
縦の基片5a,6a上部に各内方に突出する上部
舌片5b,6bを、これの各外側に覆片5c,6
cを、基片5a,6aの下部に下部舌片5d,6
dを対称的に備え、基片5a,6aの下辺部の各
外方には上下に摩擦片5f,6f…を設けた係止
片5e,6eが溝2d,3dの奥行き寸法より若
干短かい程度に設けられ、摩擦片5f,6f…は
溝2d,3dの高さより充分に長く形成される。
そして基片5a,6a及び係止片5e,6e内に
芯金5g,6gが埋設される如くウエザーストリ
ツプ5,6はゴム等で各部を一体成形され、舌片
5b,5d,6b,6dのガラス板4とのシール
面には植毛等が付設されている。
以上のウエザーストリツプ5,6は舌片5b,
6b,5d,6dが向い合うように向い合せて隙
間S1に臨ませ、基部2b,3bの係止溝2d,3
dに係止片5e,6eを嵌挿し、摩擦片5f,6
fは溝2d,3dへの挿入時弾性的に撓曲し、溝
2d,3dの天井及び底に摩擦により保持される
こととなる。そして係止片5e,6eの上に位置
する覆片5c,6cは外板及び内板基部上端の外
表面上を覆つてこれと接し、可撓弾性体であるた
め密着する。
以上において、ウエザーストリツプの取り付け
は係止片5e,6eを基部2b,3bの係止溝2
d,3dに嵌挿するだけのため簡単で、且つ摩擦
片の摩擦でウエザーストリツプは確実に保持され
る。そして係止片と係止溝の係合はガラス板4の
昇降摺動方向と略直角であるため舌片部5b,5
d,6b,6dにより上下方向への力が作用して
もウエザーストリツプ5,6が浮き上がり、或は
沈下することはない。
第3図は変更実施例で、ウエザーストリツプ1
5,16の係止片15e,16eを溝12d,1
3dより厚く形成し、係止片15e,16eを溝
12d,13dに圧入したもので、係止片には予
じめ締め代が付与され、弾性体であるため圧入後
溝への係着は強固、確実になされることとなる。
以上で明らかな如く本考案によれば、ウエザー
ストリツプを簡単に、確実に取り付けることがで
き、又取付部品を必要とすることなく容易に取り
付けることができ、従来の如きウエザーストリツ
プの浮き、沈みのないウエザーストリツプの取付
構造が得られる他、内・外板の上端部内面に取付
用の突部が形成されるためこれの強度、剛性アツ
プにも資する等多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はドアの斜視図、第2図は第1図2−2線拡大断
面図、第3図は変更実施例の同様の図第4図は更
なる別実施例の同様の図、第5図は従来例の分解
状態の第2図と同様の図、第6図は分解状態の斜
視図、第7図は従来の問題点を指摘した図であ
る。 尚図面中1はドア、2は外板、3は内板、4は
ガラス板、S1は隙間、2d,3dは係止部、5,
6はウエザーストリツプ、5e,6eは係止部で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアを構成する内・外板を合成樹脂で成形する
    とともに、ガラス板が昇降出没する摺動隙間部を
    設けた内・外板の各上端部に、前記ガラス板の昇
    降方向と略直角をなす係止溝を一体に成形し、こ
    の係止溝に舌片部を有する左右のウエザーストリ
    ツプの基部に形成した係止片を係着したことを特
    徴とする車両用ドアのウエザーストリツプ取付構
    造。
JP1981022708U 1981-02-18 1981-02-18 Expired JPS6132811Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981022708U JPS6132811Y2 (ja) 1981-02-18 1981-02-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981022708U JPS6132811Y2 (ja) 1981-02-18 1981-02-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57134921U JPS57134921U (ja) 1982-08-23
JPS6132811Y2 true JPS6132811Y2 (ja) 1986-09-25

Family

ID=29820500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981022708U Expired JPS6132811Y2 (ja) 1981-02-18 1981-02-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6132811Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003080949A (ja) * 2001-09-10 2003-03-19 Kasai Kogyo Co Ltd ドアウェザーストリップの取付け構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714093Y2 (ja) * 1976-02-20 1982-03-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003080949A (ja) * 2001-09-10 2003-03-19 Kasai Kogyo Co Ltd ドアウェザーストリップの取付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57134921U (ja) 1982-08-23

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