JPS6132668B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6132668B2 JPS6132668B2 JP10354980A JP10354980A JPS6132668B2 JP S6132668 B2 JPS6132668 B2 JP S6132668B2 JP 10354980 A JP10354980 A JP 10354980A JP 10354980 A JP10354980 A JP 10354980A JP S6132668 B2 JPS6132668 B2 JP S6132668B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating roll
- heat pipe
- heat
- temperature coefficient
- thermistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N barium titanate Chemical compound [Ba+2].[Ba+2].[O-][Ti]([O-])([O-])[O-] JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2053—Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は自己温度制御特性を有する正特性サ
ーミスタを、加熱ロール本体の一部に設けた電子
複写機の定着用加熱ロールに関する。
ーミスタを、加熱ロール本体の一部に設けた電子
複写機の定着用加熱ロールに関する。
一般に電子複写機には用紙に転写されたトナー
像を用紙に定着する定着工程を必要とするがこの
定着工程に使用される定着装置として加熱ロール
型定着装置が知られている。この加熱ロール型定
着装置は熱効率がよく、火災などの心配が少ない
利点を有する反面、加熱ローラの熱源にコルツラ
ンプやニクロム線または面ヒータなどを使用して
いるため、熱源自体に温度制御機能がなく、従つ
て別に熱源を制御するための手段を必要とする欠
点があつた。かかる欠点を改善するものとして加
熱ローラの一部に正特性サーミスタを使用して加
熱ロール自体に自己温度制御特性をもたせたもの
も提唱されている。
像を用紙に定着する定着工程を必要とするがこの
定着工程に使用される定着装置として加熱ロール
型定着装置が知られている。この加熱ロール型定
着装置は熱効率がよく、火災などの心配が少ない
利点を有する反面、加熱ローラの熱源にコルツラ
ンプやニクロム線または面ヒータなどを使用して
いるため、熱源自体に温度制御機能がなく、従つ
て別に熱源を制御するための手段を必要とする欠
点があつた。かかる欠点を改善するものとして加
熱ローラの一部に正特性サーミスタを使用して加
熱ロール自体に自己温度制御特性をもたせたもの
も提唱されている。
上記サーミスタはチタン酸バリウム系の半導体
化した強誘電体磁気の発熱体素子を利用したもの
で、サーミスタは周知のように強誘電体相から常
誘電体相の転移温度(キユーリ温度)を境として
電気抵抗が4〜6桁高くなり、これに伴い発熱量
が大幅に減少する性質をもつており、この性質を
利用して自己温度制御発熱体としたものである。
しかし正特性サーミスタはその固有の性質によつ
て大きさが制限されており、従つて加熱ロールの
広い表面を均一に加熱するためには多数のサーミ
スタを均一に配列する必要がある。配列するサー
ミスタの数が少ないとサーミスタ部分のみが非常
に高温となつて温度分布に不均一が生じ、定着し
た場合に低温部分に定着不良を生じて実用に適さ
ない。上記欠点を改善するものとして、加熱ロー
ル内に円筒形に形成したサーミスタを嵌挿して2
重円筒構造とすることも考えられるが、ロール自
体の強度が問題となつたり、またロールの全面を
絶縁しなければならないと共に、サーミスタを円
筒状に形成するのが難しく、かつ価格も高くなる
などの不具合がある。
化した強誘電体磁気の発熱体素子を利用したもの
で、サーミスタは周知のように強誘電体相から常
誘電体相の転移温度(キユーリ温度)を境として
電気抵抗が4〜6桁高くなり、これに伴い発熱量
が大幅に減少する性質をもつており、この性質を
利用して自己温度制御発熱体としたものである。
しかし正特性サーミスタはその固有の性質によつ
て大きさが制限されており、従つて加熱ロールの
広い表面を均一に加熱するためには多数のサーミ
スタを均一に配列する必要がある。配列するサー
ミスタの数が少ないとサーミスタ部分のみが非常
に高温となつて温度分布に不均一が生じ、定着し
た場合に低温部分に定着不良を生じて実用に適さ
ない。上記欠点を改善するものとして、加熱ロー
ル内に円筒形に形成したサーミスタを嵌挿して2
重円筒構造とすることも考えられるが、ロール自
体の強度が問題となつたり、またロールの全面を
絶縁しなければならないと共に、サーミスタを円
筒状に形成するのが難しく、かつ価格も高くなる
などの不具合がある。
この発明はかかる不具合を改善する目的でなさ
れたもので、加熱ロール本体内に正特性サーミス
タを設け、このサーミスタで発熱した熱をヒート
パイプを介して加熱ロール本体の表面へ伝えるよ
うにした電子複写機の定着用加熱ロールを提供し
て、自己温度制御特性を有する加熱ロールが安価
に得られるようにしたものである。
れたもので、加熱ロール本体内に正特性サーミス
タを設け、このサーミスタで発熱した熱をヒート
パイプを介して加熱ロール本体の表面へ伝えるよ
うにした電子複写機の定着用加熱ロールを提供し
て、自己温度制御特性を有する加熱ロールが安価
に得られるようにしたものである。
以下この発明を図示の一実施例により詳述す
る。図において1は加熱ロール本体、2は上記本
体1にトナー像3aの転写された用紙3を圧接す
る加圧ローラである。上記加熱ロール本体1は表
面がテフロン(登録商標)などの非粘着層4で被
覆されていると共に、内部には軸方向に2分割さ
れたほぼ半円筒状のヒートパイプと、これらヒー
トパイプ5の間に正特性サーミスタ6が夫々収容
されている。上記ヒートパイプ5は密閉構造とな
つていて、内面にウイツク7が内張りされている
と共に、内部に水などの熱媒体が減圧した状態で
充填されている。またこれらヒートパイプ5の間
に介在された正特性サーミスタ6は、チタン酸バ
リウム系磁器よりなる半導体の両端面に電極を形
成し、さらにその表面をシリコーンゴムやテフロ
ン、ポリイミドなどにより被覆して絶縁層(何れ
も図示せず)を形成したもので、上記電極には交
流電源が印加されて、加熱ロール本体1の表面は
ヒートパイプ5を介して例えば170℃に加熱され
る。しかして正特性サーミスタ6の自己温度制御
特性により発熱された熱はヒートパイプ5を介し
て加熱ロール本体1の表面へと伝えられ、該本体
1の表面はヒートパイプ5中の熱媒体による温度
の移動で均一加熱される。この状態で定着に供す
るものであるが、例えば毎分10枚の割合で連続的
に用紙3を送つて定着したところ、加熱ロール本
体1の軸方向の温度差は約20℃程度で、定着性に
は全く問題がなかつた。また急速に用紙3を送つ
ても、温度変化に対して早速く正特性サーミスタ
6が応答するため、十分な精度の温度制御特性が
得られることも実験の結果判明した。
る。図において1は加熱ロール本体、2は上記本
体1にトナー像3aの転写された用紙3を圧接す
る加圧ローラである。上記加熱ロール本体1は表
面がテフロン(登録商標)などの非粘着層4で被
覆されていると共に、内部には軸方向に2分割さ
れたほぼ半円筒状のヒートパイプと、これらヒー
トパイプ5の間に正特性サーミスタ6が夫々収容
されている。上記ヒートパイプ5は密閉構造とな
つていて、内面にウイツク7が内張りされている
と共に、内部に水などの熱媒体が減圧した状態で
充填されている。またこれらヒートパイプ5の間
に介在された正特性サーミスタ6は、チタン酸バ
リウム系磁器よりなる半導体の両端面に電極を形
成し、さらにその表面をシリコーンゴムやテフロ
ン、ポリイミドなどにより被覆して絶縁層(何れ
も図示せず)を形成したもので、上記電極には交
流電源が印加されて、加熱ロール本体1の表面は
ヒートパイプ5を介して例えば170℃に加熱され
る。しかして正特性サーミスタ6の自己温度制御
特性により発熱された熱はヒートパイプ5を介し
て加熱ロール本体1の表面へと伝えられ、該本体
1の表面はヒートパイプ5中の熱媒体による温度
の移動で均一加熱される。この状態で定着に供す
るものであるが、例えば毎分10枚の割合で連続的
に用紙3を送つて定着したところ、加熱ロール本
体1の軸方向の温度差は約20℃程度で、定着性に
は全く問題がなかつた。また急速に用紙3を送つ
ても、温度変化に対して早速く正特性サーミスタ
6が応答するため、十分な精度の温度制御特性が
得られることも実験の結果判明した。
この発明は以上詳述したように、加熱ロール本
体内に、軸線方向に2分割された半円筒状のヒー
トパイプを、平坦面が互に対向するように設ける
と共に、これらのヒートパイプの平坦面間に、こ
れらと密着するように正特性サーミスタを設けた
ことから、正特性サーミスタより発生された熱は
ヒートパイプの平坦面よりヒートパイプの外周部
と、ヒートパイプ内に収容された熱媒体へと伝え
られ、さらに加熱ロール本体へと伝達されるた
め、正特性サーミスタの熱を無駄なく利用できる
と共に、ヒートパイプ平坦面の広い面積で熱媒体
を加熱するため、短時間で設定温度にまで加熱で
き、ウオームアツプ時間の短縮化が図れるように
なる。
体内に、軸線方向に2分割された半円筒状のヒー
トパイプを、平坦面が互に対向するように設ける
と共に、これらのヒートパイプの平坦面間に、こ
れらと密着するように正特性サーミスタを設けた
ことから、正特性サーミスタより発生された熱は
ヒートパイプの平坦面よりヒートパイプの外周部
と、ヒートパイプ内に収容された熱媒体へと伝え
られ、さらに加熱ロール本体へと伝達されるた
め、正特性サーミスタの熱を無駄なく利用できる
と共に、ヒートパイプ平坦面の広い面積で熱媒体
を加熱するため、短時間で設定温度にまで加熱で
き、ウオームアツプ時間の短縮化が図れるように
なる。
また円筒に比べて剛性の高い半円筒状のヒート
パイプを加熱ロール本体内に収容したことから、
加熱ロール自体の強度が大幅に増大できると共
に、加熱ロール本体の表面全体にサーミスタを配
列したり、サーミスタを円筒状に形成するものに
比べて製作が容易なため、安価に提供できるよう
になる。
パイプを加熱ロール本体内に収容したことから、
加熱ロール自体の強度が大幅に増大できると共
に、加熱ロール本体の表面全体にサーミスタを配
列したり、サーミスタを円筒状に形成するものに
比べて製作が容易なため、安価に提供できるよう
になる。
しかも絶縁層で被覆した正特性サーミスタを各
ヒートパイプの間に介在させるようにすれば、加
熱ロール本体全体を絶縁するなどの手間を必要と
せず、コストダウンが図れるようになる。
ヒートパイプの間に介在させるようにすれば、加
熱ロール本体全体を絶縁するなどの手間を必要と
せず、コストダウンが図れるようになる。
図面はこの発明の一実施例を示す断面図であ
る。 1は加熱ロール本体、5はヒートパイプ、6は
正特性サーミスタ。
る。 1は加熱ロール本体、5はヒートパイプ、6は
正特性サーミスタ。
Claims (1)
- 1 加熱ロール本体1内に、軸線方向に2分割さ
れ、かつ内部に熱媒体が密封された半円筒状のヒ
ートパイプ5を設けると共に、上記各ヒートパイ
プ5の平坦面間に、正特性サーミスタ6を介在さ
せてなる電子複写機の定着用加熱ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10354980A JPS5729065A (en) | 1980-07-30 | 1980-07-30 | Heating roll for fixing of electrophotographic copier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10354980A JPS5729065A (en) | 1980-07-30 | 1980-07-30 | Heating roll for fixing of electrophotographic copier |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5729065A JPS5729065A (en) | 1982-02-16 |
JPS6132668B2 true JPS6132668B2 (ja) | 1986-07-28 |
Family
ID=14356898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10354980A Granted JPS5729065A (en) | 1980-07-30 | 1980-07-30 | Heating roll for fixing of electrophotographic copier |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5729065A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63312582A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 圧電弁 |
JPH0356342B2 (ja) * | 1986-05-08 | 1991-08-28 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62254383A (ja) * | 1986-04-26 | 1987-11-06 | 田中 健一 | ヒ−トロ−ラ |
US5773796A (en) * | 1997-02-13 | 1998-06-30 | D&K Custom Machine Design, Inc. | Heated roller assembly |
-
1980
- 1980-07-30 JP JP10354980A patent/JPS5729065A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0356342B2 (ja) * | 1986-05-08 | 1991-08-28 | ||
JPS63312582A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 圧電弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5729065A (en) | 1982-02-16 |
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