JP2575369Y2 - 画像定着用ヒーター - Google Patents
画像定着用ヒーターInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子写真等において画
像の定着に用いられる画像定着用ヒーターに関し、特
に、発熱源として正特性サーミスタ素子を用いた画像定
着用ヒーターに関する。
像の定着に用いられる画像定着用ヒーターに関し、特
に、発熱源として正特性サーミスタ素子を用いた画像定
着用ヒーターに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真等において、紙等の複写材に画
像を定着させる方法として加熱ロール法が幅広く用いら
れている。図2は、加熱ロール法を利用した画像定着装
置の従来例を示す断面図である。図2を参照して、複写
紙1の一方面には、感光体上の静電潜像に応じたトナー
像が形成されている。このトナー像は、複写紙1が定着
ロール2と加圧ロール3との間を、矢印A方向に沿って
通過する際に、加熱・加圧されることにより複写紙1に
定着される。定着ロール2は、円筒ロール2aと円筒ロ
ール2a内に配置された熱源としてのハロゲンランプ2
bとを有する。ハロゲンランプ2bは固定されている
が、円筒ロール2aは図示の矢印B方向に回転されるよ
うに構成されている。
像を定着させる方法として加熱ロール法が幅広く用いら
れている。図2は、加熱ロール法を利用した画像定着装
置の従来例を示す断面図である。図2を参照して、複写
紙1の一方面には、感光体上の静電潜像に応じたトナー
像が形成されている。このトナー像は、複写紙1が定着
ロール2と加圧ロール3との間を、矢印A方向に沿って
通過する際に、加熱・加圧されることにより複写紙1に
定着される。定着ロール2は、円筒ロール2aと円筒ロ
ール2a内に配置された熱源としてのハロゲンランプ2
bとを有する。ハロゲンランプ2bは固定されている
が、円筒ロール2aは図示の矢印B方向に回転されるよ
うに構成されている。
【0003】しかしながら、熱源としてハロゲンランプ
2bを用いているため、該ハロゲンランプ2bの発熱を
制御するためにセンサー及びコントローラーが必要であ
り、装置が複雑化し、コストが高くなるという問題があ
った。さらに、ハロゲンランプ2bから円筒ロール2a
まで、空気を媒体として伝熱しているため、円筒ロール
2aの外周面の温度立ち上がり時間が長くなり、複写可
能となるまでの待ち時間が長くかかるという問題もあっ
た。
2bを用いているため、該ハロゲンランプ2bの発熱を
制御するためにセンサー及びコントローラーが必要であ
り、装置が複雑化し、コストが高くなるという問題があ
った。さらに、ハロゲンランプ2bから円筒ロール2a
まで、空気を媒体として伝熱しているため、円筒ロール
2aの外周面の温度立ち上がり時間が長くなり、複写可
能となるまでの待ち時間が長くかかるという問題もあっ
た。
【0004】他方、発熱を制御するためのコントローラ
ーを不要とするために、熱源として正特性サーミスタ素
子(PTC素子)を用いた画像定着用ヒーターも提案さ
れている(例えば、実公昭60−6514及び実公昭6
4−6516等)。このようなPTC素子を熱源として
用いた画像定着装置は、円筒状の回転ロール内にPTC
装置を一体的に組み込むことにより構成されている。こ
れらの構造では、PTC素子を熱源として利用するもの
であるため、発熱をコントロールするためのセンサー及
び制御装置を必要としない。また、円筒ロールとPTC
素子とは一体化されているため、伝熱性に優れ、複写可
能となるまでの待ち時間を短縮することが可能とされて
いる。
ーを不要とするために、熱源として正特性サーミスタ素
子(PTC素子)を用いた画像定着用ヒーターも提案さ
れている(例えば、実公昭60−6514及び実公昭6
4−6516等)。このようなPTC素子を熱源として
用いた画像定着装置は、円筒状の回転ロール内にPTC
装置を一体的に組み込むことにより構成されている。こ
れらの構造では、PTC素子を熱源として利用するもの
であるため、発熱をコントロールするためのセンサー及
び制御装置を必要としない。また、円筒ロールとPTC
素子とは一体化されているため、伝熱性に優れ、複写可
能となるまでの待ち時間を短縮することが可能とされて
いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のPTC素子を用いた画像定着装置では、PT
C素子が円筒ロールに一体的に組み込まれており、円筒
ロールの回転に伴って熱源であるPTC素子も回転され
る。従って、PTC素子に電流を供給するための電気的
接続部も回転するため、長期間の使用に際しても信頼性
が充分でなく、かつ電気的接続構造が複雑化し、定着装
置の大型化及び重量の増大を招くという問題があった。
また、その構造が複雑であるため、組み立ても容易に行
うことができないという問題点があった。
うな従来のPTC素子を用いた画像定着装置では、PT
C素子が円筒ロールに一体的に組み込まれており、円筒
ロールの回転に伴って熱源であるPTC素子も回転され
る。従って、PTC素子に電流を供給するための電気的
接続部も回転するため、長期間の使用に際しても信頼性
が充分でなく、かつ電気的接続構造が複雑化し、定着装
置の大型化及び重量の増大を招くという問題があった。
また、その構造が複雑であるため、組み立ても容易に行
うことができないという問題点があった。
【0006】本考案の目的は、PTC素子を用いた画像
定着用ヒーターであって、長期間の使用に際しての電気
的接続の信頼性に優れており、定着装置の小型化及び軽
量化に適し、組み立てが簡単で安価に製造することので
きる画像定着用ヒーターを提供することにある。
定着用ヒーターであって、長期間の使用に際しての電気
的接続の信頼性に優れており、定着装置の小型化及び軽
量化に適し、組み立てが簡単で安価に製造することので
きる画像定着用ヒーターを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案に従う画像定着用
ヒーターは、長さ方向に沿って溝が形成され、この溝を
形成する壁部の両端から内側に向かって互いに対向する
ように延びる係止部を有した金属ハウジングと、一方主
面が溝の開口部分を臨む向きとなるように溝内に配置さ
れた少なくとも1個の正特性サーミスタ素子と、正特性
サーミスタ素子の一方主面と熱結合するように一方主面
上に設けられる金属伝熱板とを備えている。さらに本考
案において金属伝熱板には、長手方向に沿って金属ハウ
ジングの係止部の対応する位置にそれぞれ切欠部が形成
されている。この切欠部に金属ハウジングの係止部が嵌
めあわされることにより、金属伝熱板が金属ハウジング
に保持される。
ヒーターは、長さ方向に沿って溝が形成され、この溝を
形成する壁部の両端から内側に向かって互いに対向する
ように延びる係止部を有した金属ハウジングと、一方主
面が溝の開口部分を臨む向きとなるように溝内に配置さ
れた少なくとも1個の正特性サーミスタ素子と、正特性
サーミスタ素子の一方主面と熱結合するように一方主面
上に設けられる金属伝熱板とを備えている。さらに本考
案において金属伝熱板には、長手方向に沿って金属ハウ
ジングの係止部の対応する位置にそれぞれ切欠部が形成
されている。この切欠部に金属ハウジングの係止部が嵌
めあわされることにより、金属伝熱板が金属ハウジング
に保持される。
【0008】また、本考案に従う実施態様の1つでは、
金属ハウジングがかしめ加工することのできる可塑性を
有し、金属ハウジングの係止部が金属伝熱板の切欠部に
嵌めあわされるように金属ハウジングがかしめ加工さ
れ、これによって金属伝熱板が金属ハウジングにかしめ
止めされ保持される。
金属ハウジングがかしめ加工することのできる可塑性を
有し、金属ハウジングの係止部が金属伝熱板の切欠部に
嵌めあわされるように金属ハウジングがかしめ加工さ
れ、これによって金属伝熱板が金属ハウジングにかしめ
止めされ保持される。
【0009】
【作用】本考案に従う画像定着用ヒーターでは、PTC
素子を熱源としているため、温度調節のためのセンサー
等の複雑な装置を必要としない。また、本考案に従う画
像定着用ヒーターは、金属伝熱板の外面を加熱面として
用い、該加熱面上に、定着ベルト等の複写紙搬送手段を
摺動させるようにして用いることにより、画像定着用ヒ
ーター自体は固定した状態で用いることができる。この
ため、PTC素子に電力を供給するための電気的接続構
造を簡略化することができ、長期間の使用に際しての信
頼性を高めるとともに、画像定着装置全体の大きさ及び
重量の軽減を図ることができる。
素子を熱源としているため、温度調節のためのセンサー
等の複雑な装置を必要としない。また、本考案に従う画
像定着用ヒーターは、金属伝熱板の外面を加熱面として
用い、該加熱面上に、定着ベルト等の複写紙搬送手段を
摺動させるようにして用いることにより、画像定着用ヒ
ーター自体は固定した状態で用いることができる。この
ため、PTC素子に電力を供給するための電気的接続構
造を簡略化することができ、長期間の使用に際しての信
頼性を高めるとともに、画像定着装置全体の大きさ及び
重量の軽減を図ることができる。
【0010】また、本考案に従う画像定着用ヒーターで
は、金属伝熱板の切欠部と金属ハウジングの係止部とを
嵌めあわせることによって金属伝熱板を金属ハウジング
に保持している。このため、組み立て工程が簡単であ
り、安価に製造することができる。また、本考案に従う
画像定着用ヒーターでは、金属伝熱板の切欠部と金属ハ
ウジングの係止部とを嵌めあわせることによって金属伝
熱板が金属ハウジングに保持されているため、主要な部
分が金属ハウジングによって覆われており、機械的強度
にも優れている。
は、金属伝熱板の切欠部と金属ハウジングの係止部とを
嵌めあわせることによって金属伝熱板を金属ハウジング
に保持している。このため、組み立て工程が簡単であ
り、安価に製造することができる。また、本考案に従う
画像定着用ヒーターでは、金属伝熱板の切欠部と金属ハ
ウジングの係止部とを嵌めあわせることによって金属伝
熱板が金属ハウジングに保持されているため、主要な部
分が金属ハウジングによって覆われており、機械的強度
にも優れている。
【0011】
【実施例の説明】図3は、本考案に従う実施例の画像定
着用ヒーターを示す斜視図である。図3を参照して、画
像定着用ヒーター10は、画像定着用ヒーター本体10
aの両端に耐熱性合成樹脂等からなる保持部10b及び
10cを取り付け、一方の保持部10cから後述するP
TC素子に電力を供給するための端子10d及び10e
が引き出されている。図1は、図3のI−I線に沿う断
面図である。図4は、図3のIV−IV線に沿う部分切
欠断面図である。図1及び図4を参照しながら、ヒータ
ー本体10aの構造を説明する。
着用ヒーターを示す斜視図である。図3を参照して、画
像定着用ヒーター10は、画像定着用ヒーター本体10
aの両端に耐熱性合成樹脂等からなる保持部10b及び
10cを取り付け、一方の保持部10cから後述するP
TC素子に電力を供給するための端子10d及び10e
が引き出されている。図1は、図3のI−I線に沿う断
面図である。図4は、図3のIV−IV線に沿う部分切
欠断面図である。図1及び図4を参照しながら、ヒータ
ー本体10aの構造を説明する。
【0012】図1を参照して、ヒーター本体10aは、
金属ハウジング11内にPTC素子16を配置してい
る。金属ハウジング11は、後述するようにかしめ加工
をすることのできる可塑性を有するよう金属から形成さ
れる。金属としては、例えばアルミニウム等を用いるこ
とができる。PTC素子16は、ハウジング11の長さ
方向に沿って形成された溝12内に配置されている。溝
12内は、絶縁層13によって覆われている。絶縁層1
3は、電気的絶縁層を有し、かつ充分な耐熱性を有する
任意の材料により形成することができる。例えば、アル
ミナ等の絶縁性セラミックス、マイカ、またはシリコン
等の断熱性樹脂等により構成することができる。
金属ハウジング11内にPTC素子16を配置してい
る。金属ハウジング11は、後述するようにかしめ加工
をすることのできる可塑性を有するよう金属から形成さ
れる。金属としては、例えばアルミニウム等を用いるこ
とができる。PTC素子16は、ハウジング11の長さ
方向に沿って形成された溝12内に配置されている。溝
12内は、絶縁層13によって覆われている。絶縁層1
3は、電気的絶縁層を有し、かつ充分な耐熱性を有する
任意の材料により形成することができる。例えば、アル
ミナ等の絶縁性セラミックス、マイカ、またはシリコン
等の断熱性樹脂等により構成することができる。
【0013】溝12内にあっては、下方に押圧バネ14
が配置されている。押圧バネ14は、図4に示されるよ
うに溝12の長さ方向に沿って波打った形状とされてい
る。押圧バネ14は、ステンレス等の金属材料により構
成することができる。押圧バネ14の上方には、給電用
の第1の電極板15aが載置されている。電極板15a
の上には、PTC素子16が載置されている。図4に示
されるように、PTC素子16は、溝12の長さ方向に
沿って、複数個が所定間隔を隔てて配置されている。
が配置されている。押圧バネ14は、図4に示されるよ
うに溝12の長さ方向に沿って波打った形状とされてい
る。押圧バネ14は、ステンレス等の金属材料により構
成することができる。押圧バネ14の上方には、給電用
の第1の電極板15aが載置されている。電極板15a
の上には、PTC素子16が載置されている。図4に示
されるように、PTC素子16は、溝12の長さ方向に
沿って、複数個が所定間隔を隔てて配置されている。
【0014】PTC素子16の上面には、給電用の第2
の電極板15bが設けられている。第1及び第2の電極
板15a及び15bは、金属板等の導電性材料により構
成することができる。第2の電極板15bは、PTC素
子16から与えられた熱を金属伝熱板17に伝える必要
があるため、熱伝導性に優れた金属板により構成するこ
とが好ましい。このような金属板として、例えば、ステ
ンレスまたは真鍮等の材料を用いることができる。
の電極板15bが設けられている。第1及び第2の電極
板15a及び15bは、金属板等の導電性材料により構
成することができる。第2の電極板15bは、PTC素
子16から与えられた熱を金属伝熱板17に伝える必要
があるため、熱伝導性に優れた金属板により構成するこ
とが好ましい。このような金属板として、例えば、ステ
ンレスまたは真鍮等の材料を用いることができる。
【0015】金属伝熱板の幅方向の端部には、長手方向
に沿ってそれぞれ係止部17a及び17bが形成されて
いる。この切欠部17a及び17bに、それぞれ金属ハ
ウジング11の溝12を形成する両端部の係止部11a
及び11bが嵌め合わされており、これによって金属伝
熱板17が金属ハウジング11によってかしめ止めされ
ている。
に沿ってそれぞれ係止部17a及び17bが形成されて
いる。この切欠部17a及び17bに、それぞれ金属ハ
ウジング11の溝12を形成する両端部の係止部11a
及び11bが嵌め合わされており、これによって金属伝
熱板17が金属ハウジング11によってかしめ止めされ
ている。
【0016】図6は、金属ハウジング11をかしめ加工
する前の状態を示す断面図である。図6を参照して、か
しめ止めする際、金属伝熱板17をやや下方に押圧し、
押圧バネ14を押し付けた状態でかしめ止めする。この
ような押圧状態によるかしめ止めが可能なように絶縁層
13及び金属ハウジング11の寸法が設定されている。
このような押圧状態でかしめ止めを行うことにより、P
TC素子16の上面が第2の電極板15bを介して金属
伝熱板17の内面に圧接され、これによってPTC素子
16と金属伝熱板17とが熱結合される。
する前の状態を示す断面図である。図6を参照して、か
しめ止めする際、金属伝熱板17をやや下方に押圧し、
押圧バネ14を押し付けた状態でかしめ止めする。この
ような押圧状態によるかしめ止めが可能なように絶縁層
13及び金属ハウジング11の寸法が設定されている。
このような押圧状態でかしめ止めを行うことにより、P
TC素子16の上面が第2の電極板15bを介して金属
伝熱板17の内面に圧接され、これによってPTC素子
16と金属伝熱板17とが熱結合される。
【0017】絶縁層13は、電気的な絶縁を与えるため
設けるものであるが、断熱性に優れた材料であることが
好ましい。例えば、アルミナ、マイカ、シリコンゴムま
たは耐熱プラスチック等から構成することが好ましい。
このように断熱性に優れた材料を用いることによって、
PTC素子16で発生した熱が、金属伝熱板17の内面
以外の方向に漏洩することを防止し、それによって画像
定着用ヒーター10の熱効率を高めることができ、より
鮮明な画像を得ることができる。
設けるものであるが、断熱性に優れた材料であることが
好ましい。例えば、アルミナ、マイカ、シリコンゴムま
たは耐熱プラスチック等から構成することが好ましい。
このように断熱性に優れた材料を用いることによって、
PTC素子16で発生した熱が、金属伝熱板17の内面
以外の方向に漏洩することを防止し、それによって画像
定着用ヒーター10の熱効率を高めることができ、より
鮮明な画像を得ることができる。
【0018】図5は、上記実施例の画像定着用ヒーター
10を用いて構成された画像定着装置を示す断面図であ
る。図5を参照して、画像定着用ヒーター10は、固定
的に配置されており、画像定着用ヒーター10の加熱面
10f上を定着ベルト18が摺動するよう構成されてい
る。定着ベルト18は、熱伝導性に優れた材料、例えば
ニッケル、またはポリイミド樹脂等から構成することが
できる。定着ベルト18は、軸19を中心として回転し
得るように構成されている。この画像定着用ヒーター1
0及び定着ベルト18により画像定着ロール21が構成
されており、加圧ロール22との間に複写紙23を通過
させることにより、複写紙23上のトナー像を加熱・加
圧して複写紙23に定着させることができる。
10を用いて構成された画像定着装置を示す断面図であ
る。図5を参照して、画像定着用ヒーター10は、固定
的に配置されており、画像定着用ヒーター10の加熱面
10f上を定着ベルト18が摺動するよう構成されてい
る。定着ベルト18は、熱伝導性に優れた材料、例えば
ニッケル、またはポリイミド樹脂等から構成することが
できる。定着ベルト18は、軸19を中心として回転し
得るように構成されている。この画像定着用ヒーター1
0及び定着ベルト18により画像定着ロール21が構成
されており、加圧ロール22との間に複写紙23を通過
させることにより、複写紙23上のトナー像を加熱・加
圧して複写紙23に定着させることができる。
【0019】図5に示されるように、この実施例の画像
定着用ヒーター10は、画像定着ロール21を構成する
際、その位置が固定されている。このため、PTC素子
16に対する電気的接続構造を簡略化することができ
る。従って、長期間の使用に際しての電気的接続の信頼
性を高めることができる。さらに、PTC素子16を熱
源として用いるものであるため、温度調節のためのセン
サー及びコントローラー等の複雑な装置を必要としな
い。また、PTC素子16は、金属伝熱板17の内面に
熱結合されており、かつ加熱面10fが定着ベルト18
に直接接触しているため、PTC素子16において発生
した熱を複写紙23に効率良く伝えることができ、複写
可能となるまでの待機時間を短縮することも可能であ
る。
定着用ヒーター10は、画像定着ロール21を構成する
際、その位置が固定されている。このため、PTC素子
16に対する電気的接続構造を簡略化することができ
る。従って、長期間の使用に際しての電気的接続の信頼
性を高めることができる。さらに、PTC素子16を熱
源として用いるものであるため、温度調節のためのセン
サー及びコントローラー等の複雑な装置を必要としな
い。また、PTC素子16は、金属伝熱板17の内面に
熱結合されており、かつ加熱面10fが定着ベルト18
に直接接触しているため、PTC素子16において発生
した熱を複写紙23に効率良く伝えることができ、複写
可能となるまでの待機時間を短縮することも可能であ
る。
【0020】図7は、図1に示す実施例の組み立て加工
前の状態を示す斜視図である。図7を参照して、溝12
に配置されたPTC素子16上の給電用の第2の電極板
15bの上に金属伝熱板17を載せ、その後金属ハウジ
ング11を矢印A及び矢印Bで示す方向にかしめ加工す
る。このかしめ加工によって、金属伝熱板17の切欠1
7a及び17bにそれぞれ、係止部11a及び11bが
嵌め合わされて、金属伝熱板17が金属ハウジング11
によってかしめ止めされる。図8は、本考案に従う他の
実施例を示す断面図である。この実施例では、絶縁層は
複数の板状の絶縁層13a,13b及び13cを組み合
わせることにより構成されている。板状の絶縁層13a
を底部に配置し、その幅方向の両側に板状の絶縁層13
b及び13cを側壁として配置している。
前の状態を示す斜視図である。図7を参照して、溝12
に配置されたPTC素子16上の給電用の第2の電極板
15bの上に金属伝熱板17を載せ、その後金属ハウジ
ング11を矢印A及び矢印Bで示す方向にかしめ加工す
る。このかしめ加工によって、金属伝熱板17の切欠1
7a及び17bにそれぞれ、係止部11a及び11bが
嵌め合わされて、金属伝熱板17が金属ハウジング11
によってかしめ止めされる。図8は、本考案に従う他の
実施例を示す断面図である。この実施例では、絶縁層は
複数の板状の絶縁層13a,13b及び13cを組み合
わせることにより構成されている。板状の絶縁層13a
を底部に配置し、その幅方向の両側に板状の絶縁層13
b及び13cを側壁として配置している。
【0021】なお、上記実施例では、金属伝熱板の切欠
部と金属ハウジングの係止部とをかしめ加工により嵌め
あわせて、金属伝熱板を金属ハウジングに保持したもの
を示したが、本考案はこれに限定されるものではない。
すなわち、金属伝熱板を金属ハウジングの溝の端部から
挿入することによって、金属伝熱板の切欠部と金属ハウ
ジングの係止部とを嵌めあわせて、金属伝熱板を金属ハ
ウジングに保持するようにしてもよい。
部と金属ハウジングの係止部とをかしめ加工により嵌め
あわせて、金属伝熱板を金属ハウジングに保持したもの
を示したが、本考案はこれに限定されるものではない。
すなわち、金属伝熱板を金属ハウジングの溝の端部から
挿入することによって、金属伝熱板の切欠部と金属ハウ
ジングの係止部とを嵌めあわせて、金属伝熱板を金属ハ
ウジングに保持するようにしてもよい。
【0022】
【考案の効果】本考案では、PTC素子を熱源として画
像定着用ヒーターが構成されているため、温度調整を行
う必要がなく、従ってセンサー及び複雑なコントローラ
ーを省略することができる。また、付加変動に対しても
対応することが容易である。さらに、画像定着用ヒータ
ーの加熱面上に定着ベルトを摺動させることにより定着
装置を構成することができるため、画像定着用ヒーター
の位置を固定して使用することができる。このため、P
TC素子の電気的な接続構造を簡略化することができ、
このため長期間の使用における信頼性も従来の画像定着
用ヒーターに比べ向上させることができる。
像定着用ヒーターが構成されているため、温度調整を行
う必要がなく、従ってセンサー及び複雑なコントローラ
ーを省略することができる。また、付加変動に対しても
対応することが容易である。さらに、画像定着用ヒータ
ーの加熱面上に定着ベルトを摺動させることにより定着
装置を構成することができるため、画像定着用ヒーター
の位置を固定して使用することができる。このため、P
TC素子の電気的な接続構造を簡略化することができ、
このため長期間の使用における信頼性も従来の画像定着
用ヒーターに比べ向上させることができる。
【0023】また、本考案の画像定着用ヒーターは、金
属伝熱板の切欠部と金属ハウジングの係止部とを嵌めあ
わせるによって金属伝熱板を金属ハウジングに保持する
ことができるものであるため、組み立てが簡単であり、
安価に製造することができる。また、本考案の画像定着
用ヒーターでは、PTC素子の上に金属伝熱板が設けら
れている。この金属伝熱板として、熱伝導性の良好なも
のを用いることにより、PTC素子の使用数を少なくし
ても、全体を均一に加熱することが可能である。従っ
て、安価でかつ高品質の画像定着用ヒーターを供給する
ことができる。
属伝熱板の切欠部と金属ハウジングの係止部とを嵌めあ
わせるによって金属伝熱板を金属ハウジングに保持する
ことができるものであるため、組み立てが簡単であり、
安価に製造することができる。また、本考案の画像定着
用ヒーターでは、PTC素子の上に金属伝熱板が設けら
れている。この金属伝熱板として、熱伝導性の良好なも
のを用いることにより、PTC素子の使用数を少なくし
ても、全体を均一に加熱することが可能である。従っ
て、安価でかつ高品質の画像定着用ヒーターを供給する
ことができる。
【0024】また、金属ハウジングの溝の開口部に臨む
PTC素子面以外のPTC素子の周囲領域を絶縁層で取
り囲んだ場合には、加熱部分以外の伝熱を非常に小さく
することができ、従って消費電力を低減することができ
るとともに、熱応答性に優れた画像定着用ヒーターとす
ることができる。このため、画像定着用ヒーターの高速
化・小型化及び電源の小型化を実現することも可能とな
る。
PTC素子面以外のPTC素子の周囲領域を絶縁層で取
り囲んだ場合には、加熱部分以外の伝熱を非常に小さく
することができ、従って消費電力を低減することができ
るとともに、熱応答性に優れた画像定着用ヒーターとす
ることができる。このため、画像定着用ヒーターの高速
化・小型化及び電源の小型化を実現することも可能とな
る。
【図1】本発明に従う実施例の画像定着用ヒーターを示
す断面図。
す断面図。
【図2】従来の画像定着装置を説明するための部分切欠
断面図。
断面図。
【図3】本発明に従う画像定着用ヒーターの概略斜視
図。
図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う部分切欠断面図。
【図5】本発明に従う実施例の画像定着用ヒーターを用
いた定着装置を説明するための断面図。
いた定着装置を説明するための断面図。
【図6】図1に示す実施例のかしめ加工する前の状態を
示す断面図。
示す断面図。
【図7】図1に示す実施例の組み立て加工前の状態を示
す斜視図。
す斜視図。
【図8】本発明に従う他の実施例を示す断面図。
10…画像定着用ヒーター 11…金属ハウジング 11a,11b…係止部 12…溝 13…絶縁層 15a…給電用の第1電極板 15b…給電用の第2電極板 16…PTC素子 17…金属伝熱板 17a,17b…切欠部
Claims (2)
- 【請求項1】 長さ方向に沿って溝が形成され、この溝
を形成する壁部の両端から内側に向かって互いに対向す
るように延びる係止部を有した金属ハウジングと、 一方主面が前記溝の開口部を臨む向きとなるように前記
溝内に配置された少なくとも1個の正特性サーミスタ素
子と、 前記正特性サーミスタ素子の一方主面と熱結合するよう
に一方主面上に設けられる金属伝熱板とを備え、 前記金属伝熱板には、長手方向に沿って前記金属ハウジ
ングの係止部と対応する位置にそれぞれ切欠部が形成さ
れており、 前記金属伝熱板の切欠部に前記金属ハウジングの係止部
が嵌めあわされることにより、前記金属伝熱板が前記金
属ハウジングに保持されることを特徴とする、画像定着
用ヒーター。 - 【請求項2】 かしめ加工することのできる可塑性を有
し、かつ長さ方向に沿って溝が形成され、この溝を形成
する壁部の両端から内側に向かって互いに対向するよう
に延びる係止部を有した金属ハウジングと、 一方主面が前記溝の開口部を臨む向きとなるように前記
溝内に配置された少なくとも1個の正特性サーミスタ素
子と、 前記正特性サーミスタ素子の一方主面と熱結合するよう
に一方主面上に設けられる金属伝熱板とを備え、 前記金属伝熱板には、長手方向に沿って前記金属ハウジ
ングの係止部と対応する位置にそれぞれ切欠部が形成さ
れており、 前記金属ハウジングがかしめ加工されて前記金属伝熱板
の切欠部に前記金属ハウジングの係止部が嵌めあわされ
ることにより前記金属伝熱板が前記金属ハウジングにか
しめ止めされていることを特徴とする、画像定着用ヒー
ター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992009871U JP2575369Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 画像定着用ヒーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992009871U JP2575369Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 画像定着用ヒーター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0571862U JPH0571862U (ja) | 1993-09-28 |
| JP2575369Y2 true JP2575369Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=11732210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992009871U Expired - Lifetime JP2575369Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 画像定着用ヒーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575369Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6439427B2 (ja) * | 2014-12-15 | 2018-12-19 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
| JP6459541B2 (ja) * | 2015-01-20 | 2019-01-30 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
| JP6665526B2 (ja) * | 2015-12-24 | 2020-03-13 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP1992009871U patent/JP2575369Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0571862U (ja) | 1993-09-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |