JPS6132629Y2 - - Google Patents

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JPS6132629Y2
JPS6132629Y2 JP4697084U JP4697084U JPS6132629Y2 JP S6132629 Y2 JPS6132629 Y2 JP S6132629Y2 JP 4697084 U JP4697084 U JP 4697084U JP 4697084 U JP4697084 U JP 4697084U JP S6132629 Y2 JPS6132629 Y2 JP S6132629Y2
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JP
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needle
needle thread
cloth
thread
thickness
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JP4697084U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、自動糸テンシヨン装置の上糸供給、
特に段部縫における上糸供給装置に関する。
〔従来技術〕
従来、本縫ミシンの自動糸テンシヨン装置にお
ける上糸供給装置の段部縫対策手段としては、第
1図に示すように、布厚検出装置1に軸着したピ
ニオン2と布厚Dに応じて上下動し、かつ、布押
え3を下端に具備する押え棒4に形成したラツク
4rに噛合し、前記検出装置1に用いたポテンシ
ヨメータ5を介して押え棒4の動きから布厚Dを
検出して信号を発し、上糸繰出し装置(図外)か
ら該布厚Dに対応した上糸Tの必要量を供給して
いた。
しかしながら、第2図に示すように、次に縫製
する箇所の布厚D2が、その前の縫製箇所の布厚
D1よりも薄くなる場合には、押え棒4が厚い布
厚D1に妨げられて下方へ降りないという現象を
生じ、また、第3図に示すように、次に縫製する
箇所の布厚D2が前の布厚D1よりも厚くなる場合
には、そこに布押え3の先端部が乗り上つても押
え棒4がその布厚の増加した分だけ完全に上昇し
ないという現象が生ずる。ところで上糸Tを有す
る針6は、押え棒4に対して手前側l′の距離(現
状は15mm前後)にあつて上下動するので、布厚検
出装置1は針6の縫製位置における布厚Dを検出
しておらず、従つて前者の場合には、必要以上の
上糸量が縫目形成機構へ供給される結果、上糸T
のループが布A下面に残つて糸締りが不十分とな
り、また、後者の場合には供給上糸量が不足する
ため、下糸T′が布A上面に引き出されたり、あ
るいは上糸Tと下糸T′とが強く張られて布Aに
縫いじわを生じ縫い品質が低下するという欠点が
あつた。
〔考案の目的〕
本考案は、叙上の欠点に着目してなされたもの
で、針の上下動する位置から手前側に一定の距離
をもつて布厚検知装置を設置し、かつ、タイマー
を付設することにより、布厚変化に対応する上糸
の供給時期を布厚変化部分が針6位置近くに来た
時点とするように制御する構成として、これらの
欠点を解消することを目的としている。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第4図以下に基づい
て説明する。
まず、構成を述べる。
11は、上糸Tを貫通可能に保持し、ミシン主
軸(図示せず)に連動して所定の二位置間を上下
動する天秤、12は、下端に針6を有し、該天秤
11に同期して上下動する針棒で、前記主軸と天
秤11及び針棒12の動作関係は、第5図のタイ
ミング曲線に示したとおりである。
13は、上糸繰出し装置で、ステツピングモー
タ14と該モータ14に連動する駆動ローラ15
と、常にはコイルばね16により矢印a方向へ回
動するように付勢されている腕17は軸支された
従動ローラ18とからなる。19は、下端に布押
え3を回動可能にピン止めし、かつ、下向きに付
勢されている押え棒、20は、布押え3よりも手
前側に、針棒12と所定距離lをもつてミシンア
ーム21の下部に設けられた発光器、22は、該
発光器20に対向してミシンベツド23上面に沈
設され、布Aを透過して発光器20から受ける光
の強さに対応する電流を発生する受光器であり、
布厚検知装置24は、該受光器22と前記発光器
20とから構成されている。そして25は、受光
器22で布厚Dを検知して発する検知信号を所要
の時間遅らせて伝送するタイマーで、遅らせる時
間は、前記所定距離lと布Aの送り速度とを勘案
して選定する。
上糸Tは、ミシンアーム21の上面に載置され
た上糸巻き26から出て、該ミシンアーム21の
所要箇所に突設された複数のガイドピン27に案
内されつつ駆動ローラ15と従動ローラ18に挾
持され、天秤11を介して針6に導かれている。
なお、28は、縫いピツチPを設定変更するた
めの送り調節ダイアルである。
次に、作用を述べる。
縫製作業中に、布Aの段部Ad(第2図参照)
が布厚検知装置24の発光器20の発光線に達す
ると受光器22は、布厚Dの変化を検知し検知信
号を発するが、タイマー25により伝達時間を遅
らせられる。段部Adが布送りされて針6位置に
到達する経過時間に対応してタイマー25の遅れ
時間が選定されているので、該段部Adがほぼ針
6位置に達したときタイマー25が動作して、前
記検知信号を発送し、上糸繰出し装置13に布厚
Dの変化に応じた供給量を繰り出させる。
〔考案の効果〕
以上説明したきたように、本考案は、針棒から
手前側に布厚検知装置を設置し、タイマーを付設
して布厚検知信号の伝達時間を遅らせ、被縫布の
布厚変化部分が針位置近くに来たときに、上糸繰
出し装置から布厚変化に対応した必要上糸量を供
給する構成としたため、被縫布の段部における縫
い状態を著しく改善して糸締りが十分なものとな
り、あるいは、縫いじわを生ずることもなく縫い
品質の顕著な向上を図ることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の布厚検出装置の概要を示す側
面図、第2図及び第3図は、布厚変化時の押え棒
の状態を示す一部断面説明図で、第2図は、布厚
が小に変る場合の図、第3図は、布厚が大に変る
場合の図、第4図は、本考案の上糸供給装置の概
要を示す斜視図、第5図は、主軸、天秤及び針棒
の動作をタイミング曲線で示したグラフである。 12……針棒、24……布厚検知装置、25…
…タイマー、l……距離。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 針6の往復動経路から布送り方向手前側に所定
    の距離lをもつて設置した布厚検知装置24と、
    該検知装置の検知信号を前記距離と布送り速度と
    に関連して設定される所要の時間遅れをもつて伝
    送するタイマー25とを設け、繰出し装置13を
    して、各縫目形成毎に時間遅れした検知信号によ
    り、布厚変化に対応した上糸量を各縫目の形成完
    了前に上糸供給源から繰出して供給する構成とし
    たことを特徴とするミシンの上糸供給装置。
JP4697084U 1984-03-31 1984-03-31 ミシンの上糸供給装置 Granted JPS60158580U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4697084U JPS60158580U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 ミシンの上糸供給装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4697084U JPS60158580U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 ミシンの上糸供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60158580U JPS60158580U (ja) 1985-10-22
JPS6132629Y2 true JPS6132629Y2 (ja) 1986-09-22

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ID=30561863

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JP4697084U Granted JPS60158580U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 ミシンの上糸供給装置

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JPS60158580U (ja) 1985-10-22

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