JPS6132552B2 - - Google Patents
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- JPS6132552B2 JPS6132552B2 JP1692078A JP1692078A JPS6132552B2 JP S6132552 B2 JPS6132552 B2 JP S6132552B2 JP 1692078 A JP1692078 A JP 1692078A JP 1692078 A JP1692078 A JP 1692078A JP S6132552 B2 JPS6132552 B2 JP S6132552B2
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- JP
- Japan
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- corrugation
- corrugation member
- thin plate
- longitudinal direction
- flanges
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C3/00—Vessels not under pressure
- F17C3/02—Vessels not under pressure with provision for thermal insulation
- F17C3/025—Bulk storage in barges or on ships
- F17C3/027—Wallpanels for so-called membrane tanks
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C2223/00—Handled fluid before transfer, i.e. state of fluid when stored in the vessel or before transfer from the vessel
- F17C2223/01—Handled fluid before transfer, i.e. state of fluid when stored in the vessel or before transfer from the vessel characterised by the phase
- F17C2223/0146—Two-phase
- F17C2223/0153—Liquefied gas, e.g. LPG, GPL
- F17C2223/0161—Liquefied gas, e.g. LPG, GPL cryogenic, e.g. LNG, GNL, PLNG
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C2270/00—Applications
- F17C2270/01—Applications for fluid transport or storage
- F17C2270/0102—Applications for fluid transport or storage on or in the water
- F17C2270/0105—Ships
- F17C2270/0107—Wall panels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はたとえば液化ガス等の極低温物質を貯
蔵する低温タンクの内壁、特に底面壁の構造の改
良に関する。
蔵する低温タンクの内壁、特に底面壁の構造の改
良に関する。
従来、低温タンクの内壁、特に貯液の接する底
面壁には冷熱収縮による熱歪を吸収するため、コ
ルゲーシヨンを起した部材や板を種々な形に組合
わせる等、さまざまな工夫がこらされているがこ
れらのうち、いわゆる市松模様状にコルゲーシヨ
ン部材を組合わせて、枠組の４角形部を薄板で水
密状に塞ぎ、薄板の中央部又はコルゲーシヨン部
材の中応部をボルト、リベツト等でアンカーリン
グしたりしたものがあつた。
面壁には冷熱収縮による熱歪を吸収するため、コ
ルゲーシヨンを起した部材や板を種々な形に組合
わせる等、さまざまな工夫がこらされているがこ
れらのうち、いわゆる市松模様状にコルゲーシヨ
ン部材を組合わせて、枠組の４角形部を薄板で水
密状に塞ぎ、薄板の中央部又はコルゲーシヨン部
材の中応部をボルト、リベツト等でアンカーリン
グしたりしたものがあつた。
しかしながら、これら構造物には次のような欠
点があつた。
点があつた。
(1) コルゲーシヨン部材、又は薄板部材をアンカ
ーリングするので、たとえばタンクに貯液注入
時、底面壁の一部のみが冷却収縮するに際し、
底面壁の全体もしくは広範囲がその収縮に応じ
ることができないので、局部的にコルゲーシヨ
ンの変形が大きくなり、コルゲーシヨンに永久
変形を来たしたり、該当部分のコルゲーシヨン
のみで熱歪を吸収できない場合はコルゲーシヨ
ンが破壊に至る場合もあつた。
ーリングするので、たとえばタンクに貯液注入
時、底面壁の一部のみが冷却収縮するに際し、
底面壁の全体もしくは広範囲がその収縮に応じ
ることができないので、局部的にコルゲーシヨ
ンの変形が大きくなり、コルゲーシヨンに永久
変形を来たしたり、該当部分のコルゲーシヨン
のみで熱歪を吸収できない場合はコルゲーシヨ
ンが破壊に至る場合もあつた。
(2) アンカーリングは一般に非常に多くの個所に
施されるので工費の増大化を免れなかつた。
施されるので工費の増大化を免れなかつた。
(3) アンカーリング個所からの貯液の漏洩事故が
生じやすかつた。
生じやすかつた。
本発明はかゝる不具合を解消した低温タンクの
メンブレン構造物を提供しようとするものであ
る。
メンブレン構造物を提供しようとするものであ
る。
本発明は、互いに密着して平列する１対の断面
Ｌ型の板材の各高さ方向のフランジ頂面を長手方
向に連続接合した１条のコルゲーシヨン部材に
て、該コルゲーシヨン部材の各一端を傾斜させる
とともに相互に長手方向の略中央の上記断面Ｌ型
の板材の平面側フランジにコルゲーシヨンが継合
しないように重なる如くに会合せしめて４角形の
枠組を形づくり、それら４角形部を薄板にて接合
により水密状に塞いだ単位枠組を３個もしくは４
個以上連続したメンブレンよりなり、上記コルゲ
ーシヨン部材及び上記薄板をアンカーリングする
ことなく上記各接合により一体的に構成してなる
ことを特徴とする低温タンクのメンブレン構造物
である。
Ｌ型の板材の各高さ方向のフランジ頂面を長手方
向に連続接合した１条のコルゲーシヨン部材に
て、該コルゲーシヨン部材の各一端を傾斜させる
とともに相互に長手方向の略中央の上記断面Ｌ型
の板材の平面側フランジにコルゲーシヨンが継合
しないように重なる如くに会合せしめて４角形の
枠組を形づくり、それら４角形部を薄板にて接合
により水密状に塞いだ単位枠組を３個もしくは４
個以上連続したメンブレンよりなり、上記コルゲ
ーシヨン部材及び上記薄板をアンカーリングする
ことなく上記各接合により一体的に構成してなる
ことを特徴とする低温タンクのメンブレン構造物
である。
本発明は以上の如くに構成されているので、タ
ンク底面壁が冷却収縮する場合はフランジを垂直
方向に引張り、コルゲーシヨンの部分が〓み状に
開口して熱歪を吸収する。又、その収縮は単位枠
組の４角形について平等に行なわれるので枠組の
中を塞いだ薄板は均等に自然の状態で収縮するこ
とができ、単位枠組等毎に熱歪を無理なく吸収で
きる。
ンク底面壁が冷却収縮する場合はフランジを垂直
方向に引張り、コルゲーシヨンの部分が〓み状に
開口して熱歪を吸収する。又、その収縮は単位枠
組の４角形について平等に行なわれるので枠組の
中を塞いだ薄板は均等に自然の状態で収縮するこ
とができ、単位枠組等毎に熱歪を無理なく吸収で
きる。
次に本発明の一実施例を図により説明する。第
１図ないし第５図において、０１は１対の後述す
るＬ型板材１よりなり、各４個の各一端を相互に
長手方向の略中央のＬ型板材の平面フランジに重
なる如くに会合せしめて、かつコルゲーシヨンが
継合しないように４角形の枠組を形づくる１条の
コルゲーシヨン部材、１は高さ方向のフランジを
溶接されてコルゲーシン部材０１をなす一対のＬ
型板材、３は上記コルゲーシヨン部材０１が形づ
くる４角形の枠組の中をその端面を溶接して水密
状に塞いだ薄板、４はＬ型板材１の各フランジ頂
面同士をフランジの長手方向に連続して接合した
溶接部、５はＬ型板材１同士の高さ方向のフラン
ジが溶接部４によつて一体的に形成されたコルゲ
ーシヨンである。
１図ないし第５図において、０１は１対の後述す
るＬ型板材１よりなり、各４個の各一端を相互に
長手方向の略中央のＬ型板材の平面フランジに重
なる如くに会合せしめて、かつコルゲーシヨンが
継合しないように４角形の枠組を形づくる１条の
コルゲーシヨン部材、１は高さ方向のフランジを
溶接されてコルゲーシン部材０１をなす一対のＬ
型板材、３は上記コルゲーシヨン部材０１が形づ
くる４角形の枠組の中をその端面を溶接して水密
状に塞いだ薄板、４はＬ型板材１の各フランジ頂
面同士をフランジの長手方向に連続して接合した
溶接部、５はＬ型板材１同士の高さ方向のフラン
ジが溶接部４によつて一体的に形成されたコルゲ
ーシヨンである。
なお、コルゲーシン部材０１の溶接部４の両端
末部は傾斜しており、コルゲーシヨン部材０１の
一端と相手側コルゲーシヨン部材０１のＬ型板材
１のフランジ部との重ね合わせ部は貯液が漏洩し
ないよう、水密状に溶接されており、かつ、上記
のように構成されたメンブレン構造物が円筒型タ
ンクの底板に適用される際はその側壁との境界近
傍は円形にトリミングされるか、或は適宜にコル
ゲーシヨンを有する縁板とラツプ溶接されている
ものとする。
末部は傾斜しており、コルゲーシヨン部材０１の
一端と相手側コルゲーシヨン部材０１のＬ型板材
１のフランジ部との重ね合わせ部は貯液が漏洩し
ないよう、水密状に溶接されており、かつ、上記
のように構成されたメンブレン構造物が円筒型タ
ンクの底板に適用される際はその側壁との境界近
傍は円形にトリミングされるか、或は適宜にコル
ゲーシヨンを有する縁板とラツプ溶接されている
ものとする。
又、コルゲーシヨン部材０１の両端部は、会合
する他のコルゲーシヨン部材０１のＬ型板材１の
長さ方向に略中央において、その端部が会合する
他のコルゲーシヨン部材０１に継合しないよう
に、重なる如く会合せしめて、その重ね部は溶接
にて水密に接合されている。第５図に示すように
Ｌ型板材１の基部の曲げ半径Ｒは、その先端部に
向けて小さくしているので、基部のすき間も先端
にいくに従つて小さくなるので、コルゲーシヨン
部材０１の基部先端１ａは、母材を溶かし合わせ
る重ね溶接で水密に接合してある。又、要すれば
基部先端１ａを溶接棒による溶接によつて水密に
接合してもよい。
する他のコルゲーシヨン部材０１のＬ型板材１の
長さ方向に略中央において、その端部が会合する
他のコルゲーシヨン部材０１に継合しないよう
に、重なる如く会合せしめて、その重ね部は溶接
にて水密に接合されている。第５図に示すように
Ｌ型板材１の基部の曲げ半径Ｒは、その先端部に
向けて小さくしているので、基部のすき間も先端
にいくに従つて小さくなるので、コルゲーシヨン
部材０１の基部先端１ａは、母材を溶かし合わせ
る重ね溶接で水密に接合してある。又、要すれば
基部先端１ａを溶接棒による溶接によつて水密に
接合してもよい。
次に上記実施例の作用効果について説明する。
第１図においてコルゲーシヨン部材０１及び薄板
３が貯液に触れて冷却収縮すると、先ず薄板３に
ついて見るとこれはコルゲーシヨン部材０１（Ｌ
型板材１の）フランジと溶接されている周縁部が
薄板３の方向へ引張られることになるのでコルゲ
ーシヨン部材０１の溶接部４によつて形成されて
いる２枚のフランジよりなるコルゲーシヨン５
は、たとえば第２図において溶接４を中心に下方
が〓状に開口し、薄板３の収縮に順応するので薄
板３は大きな抗力を受けることなく収縮できる。
即ち、熱応力を生じることがない。
第１図においてコルゲーシヨン部材０１及び薄板
３が貯液に触れて冷却収縮すると、先ず薄板３に
ついて見るとこれはコルゲーシヨン部材０１（Ｌ
型板材１の）フランジと溶接されている周縁部が
薄板３の方向へ引張られることになるのでコルゲ
ーシヨン部材０１の溶接部４によつて形成されて
いる２枚のフランジよりなるコルゲーシヨン５
は、たとえば第２図において溶接４を中心に下方
が〓状に開口し、薄板３の収縮に順応するので薄
板３は大きな抗力を受けることなく収縮できる。
即ち、熱応力を生じることがない。
次にコルゲーシヨン部材０１の縦方向について
みると、これは上記の通り、その冷却収縮を、そ
の端部が重ね合わさつている相手方のコルゲーシ
ヨン扮材０１のコルゲーシヨン５が、薄板３の収
縮に対すると同様に開口して順応するのでやはり
熱応力を生じることがない。
みると、これは上記の通り、その冷却収縮を、そ
の端部が重ね合わさつている相手方のコルゲーシ
ヨン扮材０１のコルゲーシヨン５が、薄板３の収
縮に対すると同様に開口して順応するのでやはり
熱応力を生じることがない。
これらの状況を概念的に示したのが第４図であ
つて、コルゲーシヨン部材０１の中央部は横方向
に他のコルゲーシヨン部材０１で引張られた際、
充分に開口するが端部は第３図に示すように傾斜
しており、かつ、別のコルゲーシヨン部材０１に
固着されているので中央部から端部に向かうに従
つて開口度が挾まり、端部では開口度０となつ
て、結局、開口度は〓状に変化することになる。
その開口度を模式的に示したのが第４図の陰影を
施した部分である。これらの開口は薄板３の四周
について均等に生じるので薄板３はその四隅にａ
〜ｄ及びそれに対応させてa′〜d′と付した付号の
如くに変位して結果的にわずか回転することにな
る。このような現象が各部位において生じ、底面
壁が均等に冷却収縮する際はその部位毎に熱歪を
吸収して、如何なる個所にも有害な熱応力を生せ
ず、メンブレン構造物を破壊や永久変形から守
る。又、たとえばタンクが空虚時で側壁、底面壁
とも常温に平衡しているような際に、貯液が注入
されると、最初に貯液が触れた部分のメンブレン
構造はその周囲と著しい温度勾配を持つことにな
り、局部的に非常に大きな熱歪を生じるが、この
ような場合は貯液の触れた部位のコルゲーシヨン
部材０１及び薄板３は上記のような現象を呈する
と共に、その近辺の構造が（アンカリングされて
いないので自由に）冷却された部位に引きつけら
れて応力緩和が行なわれ、たとえばアンカリング
されていれば永久変形又は破壊するであろうメン
ブレン構造を安全に守る。
つて、コルゲーシヨン部材０１の中央部は横方向
に他のコルゲーシヨン部材０１で引張られた際、
充分に開口するが端部は第３図に示すように傾斜
しており、かつ、別のコルゲーシヨン部材０１に
固着されているので中央部から端部に向かうに従
つて開口度が挾まり、端部では開口度０となつ
て、結局、開口度は〓状に変化することになる。
その開口度を模式的に示したのが第４図の陰影を
施した部分である。これらの開口は薄板３の四周
について均等に生じるので薄板３はその四隅にａ
〜ｄ及びそれに対応させてa′〜d′と付した付号の
如くに変位して結果的にわずか回転することにな
る。このような現象が各部位において生じ、底面
壁が均等に冷却収縮する際はその部位毎に熱歪を
吸収して、如何なる個所にも有害な熱応力を生せ
ず、メンブレン構造物を破壊や永久変形から守
る。又、たとえばタンクが空虚時で側壁、底面壁
とも常温に平衡しているような際に、貯液が注入
されると、最初に貯液が触れた部分のメンブレン
構造はその周囲と著しい温度勾配を持つことにな
り、局部的に非常に大きな熱歪を生じるが、この
ような場合は貯液の触れた部位のコルゲーシヨン
部材０１及び薄板３は上記のような現象を呈する
と共に、その近辺の構造が（アンカリングされて
いないので自由に）冷却された部位に引きつけら
れて応力緩和が行なわれ、たとえばアンカリング
されていれば永久変形又は破壊するであろうメン
ブレン構造を安全に守る。
上記実施例ではコルゲーシヨン部材０１の端部
を直線でなく多角状に切断した例で示したが、こ
れは直線状に切断されていてもよい。
を直線でなく多角状に切断した例で示したが、こ
れは直線状に切断されていてもよい。
又、コルゲーシヨン部材０１の端部は他のコル
ゲーシヨン部材０１のフランジに必ずしも重ね合
わさる必要はなく、フランジの端部に突接して溶
接されてもよい。但し、水密が保証されねばなら
ないことは勿論である。
ゲーシヨン部材０１のフランジに必ずしも重ね合
わさる必要はなく、フランジの端部に突接して溶
接されてもよい。但し、水密が保証されねばなら
ないことは勿論である。
本発明は実施例について具体的に上に説明した
ように、従来のメンブレン構造に較べメンブレン
構造の全体的な冷却収縮及び局部的な冷却収縮に
対しても特段の効果を奏するものである。
ように、従来のメンブレン構造に較べメンブレン
構造の全体的な冷却収縮及び局部的な冷却収縮に
対しても特段の効果を奏するものである。
本発明は、上記構成の通り、１対の断面Ｌ型の
板材の各フランジ頂面を連続接合（例えば溶接・
ハンダ付けまたは接着剤等による接合の他折り曲
げにより同等の形状に形成する場合を含む）して
いるので、その溶接ビードがコルゲーシヨン部材
の横断面における断面２次モーメントを飛躍的に
高める作用をなし、耐座屈性が著しく向上して底
面壁の膨張時の座屈への配慮が不要となり、かか
る構成、即ち、アンカーリングを有しない構成を
可能にしたものである。
板材の各フランジ頂面を連続接合（例えば溶接・
ハンダ付けまたは接着剤等による接合の他折り曲
げにより同等の形状に形成する場合を含む）して
いるので、その溶接ビードがコルゲーシヨン部材
の横断面における断面２次モーメントを飛躍的に
高める作用をなし、耐座屈性が著しく向上して底
面壁の膨張時の座屈への配慮が不要となり、かか
る構成、即ち、アンカーリングを有しない構成を
可能にしたものである。
更に従来の低温タンクのメンブレン構造物に較
べ次のような利点を有する。
べ次のような利点を有する。
(イ) コルゲーシヨン部材、薄板部材何れをもアン
カーリングしないので、たとえタンクの一部に
局部冷却収縮が生じても、その部分のコルゲー
シヨンが熱歪を吸収し切れない場合は、その他
の部分が歪の分布に応じて冷却収縮を生じてい
る局部にむかつて引き寄せられるので、コルゲ
ーシヨンの永久変形や、破壊を生じる懸念が全
くない。
カーリングしないので、たとえタンクの一部に
局部冷却収縮が生じても、その部分のコルゲー
シヨンが熱歪を吸収し切れない場合は、その他
の部分が歪の分布に応じて冷却収縮を生じてい
る局部にむかつて引き寄せられるので、コルゲ
ーシヨンの永久変形や、破壊を生じる懸念が全
くない。
(ロ) アンカーリングを有しないのでその為の経費
が節減できる。
が節減できる。
(ハ) アンカーリングを有しないので、アンカーリ
ング個所から貯液の漏洩が生じるというような
不具合が起きない。
ング個所から貯液の漏洩が生じるというような
不具合が起きない。
(ニ) コルゲーシヨン部材の会合部ではコルゲーシ
ヨン端末部が傾斜して消失しコルゲーシヨンが
継合しないように会合しているので、会合部の
構造が簡単で溶接施工が容易である上、コルゲ
ーシヨン端末部への応力の集中が防止できる。
ヨン端末部が傾斜して消失しコルゲーシヨンが
継合しないように会合しているので、会合部の
構造が簡単で溶接施工が容易である上、コルゲ
ーシヨン端末部への応力の集中が防止できる。
第１図ないし第５図は本発明の一実施例を示
し、第１図は平面図、第２図は第１図の―矢
線に沿つて見た断面図、第３図は第１図の―
矢線に沿つて見た側面図、第４図は第１図に示す
コルゲ―シン部材０１の４個が４角形の１組の単
位枠組をなしたのを取出し、それに生じた冷却熱
歪を模式的に示した説明図、第５図はコルゲーシ
ヨン部材０１の斜視図である。 ０１…コルゲーシヨン部材、１…Ｌ型板材、３
…薄板、４…溶接部、５…コルゲーシヨン。
し、第１図は平面図、第２図は第１図の―矢
線に沿つて見た断面図、第３図は第１図の―
矢線に沿つて見た側面図、第４図は第１図に示す
コルゲ―シン部材０１の４個が４角形の１組の単
位枠組をなしたのを取出し、それに生じた冷却熱
歪を模式的に示した説明図、第５図はコルゲーシ
ヨン部材０１の斜視図である。 ０１…コルゲーシヨン部材、１…Ｌ型板材、３
…薄板、４…溶接部、５…コルゲーシヨン。
Claims (1)
- １ 互いに密着して平列する１対の断面Ｌ型の板
材の各高さ方向のフランジ頂面を長手方向に連続
接合した１条のコルゲーシヨン部材にて、該コル
ゲーシヨン部材の各一端を傾斜させるとともに、
相互に長手方向の略中央の上記断面Ｌ型の板材の
平面側フランジにコルゲーシヨンが継合しないよ
うに重なる如くに会合せしめて４角形の枠組を形
づくり、それら４角形部を薄板にて接合により水
密状に塞いだ単位枠組を３個もしくは４個以上連
続したメンブレンよりなり、上記コルゲーシヨン
部材及び上記薄板をアンカーリングすることなく
上記各接合により一体的に構成してなることを特
徴とする低温タンクのメンブレン構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1692078A JPS54109618A (en) | 1978-02-16 | 1978-02-16 | Low-temperature tank membrane construction |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1692078A JPS54109618A (en) | 1978-02-16 | 1978-02-16 | Low-temperature tank membrane construction |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54109618A JPS54109618A (en) | 1979-08-28 |
| JPS6132552B2 true JPS6132552B2 (ja) | 1986-07-28 |
Family
ID=11929553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1692078A Granted JPS54109618A (en) | 1978-02-16 | 1978-02-16 | Low-temperature tank membrane construction |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54109618A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4919366A (en) * | 1988-09-23 | 1990-04-24 | Mmi Incorporated | Heat resistive wall assembly for a space vehicle |
-
1978
- 1978-02-16 JP JP1692078A patent/JPS54109618A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54109618A (en) | 1979-08-28 |
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