JP2582984Y2 - 低温貯槽のメンブレンのノズル等貫通部構造 - Google Patents
低温貯槽のメンブレンのノズル等貫通部構造Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、低温貯槽のメンブレン
を貫通するノズル等の貫通部構造に関する。
を貫通するノズル等の貫通部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】LNGやLPGの貯槽として多く使用さ
れている地下式メンブレン貯槽は、従来、図5に示す如
く、地盤面の下に設けられたコンクリート製躯体1の内
面に保冷材層2を取付け、その上(内面)を液密性と気
密性を有するSUS304等の金属性メンブレン3で覆
って側壁を構成し、その上に常温用鋼板製のドーム型屋
根4を設け、この屋根4から吊下げ部材5により吊りデ
ッキ6を吊り下げ、その上に保冷材層7を設けた構造が
一般に採用されてきた。
れている地下式メンブレン貯槽は、従来、図5に示す如
く、地盤面の下に設けられたコンクリート製躯体1の内
面に保冷材層2を取付け、その上(内面)を液密性と気
密性を有するSUS304等の金属性メンブレン3で覆
って側壁を構成し、その上に常温用鋼板製のドーム型屋
根4を設け、この屋根4から吊下げ部材5により吊りデ
ッキ6を吊り下げ、その上に保冷材層7を設けた構造が
一般に採用されてきた。
【0003】ところが、上記の低温貯槽の構造の問題点
として大地震が発生した場合、貯槽内液面が動揺するス
ロッシングが生じ、貯槽内液面は大きく波立ち、吊デッ
キを越して上昇する可能性がある。その場合、貯液が屋
根に接触しないように、液面とデッキとの間の隙間をよ
り大きくすることも考えられるが、貯槽の大きさがそれ
だけ大きくなり不経済である。特に貯槽の容量が大型化
した場合は経済性の面で不利であり、又デッキの安全性
の点からも好ましくない。
として大地震が発生した場合、貯槽内液面が動揺するス
ロッシングが生じ、貯槽内液面は大きく波立ち、吊デッ
キを越して上昇する可能性がある。その場合、貯液が屋
根に接触しないように、液面とデッキとの間の隙間をよ
り大きくすることも考えられるが、貯槽の大きさがそれ
だけ大きくなり不経済である。特に貯槽の容量が大型化
した場合は経済性の面で不利であり、又デッキの安全性
の点からも好ましくない。
【0004】そこで、最近図6に示す如く、貯槽のドー
ム型屋根4を例えば9%ニッケル等の低温用鋼材で作
り、吊デッキをなくし、屋根の内面に直接ポリウレタン
フォーム等の保冷材層8を設ける構造が検討されてい
る。
ム型屋根4を例えば9%ニッケル等の低温用鋼材で作
り、吊デッキをなくし、屋根の内面に直接ポリウレタン
フォーム等の保冷材層8を設ける構造が検討されてい
る。
【0005】その場合、屋根の周辺部の接液部は、保冷
材層に液化ガスの浸透がないように構成すべきことが、
例えば実開昭62−134999号公報により提案され
ている。つまり、屋根の保冷材層の接液部には、側壁と
同様、内側にメンブレンを張ることが必要であるという
ことになる。
材層に液化ガスの浸透がないように構成すべきことが、
例えば実開昭62−134999号公報により提案され
ている。つまり、屋根の保冷材層の接液部には、側壁と
同様、内側にメンブレンを張ることが必要であるという
ことになる。
【0006】ところで、地下式低温貯槽の屋根周辺部に
は、図6に示す如く、貯液の受入、払出しのための、受
入ノズル、ポンプバレル等のノズル9を貫通させて設置
することが必要である。したがって、屋根周辺部の保冷
材層内面にメンブレン3を設ける場合は、気密、液密の
保持の点から、ノズル9は屋根4及びメンブレン3に溶
接により固着することが必要になる。
は、図6に示す如く、貯液の受入、払出しのための、受
入ノズル、ポンプバレル等のノズル9を貫通させて設置
することが必要である。したがって、屋根周辺部の保冷
材層内面にメンブレン3を設ける場合は、気密、液密の
保持の点から、ノズル9は屋根4及びメンブレン3に溶
接により固着することが必要になる。
【0007】さて、低温貯槽のメンブレンについては、
貯液時と空液時との温度差による熱伸縮を許容するため
の方法として、特公昭62−46759号公報、特公昭
56−53678号公報に、図7に示す如く互いに直会
するコルゲーションペアの各列15が夫々2本の平行コ
ルゲーション16,17により構成され、これら2本の
コルゲーションの間に例えば幅数10mm程度の平面部を
設けた旋回収縮挙動型メンブレンの構造が開示されてい
る。この場合は1組のコルゲーションペアを構成する2
本のコルゲーション16,17の間に形成される平面部
はメンブレンが熱応力により伸縮する場合も旋回するこ
とはない。
貯液時と空液時との温度差による熱伸縮を許容するため
の方法として、特公昭62−46759号公報、特公昭
56−53678号公報に、図7に示す如く互いに直会
するコルゲーションペアの各列15が夫々2本の平行コ
ルゲーション16,17により構成され、これら2本の
コルゲーションの間に例えば幅数10mm程度の平面部を
設けた旋回収縮挙動型メンブレンの構造が開示されてい
る。この場合は1組のコルゲーションペアを構成する2
本のコルゲーション16,17の間に形成される平面部
はメンブレンが熱応力により伸縮する場合も旋回するこ
とはない。
【0008】さて、メンブレンを設けた低温貯槽の屋根
を貫通して前述のノズルを設ける場合、ノズルの直径の
点から一般的にはコルゲーションペアで囲まれた正方形
の平板部にノズルを配置することが考えられる。ところ
が図7で説明した旋回収縮挙動型のメンブレンでは、正
方形の平板部は前述の如く温度変化を受けた場合、実線
で示すコルゲーションで囲まれた状態と破線で示す状態
との間で旋回するので、図7に示す如くノズル19を正
方形の平板部18に設けた場合は、屋根板そのものは旋
回しないので、屋根板4とメンブレン3とにノズル19
を溶接により固着した場合、メンブレンの旋回伸縮挙動
を阻害することになり、ノズルの固定部周辺及びメンブ
レンに過大な応力が発生し、強度上問題を生ずるおそれ
がある。
を貫通して前述のノズルを設ける場合、ノズルの直径の
点から一般的にはコルゲーションペアで囲まれた正方形
の平板部にノズルを配置することが考えられる。ところ
が図7で説明した旋回収縮挙動型のメンブレンでは、正
方形の平板部は前述の如く温度変化を受けた場合、実線
で示すコルゲーションで囲まれた状態と破線で示す状態
との間で旋回するので、図7に示す如くノズル19を正
方形の平板部18に設けた場合は、屋根板そのものは旋
回しないので、屋根板4とメンブレン3とにノズル19
を溶接により固着した場合、メンブレンの旋回伸縮挙動
を阻害することになり、ノズルの固定部周辺及びメンブ
レンに過大な応力が発生し、強度上問題を生ずるおそれ
がある。
【0009】この問題を解決する手段として、ノズルの
屋根貫通部とメンブレン貫通部との間にベローズ等の付
加的構造を設けることが考えられるが、ベローズは有効
内径の割に外径が大きくなり、メンブレンのコルゲーシ
ョンペアで囲まれた平板部の寸法から貫通できるノズル
の寸法が制約される。又、ベローズは軸方向の伸縮に対
しては許容度が大きいが、捩りに対してはあまり許容度
がないと云う難点もある。
屋根貫通部とメンブレン貫通部との間にベローズ等の付
加的構造を設けることが考えられるが、ベローズは有効
内径の割に外径が大きくなり、メンブレンのコルゲーシ
ョンペアで囲まれた平板部の寸法から貫通できるノズル
の寸法が制約される。又、ベローズは軸方向の伸縮に対
しては許容度が大きいが、捩りに対してはあまり許容度
がないと云う難点もある。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、旋回収縮挙
動型メンブレンを有する低温貯槽屋根部のメンブレンを
貫通するノズルの上述の問題にかんがみ、簡単な構成
で、ノズル固定部周辺及びメンブレンに熱応力が発生す
ることなく、かつ取付けるノズル寸法が制約されること
が少ないメンブレンのノズル等貫通部構造を提供するこ
とを課題とする。
動型メンブレンを有する低温貯槽屋根部のメンブレンを
貫通するノズルの上述の問題にかんがみ、簡単な構成
で、ノズル固定部周辺及びメンブレンに熱応力が発生す
ることなく、かつ取付けるノズル寸法が制約されること
が少ないメンブレンのノズル等貫通部構造を提供するこ
とを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案のメンブレンをノ
ズル等が貫通する貫通部の構造は、上記の課題を解決す
るため、平板に配列した2本の平行コルゲーションによ
り1組のコルゲーション列を構成し、互い違いに直会さ
せたコルゲーション列で連続的に格子形状を形成すると
ともに、各コルゲーション列により囲まれた平板部が温
度変化を受けた際に旋回するように構成されたメンブレ
ンと、該メンブレンと平行に設けられた屋根と、該屋根
とメンブレンの間に介在する保冷材層とを有する低温貯
槽に設けられ、前記屋根、保冷材層及びメンブレンを貫
通して設けられる低温貯槽のノズル等のメンブレン貫通
部構造において、前記ノズル等を貫通させる位置で、1
組のコルゲーション列の平行コルゲーションの間隔をノ
ズル等を貫通させるのに充分な寸法の平板部を有するよ
う拡大し、該間隔拡大を可能とするよう、間隔を拡大さ
れたコルゲーション列と隣接かつ平行に配置された2組
のコルゲーション列との間隔を他のコルゲーション列よ
りも短く設け、前記間隔を拡大されたコルゲーション列
の前記平板部にノズル等を固定して貫通させるようにし
たしたことを特徴とする。
ズル等が貫通する貫通部の構造は、上記の課題を解決す
るため、平板に配列した2本の平行コルゲーションによ
り1組のコルゲーション列を構成し、互い違いに直会さ
せたコルゲーション列で連続的に格子形状を形成すると
ともに、各コルゲーション列により囲まれた平板部が温
度変化を受けた際に旋回するように構成されたメンブレ
ンと、該メンブレンと平行に設けられた屋根と、該屋根
とメンブレンの間に介在する保冷材層とを有する低温貯
槽に設けられ、前記屋根、保冷材層及びメンブレンを貫
通して設けられる低温貯槽のノズル等のメンブレン貫通
部構造において、前記ノズル等を貫通させる位置で、1
組のコルゲーション列の平行コルゲーションの間隔をノ
ズル等を貫通させるのに充分な寸法の平板部を有するよ
う拡大し、該間隔拡大を可能とするよう、間隔を拡大さ
れたコルゲーション列と隣接かつ平行に配置された2組
のコルゲーション列との間隔を他のコルゲーション列よ
りも短く設け、前記間隔を拡大されたコルゲーション列
の前記平板部にノズル等を固定して貫通させるようにし
たしたことを特徴とする。
【0012】
【作用】以上の如く、ノズルを貫通させる部分のコルゲ
ーションの両端が直会するコルゲーションペアにより非
交差裡に遮断された部分を平行する2本のコルゲーショ
ンペアで構成し、その間に形成された平板部をノズル等
を貫通させるのに充分な寸法としてこの平板部にノズル
を配置したので、ノズルを配置した平板部は温度変化を
受けても旋回することがなく、屋根板及びメンブレンに
ノズルを溶接により固定した場合にも、ノズルに捩り応
力は作用せず、これを取付けるメンブレンにも応力が発
生することはない。
ーションの両端が直会するコルゲーションペアにより非
交差裡に遮断された部分を平行する2本のコルゲーショ
ンペアで構成し、その間に形成された平板部をノズル等
を貫通させるのに充分な寸法としてこの平板部にノズル
を配置したので、ノズルを配置した平板部は温度変化を
受けても旋回することがなく、屋根板及びメンブレンに
ノズルを溶接により固定した場合にも、ノズルに捩り応
力は作用せず、これを取付けるメンブレンにも応力が発
生することはない。
【0013】メンブレンの互いに直会するコルゲーショ
ンペアの各列が2本の平行コルゲーションにより構成さ
れている場合は、ノズル等を貫通させる位置にある、両
端がこれに直会するコルゲーションペアで非交差裡に遮
断された部分を構成する2本のコルゲーションペアの間
隔をこれらの間に形成される平面部の幅がノズル等を貫
通させるのに充分な寸法になるようにすればよい。
ンペアの各列が2本の平行コルゲーションにより構成さ
れている場合は、ノズル等を貫通させる位置にある、両
端がこれに直会するコルゲーションペアで非交差裡に遮
断された部分を構成する2本のコルゲーションペアの間
隔をこれらの間に形成される平面部の幅がノズル等を貫
通させるのに充分な寸法になるようにすればよい。
【0014】
【実施例】以下に本考案の実施例を、図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0015】図1は図7で説明した各コルゲーション列
が夫々2本のコルゲーションより成る旋回収縮挙動型の
メンブレンに本考案を適用した実施例を示す図で、ノズ
ル19を設ける位置にある1組のコルゲーションペア1
5を構成する2本のコルゲーション16,17の間隔を
拡げ、その間の平板部20の幅をノズル19を配置する
のに充分な幅としてある。したがってノズル19は容易
に平板部20を貫通して溶接により取付けることができ
る。この平板部20は温度変化により旋回することはな
いのでノズル及びメンブレンに熱応力が生ずることはな
い。
が夫々2本のコルゲーションより成る旋回収縮挙動型の
メンブレンに本考案を適用した実施例を示す図で、ノズ
ル19を設ける位置にある1組のコルゲーションペア1
5を構成する2本のコルゲーション16,17の間隔を
拡げ、その間の平板部20の幅をノズル19を配置する
のに充分な幅としてある。したがってノズル19は容易
に平板部20を貫通して溶接により取付けることができ
る。この平板部20は温度変化により旋回することはな
いのでノズル及びメンブレンに熱応力が生ずることはな
い。
【0016】図2はこの実施例のノズル取付構造を適用
した低温地下式貯槽の屋根部周辺部のメンブレンの一部
を示す平面図である。直径の大きい貯液受入れ、払出し
用等のノズル22は、上記の如く2本のコルゲーション
の間隔を拡げ、その間に形成された幅の広い平板部20
に配置されている。
した低温地下式貯槽の屋根部周辺部のメンブレンの一部
を示す平面図である。直径の大きい貯液受入れ、払出し
用等のノズル22は、上記の如く2本のコルゲーション
の間隔を拡げ、その間に形成された幅の広い平板部20
に配置されている。
【0017】しかし、小径のノズル23は正方形の旋回
する平板部18に設けられている。
する平板部18に設けられている。
【0018】図3は、図2に示した大径ノズル22のメ
ンブレン及び屋根貫通部の構造を示す断面図である。ノ
ズル22は屋根4及びメンブレン3のコルゲーション1
6,17間の平板部20に溶接により取付けられてい
る。
ンブレン及び屋根貫通部の構造を示す断面図である。ノ
ズル22は屋根4及びメンブレン3のコルゲーション1
6,17間の平板部20に溶接により取付けられてい
る。
【0019】図4は、図2に示した小径ノズル23のメ
ンブレン及び屋根貫通部の構造を示す断面図である。ノ
ズル23は屋根4には溶接により剛結合されているが、
メンブレン3の正方形平板部18にはベローズ24を介
して取付けられている。
ンブレン及び屋根貫通部の構造を示す断面図である。ノ
ズル23は屋根4には溶接により剛結合されているが、
メンブレン3の正方形平板部18にはベローズ24を介
して取付けられている。
【0020】
【考案の効果】以上の如く、本考案によれば旋回収縮挙
動型メンブレンを使用した低温貯槽のメンブレンの熱収
縮挙動を損なうことなく、大径のノズルを無理なくメン
ブレンを貫通して取付けることが可能となった。
動型メンブレンを使用した低温貯槽のメンブレンの熱収
縮挙動を損なうことなく、大径のノズルを無理なくメン
ブレンを貫通して取付けることが可能となった。
【図1】本考案の実施例のノズルのメンブレン貫通部構
造を示す平面図である。
造を示す平面図である。
【図2】上記実施例によるノズル貫通部構造を有する低
温貯槽の屋根周辺部メンブレンの一部の平面図である。
温貯槽の屋根周辺部メンブレンの一部の平面図である。
【図3】その大径ノズル貫通部の構造を示す断面図であ
る。
る。
【図4】その小径ノズル貫通部の構造を示す断面図であ
る。
る。
【図5】従来の吊デッキを有する低温地下式貯槽の概略
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図6】屋根内面に保冷材層を有する低温地下式貯槽の
概略構成を示す断面図である。
概略構成を示す断面図である。
【図7】旋回収縮挙動型メンブレンの構成を示す平面図
である。
である。
3 メンブレン 4 屋根 8 屋根内面保冷層 9 ノズル 15 2本のコルゲーション(16,17)で構成され
るコルゲーションペア 16,17 2本で1組のコルゲーションペアを構成
するコルゲーション 18 正方形平板部 19 ノズル 20 コルゲーション16,17の間の平板部 22 大径ノズル 23 小径ノズル 24 ベローズ
るコルゲーションペア 16,17 2本で1組のコルゲーションペアを構成
するコルゲーション 18 正方形平板部 19 ノズル 20 コルゲーション16,17の間の平板部 22 大径ノズル 23 小径ノズル 24 ベローズ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F17C 3/06
Claims (1)
- 【請求項1】 平板に配列した2本の平行コルゲーショ
ンにより1組のコルゲーション列を構成し、互い違いに
直会させたコルゲーション列で連続的に格子形状を形成
するとともに、各コルゲーション列により囲まれた平板
部が温度変化を受けた際に旋回するように構成されたメ
ンブレンと、 該メンブレンと平行に設けられた屋根と、 該屋根とメンブレンの間に介在する保冷材層とを有する
低温貯槽に設けられ、 前記屋根、保冷材層及びメンブレンを貫通して設けられ
る低温貯槽のノズル等のメンブレン貫通部構造におい
て、 前記ノズル等を貫通させる位置で、1組のコルゲーショ
ン列の平行コルゲーションの間隔をノズル等を貫通させ
るのに充分な寸法の平板部を有するよう拡大し、該間隔
拡大を可能とするよう、間隔を拡大されたコルゲーショ
ン列と隣接かつ平行に配置された2組のコルゲーション
列との間隔を他のコルゲーション列よりも短く設け、 前記間隔を拡大されたコルゲーション列の前記平板部に
ノズル等を固定して貫通させるようにしたことを特徴と
するノズル等の貫通部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5422191U JP2582984Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 低温貯槽のメンブレンのノズル等貫通部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5422191U JP2582984Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 低温貯槽のメンブレンのノズル等貫通部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058194U JPH058194U (ja) | 1993-02-05 |
JP2582984Y2 true JP2582984Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=12964485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5422191U Expired - Fee Related JP2582984Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 低温貯槽のメンブレンのノズル等貫通部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582984Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4931811U (ja) * | 1972-06-30 | 1974-03-19 | ||
JPS4937416U (ja) * | 1972-07-11 | 1974-04-02 | ||
FR2961580B1 (fr) * | 2010-06-17 | 2012-07-13 | Gaztransport Et Technigaz | Cuve etanche et isolante comportant un pied de support |
FR3035174B1 (fr) * | 2015-04-15 | 2017-04-28 | Gaztransport Et Technigaz | Cuve equipee d'une paroi presentant une zone singuliere au travers de laquelle passe un element traversant |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP5422191U patent/JP2582984Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH058194U (ja) | 1993-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |