JPS6131469Y2 - - Google Patents

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JPS6131469Y2
JPS6131469Y2 JP1276279U JP1276279U JPS6131469Y2 JP S6131469 Y2 JPS6131469 Y2 JP S6131469Y2 JP 1276279 U JP1276279 U JP 1276279U JP 1276279 U JP1276279 U JP 1276279U JP S6131469 Y2 JPS6131469 Y2 JP S6131469Y2
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JP
Japan
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rod
flange
operating rod
switch device
engaging portion
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JP1276279U
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JPS55114141U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の電動式リモートコントロー
ルミラーのスイツチ装置に使用する操作ロツドに
関するものである。
電動式のリモートコントロールミラーは、自動
車の室内に設けたスイツチ装置の操作ロツドを上
下左右に傾動させることにより、ミラー駆動用の
モータを適宜駆動して、操作ロツドの傾動方向に
ミラーを傾斜させるものである。
このようなリモートコントロールミラーに使用
するスイツチ装置の一つとして、出願人は先に第
5図に示す如き構成のものを提案した。即ち、こ
のスイツチ装置は、箱形をしたスイツチボデー1
の奥部に固定端子を有するプリント基板2を設け
ると共に、このプリント基板2の前面に可動端子
3を具えた移動体4を組込んでおき、この移動体
4の凹部4a内に操作ロツド5の先端を係合した
ものである。この型のスイツチ装置において、操
作ロツド5は、ボデー1の前方に突出したつまみ
部5a、ボデー1内に挿入されたロツド本体5
b、ロツド本体5bの先端に形成した矩形状フラ
ンジ5c、及びこのフランジ5cの先端側に突出
した移動体4への係合部5dとから成る。而し
て、この操作ロツド5は、その矩形状フランジ5
cをボデー1内に組込んだ矩形状の受部6内に遊
動自在に嵌込むと共に、このフランジ5cとボデ
ー1の前部との間にスプリング7を縮設すること
によつて、常時はボデー1の奥部側へ押圧され、
ボデー1の前面に対し直立状態に保つている。
このスイツチ装置において、操作ロツドのつま
み部5aを上下左右のいずれかの方向に押圧する
と、該ロツドは矩形状フランジ5cの一辺を支点
として回動し、それと同時にロツド先端の係合部
5dが移動体4をつまみ部5aの押圧方向とは逆
方向に移動する。この移動体4の移動に伴い、移
動体4に設けた可動端子3がプリント基板2の固
定端子と適宜接触し、ミラーをつまみ部5aの押
圧方向と同方向に傾斜させるためのモータが始動
するのである。なお、ミラーが所望の角度に傾斜
した後は、つまみ部5aから手を離してその押圧
状態を解除すれば、操作ロツド5はスプリング7
の作用により直立状態に復帰し、移動体4も元の
位置に戻つてスイツチが開放される。
出願人が先に提案したスイツチ装置は、上述の
如き構成並びに作用を有するものであるが、この
装置において問題となるのは次の様な点である。
即ち、このスイツチ装置は、操作ロツド5をス
テンレススチール、アルミ合金その他剛性の高い
金属材料で構成していたために、操作ロツド5に
強い力が加わると、これを支持しているスイツチ
ボデー1や操作ロツドの先端に係合している移動
体4に、その力が直接伝わつてしまい、これらの
部材の損傷を招くおそれがあつた。特に、この種
のスイツチ装置においては、操作ロツド以外の部
材は、金属製操作ロツドに比較すると強度の低い
プラスチツク成型品によつて構成することが常で
あるから、剛性の高い操作ロツドによつて他の部
材が損傷する可能性は大きいものであつた。
また、この種のスイツチ装置は、ミラーが所望
の角度に傾斜するまでの間、継続して操作ロツド
を押圧するような使用方法を採るものであるか
ら、操作ロツドの剛性が高いとこれを介してボデ
ーや移動体に加わる力も必然的に大きくなり、装
置全体の耐久性を低下させる原因ともなつてい
た。更に、スイツチ装置の耐久試験を行う場合に
は、通常加えられる以上の外力が操作ロツドに加
えられるものであつて、このような苛酷な取扱い
を受けた場合であつても、スイツチボデー等が損
傷しないためには、操作ロツドと他の部材との間
に何らかの緩衝作用が必要であつた。
本考案の操作ロツドは、上述の如きスイツチ装
置における欠点を解消することを目的として提案
したものであつて、操作ロツドの先端に形成した
係合部を弾性材料によつて形成することによつ
て、操作ロツドに過度の外力が加わつつた場合に
は、この係合部が変形して外力を吸収し、スイツ
チボデーその他の部材には影響が及ぶことのない
ようにしたものである。
更に詳しく述べると、本考案は箱形としたスイ
ツチボデーの奥部にプリント基板を取付けると共
に、このプリント基板の前面に可動端子を具えた
移動体を組込み、かつ前記プリント基板に対して
直立状態に操作ロツドを配設したスイツチ装置に
おいて、ロツド本体の先端部にフランジを形成さ
せ、このフランジの先端側にロツドの軸線を中心
として何れの半径方向に対しても屈撓し得るよう
にした棒状又は管状の係合部を突設させた上で、
この係合部を前記移動体の凹部に対して摺動自在
に嵌着したことを特徴とするスイツチ装置におけ
る操作ロツドを提供するものである。
進んで、本考案を図示の実施例に基いて具体的
に説明する。
第1図は、操作ロツド5の係合部5dのみを弾
性材料によつて形成した実施例である。この第1
実施例においては、ロツド本体5b及び矩形状フ
ランジ5cはステンレススチール等の金属材料に
よつて形成する。矩形状フランジ5cの先端表面
の中央には突起10を突設し、この突起10にコ
イルスプリング11を嵌着する。即ち、突起10
を介して矩形状フランジ5cに一体的に固定され
たこのコイルスプリング11が操作ロツド先端の
係合部5dとなるのである。このコイルスプリン
グ11は、各コイルが密に接触し全体として筒状
をなすもので、一例として、突起10側はその径
を小さく、先端側は移動体4の凹部4aに合わせ
て径を大きなものとする。
第2図に示す実施例は、同じく係合部5dのみ
を弾性材料から形成した実施例であつて、この第
2実施例は係合部5dを6−6ナイロン、ポリア
セタール等の弾性のあるプラスチツク成型品によ
つて形成したものである。この第2実施例におい
ては、金属材料によつて形成した矩形状フランジ
5cの中央部に嵌着穴12を突設し、この嵌着穴
12内に係合部5dとなるプラスチツク製の棒状
体13を嵌着固定したものである。
因みに、係合部5dをコイルスプリング11に
よつて形成した場合でも、第2実施例の如き係合
部と矩形状フランジとの固着手段を採用すること
が可能であり、また逆に係合部5dがプラスチツ
クの場合でも、第1実施例の如き手段を使用し得
る。また、コイルスプリング11は、通常は鋼製
のものを使用するが、プラスチツク製のコイルス
プリングの使用も可能である。
第3図に示す実施例は、操作ロツド5全体を前
述の如きプラスチツク材料によつて形成したもの
である。通常この種の操作ロツドは、そのつまみ
部5aはプラスチツク成型品によつて構成する
が、その他の部分(ロツド本体やフランジ部な
ど)は剛性の高い金属材料から形成している。こ
の第3実施例は、つまみ部5aから先端の係合部
5dまでを弾性を有するプラスチツクによつて一
体成型して成るものである。
以上の各実施例に示す通り、本考案の操作ロツ
ドは、先端の係合部を弾性のある材料から形成
し、かつ該係合部がその軸線を中心として半径方
向に屈撓し得るようにしたものであるから、操作
ロツドのつまみ部に過度の力が加わつた場合であ
つても、第4図に示す如く、係合部が変形してそ
の力を吸収するので、スイツチボデーや移動部に
は強い力が直接加わることがない。従つて、本考
案によれば、耐久性に優れしかも苛酷な取扱いに
も耐え得るリモートコントロールミラー用のスイ
ツチ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はそれぞれ本考案たる操作ロツドの
第1〜第3実施例を示す斜視図、第4図は本考案
の操作ロツドをスイツチ装置に組込んだ状態の断
面図、第5図は従来の操作ロツドをスイツチ装置
に組込んだ状態の断面図である。 1……スイツチボデー、2……プリント基板、
3……可動端子、4……移動体、4a……凹部、
5……操作ロツド、5a……つまみ部、5b……
ロツド本体、5c……矩形状フランジ、5d……
係合部、6……受部、7……スプリング、10…
…突起、11……コイルスプリング、12……嵌
着穴、13……棒状体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 箱形をしたスイツチボデーの奥部にプリント
    基板を取付けると共に、このプリント基板の前
    面に可動端子を具えた移動体を組込み、かつ前
    記プリント基板に対して直立状態に操作ロツド
    を配設したスイツチ装置において、ロツド本体
    の先端部にフランジを形成させ、このフランジ
    の先端側にロツドの軸線を中心として何れの半
    径方向に対しても屈撓し得るようにした棒状又
    は管状の係合部を突設させた上で、この係合部
    を前記移動体の凹部に対して摺動自在に嵌着し
    たことを特徴とするスイツチ装置における操作
    ロツド。 2 ロツド本体5bとフランジ5cを剛性材料に
    よつて形成すると共に、フランジ5cの先端側
    にはコイルスプリング製の係合部を一体に取付
    けた実用新案登録請求の範囲第1項記載のスイ
    ツチ装置における操作ロツド。 3 ロツド本体5bとフランジ5cを剛性材料に
    よつて形成すると共に、フランジ5cの先端側
    には弾力性のあるプラスチツク材料から成る係
    合部を一体に取付けた実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のスイツチ装置における操作ロツ
    ド。 4 操作ロツド全体を弾性を有するプラスチツク
    材料で形成することにより、係合部5cをも軸
    線を中心として半径方向に屈撓しうるようにし
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載のスイツ
    チ装置における操作ロツド。
JP1276279U 1979-02-05 1979-02-05 Expired JPS6131469Y2 (ja)

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JP1276279U JPS6131469Y2 (ja) 1979-02-05 1979-02-05

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JP1276279U JPS6131469Y2 (ja) 1979-02-05 1979-02-05

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JPS55114141U JPS55114141U (ja) 1980-08-12
JPS6131469Y2 true JPS6131469Y2 (ja) 1986-09-12

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JPS55114141U (ja) 1980-08-12

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