JPS6131414Y2 - - Google Patents

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JPS6131414Y2
JPS6131414Y2 JP8120980U JP8120980U JPS6131414Y2 JP S6131414 Y2 JPS6131414 Y2 JP S6131414Y2 JP 8120980 U JP8120980 U JP 8120980U JP 8120980 U JP8120980 U JP 8120980U JP S6131414 Y2 JPS6131414 Y2 JP S6131414Y2
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JP
Japan
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damper
voice coil
dampers
drive device
speed
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JP8120980U
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JPS574069U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はビデオデイスクプレヤー等の速度補
正装置に使用する動電型駆動装置の改良に関す
る。
ある種のビデオデイスクプレヤーは周知のごと
く第1図に示すように記録円盤面1上のらせん溝
2内に幾何学的な変化として記録された情報信号
をらせん溝に接触したトラツキング針3によつて
キヤバシタンス変化としてピツクアツプし、当該
キヤバシタンス変化を同調回路の共振周波数の変
化として情報の関数として変化する出力信号を得
ている。
このようなビデオデイスクプレヤーにおいては
円盤の回転数を極めて正確に維持することが必要
とされる。
一方速度誤差の原因としては、駆動モーターの
回転誤差、駆動モーター軸の偏心、ターンテーブ
ルの偏心、円盤のそり、円盤プレス時の歪、記録
誤差等多種多様あつて、プレヤーの回転数をいか
に正確に保つてもこれらの原因を完全に取り除く
ことは不可能である。
このような回転速度の誤差を修正するために第
2図に示す速度補正装置が考えられている。
すなわち、ピツクアツプ4よりの出力信号を周
波数弁別器5に入力し、速度誤差に対応した信号
によつて速度変換器6を駆動し、ピツクアツプ4
の位置を変化せしめ、トラツキング針3と円盤1
との相対速度を変化せしめるようになつている。
このような速度補正装置において速度変換器6
として第3図に示すような動電型駆動装置が使用
されている。
図中31はマグネツトでありヨーク32との間
に磁気空隙33が形成されている。
当該磁気空隙33中心にはコイルボビン34に
巻装されたボイスコイル35が配置され、当該コ
イルボビン34はマグネツト31上面に直立した
ダンパー支持棒36に内周縁を固定したダンパー
37,37により前記ボイスコイル35が磁気空
隙33中心において垂直に移動するごとく支承さ
れている。
又コイルボビン34の上端に連結棒7が取付け
られ、その他端はピツクアツプ4に接続されてい
る。
更にボイスコイルリード線38がヨーク32上
面に導出され、前記周波数弁別器5の出力信号が
印加される。
したがつて、速度誤差に応じた信号によつてボ
イスコイル35が駆動し、連結棒7を介してピツ
クアツプ4の位置を移動せしめ、円盤1とトラツ
キング針3との相対速度を補正するごとく動作す
る。
このような、前述の動電型駆動装置において、
ダンパー37は、布、紙、あるいはゴム等の材料
を使用しているので経年変化による材質の劣化、
温度、湿度等によるコンプライアンスの変化等が
大きく、性能劣化の原因となり、又ボイスコイル
リード38の疲労による断線等による信頼性にも
問題を有している。
又ダンパー37を金属板で成形したものも考案
されているが、金属自体が共振の鋭度Qが大きい
事が欠点とされる。
又前記動電型駆動装置は第2図において説明し
たごとく閉ループ内に組込まれるのでダンパーの
共振が閉ループの発振の原因となり、動作が不安
定となる。
この考案は、金属板を基体とし、その両面に弾
性体を被覆したダンパーを用いることによつて上
記従来の駆動装置の欠点を解決したものであつ
て、以下第4図の実施例について更に詳しく説明
する。
図中41はマグネツトであつてヨーク42との
間に磁気空隙43が形成されている。
当該磁気空隙43の中心にはコイルボビン44
に巻装したボイスコイル45が配置され、当該コ
イルボビンはヨーク42上面に固定された円筒状
ダンパー支持体46に外周を固定したダンパー4
7,47により前記ボイスコイル45が磁気空隙
43中心にて垂直に移動するように支承されてい
る。
ダンパー47,47は第5図に示すようにリン
セイ銅等の良電導性金属材料47aを基体とし、
その両面をシリコンゴム等の弾性体47bで被覆
せしめた構成を有し、当該ダンパー47,47は
コイルボビン44をその上部及び下部の2ケ所で
支承している。
又コイルボビン44の上端には連結棒7が固定
され、当該連結棒の他端はピツクアツプ4に接続
されている。
更にボイスコイルリード線の両端48,48は
それぞれコイルボビン44の表面に沿つて導出し
ダンパー47,47の内部部において弾性体を一
部欠除した部分47cに接続され、両ダンパー4
7,47の一部は円筒状ダンパー支持体46を貫
通して外部に導出されている。
当該導出部に弁別器5の出力信号が印加され、
速度誤差に応じた信号によつてボイスコイル45
が駆動し、連結棒7を介してピツクアツプ4の位
置を移動せしめ、円盤1とトラツキング針3との
相対速度を補正するごとく動作せしめる。
本考案はこのように動電型駆動装置のダンパー
47,47をリンセイ銅等の良電導体金属材料で
構成してあるので、温度、湿度等によるコンプラ
イアンスの変化、あるいは経年変化にともなう性
能劣化は極めて小さく耐久性のある駆動装置を提
供することができる。
又ダンパー47,47の良電導性を利用して信
号をボイスコイル45に供給するので、リード線
48の振動による断線事故は皆無であり信頼性を
向上せしめることができるとともにリード線48
の異状共振による悪影響を防止することができ
る。
更に、金属性ダンパーによるヒステリシスの小
さい事、2重ダンパー構造による各々のダンパー
の非直線歪を互いに打ち消し合うことができニリ
アリテイーが良好である等の利点を併せ有するも
のである。
又、ダンパー基体47aの両面に弾性体47b
を被覆してあるので、弾性体47bの内部ロスに
よつてダンパー47のQを小さくすることができ
る。
実験によればシリコンゴムを両面に塗付した場
合Qを3.3から1.7まで下げることができた。
したがつて、ダンパー47の共振による閉ルー
プの共振を抑制し閉ループの動作を安定せしめる
ことができる。
又弾性体47bにより基体となる金属が外気と
遮断されるので外部雰囲気による腐食を防止し耐
久性を増すことができる。
前記弾性体47bは打抜き成形された金属基体
47aに塗付することが一般的であるが、ダンパ
ー47の小形化し打抜き成形できない場合、エツ
チング処理により成形するが、この際に前記弾性
体47bをエツチングマスクとして利用すること
も可能であり、工程短縮に寄与する。
なお、以上にこの考案をビデイオデイスクプレ
ヤーの速度補正装置に適用した例について述べた
が、その他の用途においても同様の効果を有する
ことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデイオデイスクプレヤーの斜視図、
第2図は速度補正回路のブロツク図、第3図は従
来の駆動装置の断面図、第4図はこの考案の駆動
装置の断面図、第5図はこの考案のダンパーの一
部截断断面図である。 43はボイスコイル、48はコイルボビン、4
7はダンパー、43は磁気空隙、48はボイスコ
イルリード線、47aは金属性ダンパー基体、4
7bは弾性体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボイスコイル45を巻装したコイルボビン48
    を2ケのダンパー47,47により前記ボイスコ
    イル45が磁気空隙43中心に配置するごとく適
    当間隔を持つて2ケ所で支承し、当該ボイスコイ
    ルリード線の両端48,48をそれぞれダンパー
    47,47に接続してなる動電型駆動装置におい
    て、前記ダンパー47,47が金属板47aを基
    体とし、その両面を弾性体47bを被覆してなる
    ことを特徴とする動電型駆動装置。
JP8120980U 1980-06-10 1980-06-10 Expired JPS6131414Y2 (ja)

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JP8120980U JPS6131414Y2 (ja) 1980-06-10 1980-06-10

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JP8120980U JPS6131414Y2 (ja) 1980-06-10 1980-06-10

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JPS574069U JPS574069U (ja) 1982-01-09
JPS6131414Y2 true JPS6131414Y2 (ja) 1986-09-12

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ID=29443616

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JP8120980U Expired JPS6131414Y2 (ja) 1980-06-10 1980-06-10

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JPH0759473B2 (ja) * 1989-02-21 1995-06-28 象印チェンブロック株式会社 電動チェーンブロック

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JPS574069U (ja) 1982-01-09

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