JPS6131148Y2 - - Google Patents

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JPS6131148Y2
JPS6131148Y2 JP13709581U JP13709581U JPS6131148Y2 JP S6131148 Y2 JPS6131148 Y2 JP S6131148Y2 JP 13709581 U JP13709581 U JP 13709581U JP 13709581 U JP13709581 U JP 13709581U JP S6131148 Y2 JPS6131148 Y2 JP S6131148Y2
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pressure
rotary valve
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spool
adjustment piece
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はKミラーサイクルエンジンのロータリ
バルブ制御装置に関するものであつてその目的と
するところは作動点をターボ過給機の効率のよい
点に限定できるし、高地における性能低下、排気
ガス温度上昇が制御できるばかりか急加速性にす
ぐれたものにすることにある。
以下、本考案を図面を参照して説明する。
図面中30はターボ過給機で、その圧縮機31
より吐出された圧縮空気又は混合気が吸気管32
を通つて吸気マニホールド33を経て、その各吸
気枝管34,…を通りエンジン35のそれぞれの
シリンダに供給される。エンジン35の排気ガス
は排気管36を通つてターボ過給機30の排気タ
ービン37に作用し、該タービン37を駆動し大
気圧までに膨張して外気に排出される。エンジン
35のクランク軸の一端に駆動軸38が連結され
クランク軸と一体的に回転する。
この駆動軸38の端部にはクランク歯車39が
固着され、デイストリビユータ、カム軸、燃料噴
射ポンプ等を作動するタイミング歯車40を駆動
するとともに、後述する制御弁であるロータリバ
ルブの駆動歯車41とも噛合して、これをクラン
ク軸回転数の2分の1に減速回転させる。
エンジン35の各吸気口に連通している吸気枝
管34,…内又はエンジンの吸気口内には、二枚
羽根型のロータリバルブ42,…がそれぞれ配設
されており、この各バルブ42は駆動軸43に
各々取付けられている。
前記駆動歯車41とともに回転する回転軸44
と駆動軸43とは同一軸上に配設され、調整駒4
5によつて連結されており、この両軸の連結端部
にはそれぞれヘリカルスプライン43a,44a
が相互に反対方向にねびれをもつて形成され、こ
のヘリカルスプライン43a,44aは調整駒4
5の内周に形成された突起が噛合していて、これ
らで制御機構Aを構成している。
調整駒45の外周に形成された環状の係止溝4
6には軸47によつて揺動自在に軸支された整レ
バー48の一端が係合されている。
図面中1はサージコントロール装置であり、サ
ージコントロール装置1は装置本体10を備えて
おり、装帯本体10には上室2と下室3とが設け
てある。上室2にはダイヤフラム4がまた下室3
にはダイヤフラム5がそれぞれに設けてあつて、
上室2は第1作用室6と第2作用室7に区分され
ており、下室3は第3作用室8と第4作用室9と
に区分されている。
装置本体10には第2作用室7から第3作用室
8に抜けるスプール孔11が設けてある。装置本
体10にはスプール孔11に開口する入口ポート
12、第3,第4接続ポート13,14、ドレン
ポート15が設けてある。
スプール孔11には第1スプール16と第2ス
プール17とが嵌挿されていて、第1スプール1
6は上室2のダイヤフラム4に連結されており、
第2スプール17は下室3のダイヤフラム5に連
結されている。
第1スプール16と第2スプール17との間に
ばね18が介装してある。
上室2の第1作用室内にはダイヤフラム4に作
用するばね19が設けてあり、また下室3の第4
作用室9内にはダイヤフラム5に作用するばね2
0が設けてある。
前記第1スプール16には環状溝21と導孔2
2とが設けてある。
装置本体10には通路23が設けてあり、通路
23にはオリフイス23aが設けてある。通路2
3の端部は弁座24になされており、弁座24に
噴射ポンプのラツクに連結されたバルブ25が接
している。そして、下室3の第4作用室9は孔2
6を介して通路23に通じている。
装置本体10には上室2の第1作用室6に通じ
る第1接続ポート26と第2作用室7に通じる第
2接続ポート27と第3作用室8に通じるドレン
ポート28とが設けてある。
このように構成されたサージコントロール装置
1の前記第1接続ポート26と通路23とは前記
吸気管32の側面に開口したブースト圧用管路2
9に接続されており、また第2接続ポート27に
は吸気管32の流路中央に開口する全圧用管路6
0に接続してある。
入口ポート12は空気圧源に通じており、第
3,第4接続ポート13,14はロータリバルブ
作動用シリンダ61に接続されている。
ロータリバルブ作動用シリンダ61のロツド6
2は前記調整レバー48の下端部に連結されてい
る。
第5図にターボ過給エンジンの特性を示す。第
5図中−−は横軸をガスの流量、縦軸を圧
力比としてターボ過給機の圧縮機の作動範囲を示
す。,,は通常のエンジンのターボ過給機
の圧縮機の作動点を示し、点は500rpmの作動
点であり、点は1000rpmの作動点であり、点
は2000rpmの作動点である。
−−は通常のエンジンのトルク特性を示
し横軸は回転速度、縦軸はトルクまたは毎回転の
燃料噴射量を示す。
,は本考案におけるKミラーサイクルエン
ジンのターボ過給機30の圧縮機31の特性上の
作動点を示し点は500rpmでの作動点、は
1000rpm〜2000rpmでの作動点である。
−−−−は本考案におけるKミラー
サイクルエンジンのトルク特性を示す。点は
500rpm、点は1000rpm、点は2000rpmのト
ルクまたは毎回転燃料噴射量を示す。
理想的なエンジンの出力特性曲線は1000rpm以
下で−とトルクが一定を保つことである。し
かし、本考案では1000rpm以下の回転速度例えば
点でこのトルクを出そうとすると圧縮機31の
圧力比は点と同じだけ必要であるが、これは圧
縮機の作動範囲ををこえており実際には点の圧
力しかない。したがつて1000rpm以上のトルクは
−−に示す特性曲線になる。
なお、前記ターボ過給機30はエンジン35の
中速において最大能力になるように設定されたも
のが用いられる。換言すれば通常の過給方式にお
けるターボ過給機より約2分の1のガス流量の能
力をもつたターボ過給機を使用する。
即ち、エンジンの最高回転数が2000rpmの場
合、第5図に示すように例えば1000rpmにおいて
点の吐出量と吐出圧力が得られるようなターボ
過給機を選定する。
このようなターボ過給機によつて得られる吐出
圧力は、通常の過給方式における1000rpmでの吐
出圧力である点に比して理論上約4倍となり、
その分エンジン出力増加が可能である。
また、エンジンのアイドリング速度、例えば
500rpmでは、通常の過給方式の1000rpm時にお
ける点の過給圧力を得ることが可能であり、ア
イドリング時におけるトルクも通常の過給方式に
比してそれだけ高めることができる。
このようにエンジンの中速で最大能力を発揮す
るようにマツチングされたターボ過給機を装着し
た場合には、エンジンを中速以上の回転速度に高
めようとすると、ターボ過給機は過回転となり破
損してしまう。
そこで本考案は中速以上においてロータリバル
ブ42,…の開閉時期を調整する。即ち、中速以
上においてエンジン回転数の増加に従つてロータ
リバルブ42,…の開閉時期を早める。
このことはエンジン回転数に反比例した量の空
気を吸気行程時に吸入することである。同時に燃
料供給量も空気量に比例させる。
従つて、中速以上においてはエンジンの時間当
りの空気吸入量と燃料供給量は一定となり、中速
以上ではエンジン回転数にかかわらず一定出力
(馬力)となる。一方、トルクはエンジン回転数
に反比例して第5図のトルクカーブ−に示す
如く減少する。
一定出力のエンジンからの排気出力も又、一定
のエネルギーを有し、従つて、一定のエネルギー
で駆動される排気タービン37は圧縮機31を一
定出力で駆動する。
第5図の作動点はエンジンの中速例えば、
1000rpm全負荷時におけるターボ過給機30の出
口圧力と流量を示し、1000rpm以上においてはこ
の作動点の圧縮空気の供給をエンジンが受ける
ことになる。
ここで、第1図に示す過給エンジンの作動につ
いて説明する。
ターボ過給機30は中速例えば1000rpmで最大
能力になるように設定されたものが使用されてい
るので、アイドリングから1000rpmまでは第5図
の曲線−に沿つた過給圧力が得られる。この
過給圧力に応じて燃料供給量を増減する装置、例
えば公知のブーストコンベンセーター等付のサー
ジコントロール装置1により燃料供給量を調節す
ると、燃料供給量に略々比例してトルクが発生
し、トルクは第5図のトルクカーブ−に沿つ
て上昇する。
エンジンの回転数を更に高めると、過給機30
の吐出圧も増大し、吸気管32内の圧力も高ま
る。吸気管32内の圧力すなわちブースト圧Ps
は第1接続ポート26、通路23に作用し、全圧
tは第2接続ポート27に作用する。
定格点低負荷の場合噴射ポンプのラツクに連絡
されているバルブ25は動かされず通路23を閉
じているために通路23のオリフイス23aの下
流側の圧力Pcは Pc=Ps となる。
このために第1スプール16が第2図矢印のよ
うに上方向に動かされて供給空気が第3接続ポー
ト13を介してロータリバルブ作動用シリンダ6
1のロツド側に作用し、ヘツド側の空気は排出さ
れてロツド62は後退し調整レバー48は第1図
において時計廻り方向に回動し調整駒45は第1
図において右方に移動される。
調整駒45の右方への移動は、回転軸44から
駆動軸43に伝えられる回転の位相を進めるよう
になつているので、ロータリバルブ42,…の開
閉時期を早め、即ち、ロータリバルブ42,…の
弁閉時期を早めて吸入空気量を減少させる。
定格点全負荷の場合には噴射ポンプにおいて、
噴射量が大となりラツクを介してバルブ25が第
3図において左方向に移動して通路23が開かれ
るためにPc=0.6Psとなり第3,第4接続ポート
13,14が第1スプール16により、閉じられ
てロータリバルブ作動用シリンダ61は作動しな
い。
また、急加速時には吸気量が少ないので全圧P
tとブースト圧Psとの差が小さくしかも燃料噴射
量が多くなるためにバルブ25は通路23を開ら
きPc≒0.6Psとなり第1スプール16は第4図に
示すように下降し、第4接続ポート14を介して
ロータリバルブ作動シリンダ61に空気作動圧が
作用してロツド62は前進し調整レバー48は第
1図において反時計廻り方向に回動し、調整駒4
5は第1図において左方に移動される。
調整駒45の左方への移動は、回転軸44から
駆動軸43に伝えられる回転の位相を通らせるよ
うになつているのでロータリバルブ42の開閉時
期を遅らせ、すなわちロータリバルブ42の弁閉
時期を遅らせて吸入空気量を増加させる。
本考案は以上詳述したようになり、エンジンの
吸気部内に設けられて吸入空気量の調整を行うロ
ータリバルブ42と、調整駒45の一方向への移
動により回転軸44からロータリバルブ42の駆
動軸43に伝えられる回転の位相を進めまた調整
駒45の他方向へ移動により前記回転の位相を遅
らせる制御機構Aと、調整駒45の移動を制御す
るロータリバルブ作動用シリンダ61と、ロータ
リバルブ作動用シリンダ61のヘツド側およびロ
ツド側への供給空気の切換えを行なうスプール1
6を有しターボ過給機30のブースト圧Psを噴
射ポンプのラツクに連動するバルブ25の作動に
より制御してスプール16に作用する圧力Pc
しこの圧力Pcとターボ過給機30の全圧Ptとで
スプール16を作動するサージラインコントロー
ル装置1とを備えたから作動点をターボ過給機3
0の効率のよい点に限定できるし、高地における
性能低下、排気ガス温度上昇が制御できるばかり
か急加速性にすぐれたものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の構成説明図、第2図
はサージラインコントロール装置の構成説明図、
第3,第4図はサージラインコントロール装置の
作動説明図、第5図はターボ過給エンジンの特性
図である。 1はサージラインコントロール装置、42はロ
ータリバルブ、61はロータリバルブの作動用シ
リンダ、Aは制御機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンの吸気部内に設けられて吸入空気量の
    調整を行うロータリバルブ42と、調整駒45の
    一方向への移動により回転軸44からロータリバ
    ルブ42の駆動軸43に伝えられる回転の位相を
    進めまた調整駒45の他方向へ移動により前記回
    転の位相を遅らせる制御機構Aと、調整駒45の
    移動を制御するロータリバルブ作動用シリンダ6
    1と、ロータリバルブ作動用シリンダ61のヘツ
    ド側およびロツド側への供給空気の切換えを行な
    うスプール16を有しターボ過給機30のブース
    ト圧Psを噴射ポンプのラツクに連動するバルブ
    25の作動により制御してスプール16に作用す
    る圧力Pcとしこの圧力Pcとターボ過給機30の
    全圧Ptとでスプール16を作動するサージライ
    ンコントロール装置1とを備えたことを特徴とす
    るKミラーサイクルエンジンのロータリバルブ制
    御装置。
JP13709581U 1981-09-17 1981-09-17 Kミラ−サイクルエンジンのロ−タリバルブ制御装置 Granted JPS5842334U (ja)

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JP13709581U JPS5842334U (ja) 1981-09-17 1981-09-17 Kミラ−サイクルエンジンのロ−タリバルブ制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5842334U JPS5842334U (ja) 1983-03-22
JPS6131148Y2 true JPS6131148Y2 (ja) 1986-09-10

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ID=29930389

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JP13709581U Granted JPS5842334U (ja) 1981-09-17 1981-09-17 Kミラ−サイクルエンジンのロ−タリバルブ制御装置

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