JPS6130695A - 外観色調にすぐれたＺｎ−Ｆｅ系合金電気めつき鋼板の製造方法 - Google Patents
外観色調にすぐれたＺｎ−Ｆｅ系合金電気めつき鋼板の製造方法Info
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- JPS6130695A JPS6130695A JP15107484A JP15107484A JPS6130695A JP S6130695 A JPS6130695 A JP S6130695A JP 15107484 A JP15107484 A JP 15107484A JP 15107484 A JP15107484 A JP 15107484A JP S6130695 A JPS6130695 A JP S6130695A
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- Japan
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- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利用分野〉
本発明は、めっき外観色調が美麗で、塗装下地として好
適で、塗装を含めた総合的防錆性にすぐれた耐食鋼板、
特に自動車用表面処理鋼板の製造を目的としたＺｎ−Ｆ
ｅ系合金電気めっき鋼板の製造方法に関するものである
。
適で、塗装を含めた総合的防錆性にすぐれた耐食鋼板、
特に自動車用表面処理鋼板の製造を目的としたＺｎ−Ｆ
ｅ系合金電気めっき鋼板の製造方法に関するものである
。
〈従来技術とその問題点〉
Ｚｎ−Ｆｅ合金電気めっき鋼板は、Ｚｎめっき鋼板の塗
装適合性を改良したものであって、合金化溶融Ｚｎめっ
き鋼板に匹敵するすぐれた塗装後耐食性を有している。
装適合性を改良したものであって、合金化溶融Ｚｎめっ
き鋼板に匹敵するすぐれた塗装後耐食性を有している。
しかし、その工業的製造は容易では無く、各種の困難が
伴っている。
伴っている。
すなわち、すでに開示されているＺｎ−Ｆｅ合金電気め
っきの製造方法、特開昭５８−９３８８号、同５７−５
１２８３号、同 ５７−１９２２８４号、同５Ｂ−５２
４１３３号、同５７−２００５８９号でもってしても以
下の問題点があった。
っきの製造方法、特開昭５８−９３８８号、同５７−５
１２８３号、同 ５７−１９２２８４号、同５Ｂ−５２
４１３３号、同５７−２００５８９号でもってしても以
下の問題点があった。
第１には、Ｚｎ−Ｆｅめっきは均一電着性が悪く。
スジ状模様や斑状のムラが発生しやすく、外観均一性が
不良であること、第２にはＺｎ−Ｆｅめつきは灰色〜黒
色になりやすく、外観色調の不良なことなど多くの問題
点を有していた。そこで、各種の添加剤による均一電着
性、特に外観色調などの改良について種々検討した結果
、Ｚｎ−Ｆｅ合金めつき浴に、ＦｅめっきやＺｎめっき
に有効な添加剤を添加しても外観色調が良好なＺｎ−Ｆ
ｅめっきを得ることはでさなかった。すなわち、多くの
添加剤は外観均一性改良効果、外観色調改良効果、とも
に無く、外観色調改良効果のある添加剤は均一性を改良
するどころか逆に劣化させ、均一性改良効果のある添加
剤は外観色調を改良しないといった問題点があった。
不良であること、第２にはＺｎ−Ｆｅめつきは灰色〜黒
色になりやすく、外観色調の不良なことなど多くの問題
点を有していた。そこで、各種の添加剤による均一電着
性、特に外観色調などの改良について種々検討した結果
、Ｚｎ−Ｆｅ合金めつき浴に、ＦｅめっきやＺｎめっき
に有効な添加剤を添加しても外観色調が良好なＺｎ−Ｆ
ｅめっきを得ることはでさなかった。すなわち、多くの
添加剤は外観均一性改良効果、外観色調改良効果、とも
に無く、外観色調改良効果のある添加剤は均一性を改良
するどころか逆に劣化させ、均一性改良効果のある添加
剤は外観色調を改良しないといった問題点があった。
〈発明の目的〉
本発明の目的は、均一電着性、特に外観色調にすぐれた
Ｚｎ−Ｆｅ系合金電気めっき鋼板の製造方法を提供しよ
うとするにある。
Ｚｎ−Ｆｅ系合金電気めっき鋼板の製造方法を提供しよ
うとするにある。
〈発明の構成〉
すなわち、本発明の第１の態様によれば、ＺＱ２＋およ
びＦｅ２＋をｏ、ｔ≦Ｆｅ２＋ ／ （Ｆｅ２＋ ＋
Ｚｎ２÷）≦０．５なるモル濃度比で合計で０．５ｍｏ
ｌ／ｉ以上溶解限以内含有し、置換ポリエーテル類、ア
リールケトン、アリールアルデヒド、アリールオレフィ
ンケトン、アリールオレフィンアルデヒド、ニコチン酸
類、アリールスルホン酸塩、ポリビニルアルコール類、
ポリアクリル酸類およびアルキル４級アンモニウム塩よ
りなる群より選ばれた１種以上を合計で０．０１〜５０
ｇ／ｌ含有するめっき浴を使用して、電流密度２０〜２
００Ａ／ｄｍ″の電解条件にてめっきすることを特徴と
する外観色調にすぐれたＺｎ−Ｆｅ系合金電気めっき鋼
板の製造方法が提供される。
びＦｅ２＋をｏ、ｔ≦Ｆｅ２＋ ／ （Ｆｅ２＋ ＋
Ｚｎ２÷）≦０．５なるモル濃度比で合計で０．５ｍｏ
ｌ／ｉ以上溶解限以内含有し、置換ポリエーテル類、ア
リールケトン、アリールアルデヒド、アリールオレフィ
ンケトン、アリールオレフィンアルデヒド、ニコチン酸
類、アリールスルホン酸塩、ポリビニルアルコール類、
ポリアクリル酸類およびアルキル４級アンモニウム塩よ
りなる群より選ばれた１種以上を合計で０．０１〜５０
ｇ／ｌ含有するめっき浴を使用して、電流密度２０〜２
００Ａ／ｄｍ″の電解条件にてめっきすることを特徴と
する外観色調にすぐれたＺｎ−Ｆｅ系合金電気めっき鋼
板の製造方法が提供される。
本発明の第２の態様によれば、Ｚｎ２＋およびＦｅ２÷
を０．１≦Ｆｅ２”／ （Ｆｅ２÷＋Ｚｎ２＋）≦０．
５なるモル濃度比合計で０．５ ｍｏｌ／４以上溶解限
以内含有し、置換ポリエーテル類、アリールケトン、ア
リールアルデヒド、アリールオレフィンケトン、アリー
ルオレフィンアルデヒド、ニコチン酸類、アリールスル
ホン酸塩、ポリビニルアルコール類、ポリアクリル酸類
およびアルキル４級アンモニウム塩よりなる群より選ば
れた１種以上を合計で０．０ｉ〜５０ｇ／ｆＬ含有し、
さらに電導度助剤としてＫＣＩ、ＮＨ４Ｃｌ、 ＮａＣ
１，ＣａＣ＋２およびＭｇＣｌ２よりなる群より選ばれ
た１種以上を１００ｇ／ｕ以上含有し、ｐＨが１．０〜
５．０であるめっき浴を使用して、電流密度２０〜２０
０＾／ｄｒｎ”の電解条件にてめっきすることを特徴と
する外観色調にすぐれたＺｎ−Ｆｅ系合金電気めっき鋼
板の製造方法が提供される。
を０．１≦Ｆｅ２”／ （Ｆｅ２÷＋Ｚｎ２＋）≦０．
５なるモル濃度比合計で０．５ ｍｏｌ／４以上溶解限
以内含有し、置換ポリエーテル類、アリールケトン、ア
リールアルデヒド、アリールオレフィンケトン、アリー
ルオレフィンアルデヒド、ニコチン酸類、アリールスル
ホン酸塩、ポリビニルアルコール類、ポリアクリル酸類
およびアルキル４級アンモニウム塩よりなる群より選ば
れた１種以上を合計で０．０ｉ〜５０ｇ／ｆＬ含有し、
さらに電導度助剤としてＫＣＩ、ＮＨ４Ｃｌ、 ＮａＣ
１，ＣａＣ＋２およびＭｇＣｌ２よりなる群より選ばれ
た１種以上を１００ｇ／ｕ以上含有し、ｐＨが１．０〜
５．０であるめっき浴を使用して、電流密度２０〜２０
０＾／ｄｒｎ”の電解条件にてめっきすることを特徴と
する外観色調にすぐれたＺｎ−Ｆｅ系合金電気めっき鋼
板の製造方法が提供される。
以下、本発明の外観色調にすぐれたＺｎ−Ｆｅ系合金電
気めっき鋼板の製造方法につき詳細に説明する。
気めっき鋼板の製造方法につき詳細に説明する。
Ｚｎ−Ｆｅ系合金めっきを行うめっき浴は、金属イオン
としてはＺｎ２＋とＦｅ２＋イオンを主体とするが、こ
れは、塩化物や金属の溶解によって調合、供給、調製さ
れる。その濃度はＺｎ２＋とＦｅ２＋イオンの合計で０
．５ｍｏｌ／ｉ以上溶解限以内である。この理由は、合
計濃度が０．５ｍｏｌ／ｕ未満では表面にヤケが生じや
すくなるためであり、一方溶解限を越えると固体が生成
するのみで本発明の外観色調など均一性に対し効果の向
上はない。
としてはＺｎ２＋とＦｅ２＋イオンを主体とするが、こ
れは、塩化物や金属の溶解によって調合、供給、調製さ
れる。その濃度はＺｎ２＋とＦｅ２＋イオンの合計で０
．５ｍｏｌ／ｉ以上溶解限以内である。この理由は、合
計濃度が０．５ｍｏｌ／ｕ未満では表面にヤケが生じや
すくなるためであり、一方溶解限を越えると固体が生成
するのみで本発明の外観色調など均一性に対し効果の向
上はない。
Ｆｅ２＋ ／ Ｆｅ２＋ ＋ Ｚｎ２＋比は０．１〜０
．５が望ましいが、これはＦｅ含有率を１０〜３０ｗｔ
％に制御するためである。
．５が望ましいが、これはＦｅ含有率を１０〜３０ｗｔ
％に制御するためである。
めっき浴には電導度助剤としてＫＣＩ 、 ＮＨ４ＣＩ
、ＮａＣ１，ＣａＣｌ２およびＭｇＣｌ２の内より選ば
れた１種以上を１００ ｇｅ１以上含有せしめるのがよ
い、これは、比較的大量に添加することによる電導度向
上１表面ヤケの減少、電力の低減を図るためである。
、ＮａＣ１，ＣａＣｌ２およびＭｇＣｌ２の内より選ば
れた１種以上を１００ ｇｅ１以上含有せしめるのがよ
い、これは、比較的大量に添加することによる電導度向
上１表面ヤケの減少、電力の低減を図るためである。
なお、塩化物浴の方が硫酸塩浴などの他の浴よりも陰極
析出効率、電導度向上、ヤケの減少のためにより有利で
ある。
析出効率、電導度向上、ヤケの減少のためにより有利で
ある。
めっきにおける電流密度は２０〜２００Ａ／ｄｆｆｌ’
、好ましくは６０〜１５０Ａ／ｄｉｎ’が適当である。
、好ましくは６０〜１５０Ａ／ｄｉｎ’が適当である。
このように広い電流密度範囲にわたって、密着性が良好
で、外観色調にすぐれたＺｎ−Ｆｅめっき鋼板を得られ
るのが本発明の重要な特徴であり、操業上安定した製品
が得られる。２０Ａ／ｄｒｎ’未満では色調が黒色化し
、色調、均一性とも不良になるためであり、２００Ａ／
ｄｒｎ”を越えると、ヤケが生じやすくなり、また密着
性の不良な場合があるためである。
で、外観色調にすぐれたＺｎ−Ｆｅめっき鋼板を得られ
るのが本発明の重要な特徴であり、操業上安定した製品
が得られる。２０Ａ／ｄｒｎ’未満では色調が黒色化し
、色調、均一性とも不良になるためであり、２００Ａ／
ｄｒｎ”を越えると、ヤケが生じやすくなり、また密着
性の不良な場合があるためである。
相対流速は３０ｍｐｍ以上が望ましい、３０■ｐ鳳未満
では著しく表面ヤケが発生しやすくなるためである。
では著しく表面ヤケが発生しやすくなるためである。
浴温は２５〜７０℃が望ましい。２５℃未満では密着性
が劣化し、逆に７０℃を越えると黒色外観となりやすい
。
が劣化し、逆に７０℃を越えると黒色外観となりやすい
。
ｐＨは １．０〜５．０が望ましい、１．０未満では、
陰極析出効率の低下がおこるばかりでなく、密着性の劣
化する場合があり、一方、５．０を越えるとＦｅ２＋の
酸化が著しく速くなるためである。
陰極析出効率の低下がおこるばかりでなく、密着性の劣
化する場合があり、一方、５．０を越えるとＦｅ２＋の
酸化が著しく速くなるためである。
本発明においては、上記塩類の他に、めっき外観色調、
と均一性を改善するのに特異的に有効な置換ポリエーテ
ル類、アリールケトン、アリールアルデヒド、アリール
オレフィン、アリールオレフィルアルデヒド、ニコチン
酸類、アルキル４級アンモニウム塩、アリールスルホン
酸塩、ポリビニルアルコール類、ポリアクリル酸類を一
種以上合計で０．０１〜５０ｇ１添加する０本発明の添
加剤として特にすぐれているのは、次の通りである。
と均一性を改善するのに特異的に有効な置換ポリエーテ
ル類、アリールケトン、アリールアルデヒド、アリール
オレフィン、アリールオレフィルアルデヒド、ニコチン
酸類、アルキル４級アンモニウム塩、アリールスルホン
酸塩、ポリビニルアルコール類、ポリアクリル酸類を一
種以上合計で０．０１〜５０ｇ１添加する０本発明の添
加剤として特にすぐれているのは、次の通りである。
置換ポリエーテル類としては、ポリエチレングリコール
アルキルエーテル、ポリプロピレングリコールアルキル
エーテル、ポリエチレングリコールアルキルアリールエ
ーテル、ポリプロピレングリコールアルキルアリールエ
ーテル、ポリエチレンポリプロピレンアルキルエーテル
、ポリエチレンポリプロピレンアルキルアリールエーテ
ル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリプロ
ピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレンポリプ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリ
コールアリールエーテルスルホン酸塩、ポリプロピレン
グリコールアルキルアリールエーテルスルホン酸塩、ポ
リエチレングリコールアルキルアリールエーテルスルホ
ン酸塩、ポリエチレングリコールアルキルアミン、ポリ
プロピレングリコールアルキルアミン、ポリエチレンポ
リプロピレングリコールアルキルアミド、ポリエチレン
グリコールソルビタン脂肪酸エステＪし、ポリプロピレ
ングリコールソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレン
ポリプロピレングリエールソルビタン脂肪酸エステル、
ポリエチレングリコ−フレアルキルアミド、ポリプロピ
レングリコ−ルアフレキルアミド、ポリエチレンポリプ
ロピレングリコールアルキルアミドがある。
アルキルエーテル、ポリプロピレングリコールアルキル
エーテル、ポリエチレングリコールアルキルアリールエ
ーテル、ポリプロピレングリコールアルキルアリールエ
ーテル、ポリエチレンポリプロピレンアルキルエーテル
、ポリエチレンポリプロピレンアルキルアリールエーテ
ル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリプロ
ピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレンポリプ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリ
コールアリールエーテルスルホン酸塩、ポリプロピレン
グリコールアルキルアリールエーテルスルホン酸塩、ポ
リエチレングリコールアルキルアリールエーテルスルホ
ン酸塩、ポリエチレングリコールアルキルアミン、ポリ
プロピレングリコールアルキルアミン、ポリエチレンポ
リプロピレングリコールアルキルアミド、ポリエチレン
グリコールソルビタン脂肪酸エステＪし、ポリプロピレ
ングリコールソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレン
ポリプロピレングリエールソルビタン脂肪酸エステル、
ポリエチレングリコ−フレアルキルアミド、ポリプロピ
レングリコ−ルアフレキルアミド、ポリエチレンポリプ
ロピレングリコールアルキルアミドがある。
アリールケトンとしては、フェニルエチルケトン、アル
キルフェニルエチルケトン力くある。
キルフェニルエチルケトン力くある。
アリールアルデヒドとしては、ベンズアルデヒド、０−
クロロベンズアルデヒド、ノくニリンがある。
クロロベンズアルデヒド、ノくニリンがある。
アリールオレフィンケトンとしては、ベンザルアルデヒ
ドがある。
ドがある。
アリールオレフィンアルデヒドとしてはシンナムアルデ
ヒドがある。
ヒドがある。
ニコチン酸類としては、ニコチン酸、ニコチン酸アミド
がある。
がある。
アリールスルホン酸塩としては、アルキルベンゼンスル
ホン酸ソーダ、ナフタリンスルホン酸ソーダがある。
ホン酸ソーダ、ナフタリンスルホン酸ソーダがある。
アルキル４級アンモニウム塩としてはテトラエチルアン
モニウムクロライド、テトラブチルアンモニウムクロラ
イド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、テト
ラプロピルアンモニウムクロライドがある。
モニウムクロライド、テトラブチルアンモニウムクロラ
イド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、テト
ラプロピルアンモニウムクロライドがある。
ポリビニルアルコール類としては、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルメチルエーテルがある。
ル、ポリビニルメチルエーテルがある。
ポリアクリル酸類としては、ポリアクリル酸アミド、ポ
リアクリル酸、ポリアクリル酸ソーダがある。
リアクリル酸、ポリアクリル酸ソーダがある。
これらの化合物を１種以上添加することによりめっきの
結晶は微細化し、光沢および均一電着性が著しく改良さ
れる。すなわち、本発明によって始めて、外観改良効果
を得ることができる。
結晶は微細化し、光沢および均一電着性が著しく改良さ
れる。すなわち、本発明によって始めて、外観改良効果
を得ることができる。
添加毎の適正範囲は０．０１〜５０ｇ／Ｊｌ 、好まし
くは０．１−１０ｇ／ｌである。０．０１ｇ／皇未満で
は十分な改良効果は期待できない。また、５０ｇ／ｌを
越えて添加しても改良効果はほぼ飽和しているので無意
味である。
くは０．１−１０ｇ／ｌである。０．０１ｇ／皇未満で
は十分な改良効果は期待できない。また、５０ｇ／ｌを
越えて添加しても改良効果はほぼ飽和しているので無意
味である。
以上のようなめっき浴を用いて得られるめっきは完全な
鏡面光沢とはならないが、従来の灰〜黒色の、ムラの激
しいＺｎ−Ｆｅ合金めつきに比べるとはるかに微結晶で
、白色〜光沢外観で、はぼ均一な外観を示す。
鏡面光沢とはならないが、従来の灰〜黒色の、ムラの激
しいＺｎ−Ｆｅ合金めつきに比べるとはるかに微結晶で
、白色〜光沢外観で、はぼ均一な外観を示す。
なお、これらの上記置換ポリエーテル類などの添加によ
って皮膜のＦｅ含有率が電流密度や流速などのめっき条
件の変化に対して安定化する傾向のあることを見い出し
た。すなわち、これらの添加によって皮膜中Ｆｅ含有率
を一定の値に制御しやすくなる。
って皮膜のＦｅ含有率が電流密度や流速などのめっき条
件の変化に対して安定化する傾向のあることを見い出し
た。すなわち、これらの添加によって皮膜中Ｆｅ含有率
を一定の値に制御しやすくなる。
なお、本発明でいうＺｎ−Ｆ ｅ系合金めっきとは、Ｚ
ｎ−Ｆｅ合金電気めっきに限らず、Ｚｎ−Ｆｅを主体と
するＺｎ−Ｆｅ系合金めっき、例えば、Ｚｎ−Ｆｅ−Ｐ
、Ｚｎ−Ｆｅ−Ｎｉ、 Ｚｎ−Ｆｅ−Ｔｉ合金めっきな
ども広く包含するものである。
ｎ−Ｆｅ合金電気めっきに限らず、Ｚｎ−Ｆｅを主体と
するＺｎ−Ｆｅ系合金めっき、例えば、Ｚｎ−Ｆｅ−Ｐ
、Ｚｎ−Ｆｅ−Ｎｉ、 Ｚｎ−Ｆｅ−Ｔｉ合金めっきな
ども広く包含するものである。
く実 施 例〉
次に本発明を実施例について具体的に説明する。
以下の実験は回転陰極型セルを使用して行ったものであ
る。めっき浴は表１の薬剤を用いているが、薬品中不純
物や操作中に起こるＦｅ２＋の酸化によって生成するＦ
ｅ３＋を含んでいる。
る。めっき浴は表１の薬剤を用いているが、薬品中不純
物や操作中に起こるＦｅ２＋の酸化によって生成するＦ
ｅ３＋を含んでいる。
結果を表１に示す。
外観色調および均一性は目視により測定した。
なお、評価は以下の通りである。
外観色調 ０・・・白色〜金属光沢
Δ・・・灰色
×・・・黒色又は２種以上の色調を有する均一性 Ｏ
・・・はぼ全面均一 Δ・・・微少なスジ、ムラ Ｘ・・・スジ、ムラ大 本発明例はいずれも良好な外観色調、均一性を有してい
ることがわかる。
・・・はぼ全面均一 Δ・・・微少なスジ、ムラ Ｘ・・・スジ、ムラ大 本発明例はいずれも良好な外観色調、均一性を有してい
ることがわかる。
また、本発明例の２０ｇ／ｒｎ’のめっき材は合金化溶
融Ｚｎめっき鋼板（４５ｇ／ｒｎ’）とほぼ同等の塗装
後項水噴霧耐食性を示した。
融Ｚｎめっき鋼板（４５ｇ／ｒｎ’）とほぼ同等の塗装
後項水噴霧耐食性を示した。
〈発明の効果〉
このように、本゛発明は讐ぐ゛れた耐食性を有する’Ｚ
ｎ−Ｆｅ合金めっきにすぐれた外観色調、均一性を与え
ることに成功したもので、これによりＺｎ−Ｆｅ合金め
っきを工業的に生産できる大きな意義をもつものである
。
ｎ−Ｆｅ合金めっきにすぐれた外観色調、均一性を与え
ることに成功したもので、これによりＺｎ−Ｆｅ合金め
っきを工業的に生産できる大きな意義をもつものである
。
ｌ４
第１図はＦｅＣｌ２ ＊ ｎＨ２ＯＢｏｇ／ｌ、ＺｎＣ
ｌ２２３０ｇ／ｌ、ＫＯｌ ３５０ｇ／ｌ、ｐＨ２，
５、浴温５０℃、ラインスピード８Ｏｍｐ■、添加剤ポ
リエチレングリコールアルキルアリールエーテルスルホ
ン酸ナトリウム０．５ｇ／ｌなる浴でめっきした時の電
流密度がめつき外観色調に与える影響を示すグラフであ
る。 菜 ｌ
ｌ２２３０ｇ／ｌ、ＫＯｌ ３５０ｇ／ｌ、ｐＨ２，
５、浴温５０℃、ラインスピード８Ｏｍｐ■、添加剤ポ
リエチレングリコールアルキルアリールエーテルスルホ
ン酸ナトリウム０．５ｇ／ｌなる浴でめっきした時の電
流密度がめつき外観色調に与える影響を示すグラフであ
る。 菜 ｌ
Claims (2)
- （１）Ｚｎ＾２＾＋およびＦｅ＾２＾＋を０．１≦Ｆｅ
＾２＾＋／（Ｆｅ＾２＾＋＋Ｚｎ＾２＾＋）≦０．５な
るモル濃度比で合計で０．５ｍｏｌ／ｌ以上溶解限以内
含有し、置換ポリエーテル類、アリールケトン、アリー
ルアルデヒド、アリールオレフィンケトン、アリールオ
レフィンアルデヒド、ニコチン酸類、アリールスルホン
酸塩、ポリビニルアルコール類、ポリアクリル酸類およ
びアルキル４級アンモニウム塩よりなる群より選ばれた
１種以上を合計で０．０１〜５０ｇ／ｌ含有するめっき
浴を使用して、電流密度２０〜２００Ａ／ｄｍ＾２の電
解条件にてめっきすることを特徴とする外観色調にすぐ
れたＺｎ−Ｆｅ系合金電気めっき鋼板の製造方法。 - （２）Ｚｎ＾２＾＋およびＦｅ＾２＾＋を０．１≦Ｆｅ
＾２＾＋／（Ｆｅ＾２＾＋＋Ｚｎ＾２＾＋）≦０．５な
るモル濃度比で合計で０．５ｍｏｌ／ｌ以上溶解限以内
含有し、置換ポリエーテル類、アリールケトン、アリー
ルアルデヒド、アリールオレフィンケトン、アリールオ
レフィンアルデヒド、ニコチン酸類、アリールスルホン
酸塩、ポリビニルアルコール類、ポリアクリル酸類およ
びアルキル４級アンモニウム塩よりなる群より選ばれた
１種以上を合計で０．０１〜５０ｇ／ｌ含有し、さらに
電導度助剤としてＫＣｌ、ＮＨ＿４Ｃ１、ＮａＣ１、Ｃ
ａＣｌ＿２およびＭｇＣｌ＿２よりなる群より選ばれた
１種以上を１００ｇ／ｌ以上含有し、ｐＨが１．０〜５
．０であるめっき浴を使用して、電流密度２０〜２００
Ａ／ｄｍ＾２の電解条件にてめっきすることを特徴とす
る外観色調にすぐれたＺｎ−Ｆｅ系合金電気めっき鋼板
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15107484A JPS6130695A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 外観色調にすぐれたＺｎ−Ｆｅ系合金電気めつき鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15107484A JPS6130695A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 外観色調にすぐれたＺｎ−Ｆｅ系合金電気めつき鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6130695A true JPS6130695A (ja) | 1986-02-12 |
| JPS647159B2 JPS647159B2 (ja) | 1989-02-07 |
Family
ID=15510737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15107484A Granted JPS6130695A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 外観色調にすぐれたＺｎ−Ｆｅ系合金電気めつき鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6130695A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JPS61174397A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-06 | Kawasaki Steel Corp | 耐食性および密着性に優れたＺｎ−Ｆｅ合金電気めつき鋼板およびその製造方法 |
| JPS62253793A (ja) * | 1986-04-15 | 1987-11-05 | 荏原ユ−ジライト株式会社 | 亜鉛・ニツケル合金電気めつき液 |
| JPS63203789A (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-23 | Nippon Steel Corp | 酸性鉄−亜鉛合金めつき浴用添加剤 |
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1984
- 1984-07-20 JP JP15107484A patent/JPS6130695A/ja active Granted
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS647159B2 (ja) | 1989-02-07 |
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