JPS6130502B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6130502B2 JPS6130502B2 JP52030118A JP3011877A JPS6130502B2 JP S6130502 B2 JPS6130502 B2 JP S6130502B2 JP 52030118 A JP52030118 A JP 52030118A JP 3011877 A JP3011877 A JP 3011877A JP S6130502 B2 JPS6130502 B2 JP S6130502B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- core
- iron core
- commutator
- resin
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、二重絶縁構造を有する電機子の製造
方法に関する。
方法に関する。
二重絶縁構造を有する従来の電機子について、
第1図〜第4図を参照して説明する。まず、軸1
の外周にローレツト加工をした後、ガラス布にフ
エノール樹脂脂を含浸した布2(以後ガラス布と
する。)を軸1に巻付け、この布巻き式の軸を金
型3にて加工成形して軸4とする。この軸4を切
削・研磨等により鉄心5、整流子6と圧入して固
定出来るように、所定の寸法に仕上げる。この各
工程で乾燥と耐圧テストをし、さらに鉄心5を軸
4に圧入後にも乾燥と耐圧テストをする。そして
鉄心端面絶縁板7と溝絶縁8を鉄心5に挿入し、
鉄心5に巻線9を施した後、整流子6を加圧成形
した軸4に圧入し、巻線9の端末を接続して、巻
線形電機子とする。ところが、この従来例には、
次のような不都合な点が発生する欠点があつた。
第1図〜第4図を参照して説明する。まず、軸1
の外周にローレツト加工をした後、ガラス布にフ
エノール樹脂脂を含浸した布2(以後ガラス布と
する。)を軸1に巻付け、この布巻き式の軸を金
型3にて加工成形して軸4とする。この軸4を切
削・研磨等により鉄心5、整流子6と圧入して固
定出来るように、所定の寸法に仕上げる。この各
工程で乾燥と耐圧テストをし、さらに鉄心5を軸
4に圧入後にも乾燥と耐圧テストをする。そして
鉄心端面絶縁板7と溝絶縁8を鉄心5に挿入し、
鉄心5に巻線9を施した後、整流子6を加圧成形
した軸4に圧入し、巻線9の端末を接続して、巻
線形電機子とする。ところが、この従来例には、
次のような不都合な点が発生する欠点があつた。
(a) ガラス布2を成型した時、金型3の接合部1
0にガラス布2のたるみが生じるため、その部
分は絶縁性および強度が弱わく不良の率が高
く、また切削・研磨および部品の圧入等により
ワレの発生がある。
0にガラス布2のたるみが生じるため、その部
分は絶縁性および強度が弱わく不良の率が高
く、また切削・研磨および部品の圧入等により
ワレの発生がある。
(b) 鉄心5、整流子6と加圧成形した軸4との固
定強度が弱い欠点がある。
定強度が弱い欠点がある。
(c) 切削・研磨・圧入および各加工後の乾燥とい
うように工程が非常に多いため、高価格のもの
となつている。
うように工程が非常に多いため、高価格のもの
となつている。
本発明は、二重絶縁構造を有する電機子の製造
方法について、従来よりも絶縁材料の絶縁性、お
よび鉄心や整流子の固定強度を改善し、さらに大
幅な作業量の低減が可能な二重絶縁形電機子の製
造方法を提供するものである。すなわち、電気鉄
板の積層クランプ工程、および前記積層電気鉄板
と軸との1体固着工程、さらには整流子と軸との
1体固着工程を、樹脂成形によつて行うと同時
に、前記績層電気鉄板、整流子と軸間との絶縁を
施して、二重絶縁構造を有する巻線形電機子を製
造するものである。
方法について、従来よりも絶縁材料の絶縁性、お
よび鉄心や整流子の固定強度を改善し、さらに大
幅な作業量の低減が可能な二重絶縁形電機子の製
造方法を提供するものである。すなわち、電気鉄
板の積層クランプ工程、および前記積層電気鉄板
と軸との1体固着工程、さらには整流子と軸との
1体固着工程を、樹脂成形によつて行うと同時
に、前記績層電気鉄板、整流子と軸間との絶縁を
施して、二重絶縁構造を有する巻線形電機子を製
造するものである。
以下に本発明の実施例を図面について説明す
る。
る。
第5図〜第8図に示す如く、一側面の一部に半
抜き凸部12が、その反対側に凹部13が出来る
よう反抜き加工を伴つた打抜き加工によつて放射
状の電気鉄板11をつくり、この電気鉄板11を
所定の積厚まで多数枚積層するとともに、電気鉄
板11相互間の凸部12と凹部13を合わし、最
後にクランプをして鉄心14を完成する。そして
軸15にはローレツト加工をして樹脂16との固
着力を向上させるようにする。さらに絶縁性およ
び樹脂16の流れを良くするために、軸15と鉄
心14との隙間を1〜3mmにしている。これら軸
15と整流子17および鉄心14を組立たもの
を、金型に装着して、樹脂16を金型のゲートよ
り入れて、完成鉄心18をつくる。鉄心端面の絶
縁層19は、金型による成型の際に樹脂16の一
部によつて形成しているので、部品として別途必
要としない。そこで、溝絶縁20を完成鉄心18
に装入した後に巻線21を巻き、整流子17に巻
線21の端末を接続して、巻線形電機子の製造を
完成する。
抜き凸部12が、その反対側に凹部13が出来る
よう反抜き加工を伴つた打抜き加工によつて放射
状の電気鉄板11をつくり、この電気鉄板11を
所定の積厚まで多数枚積層するとともに、電気鉄
板11相互間の凸部12と凹部13を合わし、最
後にクランプをして鉄心14を完成する。そして
軸15にはローレツト加工をして樹脂16との固
着力を向上させるようにする。さらに絶縁性およ
び樹脂16の流れを良くするために、軸15と鉄
心14との隙間を1〜3mmにしている。これら軸
15と整流子17および鉄心14を組立たもの
を、金型に装着して、樹脂16を金型のゲートよ
り入れて、完成鉄心18をつくる。鉄心端面の絶
縁層19は、金型による成型の際に樹脂16の一
部によつて形成しているので、部品として別途必
要としない。そこで、溝絶縁20を完成鉄心18
に装入した後に巻線21を巻き、整流子17に巻
線21の端末を接続して、巻線形電機子の製造を
完成する。
ここで、鉄心14は、半抜き加工によつて積層
クランプされてはいるが、ピンクランプ、溶接等
による鉄板クランプに比較すると、そのクランプ
力は小さく、たかだか搬送に耐える程度の強度で
ある。樹脂16によつて軸15と一体化されたと
きに、電機子鉄心をして、使用時の遠心力、電気
振動等に耐えるクランプ力が付与される。ここ
で、使用される樹脂16には、電機子が使用され
る際の十分な強度が要求される。特に100℃〜150
℃程の高温での機械強度が保持されて、鉄心14
に得られた回転力を軸15に伝達するに十分な強
度が必要である。一般には、熱硬化性樹脂に補強
剤としての充填剤を混合した樹脂混合物、一般に
いう成形材料が用いられる。強度、絶縁性、成形
性等の諸特性を満足するものとして、フエノール
樹脂、エポキシ樹脂および不飽和ポリエステル樹
脂成形材料が適用できる。特に、低収縮性不飽和
ポリエステル樹脂成形材料は、寸法精度も高めら
れることから最適である。また、本発明における
成形には、半クランプ状態の鉄心14を用いるこ
とから、トランスフアー成形あるいはインジエク
シヨン成形等による、型締めによる寸法設定が可
能な成形方式が適する。
クランプされてはいるが、ピンクランプ、溶接等
による鉄板クランプに比較すると、そのクランプ
力は小さく、たかだか搬送に耐える程度の強度で
ある。樹脂16によつて軸15と一体化されたと
きに、電機子鉄心をして、使用時の遠心力、電気
振動等に耐えるクランプ力が付与される。ここ
で、使用される樹脂16には、電機子が使用され
る際の十分な強度が要求される。特に100℃〜150
℃程の高温での機械強度が保持されて、鉄心14
に得られた回転力を軸15に伝達するに十分な強
度が必要である。一般には、熱硬化性樹脂に補強
剤としての充填剤を混合した樹脂混合物、一般に
いう成形材料が用いられる。強度、絶縁性、成形
性等の諸特性を満足するものとして、フエノール
樹脂、エポキシ樹脂および不飽和ポリエステル樹
脂成形材料が適用できる。特に、低収縮性不飽和
ポリエステル樹脂成形材料は、寸法精度も高めら
れることから最適である。また、本発明における
成形には、半クランプ状態の鉄心14を用いるこ
とから、トランスフアー成形あるいはインジエク
シヨン成形等による、型締めによる寸法設定が可
能な成形方式が適する。
本発明によれば、次のような作用効果がある。
(a) 軸15と鉄心14と鉄心端面の絶縁19およ
び整流子17の絶縁が1操作で可能となり、絶
縁性も向上する。
び整流子17の絶縁が1操作で可能となり、絶
縁性も向上する。
(b) 軸15と鉄心14および整流子17の固着が
1操作ででき、固着強度は従来より強くなる。
1操作ででき、固着強度は従来より強くなる。
(c) 各部の加工が1操作で済むため、従来に比べ
て工数の大幅な低減を可能にすることができ
る。
て工数の大幅な低減を可能にすることができ
る。
第1図〜第4図は従来の二重絶縁形電機子の製
造方法を示す図、第5図〜第7図は本発明の一実
施例における二重絶縁形電機子の製造方法を示す
図、第8図は第7図から巻線を取除いた状態の半
截側面図である。 11……電気鉄板、12……凸部、13……凹
部、14……鉄心、15……軸、16,19……
樹脂、17……整流子、21……巻線。
造方法を示す図、第5図〜第7図は本発明の一実
施例における二重絶縁形電機子の製造方法を示す
図、第8図は第7図から巻線を取除いた状態の半
截側面図である。 11……電気鉄板、12……凸部、13……凹
部、14……鉄心、15……軸、16,19……
樹脂、17……整流子、21……巻線。
Claims (1)
- 1 電気鉄板の一部に半抜き加工による凹凸部を
形成し、この電気鉄板の積層の際に電気鉄板相互
間の凹凸部を嵌合させながら積層して鉄心を構成
し、この鉄心、軸、整流子を、所定の組立状態に
して金型に挿入し、その後に金型に樹脂を注入し
て、軸と鉄心との隙間、軸表面、軸と整流子との
隙間および鉄心の両端面にそれぞれ樹脂層を成型
して全体を結合一体化し、その後、巻線を鉄心に
巻装したことを特徴とする二重絶縁形電機子の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3011877A JPS53114004A (en) | 1977-03-17 | 1977-03-17 | Manufacturing method of double insulated armature |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3011877A JPS53114004A (en) | 1977-03-17 | 1977-03-17 | Manufacturing method of double insulated armature |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53114004A JPS53114004A (en) | 1978-10-05 |
JPS6130502B2 true JPS6130502B2 (ja) | 1986-07-14 |
Family
ID=12294859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3011877A Granted JPS53114004A (en) | 1977-03-17 | 1977-03-17 | Manufacturing method of double insulated armature |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS53114004A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61199144U (ja) * | 1985-05-30 | 1986-12-12 | ||
JPS63160068U (ja) * | 1987-04-08 | 1988-10-19 | ||
DE102004051462A1 (de) * | 2004-10-22 | 2006-04-27 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum Umspritzen eines Ankers für elektrische Maschinen |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4836602A (ja) * | 1971-09-06 | 1973-05-30 | ||
JPS4845802A (ja) * | 1971-10-12 | 1973-06-30 |
-
1977
- 1977-03-17 JP JP3011877A patent/JPS53114004A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4836602A (ja) * | 1971-09-06 | 1973-05-30 | ||
JPS4845802A (ja) * | 1971-10-12 | 1973-06-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53114004A (en) | 1978-10-05 |
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