JPS5840547Y2 - ヘンペイガタデンキシ - Google Patents
ヘンペイガタデンキシInfo
- Publication number
- JPS5840547Y2 JPS5840547Y2 JP1975066338U JP6633875U JPS5840547Y2 JP S5840547 Y2 JPS5840547 Y2 JP S5840547Y2 JP 1975066338 U JP1975066338 U JP 1975066338U JP 6633875 U JP6633875 U JP 6633875U JP S5840547 Y2 JPS5840547 Y2 JP S5840547Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutator
- armature
- winding
- armature winding
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は偏平型電機子の改良に関する。
偏平型電機子は所定の位置にビンを設けた巻治具を利用
して電機子巻線を形成し、電機子巻線の中央に整流子を
載置し、電機子巻線の端子と整流子の整流片とを電気的
に接続し、その後、プリプレグリングで電機子巻線を覆
って、プリプレグリングを硬化させて、電機子巻線を固
定したり、電機子巻線を金型に入れ、熱硬化性樹脂を注
型して硬化させて固定していた。
して電機子巻線を形成し、電機子巻線の中央に整流子を
載置し、電機子巻線の端子と整流子の整流片とを電気的
に接続し、その後、プリプレグリングで電機子巻線を覆
って、プリプレグリングを硬化させて、電機子巻線を固
定したり、電機子巻線を金型に入れ、熱硬化性樹脂を注
型して硬化させて固定していた。
ところで従来は上記の電機子を作る工程において、整流
子に電機子巻線を接続するために、マグネットワイヤを
巻治具に巻き付けて電機子巻線を形成し、−たん巻治具
から外した後、整流子の周面（ブラシと接触する整流子
面）に設けたライザーカットに電機子巻線のあらかじめ
引出しておいた端子を接続していた。
子に電機子巻線を接続するために、マグネットワイヤを
巻治具に巻き付けて電機子巻線を形成し、−たん巻治具
から外した後、整流子の周面（ブラシと接触する整流子
面）に設けたライザーカットに電機子巻線のあらかじめ
引出しておいた端子を接続していた。
これはシリシトリカル型の電機子に使用されていた周面
にライザーカットが設けられていた整流子を利用するた
めに電機子巻線の巻線方向に対し、整流子のライザーカ
ットが垂直に位置し、端子の接続が厄介で、特に連続巻
きのときに、整流子に接続しながら巻線することができ
ず、接続作業能率ががきわめて悪かった。
にライザーカットが設けられていた整流子を利用するた
めに電機子巻線の巻線方向に対し、整流子のライザーカ
ットが垂直に位置し、端子の接続が厄介で、特に連続巻
きのときに、整流子に接続しながら巻線することができ
ず、接続作業能率ががきわめて悪かった。
また整流子の軸方向に対し各々の整流子片に突起を設け
、この突起に巻線しながら電機子巻線の端子になる部位
を巻き付けて接続する方向もある。
、この突起に巻線しながら電機子巻線の端子になる部位
を巻き付けて接続する方向もある。
この方法は接続作業能率は良いが、整流子が特殊な形状
となるので製作が難かしく、高価なものになり、ひいて
は電機子も高価になる欠点がある。
となるので製作が難かしく、高価なものになり、ひいて
は電機子も高価になる欠点がある。
本考案の目的は上記の欠点のない偏平型電機子を提供す
ることにある。
ることにある。
本考案は、電機子巻線と接続される溝をブラシと接触す
る円筒形の整流子面に対して直角をなす整流子の端面に
、形成した整流子を備え、かつ溝と電機子の巻線方向と
が平行な面となるような巻線構造とした偏平型電機子に
関する。
る円筒形の整流子面に対して直角をなす整流子の端面に
、形成した整流子を備え、かつ溝と電機子の巻線方向と
が平行な面となるような巻線構造とした偏平型電機子に
関する。
本考案の整流子の端面に形成した溝は従来の整流子のラ
イザーカットと同様に機械加工により形成でき、第２図
に示すように断面の形状でＹ字形状にしたり、また■字
形、Ｕ字形などに形成することも可能である。
イザーカットと同様に機械加工により形成でき、第２図
に示すように断面の形状でＹ字形状にしたり、また■字
形、Ｕ字形などに形成することも可能である。
電機子巻線と整流子の接続は電機子巻線の引出した端子
を溝に挿入し、電機子巻線の巻線中または巻線完了後に
はんだ付或は溶接して、電機的、機械的に接続する。
を溝に挿入し、電機子巻線の巻線中または巻線完了後に
はんだ付或は溶接して、電機的、機械的に接続する。
以下図面により本考案を説明する。
第１図は本考案の一実施例になる電機子に備えられる整
流子８を示し、第３図は本考案になる電機子の製造状態
を示す図である。
流子８を示し、第３図は本考案になる電機子の製造状態
を示す図である。
第１図において、１は整流子片、２は整流子片間の絶縁
部、３は整流子片を固持し、軸と整流子片間を絶縁して
いる絶縁部、４は軸孔、１０はブラシである。
部、３は整流子片を固持し、軸と整流子片間を絶縁して
いる絶縁部、４は軸孔、１０はブラシである。
溝１４は、第１図に示すように、ブラシ１０と接触する
円筒形の整流子面に対して直角をなす整流子８の端面を
形成される。
円筒形の整流子面に対して直角をなす整流子８の端面を
形成される。
第２図に溝の形の一例を示す。
電機子の巻線および整流子との接続は第３，４図におい
て示すように所定の位置に設けた内側のピン６、外側の
ピン５を有する巻治具の中央に整流子８を置き、ピン５
゜６に対応する孔および整流子８のはまる孔を有するプ
リプレグリング１２を置き、さらにピン５，６との間に
はまるプリプレグリング１３を積層し、マグネットワイ
ヤ７を所定の整流子片１から出発して内周のピン６およ
び゛外周のピン５を利用して、予め決められた軌跡を描
いて、必要なターン数巻線した後、整流子片１の溝１４
に挿入し、整流子８の中心に設けた軸９に巻き付けて、
再び溝１４を通して、次の軌跡を描く。
て示すように所定の位置に設けた内側のピン６、外側の
ピン５を有する巻治具の中央に整流子８を置き、ピン５
゜６に対応する孔および整流子８のはまる孔を有するプ
リプレグリング１２を置き、さらにピン５，６との間に
はまるプリプレグリング１３を積層し、マグネットワイ
ヤ７を所定の整流子片１から出発して内周のピン６およ
び゛外周のピン５を利用して、予め決められた軌跡を描
いて、必要なターン数巻線した後、整流子片１の溝１４
に挿入し、整流子８の中心に設けた軸９に巻き付けて、
再び溝１４を通して、次の軌跡を描く。
順次この作業を行なう。最後に軸９に巻き付けられた電
機子巻線の端子１１を切断して取り除く。
機子巻線の端子１１を切断して取り除く。
巻線後、プリプレグリング１３と円盤状プリプレグを電
機子巻線の上に載置し、１６０℃、３０ｋｇ／Ｃｍ２．
１０分間圧縮成形して電機子を製造する。
機子巻線の上に載置し、１６０℃、３０ｋｇ／Ｃｍ２．
１０分間圧縮成形して電機子を製造する。
本考案になる偏平型電機子は、電機子巻線と接続される
溝をブラシと接触する円筒形の整流子面に対して直角を
なす整流子の端面に形威し、かつ溝と電機子の巻線方向
とが平行な面となるような巻線構造とすることにより、
電機子の巻線作業を電機子巻線と整流子とを接続しなが
らできるため接続作業能率が高く、また整流子を特殊な
形状にしなくてもよいので高価になることもない。
溝をブラシと接触する円筒形の整流子面に対して直角を
なす整流子の端面に形威し、かつ溝と電機子の巻線方向
とが平行な面となるような巻線構造とすることにより、
電機子の巻線作業を電機子巻線と整流子とを接続しなが
らできるため接続作業能率が高く、また整流子を特殊な
形状にしなくてもよいので高価になることもない。
第１図ａは本考案の一実施例になる偏平型電機子に使用
される整流子を示す平面図、ｂはその側面図で、ブラシ
が整流子の側面に位置している状態を示す。 第２図はその整流子の整流子片を示す一部省略拡大図、
第３図は本考案の一実施例になる偏平型電機子の製造状
態を示す斜視図、第４図は電機子巻線の端子が整流子片
の溝に挿入された状態を示す拡大図である。 符号の説明 １・・・・・・整流子片、２・・・・・・
絶縁部、３・・・・・・絶縁部、４・・・・・・軸孔、
５・・・・・・外側のピン、６・・・・・・内側のピン
、７・・・・・・マグネットワイヤ、８・・・・・・整
流子、９・・・・・・軸、１０・・・・・・ブラシ、１
１・・・・・・電機子巻線の端子、１２．１３・・・・
・・プリプレグリング、１４・・・・・・溝。
される整流子を示す平面図、ｂはその側面図で、ブラシ
が整流子の側面に位置している状態を示す。 第２図はその整流子の整流子片を示す一部省略拡大図、
第３図は本考案の一実施例になる偏平型電機子の製造状
態を示す斜視図、第４図は電機子巻線の端子が整流子片
の溝に挿入された状態を示す拡大図である。 符号の説明 １・・・・・・整流子片、２・・・・・・
絶縁部、３・・・・・・絶縁部、４・・・・・・軸孔、
５・・・・・・外側のピン、６・・・・・・内側のピン
、７・・・・・・マグネットワイヤ、８・・・・・・整
流子、９・・・・・・軸、１０・・・・・・ブラシ、１
１・・・・・・電機子巻線の端子、１２．１３・・・・
・・プリプレグリング、１４・・・・・・溝。
Claims (1)
- 電機子巻線と接続される溝をブラシと接触する円筒形の
整流子面に対して直角をなす整流子の端面に、形成した
整流子を備え、かつ溝と電機子の巻線方向とが平行な面
となるような巻線構造とした偏平型電機子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975066338U JPS5840547Y2 (ja) | 1975-05-16 | 1975-05-16 | ヘンペイガタデンキシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975066338U JPS5840547Y2 (ja) | 1975-05-16 | 1975-05-16 | ヘンペイガタデンキシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51145506U JPS51145506U (ja) | 1976-11-22 |
| JPS5840547Y2 true JPS5840547Y2 (ja) | 1983-09-12 |
Family
ID=28532141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975066338U Expired JPS5840547Y2 (ja) | 1975-05-16 | 1975-05-16 | ヘンペイガタデンキシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5840547Y2 (ja) |
-
1975
- 1975-05-16 JP JP1975066338U patent/JPS5840547Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51145506U (ja) | 1976-11-22 |
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