JPS6130226Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6130226Y2 JPS6130226Y2 JP5398478U JP5398478U JPS6130226Y2 JP S6130226 Y2 JPS6130226 Y2 JP S6130226Y2 JP 5398478 U JP5398478 U JP 5398478U JP 5398478 U JP5398478 U JP 5398478U JP S6130226 Y2 JPS6130226 Y2 JP S6130226Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- hole
- sound emitting
- diaphragm
- acoustic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical group [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
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- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子ブザーやスピーカー等を音響出力
部として有する音響機能付腕時計の放音部構造に
関する。
部として有する音響機能付腕時計の放音部構造に
関する。
従来の電子ブザー付腕時計においては、ブザー
の振動膜が時計の表面（表示面側）又は裏面（ウ
ラブタ側）に向いており、それに伴つて放音孔も
ケースの表面又は裏面のいずれかにのみ存在して
いた。そのため水が放音孔に附着すると音響出力
が低下するが、その水は穴につまつてしまつて水
はけが悪く、また自動音量調節もできず、デザイ
ン的にも変化に乏しかつた。本考案はこれらの欠
点を解消するためになされたもので、その要旨
は、腕時計ケースの銅部の裏蓋より外側の位置に
表裏を貫通する穴を設け、該穴に電子ブザー又は
スピーカーの音響出力を開口せしめたことを特徴
とする音響機能付腕時計の放音部の構造である。
以下図面に基いて説明する。
の振動膜が時計の表面（表示面側）又は裏面（ウ
ラブタ側）に向いており、それに伴つて放音孔も
ケースの表面又は裏面のいずれかにのみ存在して
いた。そのため水が放音孔に附着すると音響出力
が低下するが、その水は穴につまつてしまつて水
はけが悪く、また自動音量調節もできず、デザイ
ン的にも変化に乏しかつた。本考案はこれらの欠
点を解消するためになされたもので、その要旨
は、腕時計ケースの銅部の裏蓋より外側の位置に
表裏を貫通する穴を設け、該穴に電子ブザー又は
スピーカーの音響出力を開口せしめたことを特徴
とする音響機能付腕時計の放音部の構造である。
以下図面に基いて説明する。
第１図は本考案の一実施例を応用した時計の組
立断面図、第２図はその平面図である。１は電子
時計のムーブメント又はモジユール、２はケース
の中胴、３はこれに固着された風防ガラス、４は
外胴、５は外胴の表裏を貫通する放音孔で、中胴
の入る貫入部と一体に打抜き成形されている。６
は電源電池、７はリング状パツキンで、ブザー振
動板８と中洞２の間に圧着され防水を果す。また
ムーブメント１をも圧着し固定する。９は振動板
内面に接着した圧電素子片で、振動数に水圧がか
かつて大きく撓んだときの割れを防ぐため、第２
図に破線で示したようにあらかじめ分割された数
片で構成されている。更に振動板のたわみすぎを
防止する突起状ストツパー１８がムーブ側に設け
られている。（浸動板側に設けてもよいことはも
ちろんである。）１１は圧電素子に音響出入を給
電するためのバネ接点である。振動板８は電池挿
入部が切抜かれている。１２はその穴の内周を防
水するリング状パツキンで、裏蓋１３の電池ハツ
チ部に固定されている。振動板は２つのパツキン
７と１２によりその周縁部は固定的でなく、回転
許容的に支持されるため、固有振動数が高くなり
すぎて音色が鋭くなりすぎるのを防ぐ。１４は電
池ハツチ蓋、１５はその防水パツキンである。裏
蓋１３は振動板８をパツキン７に圧着すると共
に、その振動空間を確保する。発生した音は縁部
でかつ電池部をさけた方向に設けられた数個の溝
１６およびこれに合せて中胴に設けられた溝１７
により作られたトンネル状開口部を通つて放音孔
５に導かれる。従つて音は第１図に矢印で示すよ
うに時計の表面および裏面から放出される。尚貫
通孔５が全くの素通しで美観上好ましくないとき
は、想像線で示した遮へい部１９を途中に設けて
透視をさせてもよい。このときは音は屈析した通
路を通ることになる。尚放音孔は１つの連続した
長孔状になる実施例について述べたが、数個の独
立した円孔又は異形穴であつてもよい。また振動
板が裏蓋側にある場合に限らず、ブザーや音声ス
ピーカーの音をケース胴を貫通する放音孔の断面
的に途中に位置する開口部に導くようにしたもの
は本考案の範囲に属する。またケース胴部の構成
も本実施例のように中胴、外胴より成ることは必
ずしも要しない。
立断面図、第２図はその平面図である。１は電子
時計のムーブメント又はモジユール、２はケース
の中胴、３はこれに固着された風防ガラス、４は
外胴、５は外胴の表裏を貫通する放音孔で、中胴
の入る貫入部と一体に打抜き成形されている。６
は電源電池、７はリング状パツキンで、ブザー振
動板８と中洞２の間に圧着され防水を果す。また
ムーブメント１をも圧着し固定する。９は振動板
内面に接着した圧電素子片で、振動数に水圧がか
かつて大きく撓んだときの割れを防ぐため、第２
図に破線で示したようにあらかじめ分割された数
片で構成されている。更に振動板のたわみすぎを
防止する突起状ストツパー１８がムーブ側に設け
られている。（浸動板側に設けてもよいことはも
ちろんである。）１１は圧電素子に音響出入を給
電するためのバネ接点である。振動板８は電池挿
入部が切抜かれている。１２はその穴の内周を防
水するリング状パツキンで、裏蓋１３の電池ハツ
チ部に固定されている。振動板は２つのパツキン
７と１２によりその周縁部は固定的でなく、回転
許容的に支持されるため、固有振動数が高くなり
すぎて音色が鋭くなりすぎるのを防ぐ。１４は電
池ハツチ蓋、１５はその防水パツキンである。裏
蓋１３は振動板８をパツキン７に圧着すると共
に、その振動空間を確保する。発生した音は縁部
でかつ電池部をさけた方向に設けられた数個の溝
１６およびこれに合せて中胴に設けられた溝１７
により作られたトンネル状開口部を通つて放音孔
５に導かれる。従つて音は第１図に矢印で示すよ
うに時計の表面および裏面から放出される。尚貫
通孔５が全くの素通しで美観上好ましくないとき
は、想像線で示した遮へい部１９を途中に設けて
透視をさせてもよい。このときは音は屈析した通
路を通ることになる。尚放音孔は１つの連続した
長孔状になる実施例について述べたが、数個の独
立した円孔又は異形穴であつてもよい。また振動
板が裏蓋側にある場合に限らず、ブザーや音声ス
ピーカーの音をケース胴を貫通する放音孔の断面
的に途中に位置する開口部に導くようにしたもの
は本考案の範囲に属する。またケース胴部の構成
も本実施例のように中胴、外胴より成ることは必
ずしも要しない。
以上のように構成したので本考案は次の特徴を
有する。
有する。
(1) 放音孔がメクラ穴であり、その底部側方に音
響開口部を設ける構造よりは製作加工が極めて
楽になる。
響開口部を設ける構造よりは製作加工が極めて
楽になる。
(2) 従つて放音孔の設計の自由度が増し、音響機
能を強調したデザインも可能になり商品性にす
ぐれる。
能を強調したデザインも可能になり商品性にす
ぐれる。
(3) 腕に着用中は下側の放音口がふさがれて音量
が低下し、腕から外すと音響インピーダンスが
減つて音が大きくなる。即ち日中は他人を突然
のアラーム音で驚かすことなく、朝起床時には
机上で目覚めに十分な音量が得られるような音
量自動調節式の時計が得られる。
が低下し、腕から外すと音響インピーダンスが
減つて音が大きくなる。即ち日中は他人を突然
のアラーム音で驚かすことなく、朝起床時には
机上で目覚めに十分な音量が得られるような音
量自動調節式の時計が得られる。
(4) 水が放音部に付着したとき、貫通孔の方がメ
クラ穴より格段に水はけがよく、すみやかに水
分が蒸発して音量が旧状に復帰する。
クラ穴より格段に水はけがよく、すみやかに水
分が蒸発して音量が旧状に復帰する。
(5) 放音孔を電池のない方向に片寄せて設けたの
で、外観上の非対称性が生じ、デザイン的に変
化が与えられる。また電池近傍のケース構造の
複雑化がさけられ、音響付腕時計の小型化、薄
型化に貢献する。
で、外観上の非対称性が生じ、デザイン的に変
化が与えられる。また電池近傍のケース構造の
複雑化がさけられ、音響付腕時計の小型化、薄
型化に貢献する。
(6) 発音部からの音響出力の開口部が放音孔の側
壁部に位置しているので、放音が時計の表裏い
ずれへも十分行われ、放音孔の表裏いずれかが
塞がれてもアラーム機能の低下が少い。
壁部に位置しているので、放音が時計の表裏い
ずれへも十分行われ、放音孔の表裏いずれかが
塞がれてもアラーム機能の低下が少い。
第１図は本考案の一実施例である腕時計の組立
断面図、第２図は第１図の平面図である。 ５……貫通放音孔、８……振動板、１６，１７
……音響出力の開口部。
断面図、第２図は第１図の平面図である。 ５……貫通放音孔、８……振動板、１６，１７
……音響出力の開口部。
Claims (1)
- 腕時計ケースの胴部の裏蓋より外側の位置に表
裏を貫通する穴を設け、該穴の側壁部に電子ブザ
ー又はスピーカーの音響出力を開口せしめたこと
を特徴とする音響機能付腕時計の放音部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5398478U JPS6130226Y2 (ja) | 1978-04-22 | 1978-04-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5398478U JPS6130226Y2 (ja) | 1978-04-22 | 1978-04-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54156569U JPS54156569U (ja) | 1979-10-31 |
| JPS6130226Y2 true JPS6130226Y2 (ja) | 1986-09-04 |
Family
ID=28947849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5398478U Expired JPS6130226Y2 (ja) | 1978-04-22 | 1978-04-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6130226Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-22 JP JP5398478U patent/JPS6130226Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54156569U (ja) | 1979-10-31 |
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