JPS6027238B2 - 発音装置 - Google Patents
発音装置Info
- Publication number
- JPS6027238B2 JPS6027238B2 JP7986876A JP7986876A JPS6027238B2 JP S6027238 B2 JPS6027238 B2 JP S6027238B2 JP 7986876 A JP7986876 A JP 7986876A JP 7986876 A JP7986876 A JP 7986876A JP S6027238 B2 JPS6027238 B2 JP S6027238B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- space
- sound
- sounding
- acoustic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04C—ELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
- G04C21/00—Producing acoustic time signals by electrical means
- G04C21/02—Constructional details
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はベル、ブザー、スピーカー等の電気−音響変換
器を有する発音装置に関する。
器を有する発音装置に関する。
発音装置を、それが附随している本体装置に比して小型
化し、しかも極力高い発音能率が求められる傾向が益々
高まって来た。
化し、しかも極力高い発音能率が求められる傾向が益々
高まって来た。
一例として本体装置がアラーム機能付電子腕時計であり
、発音体が圧電ブザーである場合について述べる。
、発音体が圧電ブザーである場合について述べる。
腕時計においては、時刻の視覚表示部を大きく見易くす
ることを最優先とするデザインがなされる。一方音響変
換器の振動板も、音量を得るためできるだけ大面積であ
ることが要求される。そこで、従来の発音時計において
は、両者の条件を妥協させるために、視覚表示部をケー
スの前面に、振動板を裏蓋のすぐ内側に配置し、髪蓋の
斜面部に放音孔を設けていた。従って次の点で不満があ
った。{1} 音がケースを迂回して前方に達するので
音量の損失がある。
ることを最優先とするデザインがなされる。一方音響変
換器の振動板も、音量を得るためできるだけ大面積であ
ることが要求される。そこで、従来の発音時計において
は、両者の条件を妥協させるために、視覚表示部をケー
スの前面に、振動板を裏蓋のすぐ内側に配置し、髪蓋の
斜面部に放音孔を設けていた。従って次の点で不満があ
った。{1} 音がケースを迂回して前方に達するので
音量の損失がある。
(2} 手首の皮膚で音孔をふさがないように厚い裏蓋
を用いるので、時計全体の厚さを増す。
を用いるので、時計全体の厚さを増す。
更に、時計に限らず他の音響情報を出力する機器又はシ
ステムにおいても普通発音装置は前方に大面積で開口し
ており、本体装置を含めた全体の小型化が出来ない欠点
があった。
ステムにおいても普通発音装置は前方に大面積で開口し
ており、本体装置を含めた全体の小型化が出来ない欠点
があった。
本発明の以上のような欠点を解消させるため、棺斑形が
薄型で、放音用の開□部が比較的細長い形状を有し、機
器の小型化設計に通し、かつ発音能率を低下させない構
造の発音装置を提供することを目的とする。
薄型で、放音用の開□部が比較的細長い形状を有し、機
器の小型化設計に通し、かつ発音能率を低下させない構
造の発音装置を提供することを目的とする。
振動板をU字状又は袋状に成形して一方が開□し他の方
向は振動板で囲まれた空間を設け、該空間の奥行き方向
の側面に該当する部分の振動板を電気−機械変換器で駆
動し、閉口部から放音するように構成した発音装置であ
る。
向は振動板で囲まれた空間を設け、該空間の奥行き方向
の側面に該当する部分の振動板を電気−機械変換器で駆
動し、閉口部から放音するように構成した発音装置であ
る。
第1図は本発明の一実施例であるアラーム機能付電子腕
時計の発音体を含む要部を断面図にしたもので、ムープ
メントやその固定法は図示してない。
時計の発音体を含む要部を断面図にしたもので、ムープ
メントやその固定法は図示してない。
1は腕時計のケースの銅、2は時刻表示を観察するため
の前面ガラス、13は裏蓋である。
の前面ガラス、13は裏蓋である。
発音装置の振動板8は断面がほゞU字型になるよう曲げ
又は袋状に深絞り加工されており、内部のU字空間は側
方が閉口し、他は振動板で包まれている。U字側面は紙
面に垂直方向の平面をなし、この部分に電気−機械変換
器の1種である圧電素子9が接着されている。図示して
いない時計ムーフメントより音響周波数を有する電気信
号が変換器9に供給されると、振動板8との結合点が機
械的に駆動され振動し、音波はU字空間内に放出され、
側方の開□部3から外部へ放出される。U字内部の空間
10はある特定の周波数に対しては共鳴室として作用し
、音響出力を増大させることもできる。振動板8はケー
ス側面に開口する放資孔3に直接防水的に固定される。
空間10の奥は振動板で閉じられているので、防水は振
動板9の関口部附近のみで、例えば、図示のようにここ
にパッキング12を配して行えばよい。U字内部の空間
内に水が入ることはありうるが、時計の実質的な内部は
防水が保たれる。以上電気−機械変換器として圧電素子
を用いたブザーを組込んだ腕時計を例示したが、勤露型
や電磁型の変換器を用いても、又発音装置がスピーカー
であっても、音響信号を発する母体が時計と限らずとも
本発明が構成できることがわかるであろう。
又は袋状に深絞り加工されており、内部のU字空間は側
方が閉口し、他は振動板で包まれている。U字側面は紙
面に垂直方向の平面をなし、この部分に電気−機械変換
器の1種である圧電素子9が接着されている。図示して
いない時計ムーフメントより音響周波数を有する電気信
号が変換器9に供給されると、振動板8との結合点が機
械的に駆動され振動し、音波はU字空間内に放出され、
側方の開□部3から外部へ放出される。U字内部の空間
10はある特定の周波数に対しては共鳴室として作用し
、音響出力を増大させることもできる。振動板8はケー
ス側面に開口する放資孔3に直接防水的に固定される。
空間10の奥は振動板で閉じられているので、防水は振
動板9の関口部附近のみで、例えば、図示のようにここ
にパッキング12を配して行えばよい。U字内部の空間
内に水が入ることはありうるが、時計の実質的な内部は
防水が保たれる。以上電気−機械変換器として圧電素子
を用いたブザーを組込んだ腕時計を例示したが、勤露型
や電磁型の変換器を用いても、又発音装置がスピーカー
であっても、音響信号を発する母体が時計と限らずとも
本発明が構成できることがわかるであろう。
本発明は振動板部分が薄形に、放音部の閉口面積が小さ
くできるので次の効果を有する。
くできるので次の効果を有する。
m 薄型であることが要求される機器に組込んだ場合、
その厚さ面内に関口部を設けることができ、広い面に設
けた場合のように関口部がふさがれ易いことがない。
その厚さ面内に関口部を設けることができ、広い面に設
けた場合のように関口部がふさがれ易いことがない。
■ 音響通路の迂回がないので発音能率を高く維持でき
る構造である。
る構造である。
糊 発音体単体も小型化に適しており、組合わされる装
置・システム全体の小型化に寄与する。
置・システム全体の小型化に寄与する。
‘4’本発音体を組込んだ機器の防水も、閉口端の口元
で行えばよいので可能かつ容易である。‘5’ 振動板
で囲まれた空間を共鳴室として音量拡大に利用すること
ができる。
で行えばよいので可能かつ容易である。‘5’ 振動板
で囲まれた空間を共鳴室として音量拡大に利用すること
ができる。
第1図は本発明の一実施例の要部断面図である。
1……腕時計のケースの胴、2……前面ガラス、3・・
・・・・放音用閉口部、8…・・・振動板、9・・・・
・・圧電素子、10・・・…共鳴室。 第1図
・・・・放音用閉口部、8…・・・振動板、9・・・・
・・圧電素子、10・・・…共鳴室。 第1図
Claims (1)
- 1 断面がほゞU字形状をなすように振動板を曲げた形
あるいは袋状に成形することによつて前記断面の一方に
向つて開口し他の方向は前記振動板によつて包囲された
空間を設けると共に前記振動板の前記空間の奥行方向と
ほゞ平行な部分を電気−機械変換器によつて駆動し前記
開口方向に放音するようにしたことを特徴とする発音装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7986876A JPS6027238B2 (ja) | 1976-07-07 | 1976-07-07 | 発音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7986876A JPS6027238B2 (ja) | 1976-07-07 | 1976-07-07 | 発音装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS536071A JPS536071A (en) | 1978-01-20 |
JPS6027238B2 true JPS6027238B2 (ja) | 1985-06-27 |
Family
ID=13702176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7986876A Expired JPS6027238B2 (ja) | 1976-07-07 | 1976-07-07 | 発音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027238B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03105110A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液体燃料供給装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62116000A (ja) * | 1985-11-14 | 1987-05-27 | Seikosha Co Ltd | アラ−ム時計 |
-
1976
- 1976-07-07 JP JP7986876A patent/JPS6027238B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03105110A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液体燃料供給装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS536071A (en) | 1978-01-20 |
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