JPS6130171A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子的に読み取った画像情報を出力する場合
の画像処理方式に関するものである。

〔従来の技術〕

電子的に読み取った画像をプリンタ等で出力する場合に
、画像情報の一部を分割して出力する必要が生じる場合
がある。

例えば、戸籍や住民票の内容を電子的に読み取って記憶
している場合に、構成員全員ではなく世帯主と本人のみ
の欄の写しが必要な戸籍抄本や住民票を出力する場合な
どである。

このような場合、従来は、電子的に読み取った画像情報
は画像メモリ内に、各情報の区画のインデックスを付け
て記憶されており、情報を分割して出力する場合、分割
された部分の境界線付近は、どちらかの部分にしか含ま
れず、出力画像としては不完全な場合がある。

第４図はその例を示すものであり、画像メモリにｆａｔ
に示すような連続表が記憶されている場合に、Ａの部分
を分割して出力する場合にはそのままＡの内容が出力さ
れるが、Ｂ、Ｃの部分を出力する場合には、境界部のラ
インは他のメモリ領域内のものであるため、境界線のな
い出力となり、出力画像としては不完全なものとなる（
第４図（ｂ）〜（ｄｌ参照）。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、このような従来方式では不完全であった画像
出力の問題点を解決しようとするものであり、画像を分
割出力しても、より完全な画像を得ることができる方式
を提供することを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、電子的に読み取った画像情報を分割して出力
する場合に、分割境界部分を、分割する両方の部分に重
複して出力するようにしたものであり、これによって、
分割された境界部分の情報をも同時に出力して、より完
全な分割画像を得ることができるようにしたものである
。

〔実施例〕

以下、本発明を具体的実施例に基づいて説明する。第１
図は画像メモリの内容を模式的に表した説明図であり、
画像メモリの中には、ＭＡ列からＭＢ列まで、連続した
画像情報が記憶されている。

ＭＢ列及びＭＣ列は、それぞれ画像情報の区切り（例え
ば区画線）が記憶されている。ＭＡからＭＢまでは画像
情報Ａの内容が、ＭＢ＋１列からＭＣ列までは画像悄＠
Ｂの内容が、またＭＣ＋１列からＭＢ列までは画像情報
Ｃの内容がそれぞれ記録されている。

本発明では、例えば画像情報Ｂの内容を出力する場合に
、出力画像の前後に、情報Ａの最後の部分、及び情報Ｃ
の最初の部分の情報をも同時に出力して情報Ｂの内容が
完全に出力されるようにするものである。具体的には、
Ａの部分の出力指定時には、（ＭＡ）〜（ＭＢ＋Ｗ）　
　（Ｗは列の微小幅）までの内容を出力し、Ｂの部分の
出力が指定されたときには（ＭＢ−Ｗ）〜（Ｍ　Ｃ＋Ｗ
）の内容を出力し、またＣの部分が出力指定されたとき
には（Ｍ　Ｃ−Ｗ）〜（ＭＥ＞の内容を出力する。

このことにより、ＡとＢの部分の出力には、（ＭＢ−Ｗ
）〜（ＭＢ＋Ｗ＞の部分が重複して出力される。即ち、
この部分（境界部分）の画像は出力Ａ、Ｈの両方に含ま
れることになり、境界部分の欠けがなくなることになる
。

第２図は本発明を実施するハード構成のブロック図であ
り、同図において、ｆｌ＋は原稿の読取部、（２）はＣ
ＰＵ１３１は原稿の全面メモリ部、（４）は一部メモリ
部、（５）はプリンタ等の画像出力装置、（６）は操作
部、（７）は原稿である。

ＣＰ　Ｕ　（２１では、画像を読み取る場合には、原稿
の画像を読取部（１）により光学的に読み取り、画素　
。

に分解してこれを１゛０′　と“１″のデジタル信号に
変換し、全面メモリ（３）内のメモリ領域に書き込む。

このとき、画像信号内の境界部であることの識別データ
は、そのデータを操作部（６）によりマニュアルで入力
するか、その境界部の位置が予め分かっている場合はそ
の列番地をＲＯＭ等に記憶させてお（ことで判断できる
ようにする。

あるいは、画像メモリ内の、ある列のデータが全部’１
”　　（画像では黒）である場合にそれを判別してメモ
リ領域内の何列目は境界線であることを自動的に表示す
るようにする。

画像を出力する場合には、操作部（６）により、出力す
べき画像の範囲を指定すれば、その指定された領域が連
続画像の最初のもの（第１図で言えばＡの部分）である
かどうかを判別し、最初のものであればその部分を一部
メモリ（４）内に読み込む。

その部分を読み終えると、更に次の領域の微小幅の部分
（第１図で言えばＷの幅）をも読み込む。

読み込みが完了すれば、画像出力装置（５）に出力する
。出力指定領域が連続画像の最初のものではない場合は
、最初に前の領域の微小幅の部分を一部メモ１月４）に
読み込み、次に指定領域の画像を、最後に次の微小幅の
部分を読み込んで、それが完了したときに画像出力装置
（５）に出力する。

第３図は本発明による出力例を示すものであり、＋ａｌ
に示すような画像を分割して出力した場合、山）〜（ｄ
）に示すような出力が得られることになる。

〔発明の効果〕

上述したように本発明によれば、連続画像の一部を分割
して出力する場合に、前後の微小幅の部分の情報も重複
して出力されるため、各出力画像をより完全なものとす
ることができるという効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による画像メモリ内のメモリ領域を説明
する説明図、第２図は本発明の構成の概要を示すブロッ
ク図、第３図は本発明による出力画像の例を示す説明図
、第４図は従来の方式による分割画像の例を示す説明図
である。 （１）：読取部 ＋２１　：　　ＣＰ　Ｕ （３）：全面メモリ （４）ニ一部メモリ （５）：画像出力装置 （６）：操作部 （７）：原稿 第　　１　　図 第　　２　因 （ｂ） （ｄ） １４開昭６１−３０１７１　　（４） 第４図 （ａ） （ｂ） （Ｃ） （ｄ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、画像情報を電子的に読み取って画像メモリ内にスト
   アし、この画像情報を画像に復元して出力する手段を有
   する画像処理方式において、連続した画像情報の一部を
   分割して出力する際に、出力すべき画像の前後の微小幅
   部分の画像も出力するように構成したことを特徴とする
   画像処理方式。