JPS6129900Y2 - - Google Patents

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JPS6129900Y2
JPS6129900Y2 JP17363781U JP17363781U JPS6129900Y2 JP S6129900 Y2 JPS6129900 Y2 JP S6129900Y2 JP 17363781 U JP17363781 U JP 17363781U JP 17363781 U JP17363781 U JP 17363781U JP S6129900 Y2 JPS6129900 Y2 JP S6129900Y2
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JP
Japan
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cylinder
key
holder
cap
cylinder inner
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JP17363781U
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JPS5878360U (ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば自動車のサイドドアおよびト
ランクやバツクドアのロツク用シリンダ錠等、雨
水にさらされる個所に用いるシリンダ錠、とくに
そのシール構造の改良に関するものである。
上記のように、雨水に直接にさらされるシリン
ダ錠では、キー穴から雨水が侵入しないように、
キー操作時以外においてはシリンダ錠の内部を外
部に対してシールする必要がある。
このため、従来においては、第1図に示すよう
に、シリンダインナ1を回動自在に保持するホル
ダ2の前端面に取付けたキヤツプ3と、シリンダ
インナ1の前端面との間に、キー挿入穴4aをを
設けたシリンダキヤツプ4を回動自在に介装する
とともに、キー挿入穴4aの内側にシヤツタスプ
リング5でシリンダキヤツプ4に向けて付勢保持
したシヤツタ6を設け、このシヤツタ6とシリン
ダキヤツプ4とでシリンダ錠前面を外部に対して
シールするようにしたものが知られている。
しかしながら、上記従来の構造は複雑で、シリ
ンダキヤツプの外にシヤツタやシヤツタスプリン
グ等の部品を要し、部品点数が多くなつて組付性
も悪いといつた欠点があつた。
本考案は、かかる従来の問題に鑑みてなされた
ものであつて、シリンダキヤツプ自体がシヤツタ
機能を有し、したがつて、シリンダキヤツプをホ
ルダのキヤツプとシリンダインナとの間に介装す
るだけでシリンダ錠の内部を外部に対してシール
することができる構造の簡単なシリンダ錠を提供
することを目的としている。
このため、本考案においては、シリンダキヤツ
プの直径方向に、キーの挿入方向に反曲した一対
の弾性片によつて常時は閉じた合せ部を形成する
とともに、合せ部には、キーの挿入方向に凹んだ
キー挿入用凹部を設け、このキー挿入用凹部をガ
イドとしてキーを挿入したときには、一対の弾性
片が相互に開いてキーの挿入を許容し、キーを抜
いたときには、自動的に相互に密着して外部に対
するシールを構成するようにしたことを基本的な
特徴としている。
以下、図示の実施例に基づいて本考案をより具
体的に説明する。
第2図および第3図において、10はそれ自体
周知の構造を有するシリンダインナ、11はシリ
ンダインナ10を回動可能に保持するシリンダホ
ルダ、12はシリンダホルダ11の前面側外周に
嵌合固定され、キー操作のための中央開口13を
除いてシリンダインナ10の前端面10aの周囲
をカバーするホルダキヤツプで、第2図に示すキ
ー14の抜脱時には、タンブラ溝15に嵌挿した
タンブラ16がスプリング17のバネ力でシリン
ダホルダ11の内周に設けたロツク溝(図示せ
ず)に突出してシリンダインナ10を回動不能と
する一方、第3図に示すように、キー14をシリ
ンダインナ10の軸方向のキー穴18に挿入した
ときには、タンブラ16がロツク溝から抜け、そ
の結果、キー14の操作でシリンダインナ10を
シリンダホルダ11に相対して回動させ、シリン
ダインナ10の後端に設けたカム部19によりロ
ツクを解除する基本構造を有する。
本考案においては、上記の基本構造に加えて、
ホルダキヤツプ12とシリンダインナ10の前端
面10aとの間にシリンダキヤツプ20を回動可
能に介装し、このシリンダキヤツプ20によつて
シリンダインナ10の内部を外部に対してシール
する。
第4図に展開図を示すように、シリンダキヤツ
プ20は、大略楕円形状の薄肉板材21の打抜成
型品であつて、その短軸中心線に沿つて、両端を
残して円形開口13の直径より若干長い所定の巾
の打抜き溝22を設けるとともに、打抜き溝22
の両端部を打抜き溝22に直交する方向、即ち長
軸に平行な方向に一定の巾で切断線23,24を
入れ、さらに、図に点線で示すように、図の裏面
側に折り癖を有する折り目を短軸に関して対称に
入れたものであつて、短軸線を中心に折り込ん
で、折り目aとa′,bとb′とを相互に密着させ、
第5図および第6図に示すように、短軸方向両端
のU字形状の連結部25,26の間に、合せ部2
7を形成し、合せ部27には、その両端部を除い
てキーの挿入をガイドする内向きのキー挿入用凹
部28を、第4図の折り目cとc′とで形成したも
のである。
上記のシリンダキヤツプ20は、第2図に示す
ように、ホルダキヤツプ12の内周縁部と、シリ
ンダインナ10の前端面10a上に凹設した浅い
円形切欠面10bとの間にシリンダインナ10と
一緒に回動自在に挾持する。第2図に明らかなよ
うに、上記合せ部27は、キー14の挿入方向に
内向きに反曲した一対の弾性片29,30の相互
の弾性接触によつて常時は間隙なしに閉じ合わさ
れており、ホルダキヤツプ12の円形開口13は
シリンダキヤツプ20によつてその全面がカバー
され、シリンダインナ10内部は外部に対して完
全にシールされる。なお、上記U字形状の連結部
25,26は、第2図に示すように、ホルダキヤ
ツプ12によつてカバーされており、その底部は
シリンダインナ10のキー穴18の両側部に夫々
設けた支持壁32に弾性的に当接し、支持壁32
の支持力により、シリンダキヤツプ20を前方に
押して、シリンダキヤツプ20のホルダキヤツプ
12への密着性を確保する。
第3図に示すように、キー14を挿入する際に
は、上記挿入用凹部28によつてキー14の先端
をガイドし、キー14の進入で一対の弾性片2
9,30を両側に押し開くことにより、キー14
をキー穴18に良好に挿し込むことができ、次い
でキー14の回動操作で必要なロツクの解除を行
なうことができる。そして、キー14をシリンダ
錠から抜くと、一対の弾性片29,30が弾性的
に復原して再び第2図に示すように、相互に閉じ
合わさつて合せ部27を閉成する。
以上の説明から明らかなように、本考案は、シ
リンダキヤツプの構造を工夫することにより、そ
れ自体にシヤツタ機能を持たせた防水タイプのシ
リンダ錠を提供するものであつて、本考案によれ
ば、部品数およびコストの低減を図ることがで
き、組付性をも著しく向上することができる利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の防水型シリンダ錠の構造を示す
要部断面図、第2図および第3図は夫々本考案に
係るシリンダ錠の要部断面側面図で、第2図はキ
ーの抜脱時を、第3図はキーの挿入時を夫々示
す。第4図は本考案に係るシリンダキヤツプの展
開図、第5図はシリンダキヤツプの斜視図、第6
図は正面図である。 10……シリンダインナ、11……シリンダホ
ルダ、12……ホルダキヤツプ、13……円形開
口、14……キー、20……シリンダキヤツプ、
27……合せ部、28……キー挿入用凹部、2
9,30……一対の弾性片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取付部材に固定されるシリンダホルダと、シリ
    ンダホルダ内に支持され、キーの挿入によつてシ
    リンダホルダに相対して回動操作可能となるシリ
    ンダインナと、中央にキー操作用の円形開口を有
    し、シリンダインナの前端面をカバーするように
    シリンダホルダに固定されるホルダキヤツプとを
    備えたシリンダ錠において、 シリンダインナ前端面の外径より小さくホルダ
    キヤツプの円形開口より大きい径を有する大略円
    形状のシリンダキヤツプをホルダキヤツプとシリ
    ンダインナ前端面との間に、シリンダインナと共
    回転可能に介装するようにし、シリンダキヤツプ
    には、キーの挿入方向に関して内方に反曲し、反
    曲部が常時は弾性的に接触する一対の弾性片によ
    つて直径方向の合せ部を形成するとともに、該合
    せ部にはキーの挿入方向に内向きに凹んだキー挿
    入用凹部を少なくともキーの挿入幅に等しい長さ
    にわたつて形成し、キーの挿入を許容して常時は
    シリンダインナの前面を外部に対して液密にカバ
    ーしたことを特徴とするシリンダ錠。
JP17363781U 1981-11-20 1981-11-20 シリンダ錠 Granted JPS5878360U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17363781U JPS5878360U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 シリンダ錠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17363781U JPS5878360U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 シリンダ錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5878360U JPS5878360U (ja) 1983-05-27
JPS6129900Y2 true JPS6129900Y2 (ja) 1986-09-02

Family

ID=29965510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17363781U Granted JPS5878360U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 シリンダ錠

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JP (1) JPS5878360U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633165Y2 (ja) * 1986-12-24 1994-08-31 朝日電装株式会社 シリンダ−錠のロ−タ−キヤツプ

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Publication number Publication date
JPS5878360U (ja) 1983-05-27

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