JPS6129768B2 - - Google Patents

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JPS6129768B2
JPS6129768B2 JP54000693A JP69379A JPS6129768B2 JP S6129768 B2 JPS6129768 B2 JP S6129768B2 JP 54000693 A JP54000693 A JP 54000693A JP 69379 A JP69379 A JP 69379A JP S6129768 B2 JPS6129768 B2 JP S6129768B2
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air
adsorption
impure
pipe
tower
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JP54000693A
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Koji Ootani
Shunsuke Nokita
Ikuo Shimokawabe
Kyoshi Ichihara
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Hitachi Ltd
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  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原料空気から酸素(O2)、窒素
(N2)等を得るための空気分離装置に係り、特に
原料空気中のCO2、H2O等の不純物を除去する空
気分離装置の前処理技術に関するものである。
空気からO2、N2等を分離回収する空気分離装
置は低温下で運転するために、空気中に存在する
CO2、H2Oが凝縮固化し、装置の運転を阻害す
る。空気は通常、膨張による低温源を得るため圧
縮機で加圧後空気分離装置に供給されるが、その
圧力は分離したO2、N2をガス状で回収する場合
には、5〜7Kg/cm2G、液状で回収する場合は、
20〜40Kg/cm2Gである。従つて、空気中にはH2O
は空気分離装置の精留塔に供給される圧力および
温度での飽和湿度相当量、およびCO2は300〜
400ppm含まれるので、これらH2OおよびCO2
除去を必要とする。これらの不純物の除去は、従
来、原料空気と、空気分離装置の精留塔で分離さ
れたO2、N2等とを熱交換する熱交換器(可逆熱
交換器)によつて行なわれている。第1図を用い
て説明すると、原料空気は圧縮器1にて所定圧力
に加圧され、冷却器2にて冷却後に切替弁5を備
えた配管8並びに配管13,14を通じて可逆熱
交換器3に送られる。また空気分離装置の精留塔
7から配管11を通じて導びかれる不純N2は、
複数の逆止弁4を介した後に配管14を経て可逆
熱交換器3に供給される。更に精留塔7からは熱
交換用の純N2が配管9を通じて、また純O2が配
管10を通じてそれぞれ可逆熱交換器3において
低温媒体である不純N2、純N2、純O2との熱交換
によつて冷却されると共に、空気中のH2O、CO2
の不純物を該熱交換器3内に固化析出して除去し
ている。そして該不純物を除去された原料空気は
配管13および逆止弁4を経た後に配管15並び
に膨張弁6を備えた分岐配管19を通じて精留塔
7に供給される。ここで空気中からのH2O、CO2
の除去操作を長時間継続させると、該熱交換器3
内の空気流路にH2O、CO2が多量に析出して該流
路の閉塞を起こす。これを防ぐ為には、切替弁5
および逆止弁4を切替えて熱交換器3内の配管1
3を流れる空気を配管14に切替えると共に不純
N2を配管14から配管13を流れるように切替
え、配管内に析出したH2O、CO2を該不純N2によ
り気化させ熱交換器3より取り除く。該不純N2
は、その後切替弁5および配管16を通じて排出
されるようになつている。
以上の方法により原料空気中のH2OおよびCO2
は通常1ppm程度まで除去され、空気分離装置の
精留塔、配管等への該不純物の固化が防止される
が、しかしながら次のような問題点が生じる。即
ち、第1に上記可逆熱交換器には通常2系列の流
路が設けられ、原料空気と不純N2の流路の切替
えが交互に行なわれるが、この場合、切替時には
流量比で50%の空気および不純N2の流通が一時
停止になるため、空気および不純N2の圧力およ
び流量が変動して精留塔を不定常にし精留効率の
低下をきたす。従がつて空気分離装置にて高純度
のO2、N2を回収することが困難となる。
第2に、可逆熱交換器では固化析出したH2O、
CO2を気化させるために多量の不純N2を必要とす
るが、通常、上記不純N2量は原料空気に対して
70%程度を占めることになる。そのため、純N2
の回収率は原料空気に対して10%程度しか取るこ
とができず、純N2量の需要拡大に対処できない
という問題があつた。
以上の観点から空気及びガスの圧力、流量の変
動がなく、且つ不純N2使用量を少なくして空気
中からH2O、CO2の除去を行なわせる空気分離装
置の前処理装置が要望されていた。
本発明者は、これらの問題点に対処するため、
吸収法を用いた空気分離装置の前処理法を提案
し、純N2の収量を上記従来法の10%から40%ま
で増加できることを明らかにした(特願昭53−
10499号)。この先願に係る空気分離装置の系統図
を第2図に示す。
第2図において、原料空気は圧縮機1で所定圧
力に加圧され、冷却水12が流通されている冷却
器2で冷却後に配管8を通じて導かれ、切替弁2
3を経由して吸着塔21に送られる。この吸着塔
21にて空気中からH2O、CO2を除去する吸着操
作を行わせた後、切替弁27、配管41を経由し
て原料空気は熱交換器32に送られ、ここで精留
塔7から導かれる純N2、純O2、不純N2との熱交
換によつて冷却後に配管15,19を経由して精
留塔7に供給される。の原料空気は液化され、精
留塔7において沸点の差を利用して精留されて
O2とN2が分離され、純O2、純N2および不純N2
生成する。ここで、不純N2は純O2と純N2を除い
た空気中の残りの成分で、通常N2濃度が95%程
度のものである。そして純N2は配管9、熱交換
器32、配管17を経由して製品として回収さ
れ、純O2は配管10、熱交換器32、配管18
を経由して製品として回収される。また、不純
N2は配管11、熱交換器32を経由した後、配
管42、切替弁30を経由して吸着塔22に供給
され、吸着塔22内のゼオライト等から成る吸着
剤に蓄積されたH2O、CO2を脱着させる脱着操作
を行なわせた後に切替弁26、配管43,44を
経由して系外に排出される。
次に原料空気と不純N2が流通する吸着塔の系
統を一定時間毎に切替え、空気は配管8、切替弁
25、吸収塔22、切替弁29、配管41を経由
して熱交換器32に供給し、一方、熱交換器32
を経た不純N2は配管42、切替弁28、吸着塔
21、切替弁24、配管43,44を経由して系
外に排出される。このように、切替弁23〜30
を用いて吸着塔21および22にて交互に吸着操
作および脱着操作を行なわせる。
ここで、空気は膨張による低温源を得るために
加圧されており、よつて吸着操作は加圧下で実施
される。不純N2は空気分離装置の精留塔7から
大気圧前後で排出されるため、この脱着操作は吸
着操作より低い圧力すなわち大気圧前後で実施さ
れることになる。そして前述の吸着操作および脱
着操作からなる運転サイクルはCO2を例とした吸
着等湿線である第3図に示す方法で行なわれる。
即ち、吸着等湿線aの吸着剤(ゼオライト)を用
い、加圧工程A、吸着工程B、減圧工程C、パー
ジ工程Dの4工程からサイクルを構成し、原料空
気中からH2O、CO2を除去する吸着操作は加圧工
程Aにて空気を高圧にし、吸着工程Bにて高圧下
の空気を吸着剤と接触させ、該H2O、CO2を吸着
剤に吸着させるものであり、H2O、CO2を吸着し
た吸着剤の再生を行なう脱着操作は減圧工程にて
吸着塔内の圧力を低下させ、パージ工程にて低圧
下のもとで不純N2を吸着剤に接触させて吸着さ
れていたH2O、CO2を該不純N2中に引き出し、吸
着剤から脱着させて前記吸着剤を再生するもので
ある。
上記前処理装置を用いて得られた結果を第4図
に示す。即ち第4図の結果は、配管41を流れる
原料空気量と配管42を流れる不純N2量の比に
対する配管41を流れる原料空気中のCO2濃度の
関係を示したもので、不純N2量が原料空気量の
40%以上であればCO2濃度を1ppm以下にするこ
とができる。このようにして精留塔からの純N2
の収率を前記可逆熱交換法に比べて4倍程度向上
できることが分つた。しかしこの方法を用いて
も、原料空気量の40%の不純N2をパージガスと
して消費しなければならず、パージに用いた不純
N2はH2OおよびCO2を多量に含有するため廃棄せ
ざるを得ないという欠点がある。そしてパージ用
の不純N2量をもつと大幅に減少させることがで
きれば、純N2収率の大幅な向上、あるいは超乾
燥状態の不純N2の制御用ガス源等への有効活用
等が期待される。
本発明の目的は、空気分離装置に供給される原
料空気から分離されたH2O、CO2の除去を行なわ
しめる不純N2量を少なくして、空気分離装置で
得られる純N2量の増加、あるいは不純N2の有効
活用を可能にする空気分離装置の前処理方法およ
び装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明方法は、加圧
された空気を吸着塔内の吸着剤と接触させて水お
よび二酸化炭素を吸着除去した後に空気分離装置
の精留塔に原料空気として供給する吸着工程と、
水および二酸化炭素(CO2)を吸着した吸着塔内
の吸着剤を前記吸着操作時より低い圧力下で吸着
処理後の原料空気を用いて脱着する第1段の脱着
工程と、前記吸着剤と精留塔から導かれた不純窒
素(N2)を用いてさらに脱着する第2段の脱着工
程とを含むことを特徴とし、また本発明原料空気
から酸素(O2)およびN2を分離する精留塔と、原
料空気中に含有されるH2OおよびCOO2の吸着並
びに脱着を行なわせる少なくとも3基の吸着塔
と、原料空気を前記吸着塔のいずれかに供給する
第1の空気配管と、前記吸着塔からH2Oおよび
CO2を除去した原料空気を精留塔に供給する第2
の空気配管と、吸着処理後の原料空気を前記吸着
塔のいずれかに導入する第2のパージ配管と、前
記吸着塔から脱着したH2OおよびCO2を含む吸着
処理後の原料空気および不純N2を系外に排出す
る第3のパージ配管とを備えたことを特徴とす
る。
以下、本発明を図面によりさらに詳しく説明す
る。
第5図は、本発明の一実施例を示す空気分離装
置の系統図である。第5図において、空気分離装
置は、圧縮機1、冷却器2、ゼオライト等の吸着
剤を備えた吸着塔51,52,53、切替弁54
〜68、熱交換器32、精留塔7等から構成され
ている。
原料空気は圧縮機1で所定圧力に加圧され、冷
却器2で冷却後に配管8を通じて導びかれ、切替
弁54を経由して吸着塔51に送られる。この吸
着塔51で空気中からH2O、CO2を除去する吸着
操作を行なわせた後、切替弁61、配管70を経
由して原料空気は熱交換器32に送られ、ここで
精留塔7から導びかれる純N2、純O2、不純N2
の熱交換によつて冷却した後、配管15,19を
経由して精留塔7に供給される。この原料空気は
液化され、精留塔7において沸点の差を利用して
精留され、O2とN2が分離され、純O2、純N2およ
び不純N2が生成するここで、不純N2は純O2と純
N2を除いた空気中の残りの成分で、通常N2濃度
が95%程度のものである。純N2は配管9、熱交
換器32および配管17を経由して、また純O2
は配管10、熱交換器32および配管18を経由
してそれぞれ製品として回収される。一方、不純
N2は配管11、熱交換器32を経由した後、一
部は製品として配管74を経由して回収され、残
りは配管72、切替弁65を経由して吸着塔52
に供給され、吸着塔52内の吸着剤に蓄積された
H2O、CO2を吸着させる脱着操作を行なわせた後
の切替弁57、配管73を経由して系外に排出さ
れる。また、配管70を流れる原料空気の一部
は、配管71、弁69、切替弁66を経由して吸
着塔53に供給され、吸着塔53内の吸着剤に蓄
積されたH2O、CO2を脱着させる脱着操作を行な
わせた後、切替弁59、配管73を経由して系外
に排出される。ここで、上記脱着操作に関して、
原料空気の一部を使用して行なう操作を第1の脱
着操作、不純N2を使用して行なう操作を第2の
脱着操作と称する。また、配管71を流れる原料
空気を吸着処理後の原料空気と称する。
次に、一定時間後に原料空気、不純N2および
吸着処理後の原料空気が流通する吸着塔の系統を
切替え、原料空気は配管8、切替弁56、吸着塔
52、切替弁64、配管70を経由して熱光換器
32に供給し、熱交換器32を経た不純N2は、
配管72、切替弁68、吸着塔53、切替弁5
9、配管73を経由して系外に排出し、配管70
を流れる吸着処理後の原料空気は配管71、弁6
9、切替弁60、吸着塔51、切替弁55、配管
73を経由して系外に排出する。引き続き一定時
間後に原料空気、不純N2および吸着処理後の原
料空気が流通する吸着塔の系統を切替え、原料空
気は配管8、切替弁58、吸着塔53、切替弁6
7、配管70を経由して熱交換器32に供給し、
熱交換器32を経た不純N2は配管72、切替弁
62、吸着塔51、切替弁55、配管73を経由
して系外に排出し、配管70を流れる吸着処理後
の原料空気は配管71、弁69、切替弁63、吸
着塔52、切替弁57、配管73を経由して系外
に排出する。このように、切替弁54〜68を用
いて吸着塔51,52および53にて交互に吸着
操作、第1段の脱着操作および第2段の脱着操作
を行なわせる。
上記操作において、原料空気は膨張による低温
源を得るために加圧されており、よつて吸着操作
は加圧下で実施される。吸着処理後の原料空気の
一部は弁69において大気圧前後の圧力に減圧さ
れ、第1段の脱着操作は吸着操作より低い圧力、
すなわち大気圧前後で実施される。不純N2は空
気分離装置の精留塔7から大気圧前後で排出され
るため、第2段の脱着操作も吸着操作より低い圧
力、すなわち大気圧前後で実施されることにな
る。
前述の吸着操作、第1段の脱着操作および第2
段の脱着操作から成る運転サイクルは第6図に示
す要領で行なわれる。すなわち、加圧工程A1
吸着工程B1、減圧工程C1、第1段のパージ工程
E1、第2段のパージ工程F1の5工程からサイク
ルを構成し、原料空気中からH2O、CO2を除去す
る吸着操作は、加圧工程にて空気を高圧にし、吸
着工程にて高圧下の空気を吸着剤と接触させ、該
H2O、CO2を吸着剤に吸着させるものであり、次
にH2O、CO2を吸着した吸着剤の再生を行なう第
1段の脱着操作は、減圧工程にて吸着塔内の圧力
を低下させ、第1段のパージ工程にて低圧下のも
とで吸着処理後の原料空気を吸着剤に接触させて
吸着されていたH2O、CO2を該吸着処理後の原料
空気中に引き出し、前記吸着剤を再生するもので
あり、さらに第2段の脱着操作は、第2段のパー
ジ工程にて低圧力のもとで不純N2を吸着剤に接
触させて吸着されていたH2O、CO2を該不純N2
に引き出し、前記吸着剤を再生するものである。
第6図において、A1、B1、C1、E1、F1は吸着塔
51におけるサイクルを構成する工程、A2
B2、C2、E2、F2は吸着塔52における同様な工
程、およびA3、B3、C3、E3、F3は吸着塔53に
おける同様な工程を示す。
以上、本発明によれば、空気中のH2O、CO2
充分除去して空気分離装置に原料空気を供給する
ことができ、また吸着塔の脱着操作を原料空気を
用いる第1段と不純N2を用いる第2段に分けて
行なうので、脱着操作に要する不純N2の量を原
料空気量に対して例えば約10%まで低減すること
ができる。このため純N2回収率、または純N2
収率と超乾燥状態の不純N2回収率との和が、例
えば原料空気の70%程度にまで向上し、また従来
法の可逆熱交換器を用いた場合に比べて例えば7
倍程度の純N2または純N2と不純N2を製品として
得ることができる。
以下、本発明の具体的実施例を述べる。
実施例 1 第5図に示した空気分離装置において、吸着剤
としてゼオライトを用い、吸着工程時の吸着塔の
空間速度SVを2000h-1、運転サイクル時間
30min、原料空気圧力5Kg/cm2G、パージに用いる
吸着処理後の原料空気および不純N2の圧力を大
気圧、空気中のH2OおよびCO2濃度をそれぞれ
1600および340ppm、不純N2中のH2OおよびCO2
濃度をそれぞれ1ppm以下とし、また、第1段お
よび第2段のパージ工程で使用する吸着処理後の
原料空気量と不純N2量の和を熱交換器32に供
給される原料空気量の40%とし、上記吸着処理後
の原料空気量と不純N2量の比を変化させて運転
を行なつた。第7図に得られた結果を示す。
図から明らかなように、不純N2量と吸着処理
後の原料空気量の和に対する不純N2量の割合が
0.25以上であれば、配管70を流れる原料空気中
のCO2濃度を1ppm以下とすることができること
が分る。この結果から、パージに用いる不純N2
量は熱交換器32に供給される原料空気量に対し
て40%×0.25=10%でよいことが明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例の空気分離装置を示す系統
図、第2図は、改良された従来例の空気分離装置
を示す系統図、第3図は、吸着等湿線を用いて第
2図の従来例の空気分離装置の前処理操作を示す
運転サイクルの説明図、第4図は、上記改良され
た従来の空気分離装置における運転結果を示す
図、第5図は、本発明の一実施例を示す空気分離
装置の系統図、第6図は、本発明の空気分離装置
の前処理操作を示す運転サイクルの説明図、第7
図は、本発明の空気分離装置における運転結果の
一例を示す図である。 1……圧縮機、2……冷却器、6……膨張弁、
7……精留塔、51〜53……吸着塔、54〜6
8……切替弁、69……弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加圧された空気を吸着塔内の吸着剤と接触さ
    せて水および二酸化炭素を吸着除去した後に空気
    分離装置の精留塔に原料空気として供給する吸着
    工程と、水および二酸化炭素(CO2)を吸着した
    吸着塔内の吸着剤を前記吸着操作時より低い圧力
    下で吸着処理後の原料空気を用いて脱着する第1
    段の脱着工程と、前記吸着剤と精留塔から導かれ
    た不純窒素(N2)を用いてさらに脱着する第2段
    の脱着工程とを含むことを特徴とする空気分離装
    置の前処理方法。 2 特許請求の範囲第1項において、前記吸着塔
    は少なくとも3基配置され、その1基の吸着塔を
    吸着工程に用い、他の1基の吸着塔を第1段の脱
    着工程に用い、さらに他の1基の吸着塔を第2段
    の脱着工程に用いることを特徴とする空気分離装
    置の前処理方法。 3 特許請求の範囲第1項または第2項におい
    て、前記吸着工程は、空気を加圧する加圧工程と
    該加圧下でH2OおよびCO2を吸着剤に吸着させる
    吸着工程とからなり、前記第1段の脱着工程は、
    空気を前記加圧時の圧力よりも減圧する減圧工程
    と該減圧下で吸着処理後の原料空気をパージして
    吸着剤に吸着されたH2OおよびCO2を吸着処理後
    の原料空気中で脱着させる第1段のパージ工程と
    からなり、前記第2段の脱着工程は、不純N2
    前記吸着時の圧力よりも減圧下でパージして吸着
    剤に吸着されたH2OおよびCO2を該不純N2中で脱
    着させる第2段のパージ工程を含むことを特徴と
    する空気分離装置の前処理方法。 4 原料空気から酸素(O2)およびN2を分離する
    精留塔と、原料空気中に含有されるH2Oおよび
    CO2の吸着並びに脱着を行なわせる少なくとも3
    基の吸着塔と、原料空気を前記吸着塔のいずれか
    に供給する第1の空気配管と、前記吸着塔から
    H2OおよびCO2を除去した原料空気を精留塔に供
    給する第2の空気配管と、吸着処理後の原料空気
    を前記吸着塔のいずれかに導入する第2のパージ
    配管と、前記吸着塔から脱着したH2OおよびCO2
    を含む吸着処理後の原料空気および不純N2を系
    外に排出する第3のパージ配管とを備えたことを
    特徴とする空気分離装置の前処理装置。 5 特許請求の範囲第4項において、吸着塔から
    第2の空気配管を通じて流れるH2OおよびCO2
    除去された比較的高温の原料空気を、前記精留塔
    から第2のパージ配管を通じて導びかれる不純
    N2および他の配管を通じて導びかれる純N2並び
    に純O2のそれぞれの低温ガスと熱交換させて前
    記原料空気を冷却する熱交換器が設けられている
    ことを特徴とする空気分離装置の前処理装置。
JP69379A 1979-01-10 1979-01-10 Method and device for previously treating air separator Granted JPS5595079A (en)

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