JP2644211B2 - ガス分離における前処理方法 - Google Patents
ガス分離における前処理方法Info
- Publication number
- JP2644211B2 JP2644211B2 JP7259855A JP25985595A JP2644211B2 JP 2644211 B2 JP2644211 B2 JP 2644211B2 JP 7259855 A JP7259855 A JP 7259855A JP 25985595 A JP25985595 A JP 25985595A JP 2644211 B2 JP2644211 B2 JP 2644211B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adsorption
- adsorption tower
- pressure
- tower
- pressurization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02C—CAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
- Y02C20/00—Capture or disposal of greenhouse gases
- Y02C20/40—Capture or disposal of greenhouse gases of CO2
Landscapes
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス分離における
前処理として、水分およびＣＯ2を吸着するガス分離に
おける前処理方法に関するものである。
前処理として、水分およびＣＯ2を吸着するガス分離に
おける前処理方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の前処理方法は、例えば特開昭５８
−２１４７７１号記載のように、再生が終了した吸着塔
の加圧風量が予定値になるように流量制御することによ
り、装置内の圧力変動を抑制していた。しかし、このよ
うな制御をしても、再生時において吸着塔内は大気圧と
なっており、これを１０分程度の加圧時間内で吸着圧力
まで加圧することによって０．２〜０．３kg／ｃｍ2の
圧力変動が生じていた。この圧力変動は後工程でのガス
分離に悪影響を与え、例えば上述の圧力変動によって製
品Ｎ2の組成の変動が約０．１〜０．３ppmＯ2あった。
また、この切換時必要となる加圧ガス量（パージロス）
は、原料空気量の５〜７％程度必要となり、その分製品
の原単位を悪くしていた。
−２１４７７１号記載のように、再生が終了した吸着塔
の加圧風量が予定値になるように流量制御することによ
り、装置内の圧力変動を抑制していた。しかし、このよ
うな制御をしても、再生時において吸着塔内は大気圧と
なっており、これを１０分程度の加圧時間内で吸着圧力
まで加圧することによって０．２〜０．３kg／ｃｍ2の
圧力変動が生じていた。この圧力変動は後工程でのガス
分離に悪影響を与え、例えば上述の圧力変動によって製
品Ｎ2の組成の変動が約０．１〜０．３ppmＯ2あった。
また、この切換時必要となる加圧ガス量（パージロス）
は、原料空気量の５〜７％程度必要となり、その分製品
の原単位を悪くしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、切換
時の加圧ガス量が多く必要なことにより、装置の圧力変
動が大きいという問題があり、パージロスも大きいとい
う問題を残している。
時の加圧ガス量が多く必要なことにより、装置の圧力変
動が大きいという問題があり、パージロスも大きいとい
う問題を残している。
【０００４】本発明の目的は、上記従来技術による装置
の圧力変動を大幅に改善する前処理方法を提供すること
にある。
の圧力変動を大幅に改善する前処理方法を提供すること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、窒素、酸素、
アルゴンの一または複数の成分を採取する深冷分離装置
と、この深冷分離装置の前段に設けられ、上記深冷分離
装置に供給される原料ガス中から水分および二酸化炭素
を圧力スイング方式で吸着除去する第１吸着塔ないし第
３吸着塔の３つの吸着塔とを備えたガス分離装置におけ
る前処理方法において、各吸着塔に対して、吸着工程、
脱圧工程、再生工程、加圧工程がこの順で繰返され、第
１吸着塔の吸着工程に引き続いて第２吸着塔が吸着工程
となり、第２吸着塔の吸着工程に引き続いて第３の吸着
塔が吸着工程となるように構成し、第１吸着塔の吸着工
程中に、第２吸着塔の加圧工程を配置し、第２吸着塔の
加圧工程の初期は、第３吸着塔からの脱圧ガスの供給に
より、加圧傾斜の急峻な加圧を行い、第２吸着塔の加圧
工程の残余期間は、吸着工程にある第１の吸着塔に供給
される原料空気の一部を供給して、上記初期よりも加圧
傾斜の緩やかな加圧を行い、第３吸着塔の再生工程にお
いて、第１、第２吸着塔を並列運転して、第１、第２両
吸着塔の圧力を等しくした後に、第１吸着塔の脱圧工程
を開始させる、ことを特徴とする。
アルゴンの一または複数の成分を採取する深冷分離装置
と、この深冷分離装置の前段に設けられ、上記深冷分離
装置に供給される原料ガス中から水分および二酸化炭素
を圧力スイング方式で吸着除去する第１吸着塔ないし第
３吸着塔の３つの吸着塔とを備えたガス分離装置におけ
る前処理方法において、各吸着塔に対して、吸着工程、
脱圧工程、再生工程、加圧工程がこの順で繰返され、第
１吸着塔の吸着工程に引き続いて第２吸着塔が吸着工程
となり、第２吸着塔の吸着工程に引き続いて第３の吸着
塔が吸着工程となるように構成し、第１吸着塔の吸着工
程中に、第２吸着塔の加圧工程を配置し、第２吸着塔の
加圧工程の初期は、第３吸着塔からの脱圧ガスの供給に
より、加圧傾斜の急峻な加圧を行い、第２吸着塔の加圧
工程の残余期間は、吸着工程にある第１の吸着塔に供給
される原料空気の一部を供給して、上記初期よりも加圧
傾斜の緩やかな加圧を行い、第３吸着塔の再生工程にお
いて、第１、第２吸着塔を並列運転して、第１、第２両
吸着塔の圧力を等しくした後に、第１吸着塔の脱圧工程
を開始させる、ことを特徴とする。
【０００６】本発明によれば、再生工程のための脱圧を
行う吸着塔と吸着工程のための加圧を行う吸着塔を均圧
することにより、原料空気による加圧ガス量を約５０％
減少でき、さらに原単位についても改善できる。
行う吸着塔と吸着工程のための加圧を行う吸着塔を均圧
することにより、原料空気による加圧ガス量を約５０％
減少でき、さらに原単位についても改善できる。
【０００７】従来技術の切換チャートの例を第２図に、
本発明の切換チャートの例を第３図に示す。
本発明の切換チャートの例を第３図に示す。
【０００８】従来技術では、例えば１５分切換の場合、
吸着圧力（約６kg／cm2）から再生圧力（大気圧）まで
の脱圧が約５分、また加圧が約１０分であり３塔を順次
切換えて使用されていた。
吸着圧力（約６kg／cm2）から再生圧力（大気圧）まで
の脱圧が約５分、また加圧が約１０分であり３塔を順次
切換えて使用されていた。
【０００９】しかし、各塔の加圧時間と他塔の脱圧時間
とが一致しないため均圧工程を設けられない。本発明で
は、これを第３図のようにした。すなわち、例えば、１
５分切換えの場合、Ａ塔の吸着時間（t 0 〜t 5 ）は２０分
とし、内Ｂ塔との２塔使用時間（t 4 〜t 5 ）を５分、単独
使用時間（t 0 〜t 4 ）を１５分とする。また、脱圧時間
（t 5 〜t 7 ）は５分とし、内２分（t 5 〜t 6 ）はＣ塔を加圧
する均圧時間、残り３分（t 6 〜t 7 ）は約３Kg／cm 2 から
大気圧までの脱圧時間、加圧時間（t 8 〜t 10 ）は１０分
とし、内２分（t 8 〜t 9 ）は他より加圧する均圧時間、残
り８分（t 9 〜t 10 ）は約３Kg／cm 2 より約６Kg／cm 2 まで
原料空気により加圧する加圧時間とした。同様に、Ｂ塔
の加圧時間（t 1 〜t 4 ）は１０分とし、内２分（t 1 〜t 2 ）
は他より加圧する均圧時間、残り８分（t 2 〜t 4 ）は原料
空気により加圧する加圧時間であり、吸着時間（t 4 〜
t 8 ）は２０分である。Ｃ塔の脱圧時間（t 1 〜t 3 ）は５分
とし、内２分（t 1 〜t 2 ）はＢ塔を加圧する均圧時間、残
り３分（t 2 〜t 3 ）は約３Kg／cm 2 から大気圧までの脱圧
時間である。
とが一致しないため均圧工程を設けられない。本発明で
は、これを第３図のようにした。すなわち、例えば、１
５分切換えの場合、Ａ塔の吸着時間（t 0 〜t 5 ）は２０分
とし、内Ｂ塔との２塔使用時間（t 4 〜t 5 ）を５分、単独
使用時間（t 0 〜t 4 ）を１５分とする。また、脱圧時間
（t 5 〜t 7 ）は５分とし、内２分（t 5 〜t 6 ）はＣ塔を加圧
する均圧時間、残り３分（t 6 〜t 7 ）は約３Kg／cm 2 から
大気圧までの脱圧時間、加圧時間（t 8 〜t 10 ）は１０分
とし、内２分（t 8 〜t 9 ）は他より加圧する均圧時間、残
り８分（t 9 〜t 10 ）は約３Kg／cm 2 より約６Kg／cm 2 まで
原料空気により加圧する加圧時間とした。同様に、Ｂ塔
の加圧時間（t 1 〜t 4 ）は１０分とし、内２分（t 1 〜t 2 ）
は他より加圧する均圧時間、残り８分（t 2 〜t 4 ）は原料
空気により加圧する加圧時間であり、吸着時間（t 4 〜
t 8 ）は２０分である。Ｃ塔の脱圧時間（t 1 〜t 3 ）は５分
とし、内２分（t 1 〜t 2 ）はＢ塔を加圧する均圧時間、残
り３分（t 2 〜t 3 ）は約３Kg／cm 2 から大気圧までの脱圧
時間である。
【００１０】したがって、加圧に使用する原料空気の量
を約半分にでき、装置への圧力変動および原単位を改善
できる。各吸着塔に対する設定圧力は、経時変化等によ
り、初期の設定圧力より変化するので、等しい圧力に設
定された吸着塔間でも実際の圧力は等しくならない。本
発明では、２つの吸着塔の圧力が不均圧であっても切り
替え前後の２つの吸着塔に対して、強制的な均圧の期間
を設けるため、均圧状態からの切り替えとなり、切り替
えに伴う圧力変動をほぼ半減できる。
を約半分にでき、装置への圧力変動および原単位を改善
できる。各吸着塔に対する設定圧力は、経時変化等によ
り、初期の設定圧力より変化するので、等しい圧力に設
定された吸着塔間でも実際の圧力は等しくならない。本
発明では、２つの吸着塔の圧力が不均圧であっても切り
替え前後の２つの吸着塔に対して、強制的な均圧の期間
を設けるため、均圧状態からの切り替えとなり、切り替
えに伴う圧力変動をほぼ半減できる。
【００１１】なお吸着塔自体の負荷は従来と変りなく、
仕様的には同じものを使用可能である。
仕様的には同じものを使用可能である。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施例で
ある第１図によって詳細に説明する。第１図は、３塔式
の例であり、ここでは１５分毎の切替えがなされる場合
について説明する。
ある第１図によって詳細に説明する。第１図は、３塔式
の例であり、ここでは１５分毎の切替えがなされる場合
について説明する。
【００１３】約６kg／cm2に圧縮された原料空気は、入
口弁１ａ（あるいは１ｂ，１ｃ）より吸着剤を充填した
吸着塔８ａ（あるいは８ｂ，８ｃ）に送られる。ここで
後流の深冷分離装置内で固化する水分およびＣＯ2を吸
着除去し、出口弁２ａ（あるいは２ｂ，２ｃ）を経て精
製空気として後流に送られる。なお、吸着塔での吸着方
式は圧力差スイング方式（ＰＳＡ）で行う。一方、再生
ガスとしては、後工程の深冷分離装置で窒素，酸素やア
ルゴンを製品として採取した残りのほぼ大気圧の不純窒
素ガスを用い、再生ガス入口弁３ｃ（あるいは３ａ，３
ｂ）よりＰＳＡ吸着塔８ｃ（あるいは８ａ，８ｂ）に送
られる。ここで吸着されている水分およびＣＯ2を脱着
再生後弁４ｃ（あるいは４ａ，４ｂ）を経て大気に放出
される。
口弁１ａ（あるいは１ｂ，１ｃ）より吸着剤を充填した
吸着塔８ａ（あるいは８ｂ，８ｃ）に送られる。ここで
後流の深冷分離装置内で固化する水分およびＣＯ2を吸
着除去し、出口弁２ａ（あるいは２ｂ，２ｃ）を経て精
製空気として後流に送られる。なお、吸着塔での吸着方
式は圧力差スイング方式（ＰＳＡ）で行う。一方、再生
ガスとしては、後工程の深冷分離装置で窒素，酸素やア
ルゴンを製品として採取した残りのほぼ大気圧の不純窒
素ガスを用い、再生ガス入口弁３ｃ（あるいは３ａ，３
ｂ）よりＰＳＡ吸着塔８ｃ（あるいは８ａ，８ｂ）に送
られる。ここで吸着されている水分およびＣＯ2を脱着
再生後弁４ｃ（あるいは４ａ，４ｂ）を経て大気に放出
される。
【００１４】一方再生が完了し、吸着圧力まで加圧され
たＰＳＡ吸着塔８ｂ（あるいは８ｃ，８ａ）は、所定の
切換時間（１５分）経過後、入口弁１ｂ（あるいは１
ｃ，１ａ），出口弁２ｂ（あるいは２ｃ，２ａ）が開と
なり、Ａ塔，Ｂ塔の２塔を同時に吸着させる（５分
間）。Ｃ塔の再生工程が終了次第、均圧弁７ａ（あるい
は７ｂ，７ｃ）を開とし、Ａ塔とＣ塔をＡ約３kg／cm2
に均圧する（２分間）。均圧後Ａ塔は、脱圧弁６ａ（あ
るいは６ｂ，６ｃ）を開とし、塔内を大気圧まで脱圧
後、つぎの再生工程にそなえ、一方Ｃ塔は、加圧弁５ｃ
（あるいは５ａ，５ｂ）により約６kg／cm2まで加圧さ
れる。この加圧工程時のガス量は、加圧ガス量調節計９
で調節し、装置の圧力変動を最小に抑える。なおこの均
圧および脱圧工程時の再生ガスが流れない工程では、深
冷分離装置より連続して排出される不純窒素ガスを圧力
調節計１０により調節して、弁１１により大気放出され
る。以上の工程は、第３図に示した切換チャートの如く
順次各塔について進められる。
たＰＳＡ吸着塔８ｂ（あるいは８ｃ，８ａ）は、所定の
切換時間（１５分）経過後、入口弁１ｂ（あるいは１
ｃ，１ａ），出口弁２ｂ（あるいは２ｃ，２ａ）が開と
なり、Ａ塔，Ｂ塔の２塔を同時に吸着させる（５分
間）。Ｃ塔の再生工程が終了次第、均圧弁７ａ（あるい
は７ｂ，７ｃ）を開とし、Ａ塔とＣ塔をＡ約３kg／cm2
に均圧する（２分間）。均圧後Ａ塔は、脱圧弁６ａ（あ
るいは６ｂ，６ｃ）を開とし、塔内を大気圧まで脱圧
後、つぎの再生工程にそなえ、一方Ｃ塔は、加圧弁５ｃ
（あるいは５ａ，５ｂ）により約６kg／cm2まで加圧さ
れる。この加圧工程時のガス量は、加圧ガス量調節計９
で調節し、装置の圧力変動を最小に抑える。なおこの均
圧および脱圧工程時の再生ガスが流れない工程では、深
冷分離装置より連続して排出される不純窒素ガスを圧力
調節計１０により調節して、弁１１により大気放出され
る。以上の工程は、第３図に示した切換チャートの如く
順次各塔について進められる。
【００１５】以上に述べたように各塔出口と他塔入口と
を連通する導管と、各導管途中に均圧弁７ａ，７ｂ，７
ｃとを設けたことにより、従来加圧工程で０→６kg／cm
2の昇圧を１０分間で行っていたのを、３→６kg／cm2の
昇圧を８分間で行えば良いことになる。これは原料空気
量変動の割合を約６０％にできることを示す。すなわち
（３／８）／（６／１０）≒０．６０となる。
を連通する導管と、各導管途中に均圧弁７ａ，７ｂ，７
ｃとを設けたことにより、従来加圧工程で０→６kg／cm
2の昇圧を１０分間で行っていたのを、３→６kg／cm2の
昇圧を８分間で行えば良いことになる。これは原料空気
量変動の割合を約６０％にできることを示す。すなわち
（３／８）／（６／１０）≒０．６０となる。
【００１６】言い換えると定容量式の圧縮機の場合は、
深冷分離器に送られる精製空気量の変動を小さくして安
定した製品純度が得られることになる。さらに付け加え
ると、従来この変動分を考慮して定格原空量の６〜８％
大きめの圧縮機が必要であったのを小型化できることに
なる。
深冷分離器に送られる精製空気量の変動を小さくして安
定した製品純度が得られることになる。さらに付け加え
ると、従来この変動分を考慮して定格原空量の６〜８％
大きめの圧縮機が必要であったのを小型化できることに
なる。
【００１７】一方、脱圧ガスを約５０％回収することに
より、従来切換によるパージロスとして原空量の５〜７
％あったロスを半減でき、製品の原単位向上も計れた。
より、従来切換によるパージロスとして原空量の５〜７
％あったロスを半減でき、製品の原単位向上も計れた。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、圧力変動を少なくでき
る。また、これによって、製品ガスの純度の安定化にも
役立つ。更に、パージロスを少なくできることになり、
製品の原単位の改善にもなる。また、本発明では、２つ
の吸着塔の圧力が不均圧であっても切り替え前後の２つ
の吸着塔に対して、強制的な均圧の期間を設けるため、
均圧状態からの切り替えとなり、切り替えに伴う圧力変
動をほぼ半減できる。
る。また、これによって、製品ガスの純度の安定化にも
役立つ。更に、パージロスを少なくできることになり、
製品の原単位の改善にもなる。また、本発明では、２つ
の吸着塔の圧力が不均圧であっても切り替え前後の２つ
の吸着塔に対して、強制的な均圧の期間を設けるため、
均圧状態からの切り替えとなり、切り替えに伴う圧力変
動をほぼ半減できる。
【図１】図１は本発明の一実施例のフローシートであ
る。
る。
【図２】図２は従来技術のＰＳＡ切換チャートである。
【図３】図３は本発明の一実施例のおけるＰＳＡ切換チ
ャートである。
ャートである。
１ａ，ｂ，ｃ……空気入口弁 ２ａ，ｂ，ｃ……空気出口弁 ３ａ，ｂ，ｃ……再生ガス入口弁 ４ａ，ｂ，ｃ……再生ガス出口弁 ５ａ，ｂ，ｃ……加圧弁 ６ａ，ｂ，ｃ……脱圧弁 ７ａ，ｂ，ｃ……均圧弁 ８ａ，ｂ，ｃ……ＰＳＡ吸着塔 ９……加圧流量調節計 １０……圧力調節計 １１……放出弁
Claims (1)
- 【請求項１】窒素、酸素、アルゴンの一または複数の成
分を採取する深冷分離装置と、この深冷分離装置の前段
に設けられ、上記深冷分離装置に供給される原料ガス中
から水分および二酸化炭素を圧力スイング方式で吸着除
去する第１吸着塔ないし第３吸着塔の３つの吸着塔とを
備えたガス分離装置における前処理方法において、 各吸着塔に対して、吸着工程、脱圧工程、再生工程、加
圧工程がこの順で繰返され、第１吸着塔の吸着工程に引
き続いて第２吸着塔が吸着工程となり、第２吸着塔の吸
着工程に引き続いて第３の吸着塔が吸着工程となるよう
に構成し、 第１吸着塔の吸着工程中に、第２吸着塔の加圧工程を配
置し、 第２吸着塔の加圧工程の初期は、第３吸着塔からの脱圧
ガスの供給により、加圧傾斜の急峻な加圧を行い、 第２吸着塔の加圧工程の残余期間は、吸着工程にある第
１の吸着塔に供給される原料空気の一部を供給して、上
記初期よりも加圧傾斜の緩やかな加圧を行い、 第３吸着塔の再生工程において、第１、第２吸着塔を並
列運転して、第１、第２両吸着塔の圧力を等しくした後
に、第１吸着塔の脱圧工程を開始させる、 ことを特徴とするガス分離における前処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7259855A JP2644211B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | ガス分離における前処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7259855A JP2644211B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | ガス分離における前処理方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61017941A Division JPH0683771B2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | ガス分離における前処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08173747A JPH08173747A (ja) | 1996-07-09 |
| JP2644211B2 true JP2644211B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=17339917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7259855A Expired - Lifetime JP2644211B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | ガス分離における前処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2644211B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5595079A (en) * | 1979-01-10 | 1980-07-18 | Hitachi Ltd | Method and device for previously treating air separator |
| AU567567B2 (en) * | 1982-09-30 | 1987-11-26 | Union Carbide Corporation | Modified purge cycle in pressure swing adsorption process |
| ZA849756B (en) * | 1983-12-15 | 1986-06-25 | Bergwerksverband Gmbh | Process for isolating and recovering gases which are relatively strongly adsorbable on adsorbents from gas mixtures which otherwise essentially contain only less strongly adsorbable gases |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP7259855A patent/JP2644211B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08173747A (ja) | 1996-07-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6641645B1 (en) | Vacuum swing adsorption process with controlled waste gas withdrawal | |
| US4129424A (en) | Gas separation | |
| JP3172646B2 (ja) | 改良された減圧スイング吸着方法 | |
| JPH04330913A (ja) | ガス混合物を分離するための吸着方法 | |
| EP0385174A2 (en) | Adsorptive process for separating multicomponent gas mixtures | |
| JP3073917B2 (ja) | 同時段階圧力変化式吸着方法 | |
| JPH0929044A (ja) | 圧力スイング式吸着法における還流 | |
| JPH0779940B2 (ja) | 吸着分離法 | |
| KR19990044962A (ko) | 진공 압력 순환 흡착 시스템 및 방법 | |
| JPH09239226A (ja) | 改良真空圧力スイング吸着プロセス | |
| EP0513747A1 (en) | Gas separation process | |
| JPS63240915A (ja) | ガス分離方法 | |
| CA1268716A (en) | Enhanced pressure swing adsorption process and system | |
| US7468096B2 (en) | Apparatus for producing oxygen and method for controlling the same | |
| GB1572532A (en) | Method for separation of a gaseous mixture | |
| JPH0268111A (ja) | 改良された圧力スイング吸着法 | |
| EP0849218B1 (en) | Nitrogen PSA with intermediate pressure transfer | |
| JP2644211B2 (ja) | ガス分離における前処理方法 | |
| JPH0683771B2 (ja) | ガス分離における前処理方法 | |
| JPH0810551A (ja) | 原料ガスから炭酸ガスを除去する方法 | |
| JPH04227018A (ja) | 高純度不活性ガスの製造方法 | |
| EP0055962B1 (en) | Repressurisation for pressure swing adsorption system | |
| JPH0379048B2 (ja) | ||
| EP0512780A1 (en) | Method and apparatus for continuously separating nitrogen | |
| JPS63141621A (ja) | 圧力変動式吸着法 |