JPS6129674A - 竪型炉の炉内壁付着物の検知方法 - Google Patents

竪型炉の炉内壁付着物の検知方法

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JPS6129674A
JPS6129674A JP15109784A JP15109784A JPS6129674A JP S6129674 A JPS6129674 A JP S6129674A JP 15109784 A JP15109784 A JP 15109784A JP 15109784 A JP15109784 A JP 15109784A JP S6129674 A JPS6129674 A JP S6129674A
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JP
Japan
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furnace
wall
deposits
deposit
vertical type
Prior art date
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Pending
Application number
JP15109784A
Other languages
English (en)
Inventor
正賢 清水
山口 荒太
添田 勇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・産業上の利用分野 本発明は溶鉱炉、直接還元炉等鉱石の精錬、還元炉に代
表される竪型タイプの各種の炉における炉内壁付着物の
検知方法に関する。
・従来の技術 溶鉱炉等の竪型炉は通常鉄皮の内側に厚い耐火壁が内張
すされているが、操業中にときおシこの耐火壁の表面に
装入原料の一部が付着、成長することがあり、これが原
因で炉況が不均一、不安定となシ操業の効率を下げるこ
とが知られている。
従って、溶鉱炉の操業上この付着物の存否及び形成位置
を検知することが重要であり、このため従来よりいくつ
かの検知手法が提案されているものの実用上の難点が多
く現実には十分に活用されるに至っていない。
また、最近旧来のものにくらべて有力な検知法として、
炉壁内に温度計を挿入し原料装入周期に対応して周期的
に変動する温度変化を測定してこの温度変化状況を観察
することによシネ着物の存在を確認する方法(特公昭5
9−6888号公報)が公開された。
・発明が解決しようとする問題点 しかし、との炉壁内の温度変化による方法では次のよう
な問題がちシ、必ずしも十分な検知法とは言えない。
0)炉内の温度は変動要因が多くかなシネ安定な状態で
推移することがあり、その変動幅も大きい(±200℃
)ために、鉱石とコークスの装入周期に基ずく比較的小
さな温度変化(±50℃)の状況を常時正確に把握する
ことが難しく検知精度が不十分である。
(ロ)温度計を炉内側まで貫通させて設置しなければな
らないため検知精度をある程度確保するには炉壁に多数
の貫通孔を設ける必要があシ、このため鉄皮強度の低下
を招き、また炉内ガスシールの問題が起生ずる。
(ハ)温度計の感知部を炉内側に露出させて測定する必
要があるだめ、高熱でしかも装入原料の降下による機械
的衝撃を伴なう苛酷な環境下では温度計が傷損しやすく
長期にわたる測定が困難である。
本発明はこれらの問題点を解決することを主眼とし、操
炉上の不利を伴なうことなく高精度で長期間継続して採
用し得る実操業に適した炉内壁付着物の検知方法を提供
することをその目的として完成されたものである。
・問題点を解決するだめの手段 本発明は、竪型炉の円周方向に多分割された複数位置で
の高さ方向における装入原料の周辺降下速度を測定し、
各円周位置での該周辺降下速度の変動状況に基ずいて炉
内何着物を検知するととをその要旨とするものである。
・作 用 本発明者等は前記目的の達成に鑑み、付着物の形成に伴
なって発生する炉内の挙動変化に着目して種々検討を重
ねたところ、何らかの原因で付着物が形成されると炉内
に装入された原料の降下状況が付着物のない場合と比べ
て異なった様相を呈するのではないかということ、そし
て特に付着物の近傍位置では他の領域に比較して相対的
に著しい変化が生じるのではないかと考え、寸ず以下の
基礎実験を試みた。
すなわち、実炉と力学的相似側(フルード数)を満足さ
せた溶鉱炉三次元全周模型のシャフト中部内壁に耐火物
で形成した擬似付着物を装着し、装入試料として1〜2
mmの粒径を有する川砂を用い、その一部を着色したト
レーサーと共に同炉頂部よル供給し、該粒子の降下挙動
を調査した。
ここで上記トレーサーは同一の水平及び垂直方向に等間
隔で流入させた。
第1図は実験終了後の模型炉(1)の縦断面を示したも
ので、(2+は装入試料、【3)は擬似付着物であシ、
 Tf及びTtはトレーサーでTfは炉(1)の垂直方
向に流入された流線トレーサ、Ttは水平方向に流入さ
れた等時間線トレーサーを表している。同図より付着物
+31を装着した領域における試料(2)の降下挙動を
観察すると他の領域に比べて明らかに異なった現象が見
出される。
つまり1等時間線トレーサーσt)に着目すると、付着
物(3)の直上では降下速度の遅れが生じている一方、
その上方では他の領域よりも降下速度が早くなっている
ととが分る。
そこで1本発明者等は付着物に伴なう降下速度の上記特
異挙動に基すき、原料の炉壁近傍における降下速度(以
下、周辺降下速度)が付着物の存在及びその生成位置を
知る上で太き々手掛シになると確信を得、さらに炉の円
周方向並びに高さ方向においてこの周辺降下速度が付着
物の存在により具体的にどのように変動するのかその速
度分布を定量的に把握すべく以下の応用実験を遂行した
基礎実験に供した同一模型炉と装入試料を用い、第3図
(イ)に示すように同一の円周方向に付着物〔1)の形
成位置(A点)を基準として右回りに一定角度(θ)変
位したA点(θ=0つ2B点(θ=30°)C点(θ−
60°)、D点(θ=90°)、E点(θ=135″)
及びF点(θ=180°)を選定し、とれら5点の各位
置における試料表面の周辺降下速度を同図(ロ)に示す
如く付着物(11からの高さく口)を種々変えて実測を
行なった。
第2図(A−F)はこの結果をまとめて図示したグラフ
であシ、縦軸(U、)は各点での周辺降下速度と平均降
下速度の比(相対周辺降下速度)の値を、寸だ横軸@j
1.)は前記付着物からの高さく口)と付着物の上端に
おける炉型径p)の比の値を表している。
そこで、同図の実験結果を観察すると、極めて特異な現
象を呈していることが判明する。
つまシ、付着物の形成位置に対応したA点の降下速度分
布をみると、へが太き((a9>)付着物の形成位置(
H*=0)から十分に上方に離れている個所では一定の
値で推移しているが、H*が小さく(0,,9〜α5)
付着物に接近するにつれて一旦増加の傾向が現われ、極
大値(P)(H*=α5)に達する。さらに付着物に近
すいていくと今度は逆に減少の傾向を示し、しかもその
直近(直上)では急激に小さくなシ極小値(Q)(H*
=O,OS)に到達する。そしてこの極小値Q)を過ぎ
て付着物の表層を通過していく過程では再び急激に増加
していく傾向がみられる。
一方、B−F点の速度分布を観察すると、A点から周方
向に離れるに従ってすなわちB、C,D、E、Fの順に
上述のA点にみられるような顕著な速度の増加あるいは
減少の傾向が緩和され極大値(p)、極小値へ)が次第
に平均速度に近ずく状況が現われている。
また同時にP及Qの位置はA点から離れるにつれてH*
が小さい側にずれるという現象も見出される。
なお、D、E及びFについてはQのさらにへが大きい隣
側に別の極大値(6)がみられるが、これは今後の研究
によって裏付けが必要ではあるものの前述の第1図の結
果からもうかがわれるようにA点のQの隣側には付着物
の中央部近傍にさらに極大値があるものと推定され、こ
の極大値がP、Qと同様にへが小さい側にずれて現出し
たものと考えられる。
いずれにしても、付着物が存在した場合、その周辺及び
近傍における原料の降下速度はこの付着物によって著し
く影響を受けて変動し、かつ付着物の形成位置に対応す
る炉の高さ方向における速度分布は同付着物の少し離れ
た位置で極大と々す、直近位置で極小となる特異な変動
状況を呈することがわかる。
さて、本発明ではこれらの結果をもとに竪型炉の炉内壁
に生じた付着物の検知を具体的に次のようにおこなうも
のである。
寸ず、竪型炉の円周方向に多分割された複数の測定位置
を設定する。この測定位置の分割設定の仕方や数は対象
炉の容積や付着物生成の特性等に応じ−C任意に決めら
れるが、検出精度を高める上ではできるだけ等分割にま
た多くの測定位置を設けることが好しい。
次にこの各設定位置における炉の高さ方向での装入原料
の周辺降下速度を実測する。同降下速度測定には検尺錘
、プロフィールメータ、マグネットメーク、微差圧計等
6従来公知の測定装置の使用が可能である。
この実測によシそれぞれ高さ方向での降下速度の変動状
況すなわち速度分布を求めてこれを表示する。
そして、この速度分布により炉の上方から下方に向って
最初に連続して現われる極大値と極小値の絶対値が各々
特定の基準値を超えているものについて付着物有りと判
断する。この付着有無の基準値は実炉の特性、付着物の
種類や操業への影響度等を考慮して事前に設定しておく
次いで、付着物の存在とその円周位置が決まると同速度
分布における前記極少値に相当する炉高の直下の位置に
付着物が存在するものと判断し、最終的に付着物の存在
と形成位置を正確に検知することができるのである。
なお、当然ながら、こうした一連の周辺降速度の測定、
同速度分布の表示、付着物の存否及び位置の判断、決定
はこれらの結果に基ずく操業への対応も含め電子計算機
等を活用して一時に実行し得るよう自動化、システム化
しておくことが好しい。
・効 果 本発明によれば下記のような優れた効果が提供される。
すなわち、温度変化の測定を利用した従来法に比較して
、原料の降下速度の測定に基ずくものであるから炉内の
他の変動要因による影響が少なく付着物の検知精度が高
く、まだ鉄皮強度の低下や炉内ガスの漏出等の心配もな
く、さらに長期にわたる安定した連続検知が可能である
【図面の簡単な説明】
第1図は溶鉱炉の三次元模型を用いて原料の降下挙動を
調査した結果に基ずく同模型の縦断面図、第2図は同模
型の円周方向に特定角度で5分割された各位置における
高さ方向での原料の周辺降下速度分布を示すグラフ、第
3図は該周辺降下速度分布の測定に描っての実験祭件を
説明する同模型の概略図である。 ’+’f X1出願人株式会社神戸製鋼所  。 パノglz、 弁、1:?−、J−:   梶  良之
++ 図 + 212 H* オ 3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 竪型炉の円周方向に多分割された複数位置での高さ方向
    における装入原料の周辺降下速度を測定し、各円周位置
    での該周辺降下速度の変動状況に基ずいて炉内壁不着物
    を検知することを特徴とする竪型炉の炉内壁付着物の検
    知方法。
JP15109784A 1984-07-19 1984-07-19 竪型炉の炉内壁付着物の検知方法 Pending JPS6129674A (ja)

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JPS6129674A true JPS6129674A (ja) 1986-02-10

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ID=15511268

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JP15109784A Pending JPS6129674A (ja) 1984-07-19 1984-07-19 竪型炉の炉内壁付着物の検知方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008223120A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Nippon Steel Corp 高炉シャフト上部の炉壁面状態評価方法
JP2008223121A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Nippon Steel Corp 高炉シャフト上部炉壁面の補修方法
JP2010090453A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Nippon Steel Corp 竪型溶解炉の操業方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833082A (ja) * 1981-08-21 1983-02-26 日本鋼管株式会社 金属精錬炉等における炉内装入物の挙動判定方法

Patent Citations (1)

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