JPS61296496A - 暗証番号照合方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、例えばキャッシュカードなどに与えられる
暗証番号の照合に好適な暗証番号照合方式に関するもの
でおる。

［発明の技術的背景］ 従来、キャッシュカードの暗証番号を照合するために、
キャッシュカードの一部に磁気ストライプが設けられた
カードが知られている。この種のカードでは、磁気スト
ライプに当該カードの暗証番号データを記憶しておく。

そして、当該カードの使用時には、磁気ストライプより
暗証番号データを読取らせるとともに、キーボード等の
入力装置から当該カードの使用者に暗証番号データを入
力させる。この入力された暗証番号データと読取った暗
証番号データとが一致するか否かを検出し、一致すると
きには当該カードが正当な保有者に使用されたものとし
ていた。

［背景技術の問題点］ しかしながら、カードに暗証番号データを記憶させる手
段を具備させておくことは、カードを不正に保有する者
に暗証番号を知られる可能性が必る。例えば、上記のよ
うに磁気ストライプに暗証番号データを記憶させておく
と、磁気ストライプからデータを読取る装置を有してい
る者には簡単に暗証番号が知られてしまう欠点がめった
。

［発明の目的］ 本発明は上記のような従来の暗証番号照合方式の欠点に
鑑みなされたもので、その目的は、キャッシュカード等
の照合対象物から暗証番号を知られることなく、しかも
、正当な保有者であることを無駄な動作を行うことなく
確認できる暗証番号照合方式を提供することである。

［発明の概要］ そこで、本発明では、識別データと登録番号データとが
記憶された記憶手段を有する照合対象物と、この照合対
象物の登録番号データと暗証番号データとが記憶された
中央照合装置と、上記照合対象物から識別データと登録
番号データとを取込む取込手段と識別データ及び暗証番
号データを入力する入力手段とを具備する端末照合装置
とを有し、この端末照合装置においては、上記入力手段
から入力された識別データと上記取込手段が取込んだ識
別データとが一致するときに上記中央照合装置に記憶さ
れた上記登録番号データに対応する暗証番号データを送
出させこの送出された暗証番号データと上記入力手段か
ら入力された暗証番号データとの照合を行うようにして
上記目的を達成したものである。

［発明の実施例］ 第１図は、本発明の方式を採用したキャッシュカードの
暗証番号照合システムを示す。同図において、１はキャ
ッシュカード（照合対象物）を示し、２はキャッシング
ディスペンサ等の端末照合装置を示し、３は中央照合装
置を示す。端末照合装置２と中央照合装置３とは、ケー
ブル等の接続部４により接続されている。

キャッシュカード１には、磁気ストライプ５が貼着され
ており、磁気ストライプ（記憶手段）５にはキャッシュ
カード１の識別データと登録番号データとが記憶されて
いる。

端末照合装置２には、処理装置６、磁気読取装置（取込
手段）７、キーボード入力装置（入力手段）８、Ｉ１０
ポート９が具備され、これらはバス１０によって結合さ
れている。磁気読取装置７は、キャッシュカード１の磁
気ストライプ５から識別データと登録番号データとを読
取り、処理装置６へ送出する。処理装置６は各部を制御
する他、後述のようなデータを比較し、一致するか否か
を検出する。キーボード入力装置８は、キャッシュカー
ド１の使用者が暗証番号データ等を入力するために用い
るものである。Ｉ１０ポート９は、中央照合装置３と端
末照合装置２とがデータ交換を行うための装置である。

中央照合装置３には、処理装置１１、記憶装置１２、Ｉ
１０ポート１３が具備され、これらはバス１４によって
結合されている。記憶装置１２内には、処理装置１１が
使用するプログラムの他、キャッシュカード１の登録番
号データとその暗証番号データとが対応づけられて記憶
されたメモリテーブル１５がある。Ｉ１０ポート１３は
中央照合装置３と端末照合装置２とがデータ交換を行う
ために用いられる。

以上のように構成されたシステムにおいて、暗証番号の
照合が行われる場合の動作を説明する。

キャッシュカード１が、磁気読取装置７にセットされる
と、磁気読取装置７はキャッシュカード１の磁気ス１〜
ライプ５から識別データと登録番号データとを読取り、
処理装置６へ送出する。

一方、キャッシュカード１の使用者は、キーボード入力
装置８から自己が記憶している識別データと暗証番号デ
ータとを入力する。入力された暗証番号データは、処理
装置６に取込まれる。処理装置６は、キャッシュカード
１から読取った識別データが、キーボード入力装置８か
ら２人力された識別データと一致するか否か検出する。

上記２つの識別データが一致すると、処理装置６は、読
取られた登録番号データと対応する暗証番号データ要求
とを、Ｉ１０ポート９を介して中央照合装置３へ送出す
る。中央照合装置３の処理袋＠１１は、Ｉ１０ポート１
３を介して、上記登録番号データと要求とを受取ると、
送られてきた登録番号データに基づいてメモリテーブル
１５を検索し、対応する暗証番号データを続出す。次に
処理装置１１は読出した暗証路ぽデータをＩ１０ポート
１３を介して端末照合装置２へ送出する。端末照合装置
２の処理装置６は、Ｉ１０ポート９を介して上記暗証番
号データを受取り、保持する。処理装置６はキーボード
入力装置８から入力された暗証番号データと中央照合装
置３から送られてきて保持されている暗証番号データと
が一致するか否か検出する。これら２つの暗証番号デー
タが一致するときには、その後の所定処理（例えば、引
出し金額入力要請表示）を行い、また、不一致となった
とき（識別データ及び登録番号データの照合において、
または、暗証番号データの照合において不一致となった
とき）には、再度キーボード入力装置８によるデータ入
力要請の表示等を行う。

このように実施例では、暗証番号データがキャッシュカ
ード１に記憶されていないので、キャッシュカード１の
本当の所有者以外の者に暗証番号を知られることがない
。しかも、キー人力された識別データ、登録番号データ
及び、暗証番号データと、記憶されていた識別データ、
登録番号データ及び、暗証番号データとの一致を検出す
ることで、確実にキャッシュカード１の本当の所有者を
識別できる。また、識別データ及び登録番号データの照
合において一致しなければ、中央照合装置３へ暗証番号
データを要求しないので、端末照合装置２の無駄な動作
を無くすことができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、照合対象物から暗
証番号を知られることなく、しかも、照合対象物が正当
な保有者に使用されているか否かを確実に検出できる。

更に、識別データが一致していなければ中央照合装置へ
データ要求することなく、無駄な動作なしで暗証番号照
合が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方式を採用したキャッシュカードの暗
証番号照合システムを示す。 １・・・キャッシュカード　２・・・端末照合装置３・
・・中央照合袋＠　　　４・・・接続部５・・・磁気ス
トライプ　　６，１１・・・処理装置７・・・磁気読取
装置　　　８・・・キーボード入力装置９．１３・・・
Ｉ１０ポート　１０．１４・・・バス１２・・・記憶装
置　　　　　１５・・・メモリテーブル代理人　弁理士
　　本　１）　崇 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 識別データと登録番号データとが記憶された記憶手段を
   有する照合対象物と、該照合対象物の登録番号データと
   暗証番号データとが記憶された中央照合装置と、前記照
   合対象物から識別データと登録番号データとを取込む取
   込手段と識別データ及び暗証番号データを入力する入力
   手段とを具備する端末照合装置とを有し、端末照合装置
   においては、前記入力手段から入力された識別データと
   前記取込手段が取込んだ識別データとが一致するときに
   前記中央照合装置に記憶された前記登録番号データに対
   応する暗証番号データを送出させこの送出された暗証番
   号データと前記入力手段から入力された暗証番号データ
   とを照合することを特徴とする暗証番号照合方式。