JPS60220462A - 暗証番号参照方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気カードの暗証番号参照方法に係り、特に同
一の口座に対して設けた複数の磁気カードを使用して取
引を行う場合の暗証番号参照方法に関する。

〈従来技術とその問題点〉 近年、マイクロコンピュータおよびＩＣメモリのように
半導体素子の高集積・高速化、低価格化は各種補助記憶
を大容量・小形化すると共に、専用の端末装置のインテ
リジェンス強化に役立っている。この専用の端末装置は
回線を通して中央コンピュータト接続し、オンラインシ
ステムヲ構成して各種機関の業務に利用されている。特
に金融機関等においては、前記端末装置を使用する場合
磁気カードを利用することが一般化している。この磁気
カードには顧客本人に固有な口座番号および暗証番号が
記録されている。そして、この磁気カードを用いて顧客
本人が前記端末装＠を操作し、各種取引が行われている
。この場合顧客一人一人の磁気カードに夫々一つの口座
番号と暗証番号がふられている。

従って、例えば家族が個々に磁気カードを所有するには
その利用者数に応じた数の口座を開設しなければならず
、しかも家族の一人一人は自分が開設した口座しか利用
することができないという不便がある。

〈発明の目的〉 本発明は上述したような事情に鑑みなされたものでその
目的とするところは、暗証番号照合ファイルに、１個の
口座番号と、この同一の口座番号に対応する複数の照合
番号と、この照合番号に対応する暗証番号とを登録し、
この登録された暗証番号の数に対応する磁気カードを発
行し、この複数の磁気カードを用いて前記同一の口座を
利用できるようにした暗証番号参照方法を提供すること
にある。

〈発明の構成と効果〉 上記目的を達成するため本発明の暗証番号参照方法は、
１個の口座番号と照合番号と全記録した磁気カードから
、該口座番号と照合番号とを読み取り、この読み取られ
た口座番号を基にして照合番号に対応した暗証番号を暗
証番号照合ファイルから取り出し、顧客の入力した暗証
番号が前記ファイルから取り出した暗証番号と一致する
か否かを判定するようにしたことを特徴とするものであ
る。

斯かる構成から成る本発明によれば、複数の顧客例工ば
グループ、成るいは家族単位で、夫々固有の磁気カード
を用いて同一の口座を利用することができ、しかも誰が
口座を利用したかをも知ることができる効果を有する。

又、仮に磁気カードが盗用されたとしても、磁気カード
には従来の如き暗証番号が登録されていないので、これ
を有効利用することができず、ひつきよう、磁気カード
の盗用防止の効果が大きい。

〈発明の実施例〉 以下、本発明に係る暗証番号参照方法を図面に基づいて
具体的に説明する。

第１図は本発明に用いられる磁気カードの一実施例を示
す正面図である。図において、１は磁気カードであり、
この磁気カード１には口座番号および照合番号を記録す
るための記録部２が設けられている。

第２図は前記磁気カード１の口座番号および照合番号を
読み取るためのカード読み取り装置３の一実施例を示す
斜視図で°ある。

第３図は本発明において用いられるファイル装置の部分
的暗証番号照合ファイルの一例を示す図解図である。図
において、４はファイルであり、このファイル４には口
座番号４ａ例えば１２３４と、照合番号４ｂ例えば１と
、この照合番号４ｂと対応する暗証番号４ｄ例えば９８
７６、および照合番号４Ｃ例えば２と、この照合番号４
Ｃと対応する暗証番号４ｅ例えば８７６５とが登録され
ている。

そして、この照合番号４ｂおよび４Ｃにヌ」応する磁気
カード１が発行されている。この例では、口座番号１２
３４と照合番号１、口座番号１２３４と照合番号２が夫
々記録・はれた２枚の磁気カードが発行される。

第４図は本発明方法を実施するための一例を示す概略的
システムブロック図である。図において、５は端末装置
であり、この端末装置５はＣＰＬＪ５ａと、とのＣＰＵ
５　ａに夫々連繋している記憶装置５ｂと、キーボード
５Ｃと、前記カード読み取り装置３とからなっている。

そして、この端末装置５は専用の回線６を介して中央コ
ンピュータ７と接続している。この中央コンピュータ７
は、口座番号４ａと照合番号４ｂ、４ｃおよび暗証番号
４ｄ。

４ｅを登録した暗証番号照合ファイル４を収納したファ
イル装置８と接続している。

第５図は、本発明に係る暗証番号参照方法の動作手順を
説明するためのフローチャートでめる。

以下このフローチャートに基づき暗証番号参照方法の動
作を説明する。先ず、例えば１」座番号１２３４および
照合番号１の登録された磁気カード１を持った顧客自身
が端末装置５を所定操作することでＣＰＵ５　、ａは磁
気カード１の記録部２に記録されている口座番号４　ａ
　１２３４および照合番号４ｂｉｔカード読み取り装置
３から読み取る（ステップ■）。

この口座番号１２３４と照合番号１を読み取ったＣＰＵ
５ａは専用の回線６を介して中火コンピュータ７に所定
の信号を送り、ファイル装置８の暗証番号照合ファイル
４から口座番号１２３４で照合番号１に対応する暗証番
号９８７６を取り出すくステップ■）。次いで、顧客自
身が自分自身の暗証番号９８７６をキーボード５ｃを介
して入力する（ステップ■）。

この暗証番号は顧客自身のみが承知している。この段階
で他人が前記磁気カードを盗用しようとしても、これに
は暗証番号が記録されていないのでこの番号を検知する
手段がない。従って前記暗証番号の口座が使用される虞
れはない。次に、ＣＰＵ５ａは前記キーボード５ｃから
入力した暗証番号と前記ファイル装置８より回線６を介
して取り出した暗証番号とが一致しているか否かを判断
する（ステップ■）。そして、前記暗証番号が一致して
いると判断した場合にはステップ■の処理に進み、顧客
自身が口座を利用して各種の取り引きを行えるようにす
る。

ここで、もし顧客が違った暗証番号例えば８７６５をキ
ーボード５ｃから入力した場合、前記ステップ■での処
理でＣＰＵ５ａは暗証番号が不一致であると判断し、表
示器等にエラーメツセージを表示する（ステップ■）。

そして、再びステップ■の処理に戻る。このルーチンは
顧客が正確な暗証番号を入力するまで繰り返えされる。

同様にして、記録部２に例えば口座番号１２３４および
照合番号２が記録された磁気カードを持っている顧客が
、この磁気カード１を使用し、正確な暗証番号８７６５
ｔ一端末装置５より入力すればＣＰＵ５ａは前述したと
同様な所定の処理操作全実行し、当該顧客の口座利用を
可能にする。

以上の実施例では同一の口座に２つの暗証番号がファイ
ルに登録されている場合について説明したが、この登録
数はファイル装置８のファイルが許す限り増加すること
ができる。そして、同一のの口座で前記暗証番号が登録
される数だけ、顧客が夫々固有の磁気カードで前記口座
を利用できる。

従って、グループや家族等で利用するには非常に便利と
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る暗証番号参照方法に用いられる磁
気カードの一例を示す正面図、第２図は前記磁気カード
を読み取るカード読み取り装置の一例を示す斜視図、第
３図は本発明に用いられるファイル装置°の部分的暗証
番号照合ファイルの一例を示す図解図、第４図は本発明
を実施するための一例を示す概略的システムブロック図
、第５図は、本発明の詳細な説明するためのフローチャ
ートである。 １・・・磁気カード、２・・・記録部、３・・・カード
読み取り装置、４・・・ファイル、４ａ・・・口座番号
、４ｂ。 ４Ｃ・・・照合番号、４ｄ、４ｅ・・・暗証番号、５・
・・端末装置、５ａ・・・中央処理装置（ＣＰＵ）、５
ｂ・・・記憶部、５Ｃ・・・キーボード、６・・・回線
、７・・・中央コンピュータ、８・・・ファイル装置。 特許出願人　立石電機株式会社 代理人　弁理士　岩倉哲二（他１名） 第１図　第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １個の口座番号と照合番号とを記録した磁気カードから
   、該口座番号と照合番号とを読み取り、この読み取られ
   た口座番号を基にして照合番号に対応した暗証番号を暗
   証番号照合ファイルから取り出し、顧客の入力した暗証
   番号が前記ファイルから取り出した暗証番号と一致する
   か否かを判定するようにしたことを特徴とする暗証番号
   参照方法。