JPS61295610A - 分岐トランス - Google Patents

分岐トランス

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JPS61295610A
JPS61295610A JP13854885A JP13854885A JPS61295610A JP S61295610 A JPS61295610 A JP S61295610A JP 13854885 A JP13854885 A JP 13854885A JP 13854885 A JP13854885 A JP 13854885A JP S61295610 A JPS61295610 A JP S61295610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
core
winding hole
hole
turns
Prior art date
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Pending
Application number
JP13854885A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Tanigawa
嘉浩 谷川
Keiichi Mizuguchi
水口 慶一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP13854885A priority Critical patent/JPS61295610A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は分岐トランス、さらに詳しくは、主として衛星
放送共聴用の分岐器に用いられる分岐トランスに関する
ものである。
[背景技術] 一般にこの種の分岐トランスは、第5図に示すように抵
抗8とともに分岐器を構成するものであって、2紐のト
ランス部6,7を備えている。分岐器には入力端子9、
出力端子10、および送り配線用端子である分岐出力端
子11が設けられる。
分岐トランスは、第6図に示すように、軸が平行な一対
の巻孔2が形成された7エライトのコア1に巻孔2を通
して巻線5を巻き付けることにより構成されており、各
巻孔2に巻孔された巻線5により上記各トランスW16
,7が構成されている。
通常、一方のトランス部6は1ターン対3ターンとなり
、他方のトランス部7は3ターン対1ターン、6ターン
対2ターン、あるいは7ターンN2ターンなどの巻き数
となっている。
ところで、この種の分岐トランスに使用されるコア1の
特性を測定すると、周波数が低い領域ではインピーダン
スの差が大きいが、IGHzt−超える周波数の高い領
域ではインピーダンスの差が小さくなることが分かる。
すなわち、第7図に示すように、コア1の一方の巻孔2
に導電#i5を挿通してインピーダンスを測定した結果
(第8図)と、コア1に通さずに導電[5のみのインビ
ーグンスを測定した結果(第9図)とを比較すると、高
い周波数領域ではコア1を用いたコイルのインピーダン
スと空心コイルのインピーダンスとに事実上差がないと
いう結果が得られる。ここで第S図の測定において、導
電線5としては直径0.28zzのポリエステル線を用
い、コア1としてはTDK製のQ、B材のコア1を用い
た。また、第5図および第6図中Zはインピーダンス、
Rは直流抵抗、Xはリアクタンスを示す。ここで直流抵
抗Rが周波数に応じて変化しているのは、導電線5に高
周波を印加したことにより発生する熱の影響である。
さて、上記したような現象が生じるのは、周波数の高い
領域ではコア1の透磁率が低下し、コア1の存否による
影響が小さくなることに起因していると考えられる。し
かるに、低周波数領域で使用する場合にはコア1の透磁
率が高いから巻線の巻き方やピッチの影響をあまり受け
ず、特性の1ぞらつきが少な(なるが、衛星放送の共聴
用分岐器に用いる場合のように高周波数領域で使用する
場合にはコア1の透磁率が小さくなり、巻線の巻き方や
ピッチにより分岐器の特性(挿入損、結合損、逆結合損
、VSWR)が大きく変化することになる。マタ、1大
巻All 2,14.!=2次巻線13.15との位置
関係に上り両巻#1t12〜15の結合係数が変化する
ものであり、たとえば、1大巻#112.14と2次巻
線13,15とが110図、第11図に示すように異な
る位fH1係となると、分岐器の伝送特性が変化するも
のである。
このように、1次巻線12.14と2次巻線13.15
との相対位置を管理する必要があるが、導電線5は手巻
きによって形成されるものであるから巻き付は位置を一
定にするのが難しく、待に従来のコア1においては巻孔
2の断面形状が円形であり、しかも巻孔2に対応する外
周面も断面弧状となっていたものであるから、導Nms
の位置を固定するのが困難であり、品質のばらつきが大
きくなるものであった。また、出荷時の品質のばらつき
を小さくしたとしても、輸送時に導tR5の位置が変化
して特性が変わるという問題もあった。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたらのであって、その
主な目的とするところ1゛±、巻線の位置決めを容易と
して特性のばらつきを小さくした分岐トランスを提供す
ることにある。
[発明の開示] (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第3
図は本実施例に用いるコア1を示すものであって、開口
側を相対向させた半円部3を直線$4で結合した形状の
断面を有し、上記各半円部3の中心部付近にそれぞれ巻
孔2が形成された形状となっている。巻孔2は断面略円
形であって、その内周面に巻孔2の軸方向の全長に亘っ
て凹溝16が形成されている。凹溝16は半円部3の開
口側と同じ方向に開放される。このコア1はフェライト
を用いて形成される。導電#I5は、m1図および第2
図に示すように、コア1の巻孔2に挿通されコア1の外
周面に沿って巻き戻される形でコア1に巻き付けられる
のであって、各巻孔2にはそれぞれ1ターン(巻孔2に
挿通されるのみ)お上び6ターンの1大巻#[12,1
4が巻孔され、また、両巻孔2にはそれぞれ2ターンの
2次巻線13.15が巻孔されている。そして、1ター
ンの1次巻線12と2ターンの2大巻#!13とで一方
のトランス部6が形成され、6ターンの1大巻#a14
と2ターンの2次巻線15とで他方のトランス部7が形
成される。
ところで、巻孔2には上述のように凹溝16が形成され
ており、第2図に示すように、この凹溝1・6内に各ト
ランス部6,7の2次巻線13.15が挿通される。こ
れによって、2次巻線13,15の位置決めが容易とな
るものであり、製造時における製品のばらつきが抑制さ
れ、また輸送時において2大巻Ml 3,15が位置ず
れすることも防止できるものである。ここで、6ターン
の1次巻線15を有するトランス部7は、第1図に示す
ように、2次巻線15をコア1に巻孔した」二から1次
巻線14が巻き付けられており、第1図において1大巻
#X14の上から3番目のターンが2次巻#115の1
番目のターン上に重ねて巻き付けられ、2次巻線15を
形成する導電線5が1次巻線14の4番目から6番目の
ターンの下に重ねられている。このように巻線14,1
5を重ね−て巻−またことにより、1次巻M14と2次
巻線15との相対位置がずれにくくなり、輸送時などに
おける特性の変化が少なくなるものである。
上述の例においては凹′m16が各巻孔2に1箇所設け
られた例を示したが、第4図に示すように、1次巻線1
2.14と2次巻M13.15とがそれぞれ収められる
ような複数の凹溝16を形成し、各巻#112〜15を
対応する凹溝16に収めるようにしてもよい。このよう
にすれば、より一層巻線12〜15の位置ずれが少なく
なるものであり、特性の安定化が図れるものである。
以上のようにして構成された分岐トランスは第5図のよ
うに抵抗8とともに分岐器を構成するのである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、軸が略平行な一対の巻孔が形成
されたコアと、巻孔を通してコアに巻き付けられた巻線
とにより構成され、巻孔の内周面の要所に巻孔の軸方向
の全長に亘って凹溝が形成されているので、巻孔の内周
面に形成された凹溝内に巻線を収めることにより巻線の
位置決めが容易となるものであり、製造時における特性
のばらつきを減少させることができるという利、αを有
する。しかも凹溝内に巻線が収められたことにより、巻
線の位置ずれが生じにくくなり、輸送時などに巻線の位
置がずれて特性が変化することが防止できるという利点
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は同上
における巻線の巻き方を示す概略構成図、第3図は同上
に使用するコアを示す斜視図、第4図は本発明の他の実
施例を示す概略構成図、第5図は同上を使用した分岐器
の回路図、第6図は従来例を示す斜視図、第7図はコア
の特性を測定する測定方法を示す斜視図、第8図およV
第9図は同上の測定結果を示す動作説明図、第10図お
上び第11図は従来例の間!!息を示す要部正面図であ
る。 1はコア、2は巻孔、5は巻線、16は凹溝である。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第9図 手続補正書(自発) 昭和60年9月7日 1、事件の表示 昭和60年特許M第138548号 2、発明の名称 分岐トランス 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地名称(58
3)松下電工株式会社 代表者  藤 井 貞 夫 4、代理人 郵便番号 530 5、補正命令の日付 自  発 6、補正により増加する発明の数 なし7.11正の対
象 明細書 8、補正の内容 1)本願明細書第2頁第2打乃至第3行の[送り配線用
端子である」を削除する。 2)同上第3E(tjS6行の「ポリエステル」を、「
ポリウレタン」と訂正する。 3)同上同頁第8行、及び第9行の「直流抵抗」を、「
損失抵抗」と訂正する。 4)同上同頁第10行乃至!@11行の「導電m5・・
・・・・影響である。」を削除し、rコアのヒステリシ
ス損失、うず電流損失の影響である。」を挿入する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高周波伝送路上に挿入され高周波伝送路上で伝送
    される信号を分岐して取り出すための分岐器に使用され
    る分岐トランスであって、軸が略平行な一対の巻孔が形
    成されたコアと、巻孔を通してコアに巻き付けられた巻
    線とにより構成され、巻孔の内周面の要所に巻孔の軸方
    向の全長に亘って凹溝が形成されて成ることを特徴とす
    る分岐トランス。
JP13854885A 1985-06-25 1985-06-25 分岐トランス Pending JPS61295610A (ja)

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JP13854885A JPS61295610A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 分岐トランス

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JPS61295610A true JPS61295610A (ja) 1986-12-26

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005069317A1 (en) * 2004-01-19 2005-07-28 Young-Suk Park Method for assembling and fabricating balun transformer
JP2005236044A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Matsushita Electric Works Ltd 高周波信号用分岐トランスおよびそれを用いるテレビコンセント
CN109887723A (zh) * 2017-12-05 2019-06-14 株式会社村田制作所 平衡-不平衡变压器及其制造方法
JP2019102704A (ja) * 2017-12-05 2019-06-24 株式会社村田製作所 バルントランスおよびその製造方法

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