JPS61295410A - 火口 - Google Patents

火口

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JPS61295410A
JPS61295410A JP13749285A JP13749285A JPS61295410A JP S61295410 A JPS61295410 A JP S61295410A JP 13749285 A JP13749285 A JP 13749285A JP 13749285 A JP13749285 A JP 13749285A JP S61295410 A JPS61295410 A JP S61295410A
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tip
outer tube
pressure oxygen
combustion gas
passage
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JP13749285A
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Seiji Kagawa
清二 加川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明火口を以下の項目に従って説明する。
A、産業上の利用分野 B9発明の概要 C1従来技術[第5図、第6図] D0発明が解決しようとする問題点 E1問題点を解決するための手段 F、実施例[第1図乃至第4図] a、概観[第1図] b、ピエゾユニット部[第2図] C6可動子[第2図コ d、ノズル本体[第1図、第3図、第4図] 80作用 G9発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明はガス溶接器等に用いられる火口に関する。詳し
くは、先端部分に着火用スパークを発生させるためのギ
ャップを形成する耐熱電気絶縁部材を有する火口であっ
て、耐熱電気絶縁部材を設けることによる燃焼ガス通路
への高圧酸素の漏れを無くし、火炎の吹き消しを防止し
た新規な火口を提供しようとするものである。
(B、発明の概要) 本発明火口は、そのノズル本体の先端部に、高圧酸素通
路を有する内管の先端部と凹凸嵌合し。
かつ、外管の中心孔と凹凸嵌合する筒状チップを配設し
たため、内管の高圧酸素通路を流れて来た酸素を外管の
先端面から直接大気に噴出せしめることができ、高圧酸
素が外管側の燃焼ガス通路へ漏れるのを防止することが
できる。
尚、本明細書において、「凹凸嵌合」とは2−>の部材
が、その嵌合部において断面にして少なくともL字状の
接触面を有するような嵌合のことをいう。
(C,従来技術)[第5図、第6図] 例えば、アセチレンガスを使用するガス溶接器の火口で
あって、圧電効果を利用して自動点火することができる
ようにした火口は本出願人等により開発され、周知の技
術である(特願昭59−209353号)。
第5図及び第6図はこのような従来の火口を示すもので
ある。
図中aは火口であり、該火口aは、点火用の高電圧を発
生させるピエゾユニット部すと、燃焼ガスと高圧酸素の
夫々の通路が形成されその先端において火炎を噴射する
ノズル本体Cとから成り、前記ピエゾユニー/ ト部す
とノズル本体Cとはカップリングdにより着脱自在に結
合されるようになっている。
上記ピエゾユニー/ ト部すは、一端にトーチヘッドe
が螺合され、他端に上記カップリングdが螺合されるケ
ーシングfと、該ケーシングfの軸心部にこれを貫通し
て形成された円筒孔g内にその軸線方向に移動可能に嵌
挿され圧電素子を内蔵した可動子りと、該可動子りをト
ーチヘッドe側へ付勢するための圧縮ばねiと、上記ケ
ーシングfの他端に装着されケーシングfと上記ノズル
本体Cの内管(後述する)との間の電気的絶縁を為すた
めの電気絶縁性シール材jと、上記可動子りの後部に固
着されたマグネットにと吸着し可動子りを円筒孔gのト
ーチヘッドe側に位置せしめるための磁性部材tとから
構成され、また、上記ケーシングfには、その円筒孔g
の外周部に位置してアセチレンと酸素との混合ガス等か
らなる燃焼ガスを流すための燃焼ガス通路mが複数形成
されている。
また、上記ノズル本体Cは、基端側に上記カップリング
dと係合するフランジ部n′を有する外管nと、該外管
n内に同心状に挿入された内管Oと、該内管0の基端側
開口内に着脱可能に嵌合された衝合部材pと、上記内管
Oの基端部を電気絶縁部材q・を介して上記外管nに支
持する筒状の支持部材rと、内管0の先端部を外管n内
に同心状に支持するセラミック等からなる電気絶縁性の
筒状支持体Sとから構成され、そして内管0の先端部外
周には多数の燃焼ガス流通用スリットtが形成されてい
るとともに先端には高圧酸素噴出用ノズル孔Uが開口さ
れている。また、該ノズル孔Uと対向する外管nの先端
中央には高圧酸素噴出口Vが穿設され、さらに、外管n
の先端平面には上記高圧酸素噴出口Vを中心とする同一
円周上に複数の燃焼ガス噴出口Wが穿設されている。ま
た、内管0の先端面とこれに対向する外管nの内端面間
には着火用スパークを発生させるための所定のギャップ
Gを形成するためのセラミック等から成るリング状チッ
プXが介在され、該リング状チップXにより、内管0の
先端面と外管nの内面との間の間隙内が酸素流通路と燃
焼ガス流通路とに区画されている。なお、リング状チッ
プXは内管0の先端部に固着され、外管nの内端面とは
当接状態になっている。
上記のように構成された従来の火口において、トーチへ
ラドeの燃焼ガス用バルブ(図示せず)を開くと、燃焼
ガスは通路m−外管nと内管0との間の間隙−内管Oの
スリットtを通して外管n先端面の噴出口Wから噴出せ
しめら゛れる。
一方、図示しない酸素用バルブを開くと、高圧酸素は磁
性部材1の孔t′内に導入され、その圧力は磁性部材t
と吸着している可動子りのマグネットにの背面に作用す
る。そして高圧酸素の供給圧力がマグネットにの吸着力
と圧縮ばねiのばね力とを加算したものよりも大きくな
ると、可動子りは円筒孔g内を衝合部材p方向へ向って
急速に前進せしめられ、衝合部材pに激突する。激突し
た可動子りはこれに内蔵された圧電素子のピエゾ効果に
よって高電圧を発生し、この高電圧が外管n先端面の噴
出口Wと内管0の先端面との間に印加され、その両ギャ
ップ間でアーク放電を生じさせることとなり燃焼ガスに
着火される。これと同時に高圧酸素は内管0を通して外
嵌先端面の噴出口Vから噴出され火口aの先端には、溶
接等に・必要な火炎が生じることになる。
(D、発明が解決しようとする問題点)ところが、上記
のような従来の火口では、内管0の先端面とこれに対向
する外管nの内端面間に介在されたリング状チ7プXは
その外管n側が外管nの内端面に当接されているだけで
あり、しかもその接触面積が少なく、かつ表面の平滑度
が比較的粗であるため、シール性が悪く微小隙間が生じ
てしまっている。そして、高圧酸素がノズル本体Cの先
端から噴射されるとき、その一部が上記したリング状チ
ップXと外管nとの接触面間の隙間を通して第6図の矢
印Aに示すように燃焼ガス通路側、即ち、スパーク発生
部側へ噴出し、これにより着火された予熱炎を吹き消し
たり、着火が不能となってしまっていた。特に、酸素用
バルブを急激に開いたときには火炎の吹き消しがM繁に
発生するという問題があった。
ここで、リング状チップXと外管nの内端面との間隙の
シー・磁性を良くするためリング状チップXを外管nに
圧接するように稍大きいものを介在せしめたり、当該リ
ング状チップXと外vnとを接着剤により接着せしめる
ことが考えられる。
しかしながら、前者にあっては、リング状チップXがセ
ラミック等から成るため、圧接されると破損する慣れが
あり、また、後者にあっては、セラミックはこの火口に
使用されている他の部品の材料より破損し易いにもかか
わらずセラミック酸のリング状チップXが破損した場合
に、当該リング状チップXを交換することができないの
で、何れの手段も採用することはできなかった。
(E、問題点を解決するための手段) 本発明火口は、そのノズル本体の先端部に、内管の高圧
酸素通路の先端部と凹凸嵌合し、かつ、外管の中心孔と
凹凸嵌合する筒状チップを配設したものである。
従って、本発明火口によれば、ノズル本体の先端部にお
いて、内管内部の酸素通路を流れて来た高圧酸素が、当
該内管の高圧酸素通路と外管先端面の中心孔と直接連結
された筒状チップ内を通り、外嵌先端部外面から直接大
気に導出されるため、高圧酸素が外管側の燃焼ガス通路
に漏れることはなく、火炎の吹き消しを防止することが
できるものである。
(F、実施例)[第1図乃至第4図] 以下、本発明火口の詳細を図面に示した実施例に従って
説明する。
(a、概観)[第1図] 図中1は火口であり、該火口1は大別して自動点火用の
高電圧を発生させるピエゾユニット部2と、燃焼ガスと
高圧酸素の夫々の通路が形成されその先端において火炎
を噴射するノズル本体3と、該ノズル本体3と前記ピエ
ゾユニット部2とを着脱自在に結合するカップリング4
とから構成されている。
(b、ピエゾユニット部)[第2図コ ビエゾユニット部2は、基端部内周にトーチへラド5の
ねじ部5aに螺合されるねじ部6aを、先端部外周に上
記カップリング4が螺合されるねじ部6bを有し、導電
性材料から成る筒状のケーシング6を備え、該ケーシン
グ6の軸心部にはこれを貫通する円筒孔6Cが形成され
ているとともに、該円筒孔6Cを中心とする同一円周上
には複数の燃焼ガス通路6d、6d、・・拳が軸線方向
に貫設され、そして、上記円筒孔6C内には可動子7が
軸線方向に移動可能に嵌挿されている。
ケーシング6のノズル本体結合側端には、上記各燃焼ガ
ス通路6d、6d、  φ・・と連通する複数の燃焼ガ
ス流通孔8a、8a、・・拳を同一円周上に有する導電
性の材料から成る衝合部材8がキャップ状の電気絶縁材
9を介して嵌着されており、そして、衝合部材8の中央
部には、円筒孔6C内に突出する頭部lOが一体に形成
され、該頭部10先端の外周寄りの位置には複数の高圧
酸素流通孔10a、10a、・呻・が形成されている。
(c、可動子)[第2図j 可動子7は、横断面形状が略六角形をした外殻11と該
外殻11の前端に設けられ前記衝合部材8の頭部lOと
衝合する衝合体12と、前記外殻11の後端から後方へ
延びる円柱状のプランジャ部13とから成り、外殻11
の内部には圧電素子が内蔵されいる。
また、プランジャ部13の基部にはリング状の磁性部材
14が外嵌固定され、上記プランジャ部13は、上記円
筒孔6cのトーチへラド5側聞口端内に嵌着されたスリ
ーブ15内にその高圧酸素導入孔15aを閉塞及び開放
するよう嵌合されるものであり、そして、スリーブ15
内には、上記磁性部材14を吸着して高圧酸素導入孔1
5aをプランジャ部13で閉塞しかつ可動子7をトーチ
ヘッド5側に保持せしめるためのリング状のマグネッ)
16が固着され、さらに可動子7は、これと上記キャッ
プ状電気絶縁材9間に介在された圧縮ばね17によって
トーチヘッド5側へ付勢されている。18は磁性部材1
4の基部(可動子側の端部)外周に形成された溝に装着
されたシール材で、スリーブ15内面と磁性部材14の
外面との密着性を良くし、その間隙からの高圧酸素の漏
れを防止するためのものである。
上記可動子7の外殻11内に内蔵された圧電素子は可動
子7の前方への移動によりその衝合体12が前記衝合部
材8の頭部10に衝突したときにピエゾ効果により、電
位差を生じるものであり、圧電素子の一方の電極は外殻
11に、また、他方の電極は衝合体12に夫々電気的に
導通されており、そして、外殻11と衝合体12どの間
は電気的に絶縁されている。
(d、ノズル本体)[第1図、第3図、第4図] ノズル本体3は、基端に前記カップリング4の基部内端
の係合段部4aと係合するフランジ部19aが外方へ向
って突設された導電性材料から成る外管19と、該外管
19内に同心状に挿入され基端側に外方へ向って突設さ
れたフランジ部2゜aを備えた導電性材料から成る内管
20と、該内管20のフランジ部20aを上記外管19
に支持するとともに、内管20を外管19から電気的に
絶縁する支持部材21と、上記内管20の先端部を外管
19内に同心状に支持するセラミック等の電気絶縁材料
から成る筒状の支持体22とから成る。
内管20の支持体22が外嵌された先端部外周には多数
の燃焼ガス流通用スリッ)23.23、・・・が形成さ
れているとともに、軸心部には前後両端に開口する高圧
酸素通路24が貫設され、また、高圧酸素通路24の先
端部25は大径にされて前方を向いた段部25aが形成
されている。
尚、20b、20b、・・−は内管20のフランジ部2
0aの軸心より外周側に寄った位置に軸心方向に貫設さ
れた熱焼ガス通路であって、該燃焼ガス通路20b、2
0b、−・番は、その一端が内管20の基端面に開口し
、前記ケーシング6に取着された衝合部材8の燃焼ガス
通路8a、8a、Φ争・と連通されており、また、他端
がフランジ20aの前端面に開口されている。
外管19の先端部外面19bにはその中心に位置して上
記高圧酸素通路24の先端部25と略同径の中心孔26
が穿設されており、また、該中心孔26を中心とする同
一円周上には複数個の燃焼ガス流通用のガス噴出口27
.27、・・・が設けられている。また、19Cは外嵌
19の先端部内周面に形成された突部分であって、後述
するようにアーク放電の放電点となるようにされている
そして、ノズル本体3は前記カップリング4のピエゾユ
ニット部2への螺合により前記ピエゾユニット部2に取
着され、ノズル本体3の外管19はカップリング4を介
してピエゾユニット部2のケーシング6と、また、ノズ
ル本体3の内管20はピエゾユニット部2の衝合部材8
と夫々電気的導通が図られるとともに、ケーシング6の
前記燃焼ガス通路6d、6d、・・・と、ノズル本体3
の外管19と内管20とが形成する間隙28と。
が連通され、また、衝合部材8の前記高圧酸素流通孔1
0a、10a、=と内管20の高圧酸素通路24とが連
通されることとなる。
29は外管19先端部の中心孔26と内管20の高圧酸
素通路24との間を連結する筒状チップであって、セラ
ミック等の耐熱性を有する電気絶縁材料から成ってい、
る。
そして、筒状チップ29は、その長さが、内管20を外
管19に挿着したときの高圧酸素通路24の先端部25
に形成された段部25aと外管19の先端部外面19b
との間の距離に等しくされ、その外径は高圧酸素通路2
4の先端部25及び外管19の中心孔26の内径と、ま
た、その内径は内管20の高圧酸素通路24の内径と略
同−に形成され、さらに、筒状チップ29の先端部より
稍基端側に寄った外周面には外方に向って突設されたフ
ランジ30が一体に形成されており、該フランジ30の
厚さは内管20先端面20cと外管19先端部内面19
dとの間の間隙に略等しくされている。
しかして、筒状チップ29は、その基端部が高圧酸素通
路24の先端部25に、その先端部が外管19の中心孔
26に、夫々凹凸嵌合され、さらに、フランジ30が内
管20の先端面20cと外管19の先端部内面19dと
の間に嵌着される。
そして、筒状チップ29の内周面は内管20の高圧酸素
通路24と整合され、筒状チップ29の内周面が高圧酸
素通路となるとともに外管19の先端面と同一面上に高
圧酸素噴射口29aを形成することとなる。
(e、作用) 次に上記のように構成された火口1の作用について説明
する。
第1図に示す如く可動子7に設けられた磁性部材14が
マグネット16に吸着され、そしてプランジャ部13が
スリーブ15の高圧酸素導入孔15aを閉塞するように
位置された状態において、まず、トーチヘッド5に設け
られている図示しない燃焼ガス供給弁を開くと、燃焼ガ
スはケーシング6のガス通路6d、6d、・・φ、衝合
部材8のガス流通孔8a、8a、・・争及び内管20の
フランジ部20aに形成した燃焼ガス通路20bを通し
て外管工9と内管20との間の燃焼ガス流路2日内に流
入し、さらに内管20のスリット23.23、中・・と
支持体22内面との間を通り、スパークギャップG、外
管19の燃焼ガス噴出口27.27、壷・φを通して外
部に噴出される。
また、上記状態において、トーチヘッド5に設けられて
いる図示しない高圧酸素供給弁を開くと、該高圧酸素の
圧力がスリーブ15の高圧酸素導入孔15aを通してプ
ランジャ部13の後端面に作用する。これにより高圧酸
素の圧力がマグネット16と磁性部材14との間の吸着
力と圧縮ばね17のばね力とを足した力より大きくなる
と、プランジャ部13を含む可動子7は円筒孔6C内を
第1図の矢印X方向に急速前進して衝合体12が衝合部
材8の頭部10に激突する。すると、可動子7に内蔵さ
れた圧電素子は激突時の衝撃によるピエゾ効果によって
高電圧を発生し、−方の電気は圧電素子の−の電極から
可動子7の衝合体12−衝合部材8の頭部1〇−衝合部
材8−内管20に流れ、また、他方の電気は圧電素子の
他の電極から可動子7の外殻11−ケーシング6−外管
19に流れ、外管19の先端部内面19dと内管10c
の先端面20b間に印加され、内管20の先端部外周縁
19bと外管19の突部分190間にアーク放電が生じ
、燃焼ガスに点火される。これにより外管19の先端部
のガス噴出口27.27・・・を通して予熱炎を形成す
ることになる。
これと同時に高圧酸素は、スリーブ15の導入孔15a
、円筒孔6c、衝合部材8の頭部10の高圧酸素流通孔
10a、10a・・・及び内管20の高圧酸素通路24
内を通して、筒状チップ29の高圧酸素噴出口29aか
ら大気に噴出される。そして酸素と燃焼ガスとの混合体
を噴出燃焼することで金属等を溶接又は溶断する火炎を
生じさせる。
ここで、ケーシング6の円筒孔6C内に可動子7が嵌挿
されているが、可動子7の外殻11の横断面形状が六角
形であるため、外殻11の外面と円筒孔6Cの内周面と
の間に間隙が生じており、該間隙を高圧酸素が流れるよ
うになっている。
また、高圧酸素の供給を停止すれば、可動子7はばね1
7のばね力により後退端に復帰され、その磁性部材14
がマグネット16に吸着されることにより高圧酸素の通
路を遮断する。このとき、燃焼ガス供給弁を閉じない限
り、ノズル本体3の先端には予熱炎が形成されている。
尚、上記実施例においては、圧電素子を可動子に内蔵し
たものに示したが、これに限らず、圧電素子を衝合部材
に内蔵し、衝合部材の外周面と軸心部とに電位差を生ず
るようにしても良い。
(G、発明の効果) 以上に述べたところから明らかなように、本発明火口は
、高圧酸素通路内に設けられた可動子の高圧酸素の供給
圧による移動によって衝撃力を受けるようにされた自動
点火用の圧電素子を有するとともに、高圧酸素通路の外
側に燃焼ガス通路を備えたピエゾユニット%と、外管と
該外管内にそれと電気的に絶縁された状態で挿着された
内管とから成るノズル本体とを備え、上記外管の先端部
には、その中心に中心孔が、また、該中心孔の外側に燃
焼ガス噴出口が、設けされており、また前記ノズル本体
の先端部には、上記内管の高圧酸素通路の先端部と凹凸
嵌合し、かつ、上記外管の中心孔と凹凸嵌合する耐熱性
を有する電気絶縁材料からなる筒状チップが配設された
ことを特徴とする。
従って1本発明火口によれば、火口先端部において、燃
焼ガス通路への高圧酸素の漏れを防止することができる
。即ち、火口先端部に配設された筒状チップは内管先端
部及び外管先端部と夫々凹凸嵌合され、当該嵌合部にお
いて両部材の接触面が断面してL字状を呈しているため
、内管の高圧酸素通路を流れて来た酸素は当該嵌合部に
おける間隙に流れ込むことはなく、従って、燃焼ガス通
路側へ漏れることもない、しかして、燃焼ガス通路には
正規の燃焼ガスのみが流れ、それに点火され形成された
予熱炎を吹き消すこともなくなるほか、常に安定した予
熱炎を維持することができ、また、万一、筒状チップが
破損しても交換することが可能である。
尚、上記実施例において、筒状チップを内管の高圧酸素
通路先端部及び外管の中心孔に夫々内嵌固定したものに
ついて説明したが、これに限らず、筒状チップの両端部
内周面に夫々段部を形成するとともに、内管先端部及び
外管先端部内面に前記筒状チップの段部に係合するよう
な段部を設けることにより、筒状チップを内管の高圧酸
素通路先端部及び外管の中心孔に夫々凹凸嵌合せしめて
良い。
また、上記した実施例で示したように、可動子7が激突
する衝合部材8をピエゾユニット部2に組込まれた一体
構造にすれば、ピエゾユニット部2を取り外してノズル
本体3を直接トーチへラド5にカップリング4で結合す
るとき、衝合部材8の取り付け、取り外し作業が不要と
なり、かつその保管も不要になって、両者の結合、分離
作業が簡便になる。
即ち、従来の自動着火可能な火口“にあっては、第5図
のように、衝合部材pがノズル本体Cに取着されている
ため、ピエゾユニット部すを取り外し、ノズル本体Cを
直接トーチへラドeに結合しようとするとき、当該衝合
部材pをノズル本体Cから取り外す必要があり、また、
ノズル本体Cから取り外した衝合部材pとピエゾユニッ
ト部すとが別体であるため、それらの保管も面倒であっ
た。
そこで、上記本来実施例のように衝合部材8をピエゾユ
ニット部2に組み込んだ構造にすることにより、自動着
火用の火口にも、また、そうでない火口にも容易に変更
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明火口の実施の一例を示すもの
で、第1図は縦断面図、第2図はピエゾユニット部の拡
大断面図、第3図はノズル本体の先端部分の拡大断面図
、第4図は火口先端部の正面図、第5図及び第6図は従
来の火口を示すもので、第5図は縦断面図、第6図はノ
ズル本体の先端部分の拡大断面図である。 符号の説明 l・−−火口、  2##−ピエゾユニット部、3@9
・ノズル本体。 6c・・や高圧酸素通路(円筒孔)、 6d・争・燃焼ガス通路、 7・・・可動子、 19−−−外管、 20・−φ内管。 24・・・高圧酸素通路、 26・拳・中心孔、 27−拳ψ燃焼ガス噴出口、 29・・拳筒状チップ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高圧酸素通路内に設けられた可動子の高圧酸素の供給圧
    による移動によって衝撃力を受けるようにされた自動点
    火用の圧電素子を有するとともに、高圧酸素通路の外側
    に燃焼ガス通路を備えたピエゾユニット部と、 外管と該外管内にそれと電気的に絶縁された状態で挿着
    された内管とから成るノズル本体とを備え、 上記外管の先端部には、その中心に中心孔が、また、該
    中心孔の外側に燃焼ガス噴出口が、設けされており、 また前記ノズル本体の先端部には、上記内管の高圧酸素
    通路の先端部と凹凸嵌合し、かつ、上記外管の中心孔と
    凹凸嵌合する耐熱性を有する電気絶縁材料からなる筒状
    チップが配設された ことを特徴とする火口
JP13749285A 1985-06-24 1985-06-24 火口 Pending JPS61295410A (ja)

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JP13749285A Pending JPS61295410A (ja) 1985-06-24 1985-06-24 火口

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JP (1) JPS61295410A (ja)

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