JPS6129433Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6129433Y2 JPS6129433Y2 JP11144382U JP11144382U JPS6129433Y2 JP S6129433 Y2 JPS6129433 Y2 JP S6129433Y2 JP 11144382 U JP11144382 U JP 11144382U JP 11144382 U JP11144382 U JP 11144382U JP S6129433 Y2 JPS6129433 Y2 JP S6129433Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating drum
- belt
- cylindrical rib
- outer periphery
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 9
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本案は樹脂製回転ドラムを具備する衣類乾燥機
に関するものである。
に関するものである。
最近、洗濯機,ユニツト台,乾燥機の3つを組
合せ使用するホームランドリーセツトが注目され
その際洗濯機の使い勝手を良くするためにこの上
方に設置する乾燥機の外形、特に奥行を極力薄形
化する傾向がある。乾燥機の奥行は、内部部品の
構成により変化するが、中でも最も容積の大きい
回転ドラムと、それを回転させるベルトの掛ける
位置とに左右される所が大である。現在、回転ド
ラムの形態は板金製回転ドラムと樹脂製回転ドラ
ムとがあるが、加工工数が少なく放熱による熱損
失の少ない樹脂製回転ドラムの方がコスト,乾燥
効率共に有利である。しかし、その反面、樹脂部
品は強度アツプ、材料の流れ向上を意図して、面
の交わるコーナー部にアールを付けて円弧状に形
成することが常識で、乾燥機の回転ドラムにおい
ても円周胴体部と端板部とのコーナー部を円弧状
に形成する必要があり、このような回転ドラムに
おいてその外周にベルトを掛ける場合、外え防止
のためにコーナー部にかからない位置に設定しな
ければならず、ベルトの掛ける位置は中央寄りの
位置になるため、各部品を配置すると製品として
奥行が大きくなり、薄形化の障害になつていた。
合せ使用するホームランドリーセツトが注目され
その際洗濯機の使い勝手を良くするためにこの上
方に設置する乾燥機の外形、特に奥行を極力薄形
化する傾向がある。乾燥機の奥行は、内部部品の
構成により変化するが、中でも最も容積の大きい
回転ドラムと、それを回転させるベルトの掛ける
位置とに左右される所が大である。現在、回転ド
ラムの形態は板金製回転ドラムと樹脂製回転ドラ
ムとがあるが、加工工数が少なく放熱による熱損
失の少ない樹脂製回転ドラムの方がコスト,乾燥
効率共に有利である。しかし、その反面、樹脂部
品は強度アツプ、材料の流れ向上を意図して、面
の交わるコーナー部にアールを付けて円弧状に形
成することが常識で、乾燥機の回転ドラムにおい
ても円周胴体部と端板部とのコーナー部を円弧状
に形成する必要があり、このような回転ドラムに
おいてその外周にベルトを掛ける場合、外え防止
のためにコーナー部にかからない位置に設定しな
ければならず、ベルトの掛ける位置は中央寄りの
位置になるため、各部品を配置すると製品として
奥行が大きくなり、薄形化の障害になつていた。
本案はかかる点に鑑みてなされたもので、樹脂
製回転ドラムを具備するものにおいて、回転ドラ
ムの形状に工夫を加えることによりベルトを端部
寄りの位置に掛けられるようになし、上述の欠点
を解消して薄形化を計れるようにしたものであ
る。
製回転ドラムを具備するものにおいて、回転ドラ
ムの形状に工夫を加えることによりベルトを端部
寄りの位置に掛けられるようになし、上述の欠点
を解消して薄形化を計れるようにしたものであ
る。
以下第1図及び第2図に示した本案の実施例に
ついて詳細に説明する。1は前面の中央部に衣類
投入開口部,他部に吸気口を有してなるキヤビネ
ツト、2は前後にて回転自在に支持してなる樹脂
製回転ドラムで、その円周胴体部3と衣類乾投入
口を有する前面端板部4とを合成樹脂により一体
に成形し、かつ該両部3,4が交わるコーナー部
にアールを付けて円弧状に形成してある。一方、
回転ドラム2の後部には高温に耐えるべく多くの
通気孔を有する金属性の後板5を装着し、当該ド
ラム2の後壁を形成している。6は送風通路で、
出口部に発熱体7を有し、入口部には送風フアン
8を収納しており、該フアン8はモータ9の軸に
直結する。10は回転ドラム2に一体に形成した
円筒状リブで、円周胴体部3と端板部4間のコー
ナー部外周に隣在して円周胴体部3の延長上即ち
軸方向に突出しており、その先端を端板部4より
も前方に突出する。11は円筒状リブ10の外周
に掛けたベルトで、脱落防止のため円筒状リブ1
0の先端より寸法αだけ後方に位置する。12は
モータ9の軸に固定したドラムプーリー、13は
円筒状リブ10の内側にて周方向に等間隔に複数
個設けた補強リブで、回転ドラム2に一体に形成
する。Rはコーナー部の半径、Dはキヤビネツト
1の奥行寸法、lは送風部、モータ9及びドラム
プーリー12よりなる組品の奥行絶対寸法を示
す。
ついて詳細に説明する。1は前面の中央部に衣類
投入開口部,他部に吸気口を有してなるキヤビネ
ツト、2は前後にて回転自在に支持してなる樹脂
製回転ドラムで、その円周胴体部3と衣類乾投入
口を有する前面端板部4とを合成樹脂により一体
に成形し、かつ該両部3,4が交わるコーナー部
にアールを付けて円弧状に形成してある。一方、
回転ドラム2の後部には高温に耐えるべく多くの
通気孔を有する金属性の後板5を装着し、当該ド
ラム2の後壁を形成している。6は送風通路で、
出口部に発熱体7を有し、入口部には送風フアン
8を収納しており、該フアン8はモータ9の軸に
直結する。10は回転ドラム2に一体に形成した
円筒状リブで、円周胴体部3と端板部4間のコー
ナー部外周に隣在して円周胴体部3の延長上即ち
軸方向に突出しており、その先端を端板部4より
も前方に突出する。11は円筒状リブ10の外周
に掛けたベルトで、脱落防止のため円筒状リブ1
0の先端より寸法αだけ後方に位置する。12は
モータ9の軸に固定したドラムプーリー、13は
円筒状リブ10の内側にて周方向に等間隔に複数
個設けた補強リブで、回転ドラム2に一体に形成
する。Rはコーナー部の半径、Dはキヤビネツト
1の奥行寸法、lは送風部、モータ9及びドラム
プーリー12よりなる組品の奥行絶対寸法を示
す。
本案は上記のような構成であるところ、従来で
は第3図及び第4図に示すように、コーナー部よ
り寸法α分後方にずれた位置で回転ドラム2の外
周にベルト11を掛けていた。
は第3図及び第4図に示すように、コーナー部よ
り寸法α分後方にずれた位置で回転ドラム2の外
周にベルト11を掛けていた。
そこで、本案のものと従来のものとを比較する
と、ベルト11を掛ける位置は、本案では回転ド
ラム2の前端より寸法α分後方にずれた位置、従
来では回転ドラム2の前端より寸法(α+R)分
後方にずれた位置にあり、従来におけるベルト1
1の掛ける位置は本案に比較して寸法R分後方位
置にある。従つて、従来では送風部、モータ9及
びドラムプーリー12よりなる組品を本案に比較
して寸法R分後方にずらせる必要が生じ、その結
果キヤビネツト1の奥行D′も(D+R)とな
り、大型になる。逆に、本案によれば、キヤビネ
ツト1の奥行寸法を寸法R分小さくでき、薄形化
することができる。
と、ベルト11を掛ける位置は、本案では回転ド
ラム2の前端より寸法α分後方にずれた位置、従
来では回転ドラム2の前端より寸法(α+R)分
後方にずれた位置にあり、従来におけるベルト1
1の掛ける位置は本案に比較して寸法R分後方位
置にある。従つて、従来では送風部、モータ9及
びドラムプーリー12よりなる組品を本案に比較
して寸法R分後方にずらせる必要が生じ、その結
果キヤビネツト1の奥行D′も(D+R)とな
り、大型になる。逆に、本案によれば、キヤビネ
ツト1の奥行寸法を寸法R分小さくでき、薄形化
することができる。
以上のように本案によれば、回転ドラムに円筒
状リブを一体に形成し、この円筒状リブの外周に
ベルトを掛ける、という簡単な構成により、樹脂
製回転ドラムを具備する衣類乾燥機にあつてその
薄形化を計ることができ、頗る実用的なものであ
る。
状リブを一体に形成し、この円筒状リブの外周に
ベルトを掛ける、という簡単な構成により、樹脂
製回転ドラムを具備する衣類乾燥機にあつてその
薄形化を計ることができ、頗る実用的なものであ
る。
第1図は本案乾燥機の概略側面断面図、第2図
は第1図のA部拡大図、第3図は従来乾燥機の概
略側面断面図、第4図は第3図のB部拡大図であ
る。 2……樹脂製回転ドラム、3……円周胴体部、
4……前面端板部、9……モータ、10……円筒
状リブ、11……ベルト。
は第1図のA部拡大図、第3図は従来乾燥機の概
略側面断面図、第4図は第3図のB部拡大図であ
る。 2……樹脂製回転ドラム、3……円周胴体部、
4……前面端板部、9……モータ、10……円筒
状リブ、11……ベルト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 円周胴体部と端板部とを一体に成形しかつそ
のコーナー部を円弧状に形成した樹脂製回転ド
ラムを具備するものにおいて、上記回転ドラム
にはコーナー部の外周に隣在して円周胴体部よ
り軸方向に突出する円筒状リブを一体に形成
し、この円筒状リブの外周にベルトを掛け、こ
のベルトを介し回転ドラムをモータより回転す
ることを特徴とする回転ドラム式衣類乾燥機。 2 回転ドラムには円筒状リブの内側にて複数個
の補強リブを一体に形成してなる実用新案登録
請求の範囲第1項記載の回転ドラム式衣類乾燥
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11144382U JPS5916593U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 回転ドラム式衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11144382U JPS5916593U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 回転ドラム式衣類乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5916593U JPS5916593U (ja) | 1984-02-01 |
JPS6129433Y2 true JPS6129433Y2 (ja) | 1986-08-30 |
Family
ID=30258760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11144382U Granted JPS5916593U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 回転ドラム式衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916593U (ja) |
-
1982
- 1982-07-21 JP JP11144382U patent/JPS5916593U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5916593U (ja) | 1984-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6129433Y2 (ja) | ||
US2380652A (en) | Tumbler | |
JPS58221989A (ja) | ドラム式乾燥機 | |
US3963370A (en) | Laundry machine blower mechanism | |
JPS6349519B2 (ja) | ||
JPS6127594Y2 (ja) | ||
JPS62634Y2 (ja) | ||
JPS6142551Y2 (ja) | ||
JPS6014462Y2 (ja) | ドラム式乾燥機 | |
JPS6040232Y2 (ja) | ドラム式乾燥機 | |
JPH0240950Y2 (ja) | ||
JPH0332700A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPS627277Y2 (ja) | ||
JPS62632Y2 (ja) | ||
JPS62633Y2 (ja) | ||
JPS6048197B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JPH0211035Y2 (ja) | ||
JP2839496B2 (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPS5924840B2 (ja) | 衣類乾燥機 | |
JP2004188061A (ja) | 洗濯乾燥機 | |
JP2654133B2 (ja) | 乾燥機 | |
JPH0321755Y2 (ja) | ||
JPS62143497U (ja) | ||
JP2767825B2 (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPS638897U (ja) |