JPS61294258A - 駆動力伝達装置 - Google Patents

駆動力伝達装置

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JPS61294258A
JPS61294258A JP60134217A JP13421785A JPS61294258A JP S61294258 A JPS61294258 A JP S61294258A JP 60134217 A JP60134217 A JP 60134217A JP 13421785 A JP13421785 A JP 13421785A JP S61294258 A JPS61294258 A JP S61294258A
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JP
Japan
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gear
lever
stopper
sun gear
spring
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Pending
Application number
JP60134217A
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English (en)
Inventor
Shosuke Haraguchi
彰輔 原口
Hidehiko Fukahori
英彦 深堀
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 十 X8  BE  ++     諧 Fl  f 
 Jy  iM+  憔 4  ノ由 −41E+7 
層h ++/;l−’1  詠に置の改良に関するもの
である。
(発明の背景) 従来2例えばモータの回転を太陽ギヤに伝達し、該太陽
ギヤを正転成いは逆転させることにより遊星ギヤを時計
方向又は反時計方向に公転させて伝達系列を切り換え、
異なったギヤに前記モータの駆動力を伝達する遊星ギヤ
機構は良く知られている。ところが、このような機構で
は、前記太陽ギヤの正、逆転に対しそれぞれ独立した一
系列の正逆回転の駆動しかできなかった。
これに対し、駆動歯車をスラスト方向に動かし、該駆動
歯車に噛み合う従動歯車を切り換えることによって二基
列の正逆回転の駆動を可能とする伝達機構が提案されて
いるが、スラスト方向駆動は一般にプランジャー等(例
えば電磁石を用い)により行われており、切換可能な駆
動力を発生するた“めには特別の駆動力発生手段を必要
としていた。また、スラスト方向への切換時、駆動歯車
と従動歯車の歯がぶつかり破損の恐れがあると共に、そ
の時の吸収機構を備えなければならなかった。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した問題を解決し、比較的簡単な
構成で遊星ギヤ機構の独立した駆動力伝達系列を拡大で
き、特別の駆動力発生手段を必要としない駆動力伝達装
置を提供することである。
(発明の特徴) この目的を達成するために、本発明は、太陽ギヤと、該
太陽ギヤのまわりを公転可能な遊星ギヤと、前記太陽ギ
ヤの第1或いは第2の方向の回転に伴う前記遊星ギヤの
第1或いは第2の方向への公転を第1規定位置或いは第
2規定位置にて規制する第1及び第2の位置規制手段と
、阻止状態と阻止解除状態に切り換えられ、阻止状態で
前記遊星ギヤの第2規定位置から第1規定位置への公転
を阻止する阻止手段と、前記遊星ギヤの第1規定位置に
おける前記太陽ギヤの第1の方向の回転によって前記阻
止手段の状態の切換えを行うための駆動力を蓄積する駆
動力蓄積手段と、該駆動力蓄積手段に蓄積された駆動力
を前記阻止手段の状態切換えに行使させる駆動開始手段
とを備え、以て、前記遊星ギヤが前記阻止手段により阻
止される第2規定位置にて、前記太陽ギヤの正転及び逆
転を可能にすると共に、前記阻止手段の状態切換用の駆
動力を前記太陽ギヤの第1規定位置における前記太陽ギ
ヤの第1の方向の回転から得るようにしたことを特徴と
する。
(発明の実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1〜3図は本発明をカメラに適用した時の一実施例を
示す機械的構成図ある。モータ1はスプール2の内部空
胴部に且つ不図示のカメラ本体に固定されており、その
回転軸の先端には該モータ1に発生する出力を不図示の
減速ギヤ列を介して太陽ギヤ3に伝達するためのギヤ4
が圧入(又は接着)・により固着されている。遊星ギヤ
5はアーム6により太陽ギヤ3のまわりを公転可能に支
持されている。ストッパ7は遊星ギヤ5の回転中心に一
体的に設けられており、該遊星ギヤ5の公転に連動して
公転する。ばね8はばね受け9とに前記遊星ギヤ5の自
転を阻止する適度のフリクショントルクを発生し、公転
力を発生させるものである。ギヤ10は遊星ギヤ5の出
力をギヤ11を介して摺動レバー12のラック部12a
に伝達するものであり、摺動レバー12は前記遊星ギヤ
5の出力が伝達されることによりそのガイド溝12bと
ガイドビン13a、13bとの作用により撮影光軸方向
に直線運動する。不図示のズーム用レンズ群を撮影光軸
方向に移動させるズーム駆動部材14は取付部材15に
より前記摺動レバー12に固着されている。
クラッチレバ−16,17は軸18を中心に回動可能と
なっている。前記クラッチレバ−16はばね19により
反時計方向に付勢(その方向への回動はストッパ20で
位置規制される)されており、このような状態時には、
そのストッパ部16aがストー/パフの公転軌跡内に進
入し、太陽ギヤ3が時計方向に回転することによる遊星
ギヤ5の公転を阻止する。なおストッパ部16aは軸1
8を中心とする略円弧形状が望ましい。ストッパ部材2
1は前記ストッパ7の時計或いは反時計方向の公転を規
制する溝端部のストッパ部21a、21bを備えている
。スイッチz2は前記クラッチレバ−16がストッパ2
0に当接している状態時にはオフしく!s1図参pIA
) 、その位置から時計方向に回動することによりオン
する(第2.3図参照)、前記クラッチレバ−17はク
ラッチレバ−16との間に設けられたばね23により時
計方向に付勢され、規制部材16b、17aにより位置
決めされており、クラッチレバ−16がストッパ7の公
転軌跡内に進入している場合には、そのストッパ部17
bはストッパ7の公転軌跡外に辺避している(第1図参
照)。ストッパ24は前記クラッチレバ−L6の時計方
向への規制を行うもので、この位置にクラッチレバ−1
6がある時、そのスト−/”パ部16aはストッパ7の
公転軌跡外に、又ストッパ部17bはストッパ7の公転
軌跡内に、それぞれ位置するようになる(第2.3図参
照)。
内歯車25は軸26を中心に回動可能に軸支されており
、ストッパ穴25aとストッパ27との関係により規制
される範囲で揺動可能である。規制レバー28.29は
軸30を中心に回動可能炉であり、ばね31の付勢によ
り前記ストッパ27を挟む状態に位置している。前記内
歯車25の突起25bも同様に規制レバー28.29の
間に挟み込まれているため、該内歯車25は揺動範囲の
中間位置になる様これらによって位置決めされる。前記
内歯車25を揺動可能に保持しているのは、遊星ギヤ5
の公転中にその歯部と歯車部25Cとが噛合不良を生じ
た場合、速やかに内歯車25を逃して食付きを防止し、
正常な噛合状態を保証するためである。又前記遊星ギヤ
5の公転軌跡中に歯車部25cをもつ内歯車z5を配置
しているのは、公転開始時クラッチレバ−16はストッ
パ7の公転軌跡外に退避する如く構成となっているが、
このときクラッチレバ−17が公転軌跡内に進入してい
るため、ばね23の付勢力に打ち勝つ公転力(クラッチ
レバ−17を反時計方向に回動させるだけの公転力)が
要求されるわけで、その公転力を確実に保証するための
手段である。なお本実施例では公転力を確実に保証する
ための手段として内歯車25等を用いたが、これに限ら
ず、単なる突起状の部材でもよいし、摩擦を利用するも
の等であってもよい。
ギヤ32は前記ストッパ7がストッパ部17bと21b
により位置規制されている時に遊星ギヤ5と噛み合う(
第2.3図参照)、ギヤ33は前記ギヤ32.伝達軸3
4と一体的に形成されており、該ギヤ33の出力は太陽
ギヤ35に伝達される。遊星ギヤ36はアーム37によ
って太陽ギヤ35のまわりを公転可能に支持されており
、この公転力の発生源としては図示していないが、前記
ばね8.ばね受け9と同様のものが配置されている。
前記太陽ギヤ35が反時計方向に回転すると、遊星ギヤ
36は不図示の固定ストッパにストッパ38が当接する
まで反時計方向に公転し、この状態時にギヤ39と噛み
合う、前記ギヤ39の出力が前記スプール2のギヤ部2
aへ伝達されると、スプール2が時計方向に回転し、フ
ィルムF(第2.3図参照)が巻取られる。爪40はス
プール2の外周面に対して不図示のばねの作用により十
分に突出しているが、これはフィルム装填時、フィルム
のパーフォレーションとの係合を容易にするためである
。保合部40aにフィルムのパーフォレーションが係合
すると、フィルムの張力で爪40は反時計方向に回動(
前記不図示のばねに抗して)してその係合部40aのみ
がスプール2の外周面より突出した状態、即ちこの状態
にて前記係合部40aがストッパの役割をし、フィルム
のパーフォレーションとの保合を保つ。
前記太陽ギヤ35が時計方向に回転すると、前記遊星ギ
ヤ36は不図示の固定ストッパにストッパ38が当接す
るまで時計方向に公転し、この状態時にギヤ41と噛み
合う0巻戻部材42の係合溝42 aには不図示のフィ
ルムパトローネの巻取軸が嵌合しており、前記ギヤ41
の出力が前記巻戻部材42と一体的に設けられたギヤ4
3に伝達されると、不図示のフィルムパトローネが反時
計方向に回転し、フィルムFの巻戻しが開始される。
モータ44は不図示の撮影レンズの光軸と平行に配置さ
れており、その回転軸の先端には該モータ44に発生す
る出力を不図示の減速ギヤ列を介して太陽ギヤ45に伝
達するためのギヤ46が圧入(又は接着)により固着さ
れている。遊星ギヤ47はアーム48により太陽ギヤ4
5のまわりを公転可能に支持されている。ばね49は前
記遊星ギヤ47の自転を阻止する適度のフリクシボント
ルクを発生し、公転力を発生させるものである。
前記アーム4Bがストッパ50と当接している時、即ち
緊定レバー51がばね52の付勢に従って時計方向に回
、動じ、その係合部51aとアーム48の係合部48a
とが係合している時(第1図参照)、゛遊星ギヤ47は
不図示のへリコイド等により撮影レンズを駆動するフォ
ーカス駆動部材53と噛み合う、前記遊星ギヤ47(モ
ータ44)の出力がフォーカス駆動部材53に伝達され
ると、該フォーカス駆動部材53は正転成いは逆転し、
不図示の撮影レンズが無限或いは至近方向に移動する。
前記緊定レバー51がばね52に抗し反時計方向に回動
している状態で前記太陽ギヤ45を時計方向に回転させ
ると、アーム48がストッパ54に当接するまで遊星、
ギヤ47は公転し、この位置でギヤ55と噛み合う、ギ
ヤ55の出力は不図示の減速ギヤ列を介して突出部56
a、56bを有するチャージギヤ56に伝達され、該チ
ャージギヤ56は軸57を中心に時計方向に回転する。
チャージレバー58は軸59により回動可能に軸支され
且つばね60により時計方向に付勢され、ストッパ61
により初期位置が決められており、前記チャージギヤ5
6が反時計方向に回転し始めるとその突出部56a(又
は56b)により立下部58aが押圧されるため、該チ
ャージレバー58はばね60に抗して反時計方向に回動
し始める。スイッチ62は前記チャージレバー58がス
トッパ61に当接している状態時にはオフし、反時計方
向に回動することによりオンとなる。蓄勢レバーq3は
軸64により回動可能に軸支され且つ前記クラッチレバ
−16を反時計方向に付勢するばね19よりも付勢力の
大きいばね65により反時計方向に付勢されており、第
1図の如くばね65に抗してその係合部63aと緊定レ
バー66の係合部66aとが係合している状態時、即ち
反時計方向の回転が阻止されている状態時には、切換部
63bと前記クラッチレバ−16とは非接触で、チャー
ジ部63cはレバー67゜68.89と当接している。
前記レバー67は軸70により回動可能に軸支され且つ
ばね71により反時計方向に付勢されており、第1図に
おいては前記チャージ部63cで位置規制されてるため
、この状態時前記緊定レバー51はばね52の付勢に従
って第1図の如く時計方向に回動し、該緊定レバー51
の状態を検知するスイッチ72はオフとなる。又前記チ
ャージ部63cにより位置規制されていない時はレバー
67はストッパ73に当接した状態に位置する(第2,
3図参照)。
なお前記ばね71の付勢力はばね52の付勢力よりも大
きい、前記レバー68は軸74により回転可能に軸支さ
れており、前記チャージ部63cにより位置規制されて
いない時はばね75の付勢力によりストッパ76に当接
した状態に位置する。
前記レバー69及びレバー77は軸78により°回動可
能に軸支されると共に、レバー69はレバー77との間
に設けられたばね79によって、レバー77はばね80
によって、それぞれ時計方向に付勢されている。電磁石
81は永久磁石81aとコイル81bで構成されており
、該電磁石81への通電が断たれている時はアマーチュ
ア82を吸着し、通電が開始されると永久磁石81aと
は逆の方向に磁束が流れ、その吸着力を失う、即ち消磁
する。前記アマーチュア82は前記電磁石81にて安定
した吸着がなされるようレバー77に植設された揺動軸
83に揺動可能に軸支されている。前記ばね79の付勢
力は電磁石81の永久磁石81aによるアマーチュア8
2の吸着力よりも小さく、ばね80よりも大きく設定さ
れているため、電磁石81が消磁すると、レバー77は
ばね80に抗してレバー69の立上部69aによって規
制される位置までばね79の付勢に従って回動し、この
とき前記緊定レバ=66はアマーチュア82により反時
計方向に回動する如く押圧されるので、この押圧力より
も小さい付勢力をもつばね84に抗して軸85を中心と
して反時計方向に回動(第2,3図参照)してその係合
部66aと前記係合部63aとの係合が解かれる。前記
係合部66aと63aとの係合が解かれることによって
前記蓄勢レバー63は反時計方向に回動するわけだが、
これによりその係合部63cに当接していたレバー68
がばね75の付勢に従って時計方向に回動し、この時シ
ャッタ二重遮光解除レバー86が作動する。不図示のシ
ャッタとしてはチャージ完了状態で先幕と後幕とが共に
露光枠を覆う二重遮光構成を想定しており、よって露光
前の段階で後幕を一度露光枠外へ退避させる必要がある
わけで、前記シャッタ二重遮光解除レバー86はそのた
めに設けたものであり、前記レバー68の時計方向の回
動で後幕が露光枠外へ退避することになる。シャツタチ
ャージレ/<−87はシャッタのチャージを行うもので
、前記チャージレバー58がチャージされることに連動
してチャージされる。
スプロケット88は不図示のフィルム通路に設けられ、
その突起88aがフィルムFのパーフォレージ、ンに係
合し、フィルム移動に連動して回動する。前記突起88
aは一駒分のパーフォレーションの数と等しくなる如く
8個設けられているので、フィルム−駒送りで該スプロ
ケット88は360度回転する。パターン基板89はス
プロケット88と一体に回転し、その導通パターン部8
9aにスイッチ90の前接片が載った状態で該スイッチ
90はオンする。スイッチ91はフィルム在否検知用で
、フィルムが装填されていない時はオンしており、フィ
ルムが装填されている時はフィルム在否検知部材92の
押圧部91aがフィルムFにより押されるのでオフの状
態となる。
第4図は本発明の一実施例を示すブロック図である。S
Wtは不図示のレリーズ釦の第1ストロークでオンする
スイッチ、SW2は前記レリーズ釦の第2ストロークで
オンするスイッチ、SW3は不図示のシャッタの後幕走
行完了によりオンし、前記モータ44を駆動源とするチ
ャージ動作開始によりオフするスイッチ、SW4はズー
ム用スイッチで1手動操作によりテレ側、ワイド側に切
換可能となっている。101は前記各スイッチ22.8
2,72,91.SWI〜SW4からの信号や焦点検出
回路102.測光回路103からの各情報に基づいて後
述する各駆動回路を制御するCPU、104はCPUl
0Iからの信号に従って前記モータ1を正転成いは逆転
′させる駆動回路、105はCPUl0Iからの信号に
従って前記モータ44を正転成いは逆転させる駆動回路
、106は駆動回路107.絞り駆動コイル108及び
電磁石Mglと共に不図示の絞り機構を制御する駆動回
路であり、該駆動回路106を介して電磁石Mglに通
電がなされると不図示のストッパ爪による係合が解除さ
れ、この状態で駆動回路107を介して絞り駆動コイル
108に通電がなされると不図示の絞り羽根が絞り込む
方向に駆動し始める。なお絞り込み動作中は不図示のフ
ォトカプラ等により絞りの状態が検知されており、所定
の絞りに達したことが検知されたら前記電磁石Mgl、
駆動回路108への通電が断たれ、前記ストッパ爪が作
用し、不図示の戻しばねに抗して所定の絞り値に保持さ
れる。露光終了後再び前記電磁石Mglに通電がなされ
ると前記ストッパ爪が解除され、前記戻しばねの作用に
より前記絞り羽根が開放状態に復帰する。110は駆動
回路111.先幕マグネッ) M g 2−1及び後幕
マグネッ) M g 2−2と共に不図示のシャッタを
制御する駆動回路であり、該駆動回路110を介して先
幕マグネッ) M g 2−1に通電がなされると不図
示の先幕が走行し、駆動回路l11を介して後幕マグネ
ッ) M g 2−2に通電がなされると不図示の後幕
が走行する。なお前記各駆動回路の働きを前記CPU 
101内で処理できれば、あえて前記各駆動回路を設け
る必要はない。
次に、動作について説明する。まずズーム駆動及びフォ
ーカス駆動制御時について述べる。ズーム用スイッチS
W4が操作され、テレ側或いはワイド側へのズーミング
が選択されると、CPUl01、駆動回路104により
モータ1の正転成いは逆転駆動制御が行われる。該モー
タ1の出力はギヤ4、不図示の減速ギヤ列を介して太陽
ギヤ3へ伝達される。この時クラッチレバ−16は第1
図に示される如くストッパ7の公転軌跡内に進入してお
り、そのストッパ部16aとストッパ部21aによって
ストッパ7の位置が規制されているため、前記太陽ギヤ
3が時計方向に回転したとしても遊星ギヤ5は公転しな
い、つまり、太陽ギヤ3(モータl)の回転方向に拘わ
らず該太陽ギヤ3の出力は遊星・ギヤ5、ギヤ1O11
,1を介して摺動レバー12のラック部12aに確実に
伝わることになる。摺動レバー12はガイドビン13a
、13bに案内されて前方或いは後方に摺動し、これに
一体のズーム駆動部材14も同様の動きをし始め、撮影
レンズのズーミングが開始される、その後前記ズーム用
スイッチSW4の選択操作が停止されるか或いは不図示
のテレ端又はワイド端検知スイッチによりズーム駆動範
囲限界が検知されると、モータlへの通電が断たれ、ズ
ーミングが終了する。
一方、不図示のレリーズ釦の第1ストロークがなされス
イッチSW1がオンすると、焦点検出回路102からの
情報に基づいてCPUl0I、駆動回路105によりモ
ータ44の正転成いは逆転駆動制御が行われる。該モー
タ44の出力はギヤ46、不図示の減速ギヤ列を介して
太陽ギヤ45へ伝達される。この時アーム48と緊定レ
バー51の作用により遊星ギヤ47は第1図に示される
如くフォーカス駆動部材53と噛み合った状態に位置規
制されているため、前記太陽ギヤ45が時計方向に回転
したとしても遊星ギヤ47は公転しない、つまり、太陽
ギヤ45(モータ44)の回転方向に拘わらず該太陽ギ
ヤ45の出力は遊星ギヤ47を介してフォーカス駆動部
材53に確実に伝わることになる。
尚、第1図においてはフィルムが装填されておらず、ス
イー、チ91がオンしている状態であるが、前記ズーム
、フォーカス駆動制御は該スイッチ91のオンオフに拘
らず可能である。また、第2図に示されるようにフィル
ムFが装填されると、該フィルムFによってフィルム検
知部材92の押圧部92aが押されるため前記スイッチ
91はオフするが、このスイッチ91のオフ状態と不図
示の背蓋の閉動作検知スイッチのオン状態によりフィル
ムの自動空送り制御を行うことは既に公知であり、この
ような自動空送り制御がなされフィルムの空送り終了状
態であっても、第1図に対しスイッチ91がオフしてい
るだけなので、前述と同様前記ズーム、フォーカス駆動
制御は可能である。
次にズーム、フォーカス駆動制御終了後の一連の撮影動
作について第5図を用いて説明する。なお第5図には不
図示のレリーズ釦の第2ストロークによりオンするスイ
ッチSW2がオンの状態に保持されたまま、いわゆる連
写撮影時(二駒速写時)のタイムチャートを示している
。スイッチSW2がオンすると、駆動回路109を介し
て電磁石81に通電がなされる0通電がなされると電磁
石81は消磁し、アマーチュア82の吸着力を失う、ア
マーチュア82はばね79の付勢に従ってレバー77と
共に反時計方向に回動し、緊定レバー66は反時計方向
に回動する。これにより前記緊定レバー66の係合部6
6aと蓄勢レバー63の係合部63aとの係合が外れ、
蓄勢レバー63がばね65に従って反時計方向に回動し
、又その切換部63bにより押圧されてクラッチレバ−
16はばね19に抗してストッパ24で規制される位置
まで時計方向に回動する。すると前記クラッチレバ−1
6はストッパ7の公転軌跡外に退避し、クラッチレバ−
17はストッパ7の公転軌跡内に進入してくる。この時
スイッチ22はオンとなる。前述の如く蓄勢レバー63
が反時計方向に回動すると、そのチャージ部63cによ
る押圧が解除されるためレバー68はばね75の付勢に
従ってストッパ76にて規制される位置まで回動し、シ
ャッタ二重遮光解除レバー86を作動させ、不図示のシ
ャッタ後幕を露光枠内から退避させて二重遮光を解除す
る。また、レバー67はばね71の付勢に従ってスト−
、バフ3にて規制される位置まで回動し、ばね52に抗
して緊定レバー51を反時計方向に回動させ、その係合
部51aをアーム48の係合部48aとの係合位置から
外す。この時スイッチ72はオンとなる。レバー69は
ばね79の付勢に従ってその立上部69aがレバー77
に当接するまで回動すると共に、ばね80の付勢による
レバー77の時計方向の回動に連動してさらに反時計方
向に回動する。アマーチュア82はその後非通電状態と
なる電磁石81に再吸着される。
また、前記電磁石81への通電開始とほぼ同時に駆動回
路106を介して電磁石Mglに通電がなされ、続けて
駆動回路107を介して絞り駆動コイル108にも通電
がなされる。これにより不図示の絞り機構のストップ爪
が解除され、不図示の絞り羽根が絞り込まれることにな
る。その後フォトカプラ等の絞り検知部材により所定の
位置まで絞り込まれたことが検知されると、前記電磁石
Mgl、絞り駆動コイル10gへの通電が断たれ、この
状態で前記ストッパ爪の作用により前記絞り羽根が保持
され、所定の絞り状態に保たれる。前述のような動作が
終了すると、CPUl01により不図示のシャッタ駆動
制御が開始される。つまり、まず駆動回路110を介し
て先幕マグネットM g 2−1への通電がなされる。
これにより不図示の緊定が解除となり、不図示のシャッ
タ先幕が走行する0次いで測光回路103からの情報に
基づいてシャツタ秒時が演算され、その演算結果により
決定されるシャツタ秒時後に駆動回路111を介して後
幕マグネットM g 2−2への通電がなされる。これ
により不図示の緊定が解除となり、不図示のシャッタ後
幕が走行する。
シャッタ後幕走行が完了すると、スイッチSW3がオン
する0以上によりフィルム露光動作が終了する。
前述の如くスイッチSW3がオンすると、モータ1への
通電が開始され、該モータ1はフィルム巻上げ方向に回
転し、太陽ギヤ3は時計方向に回転し始める。この時ク
ラッチレバ−16はストッパ7の公転軌跡外に退避して
いるので、ばね8とばね受け9との作用により遊星ギヤ
5は時計方向に公転し始める。公転開始後間もなく前記
遊星ギヤ5は内歯車25の歯部25cと噛み合うが、こ
のとき歯の位相が合わず食い付きを生じるような負荷が
加わると、前記内歯車25はストッパ穴25aとストッ
パ27との関係により規制される範囲内で揺動し、正常
な噛み合い状態になると規制レバー28.29及びばね
31の作用によりその突起25bが位置規制されること
から、中位位置に復帰する。また公転途中においてスト
ッパ7はクラッチレバ−17に当接するが、該ストッパ
7の公転力としては遊星ギヤ5と内歯車25とが噛み合
うこ・とにより前記モータlの出力に相当する力を有し
ているため、ばね23に抗してクラッチレバ−17を反
時計方向に回動させながら公転していく、なおストッパ
部21bへ到達する直前にて遊星ギヤ5と内歯車25と
の噛み合いは解かれるが、この時点においてクラッチレ
バ−17とストッパ7の当接する面に過大な反時計方向
公転力を発生しない様考慮した構成にすれば、ばね8の
作用によりストッパ部21bまで公転させることができ
る。
前記ストッパ7がストッパ部21bに当接した状態で遊
星ギヤ5とギヤ32とが噛み合い、太陽ギヤ3の時計方
向の回転が遊星ギヤ5、伝達軸34、ギヤ33を介して
太陽ギヤ35に伝達され、これにより太陽ギヤ35は反
時計方向に回転し始める。太陽ギヤ35が反時計方向に
回転し始めると、遊星ギヤ36は不図示の固定スト−/
パとストッパ38とが当接する位置まで公転し、この状
態でギヤ39と噛み合う、よって該遊星ギヤ36の出力
はギヤ39を介してスプール2のギヤ部2aに伝達され
、スプール2が時計方向に回転し、フィルムが巻き取ら
れていく、このフィルムの移動によりスプロケット88
が時計方向に回転し始め、パターン基板89も同様に回
転し始め、スイッチ90により送り量が検知されて一駒
分のフィルムが巻上げられる。更に詳しく説明すると、
フィルムの巻上げ開始時前記スイッチ90はオンしてお
り、この状態から大タートし、オフ。
オン、オフを経て次のオンが検知(CPUIOIにより
)されると前記モータlへの通電が断たれ(第5図参照
)、これにより一駒分のフィルムの巻上げが終了する。
上述のモータ1への通電停止と同時に駆動回路104を
介してモータ44へ太陽ギヤ45が時計方向に回転する
方向の通電が開始される。この時緊定レバー51の係合
部51aがアーム48の係合部48aとの係合位置より
退避しているため、太陽ギヤ45が時計方向に回転する
ことにより遊星ギヤ47はばね49の作用によりアーム
48がストッパ54に当接する位置まで時計方向に公転
し、ギヤ55と噛み合う、この時の各部材の位置関係を
第2図に示す、この状態において、前記太陽ギヤ45の
出力は遊星ギヤ47.ギヤ55及び不図示のギヤ列を介
してチャージギヤ56に伝達され、該チャージギヤ56
は反時計方向に回転し始める。このようにチャージギヤ
56が反時計方向に回転し始めると、その突出部56a
がチャージレバー58の立下部58aに当接し、チャー
ジレバー58はばね60に抗して反時計方向に回動し始
め□る。このときスイッチ62はオンとなる。
前記チャージレバー58は回動途中において蓄勢レバー
63のチャージ部63cと当接して該蓄勢レバー63を
ばね65抗して時計方向に回動させる。前述の如く蓄勢
レバー63が時計方向に回動すると、その切換部63b
が退避するためクラッチレバ−16はばね19の付勢に
従ってストッパ20に当接する位置まで反時計方向に回
動する。
又レバー67はチャージ部63cにより押圧されるので
ばね71に抗して反時計方向に回動し、緊定レバー51
はばね52の付勢に従ってその係合部51aが係合部4
8aとの係合可能位置に達するまで時計方向に回動する
。レバー68もチャージ部63cにより押圧されるため
、ばね75に抗してストッパ76に当接する位置まで反
時計方向に回動し、シャッタ二重遮光解除レバー86の
規制を解く、レバー69もまた反時計方向に回動し、ば
ね79をチャージする。
前記蓄勢レバー63が所定のチャージ位置まで時計方向
に回動すると、ばね84の作用によりその係合部63a
と緊定レバー66の係合部66aとが係合する。さらに
前記チャージレバー5日の反時計方向回動により、シャ
ッタチャージレバー87はチャージされる。一方、前記
チャージギヤ56は前述の如く係合部83aと66aと
が係合した後もオーバーチャージとして弱干回転し、そ
の後突出部56aとチャージレバー58の立下部58a
との当接が外れる。チャージレバー58はこれにより再
びストッパ61に当接する位置までばね60の付勢に従
って時計方向に回動する。このときスイッチ62はオフ
となり、スイッチ62′がこのよ゛うにオフすると前記
モータ44への通電が断たれる0以上によりフィルム巻
上げ、露光準備のための機械的チャージが完了する。
通常の一駒撮影においては、−駒分のフィルム巻上げ及
び機械的チャージが終了すると前述の状態からモータ1
,44を駆動し、ズーム駆動及びフォーカス駆動可能な
第1図の状態に戻す(詳細は後述)わけだが、本実施例
では第5図に示されるように、不図示のレリーズ釦の第
1ストロークがなされたあままでありスイッチSW2が
オンのままであるので、速写撮影のシーケンスに進むこ
とになる。そこで、続けて連写二駒目の撮影時の説明に
移るが、その前に速写撮影時、第1図の状態に各部材を
戻す動作を行うことは、時間的ロスが大きいことや初期
設定時のズーム状態或いはフォーカス状態が変化してし
まうといった不都合が生じるため、好ましくない、この
ことから本実施例では連写−駒目のズーム、フォーカス
設定値に固定し、この初期設定値で速写撮影が進むよう
遊星ギヤ5,47をギヤ16.55に噛み合った状態に
保持する構成にしている。
連写二駒目の撮影は測光回路103を動作させた後に開
始される。電磁石81への通電から始まる一連のレリー
ズ動作、フィルム巻上げのためのモータlへの通電、機
械的チャージのためのモータ44への通電の各制御は前
述と同様であるのでその説明は省略する。
二駒目の撮影が終了し、前述の如くチャージレバー58
がばね60の付勢に従って時計方向に回動し、スイッチ
62がオフした時、第5図に示される如くスイッチ62
はオフしているため、連写撮影ではないと判断される。
よって、このような場合、モータ1には太陽ギヤ3が反
時計方向に回転する方向の、モータ44には太陽ギヤ4
5が反時計方向に回転する方向の、通電がそれぞれ開始
される。この時クラッチレバ−″17はストッパ7の公
転軌跡外に退避(第1図の状態)しているため、遊星ギ
ヤ5は反時計方向に公転し始め、内歯車25と噛み合う
、この場合にも前述と同様で噛合不良発生時、ばね31
等の作用で正常な噛み合い状態どなる。又公転途中スト
ッパアがクラッチレバ−16と当接するが、前記内歯車
25の作用によりばね19に抗してクラッチレバ−16
を時計方向に回動させながら前記ストッパ7は公転する
、このときスイッチ22はオンし、その後前記ストッパ
7がストッパ部21aに当接するまで公転するとオフと
なる(第5図参照)、このようなスイッチ22のオンオ
フ状態がCPUl0Iにより検知されると、駆動回路1
04を介してなされていたモータ1への通電が停止され
、遊星ギヤ5はギヤ10と噛み合った状態に保持される
。また、太陽ギヤ45の反時計方向の回転により遊星ギ
ヤ47はばね49の作用で反時計方向に公転し始める。
この公転途中においてアーム48と緊定レバー51とが
当接するが、前記ばね49で発生する公転力で緊定レバ
ー51をばね52に抗して反時計方向に回動させながら
前記遊星ギヤ47は公転する。このときスイッチ72は
オンとなり、その後前記アーム48の係合部48aと緊
定レバー51の係合部51aとが係合する位置まで、即
ちアーム48がス)−/パ50に当接する位置まで前記
遊星ギヤ47が公転するとオフとなる(第5図参照)、
このようなスイッチ72のオンオフ状態がCPUl0I
により検知されると、駆動回路105を介してなされて
いたモータ44へノ通電が停止され、遊星ギヤ47はフ
ォーカス駆動部材53と噛み合った状態に保持される0
以上により各部材は第1図の状態に戻る。
前述のように、スイッチSW2のオンオフ状態が判断さ
れてズーム、フォーカス駆動状態への切換シーケンス制
御が行われる。以後同様の撮影動作が進められる。
最後までの撮影が終了し、最後の駒のフィルム巻上げが
開始されると、その巻上げ途中(第2図の状態時)にお
いてフィルムが突張った状態となり、スイッチ90に所
定のオンオフ信号が発生しなくなる。すると、CPUl
0Iの内のタイマ回路が作動し、所定時間後前記モータ
1へのフィルム巻上げ方向の通電が停止され、今度は逆
に前記太陽ギヤ3が反時計方向に回転するフィルム巻戻
し方向の1通電が開始される。この時ストッパ7はスト
ッパ部17bと21bにより位置規制されているので遊
星ギヤ5とギヤ32とは噛み合った状態のままであり、
前記太陽ギヤ3の反時計方向の出力は遊星ギヤ5.ギヤ
32.伝達軸34、ギヤ33を介して太陽ギヤ35に伝
わり、太陽ギヤ35は時計方向に回転し始める。又遊星
ギヤ36は不図示のばねの作用によりストッパ38が不
図示の固定ストッパに当接する位置まで、即ちギヤ41
と噛み合う位置まで公転する。よって、遊星ギヤ36の
出力はギヤ41を介してギヤ43に伝わり、このギヤ4
3と一体の巻戻部材42が反時計方向に回転し始め、フ
ィルムの巻戻しが開始される。この時の各部材の位置関
係を第3図に示す。
フィルム巻戻し時はフィルムの移動の伴ってスズロケッ
ト88が反時計方向に回転し、これに連動してパターン
基板89も反時計方向に回転するため、スイッチ90に
オンオフを繰り返す信号が発生する。又フィルムの巻戻
しが終了すると、前記スイッチ90にオンオフを繰り返
す信号が発生しなくなる。スイッチ90にオンオフを繰
り返す信号が発生しなくなると、CPUl0I内のタイ
マ回路が作動し、所定時間後駆動回路104を介してな
されていたモータ1への通電が停止される。これと同時
にモータ44に太陽ギヤ45が時計方向にする方向の通
電がなされ、前述したような機械的チャージが行われ、
最後にスイッチ62のオフが検知されたら、第5図に示
される最終シーケンスと同様モータ1.44への通電が
なされ、ズーム、フォーカス駆動可能な第1図の状態に
戻される。但し、この場合遊星ギヤ36はギヤ41と噛
み合ったままである。
本実施例によれば、遊星ギヤ機構がフォーカス駆動部材
53と噛み合っている状態に位置する場合には、緊定し
/<−51,ストッパ50によりその状態が保持されて
いるので、その位置にて正逆回転の駆動力伝達が可能と
なり、遊星ギヤ機構の駆動力伝達系列、を拡大すること
ができる。
また、緊定レバー51の駆動力蓄勢を、該緊定レバー5
1が遊星ギヤ47を保持している時の伝達系列とは異な
る伝達系列状態に位置している時の太陽ギヤ45(モー
タ44)の回転により行えるようにしているため、緊定
レバー51の駆動力蓄積を行うための電磁石等専用の手
段を配置する必要がなくなり、省電可能となる。又進退
可能な緊定レバー51の駆動力蓄勢をモータ44の出力
にて得、電磁石81は駆動開始制御用として使用する構
成にしているため、プランジャー等によるダイレクト駆
動に比して省電回部となると共に。
吸収機構を備えなくとも良いことなどからその構成が比
較的簡単となり且つスペース的にも有利なものとなる。
さらに、前述したように電磁石81は駆動開始制御用と
して使用する構成にしているため、該電磁石81を他の
機械的チャージ用等として共用でき、コストを低減する
ことができる。
更に緊定レバー51の駆動力蓄勢をモータ44の駆動に
より行う構成にしているため、第1〜3図の様に他のク
ラッチ機構の駆動にも兼用できる。
(発明と実施例の対応) 本実施例において、ストッパ50.51が本発明の第1
及び第2の位置規制手段に、緊定レバー51が阻止手段
に、ギヤ55.チャージギヤ56、チャージレバー58
、蓄勢レバー63が駆動力蓄勢手段に、電磁石81が駆
動開始手段に、それぞれ相当する。
(変形例) 本実施例では、保合部48a′と51aとの当接に対抗
する遊星ギヤ47の反時計方向の公転力はばね49によ
り発生させているが、モータ44の出力に相当する公転
力を発生させる遊星ギヤ5と噛み合う内歯車25と同様
の機構を採用してもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、太陽ギヤと、該
太陽ギヤのまわりを公転可能な遊星ギヤと、前記太陽ギ
ヤの第1或いは第2の方向の回転に伴う前記遊星ギヤの
第1或いは第2の方向への公転を第1規定位置或いは第
2規定位置にて規制する第1及び第2の位置規制手段と
、阻止状態と阻止解除状態に切り換えられ、阻止状態で
前記遊星ギヤの第2規定位置から第1規定位置への公転
を阻止する阻止手段と、前記遊星ギヤの第1規定位置に
おける前記太陽ギヤの第1の方向の回転によって前記阻
止手段の状態の切換えを行うための駆動力を蓄積する駆
動力蓄積手段と、該駆動力蓄積手段に蓄積された駆動力
を前記阻止手段の状態切換えに行使させる駆動開始手段
とを備え、以て、前記遊星ギヤが前記阻止手段により阻
止される第2規定位置にて、前記太陽ギヤの正転及び逆
転を可能にすると共に、前記阻止手段の状態切換用の駆
動力を前記太陽ギヤの第1規定位置における前記太陽ギ
ヤの第1の方向の回転から得るようにしたから、比較的
簡単な構成で遊星ギヤ機構の独立した駆動力伝達系列を
拡大でき、且つ特別の駆動力発生手段を備えなくともよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をカメラに適用した時の一実施例を示す
機械的構成図、第2図は同じくフィルム巻上げ及び機械
的チャージ完了時の各部材の位置関係を示す図、第3図
は同じくフィルム巻戻し状態時の各部材の位置関係を示
す図、第4図は同じく各部材を制御するためのブロック
図、第5図は同じくそのタイミングチャートである。 l・・モータ、2・・スプール、3・・太陽ギヤ、5・
・遊星ギヤ、7・・ストッパ、12・・摺動し/<−,
16,17・旧・・クラッチレバ−221・・ストッパ
部材、22・・スイッチ、35・・太陽ギヤ、36・・
遊星ギヤ、42・旧・巻戻部材、44・・モータ、45
・・太陽ギヤ、47・・遊星ギヤ、51・・緊定レバー
、53・・フォーカス駆動部材、56・・チャージギヤ
、58・・チャージレバー、62・・スイッチ、63・
・蓄積レバー、66・・緊定レバー、72・・スイッチ
、81・旧・・電磁石、82・旧・・アマーチュア、8
8・・スプロケット、90.91・・スイッチ、101
・・CPU、104〜106.107.109,110
,111・旧・−駆動回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、太陽ギヤと、該太陽ギヤのまわりを公転可能な遊星
    ギヤと、前記太陽ギヤの第1或いは第2の方向の回転に
    伴う前記遊星ギヤの第1或いは第2の方向への公転を第
    1規定位置或いは第2規定位置にて規制する第1及び第
    2の位置規制手段と、阻止状態と阻止解除状態に切り換
    えられ、阻止状態で前記遊星ギヤの第2規定位置から第
    1規定位置への公転を阻止する阻止手段と、前記遊星ギ
    ヤの第1規定位置における前記太陽ギヤの第1の方向の
    回転によって前記阻止手段の状態の切換えを行うための
    駆動力を蓄勢する駆動力蓄勢手段と、該駆動力蓄勢手段
    に蓄勢された駆動力を前記阻止手段の状態切換えに行使
    させる駆動開始手段とを備えた駆動力伝達装置。
JP60134217A 1985-01-26 1985-06-21 駆動力伝達装置 Pending JPS61294258A (ja)

Priority Applications (3)

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JP60134217A JPS61294258A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 駆動力伝達装置
GB8601614A GB2171809B (en) 1985-01-26 1986-01-23 Electric motor operated camera
US06/821,760 US4739359A (en) 1985-01-26 1986-01-23 Electric motor operated camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60134217A JPS61294258A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 駆動力伝達装置

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