JPS61294036A - 小便器洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は便所を有する施設、建物等において小便器を自
動的に洗浄する小便器洗浄装置に関する。

〈従来の技術〉 従来、この種の小便器洗浄装置として、第９図に示す特
公昭４３−２６９１２号公報のものがある。

この第９図のものは、各階毎に複数個の小便器（Ｄ）・
・・を有するビルディング等の共同便所において、各小
便器（Ｄ）の湯水管（Ｄｌ）に電磁弁（Ｂ）を夫々設け
、前記電磁弁（Ｂ）を各階を通して縦系列に連絡するよ
うに配置１（Ｈ）せしめ、縦系列に配線した配線端子を
一定間隔をおいて順次電流を流すようにした切換スイッ
チ（■）に接続し、順次多縦系列の電磁弁（Ｂ）を開閉
して洗浄を行うものであり、複数の小便器（Ｄ）・・・
を単に順次洗浄するだけのものである。

即ち、上記従来のものでは、小便器（Ｄ）を使用頻度に
応じて現場毎に自由に洗浄時間間隔を設定出来ず最適な
洗浄を行うことができなかった。

〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明が解決しようとする問題点は、使用現場に応じた
洗浄時間間隔を設定できるようにすることである。

〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するために本発明が講する技術的手段
は、水を貯溜する水槽と、この水槽に給水する給水部と
、電気駆動部により作動して水槽内の水を小便器に排水
する排水弁と、ＯＮ時期、ＯＦＦ時期を選択することに
より洗浄時間間隔を等間隔或いは不規則な間隔に設定可
能な洗浄時間間隔設定タイマーと、該洗浄時間間隔設定
タイマーがＯＮになった時に上記電気駆動部に信号を所
定時間送る排水弁駆動タイマーどを備えたものである。

〈作用〉 本発明は洗浄時間間隔タイマーのＯＮ時期及びＯＦＦ時
期を任意に選択することにより、水槽内の水を等間隔或
いは不規則な間隔で小便器に排水するものである。

〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

この実施例は第１図に示すように水槽（Ａ＞が便所壁面
の上方に配備される所謂ハイタンクの場合を示すもので
ある。

水槽（Ａ）は側壁（Ａ１）上部に給水部（Ｂ）、底壁（
Ａ２）に排水弁（Ｃ）を夫々装備しており、前者（Ｂ）
は給水源に、後者（Ｃ）は小便器（Ｄ）に夫々連絡され
る。

給水部（Ｂ）は、フロート（Ｂ１）とフロート（Ｂ１）
の上下動により開閉される弁（Ｂ２）を有する公知のボ
ールタップ給水栓で、水槽（Ａ）内の水位の低下に伴う
フロー１〜（Ｂ１）の下降により開弁じて水槽（Ａ）内
に給水し、水位の上昇に伴うフロート（Ｂ１）の上界に
より閉弁して給水を停止する。

排水弁（Ｃ）は水槽（Ａ）の底壁（Ａ２）に配備される
基台（１）に設りた設けた略円筒型の排水弁座（１ａ）
と、この排水弁座（１ａ）の上方に配備されるオーバー
フロー管（２）の下端に設けた排水弁体（２ａ）と、電
気的に作動して排水弁体（２ａ）を上動する電気駆動部
（３）とからなる。

基台（１）は中間部内周に環状の排水弁座（１ａ）を突
設し、該弁座（１ａ）の上方周面に通孔（１ｂ）を複数
個開穿すると共に上端に浮子収容具（４）を固定し、下
部は上記水槽（Ａ）の底壁（Ａ２）を貫通するように個
体され、小便器（Ｄ）に連絡する高水管（Ｄｌ）を接続
する。

浮子収容具（４）は内外二重の円筒内壁及び円筒外壁と
、これら両者の下部を連絡する底壁とからなり、該底壁
には小孔状の小通路（４ａ）を開穿し、該小通路（４ａ
）を介して内外壁間に形成した浮子室（４ｂ）と、基台
（１）の内部とを連通させる。

そして、上記浮子室（４ｂ）の内部には環状の中空の浮
子（５）を収容配備し、円筒内壁の内部にはオーバーフ
ロー管（２）が摺動自在に案内されて挿通している。

オーバーフロー管（２）はその下端部にゴム等の弾性シ
ート材料により円板状に形成した排水弁体（２ａ）を一
体内に備え、中間部外周面にスカート状に形成したスト
ッパー（２１１）を上記浮子室（４ｂ）内に挿入される
ように装着すると共に、−Ｆ端には拡大開口部（２Ｃ）
を形成する。

本実施例において、上記拡大開口部（２Ｃ）はその中央
部にプランジャー（６）を挿通する中心孔（２ｄ）を、
該中心孔（２ｄ）の周辺に複数個、流水口（２ｅ）・・
・を夫々貫通開穿する。

プランジャー（６）はその下端に中心孔（２ｅ）の内径
より大径な鍔部（６ａ）を突設すると共に、上端を電気
駆動部（３）であるソレノイド内に挿入して該ソレノイ
ドが通電されると上方向に上昇するように形成されてい
る。

次に、断る排水弁（Ｃ）の作動について説明すれば、通
常は第２図に示すように閉弁しており、貯溜水面はオー
バーフロー管（２）の上端に固着した拡大開口部（２Ｃ
）上端Ｊ：り若干下方にある。

今、電気駆動部（３）に通電すると、プランジャー（６
）が引き上げられ、その下端に形成した鍔部（６ａ）に
よりオーバーフロー管（２）が引き上げられて開弁じ水
槽（Ａ）内の水の大部分は基台（１）の通孔（１ｂ）を
経て、また一部の水は浮子室（４１））　、浮子収容具
（４）の小通路（４ａ）、基台（１）の内部空間を経て
夫々瀉水管（Ｄｌ）を介して小便器（Ｄ）に排出され水
位は急激に低下し始める。

水位が低下すると、小通路〈４ａ）は通孔（１ｂ）に比
べてその通水面積がきわめて小さいので浮子室（４ｂ）
内の水位の下降速痕は他の部分の水位の不時速度より遅
くなり水槽（Ａ）内の水の大部分が小便器（Ｄ）に排出
された時でも浮子室（６ｅ）内に水が残っている間はこ
の浮子室（４ｂ）内に配備された浮子（５）が浮遊状態
にあるので、オーバーフロー管（２）、即ち排水弁体（
２ａ）はストッパー（２ｂ）を介して浮子（５）により
その下降を阻止され開弁状態は保たれる。

その後、小通路（４ａ）からの排水に伴う浮子ｖ（４ｂ
）内の水位下降により浮子（５）の位置が下がり、それ
に伴なって排水弁体（２ａ）が排水弁座（１ａ）に近づ
き閉弁し、１回の排水を終了する。

そして、水槽（Ａ）内の水位が適宜高さ位置に低下する
と、水槽（Ａ）内に配備した給水部（Ｂ）であるボール
タップ給水栓より水槽（Ａ）内に給水し、上記排水弁（
Ｃ）が開弁した後貯水して第２図の状態に戻る。

一方、前記排水弁（Ｃ）を開閉させる電気駆動部（３）
への通電は後述する洗浄時間間隔設定タイマー（Ｅ）の
作動に基づいて排水弁駆動タイマー（Ｆ）から送られる
信号によりその時期が制御される。

本実施例においては、洗浄時間間隔設定タイマー（Ｅ）
がＯＮになると、整流器（Ｇ）を介して排水弁駆動タイ
マー（Ｆ）が作動し、該タイマー（Ｆ）より電気駆動部
（３）に所定時間例えば１秒間だけ通電して排水弁（Ｃ
）を開弁するようになっている。

洗浄時間間隔設定タイマー（Ｅ）は２個の時間ダイヤル
（Ｅｌ）（Ｅ２　）と、選択スイッチ部（Ｆ３）とメイ
ンスイッチ（Ｅ４）を有している。

上記内時間ダイヤル（Ｅ＋　）’（Ｅ２　）は洗浄時間
間隔設定タイマー（Ｅ）の内部に配備した時計部（１１
）により夫々２４時間で１回転するように構成され、内
時間ダイヤル（Ｅｌ）（Ｅ２）の周縁には全周に渉って
適宜間隔（例えば１５分）毎に時間設定ピン（１２）を
係止する凹部（１３）を形成する。

時間設定ピン（１２）は形状の異なるＯＮビン（１２ａ
）とＯＦＦピン（１２ｂ）トカラナリ、これら両ビン（
１２ａ　）　　（１２ｂ　）を第４図に示すように適宜
位置の四部（１３）に夫々交互に差し込むことによって
、例えば第６図のタイムチャートに示す第１の洗浄時間
間隔（Ｅ５）及び第２の洗浄時間間隔（Ｅ６）を設定す
る。

それに従い、排水弁駆動タイマーの駆動時間（Ｅｌ）が
設定される。

第１の洗浄時間間隔（Ｅ５）は第１の時間ダイヤル（Ｅ
ｌ）の午前７時から１２時まで３０分電に、１２時から
午後６時まで１時間毎にＯＮピン（１２ａ）を差し込み
、各ＯＮピン（１２ａ　）・・・後に夫々ＱＦＦビ、ン
（１２ｂ）を差し込んだ場合を示すものであり、第２の
洗浄時間間隔（Ｅ６）は第２の時間ダイヤル（Ｅ２）の
午前７時、８時、８時３０分、１０時、１２時。

午後１２時３０分、２時に夫々ＯＮビン（１２ａ）を差
し込み、各ＯＮビン（１２ａ　）・・・の後に夫々ＯＦ
Ｆビン（１２ｂ　）を差し込んだ場合を示すものである
。

そして、これら内時間ダイヤル（Ｅｌ）（Ｅ２）はその
回動に伴ってＯＮビン（１２ａ）・・・及びＯＦＦビン
（１２ｂ　）・・・が夫々の時間ダイヤル（Ｅ＋　）（
Ｅ２　）の近傍位置に配備したスイッチ（１４）に交互
に当接して回動させることにより、上記第１の洗浄時間
間隔（Ｅ５）及び第２の洗浄時間間ｗＡ（Ｅｒ、）に基
づいて交互にＯＮ・ＯＦＦする“るようになっている。

また、内時間ダイヤル（Ｅ＋　）（Ｅ２　）の下方には
各曜日毎に全日ＯＦＦ、上記の第１の洗即時間間隔（Ｆ
５　）ＯＮ−ＯＦＦ、第２の洗浄時間間隔（Ｆ６）ＯＮ
−ＯＦＦを選択するための７個の選択スイッチ部（Ｆ３
）・・・が設けられる。

各選択スイッチ部（Ｆ３）は第５図の回路図に示される
ように内時間ダイヤル（Ｅｌ）（Ｆ２）の数に等しい、
即ち２個の接点（１５）（１６）と１個の接触子（１７
）を有して０Ｎ−ＯＦＦ−ＯＮの３動作をする手動スイ
ッチで、第１の洗浄時間間隔（Ｆ５）を作動させるか、
第１．第２の洗浄時間間隔（Ｆｓ　）（Ｆ６）を使用し
ないか、第２の洗浄時間間隔（「６）を作動させるかを
選択するものである。

メインスイッチ（Ｆ４）は上記選択スイッチ部（Ｆ３）
・・・と同様な０Ｎ−ＯＦＩ−ＯＮの３動作をする手動
スイッチで、上記第１．第２の洗浄時間間隔（Ｆ５　）
　　（Ｅｅ　）をともに作動させる自動、両洗浄時間間
隔（Ｆ５　）（Ｆ６）をともに作動させない停止、長期
休日を選択するようになっており、長期休日は両洗浄時
間間隔（Ｅｓ　）（［６）を作動させず、これらとは関
係なく定期的（例えば午前６時から６時１５分まで）に
０Ｎ−ＯＦＦして設備保護の目的で小便器（Ｄ）を洗浄
するようにする。

尚、図中（１９）は制御箱であり、その内部には上記洗
浄時間間隔設定タイマー（Ｆ）以外に端子台（２０）　
、ＩＩＪ電過電流電流遮断器１）及び停電補償用の電池
（２３）等が収納配備され、又（２４）は曜日調整の際
に使用する曜日変更ツマミ、（２５）は時間指針、（２
６）　　（２７）は電源及び出力のパイロットランプで
ある。

而して斯る小便器洗浄装置は第３図に示すにうに月〜金
曜日の選択スイッチ部（Ｆ３）・・・のレバー（１７’
　）を１ｃｈに、土曜日の選択スイッチ部（Ｆ３）のレ
バー（１７’　）を２ｃｈに、日曜日の選択スイッチ部
（Ｆ３）のレバー（１７’　）を切に夫々設定すると共
に、メインスイッチ（Ｆ４）のレバー（１８）を自動に
設定すれば、月〜金曜日は第１の洗浄時間間隔（Ｆ５）
に基づいて例えば午前７時から午後６時までの間、スイ
ッチ（１４）をＯＮ作動せしめ排水弁（Ｃ）を開弁じて
小便器（Ｄ）を間歇的に洗浄し、土曜日は第２の洗浄時
間間隔（Ｆ６）に基づいて例えば午前７時から午後２時
までの間、小便器（Ｄ）を間歇的に洗浄し、日曜日は小
便器（Ｄ）の間歇的洗浄を停止する。

なお、洗浄時間間隔設定タイマーの実施例は上記実施例
に限定されるものではない。例えば時間ダイヤル（Ｆ２
）を除いて選択スイッチ部（Ｆ３）を（入）とく切）の
２つの選択方式にしても良い。またメインスイッチ（Ｆ
４）をなくして常に自動の状態にしたり、更に１週間の
各曜日の洗浄形態を変える必要がない場合は、時間ダイ
ヤル（Ｆ２）を除いて選択スイッチ（Ｆ３）部分が常に
（入）の状態になる簡単な構成とすることもできる（第
８図）。

〈発明の効果〉 本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有する。

■　洗浄時間間隔設定タイマーのＯＮ時期及びＯＦＦ時
期を任意に選択することにより、水槽内の水を等間隔酸
いは不規則な間隔で小便器に排水するので、短かい洗浄
等間隔或いは長い洗浄等間隔に等間隔洗浄の時間を設定
できると共に不規則な間隔、例えば午前中３０分間隔、
午後は２時間間隔、あるいはランダムな間隔客種々のプ
ログラムを組むことができ、最も有効な洗浄間隔を使用
現場に応じて設定できる。

また、洗浄時間間隔設定タイマーが、ＯＮになった時洗
浄を開始するので、すぐに洗浄をすることが出来、洗浄
が遅れることはない。

従って、清潔でその上節水効果のある小便器洗浄装置を
得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す小便器洗浄装置の模式
図、第２図は水槽の拡大縦断面図、第３図は洗浄時間間
隔設定タイマーを配備した制御箱の拡大正面図で一部切
欠して示し、第４図は洗浄時間間隔設定タイマーの時間
設定方法を示す斜視図、第５図は洗浄時間間隔設定タイ
マーの回路図、第６図はタイムチャートの一例を示し、
第７図は洗浄時間間隔設定タイマーと排水弁駆動タイマ
ーの関係を示すタイムチャート、第８図は制御箱の別の
実施例を示す一部切欠拡大正面図、第９図は従来の小便
器洗浄装量の一例を示す模式図で ある。 ３・・・電気駆動部 Ａ・・・水槽 Ｂ・・・給水部 Ｃ・・・排水弁 Ｄ・・・小便器 Ｅ・・・洗浄時間間隔設定タイマー Ｆ・・・排水弁駆動タイマー 特　許　出　願　人　　　東陶機器株式会社特開昭６ｌ
−２９４０３６（７） 第７図 第８図 リタ　　　　　′

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水を貯溜する水槽と、この水槽に給水する給水部と、電
   気駆動部により作動して水槽内の水を小便器に排水する
   排水弁と、ＯＮ時期、ＯＦＦ時期を選択することにより
   洗浄時間間隔を等間隔或いは不規則な間隔に設定可能な
   洗浄時間間隔設定タイマーと、該洗浄時間間隔設定タイ
   マーがＯＮになった時に上記電気駆動部に信号を所定時
   間送る排水弁駆動タイマーとを備えてなる小便器洗浄装
   置。