JPS61293620A - ボルトの製造方法 - Google Patents
ボルトの製造方法Info
- Publication number
- JPS61293620A JPS61293620A JP13634485A JP13634485A JPS61293620A JP S61293620 A JPS61293620 A JP S61293620A JP 13634485 A JP13634485 A JP 13634485A JP 13634485 A JP13634485 A JP 13634485A JP S61293620 A JPS61293620 A JP S61293620A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- head
- lead angle
- thread
- rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21H—MAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
- B21H3/00—Making helical bodies or bodies having parts of helical shape
- B21H3/02—Making helical bodies or bodies having parts of helical shape external screw-threads ; Making dies for thread rolling
- B21H3/06—Making by means of profiled members other than rolls, e.g. reciprocating flat dies or jaws, moved longitudinally or curvilinearly with respect to each other
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は頭部付近までねじ部が形成されたボルトの製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
(従来の技術)
通常の転造ボルトは移動ダイスと固定ダイスとの間にブ
ランク聚挟んで転がしながらねじ部を形成する方法によ
り製造されるものであるが、転造中にブランクの頭部下
面とダイスとが接触するとダイスが破損したりブランク
の頭部下面が傷付いたりするためにねじ部の上端と頭部
下面との間に十分な間隔を設ける必要があり、従って転
造法によって頭部付近までねじ部を形成することは不可
能とされていた。
ランク聚挟んで転がしながらねじ部を形成する方法によ
り製造されるものであるが、転造中にブランクの頭部下
面とダイスとが接触するとダイスが破損したりブランク
の頭部下面が傷付いたりするためにねじ部の上端と頭部
下面との間に十分な間隔を設ける必要があり、従って転
造法によって頭部付近までねじ部を形成することは不可
能とされていた。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明はこのような従来の問題点を解決して、頭部付近
の位置までねじ部を転造することができるボルトの製造
方法を目的として完成されたものである。
の位置までねじ部を転造することができるボルトの製造
方法を目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は終端部のリード角をねじピンチと有効径から算
出される通常のリード角よりも大きくした固定ダイスと
移動ダイスとの間に頭部付きのブランクの軸部の頭部か
らわずかに離れた位置まで常法によりねじを転造したの
ち、終端部のリード角の大きい部分でブランクをダイス
側に移動させつつ頭部付近までねじの転造を行うことを
特徴とするものである。
出される通常のリード角よりも大きくした固定ダイスと
移動ダイスとの間に頭部付きのブランクの軸部の頭部か
らわずかに離れた位置まで常法によりねじを転造したの
ち、終端部のリード角の大きい部分でブランクをダイス
側に移動させつつ頭部付近までねじの転造を行うことを
特徴とするものである。
本発明において使用される転造平ダイスは例えば第1図
及び第2図に示されるとおりのものであり、固定ダイス
+1)と移動ダイス(2)のいずれにも転造しようとす
るボルトのねじピンチ(P) とその有効径(1))
とからα−tan −’(P/ π・D)の式によ
り算出される通常のリード角(α)のねじ山部(3)と
喰付部+41とが刻設されているはかミ各終端部には通
常のリード角(α)よりも大きいリード角(β)を持つ
終端ねじ山部+5)が刻設されている。終端ねじ山部(
5)の有効幅は少くともブランクが半回転する程度の距
離、即ちπ×D/2以上とする必要があり、これに対応
するねし山のずれ(A) はリード角(α)のねじ山部
(3)によってねじ転造、を行う際のブランクの頭部と
ダイスあの間の距離に応じて設定するものとする。なお
、第4図に示されるように、固定ダイス+1)の終端に
は逃げ部(6)が長さくlにわたって形成されているの
で、終端ねし山部(5)の有効幅は第1図の寸法(L)
から(β)を引いたものとなる。また第2図に示される
ように移動ダイス(2)の喰付部(4)のスタート位置
には、ブランク(30)を確実に送るためのV I (
71が凹設されている。
及び第2図に示されるとおりのものであり、固定ダイス
+1)と移動ダイス(2)のいずれにも転造しようとす
るボルトのねじピンチ(P) とその有効径(1))
とからα−tan −’(P/ π・D)の式によ
り算出される通常のリード角(α)のねじ山部(3)と
喰付部+41とが刻設されているはかミ各終端部には通
常のリード角(α)よりも大きいリード角(β)を持つ
終端ねじ山部+5)が刻設されている。終端ねじ山部(
5)の有効幅は少くともブランクが半回転する程度の距
離、即ちπ×D/2以上とする必要があり、これに対応
するねし山のずれ(A) はリード角(α)のねじ山部
(3)によってねじ転造、を行う際のブランクの頭部と
ダイスあの間の距離に応じて設定するものとする。なお
、第4図に示されるように、固定ダイス+1)の終端に
は逃げ部(6)が長さくlにわたって形成されているの
で、終端ねし山部(5)の有効幅は第1図の寸法(L)
から(β)を引いたものとなる。また第2図に示される
ように移動ダイス(2)の喰付部(4)のスタート位置
には、ブランク(30)を確実に送るためのV I (
71が凹設されている。
先ず第3図、第4図に示されるように、このような固定
ダイスfl+と移動ダイス(2)との間に頭部(31)
付きのブランク(30)が供給され、移動ダイス(2)
を矢印方向へ移動させることによりブランク(30)の
軸部(32)にねじが転造される。このねじ転造は先ず
常法によって各ダイスの通常のリード角(α)のねし山
部(3)によって行われ、第3図に示されるようにブラ
ンク(30)はその頭部下面(33)とダイスの端面(
8)との間にわずかな間隔(X)を設けてダイスの喰付
部(4)に供給されるので、ブランク(30)が通常の
リード角(α)のねし山部(3)の後端に達したときに
はブランク(30)の軸部(32)の頭部(31)から
わずかに離れた位置までねじが転造される。次にこの状
態から更に移動ダイス(2)を矢印方向に移動させれば
、各ダイスの終端部に形成されたリード角(β)が通常
のリード角(α)よりも大きい終端ねし山部(5)によ
ってブランク(30)はダイス側に移動されつつ頭部(
31)付近までねじが転造されることとなる。この際の
ブランク(30)の移動はねじ山部(3)によって既に
ブランク(30)上に刻設されたねじを終端ねじ山部(
5)と噛合させることによって行われるので、移動量を
厳密に制御することができるうえに、この間のブランク
(30)の回転は前記の間隔(X)にねじ転造を行うた
めのわずかなものであるから、頭部下面(33)をダイ
スの端面(8)に当接させることなく頭部下面(33)
の直前位置までねじの転造を行わせることができ、この
結果第7図に示されるように頭部付近までねじ部が形成
され薄板の締付等に有利なボルトが転造法により得られ
ることとなる。
ダイスfl+と移動ダイス(2)との間に頭部(31)
付きのブランク(30)が供給され、移動ダイス(2)
を矢印方向へ移動させることによりブランク(30)の
軸部(32)にねじが転造される。このねじ転造は先ず
常法によって各ダイスの通常のリード角(α)のねし山
部(3)によって行われ、第3図に示されるようにブラ
ンク(30)はその頭部下面(33)とダイスの端面(
8)との間にわずかな間隔(X)を設けてダイスの喰付
部(4)に供給されるので、ブランク(30)が通常の
リード角(α)のねし山部(3)の後端に達したときに
はブランク(30)の軸部(32)の頭部(31)から
わずかに離れた位置までねじが転造される。次にこの状
態から更に移動ダイス(2)を矢印方向に移動させれば
、各ダイスの終端部に形成されたリード角(β)が通常
のリード角(α)よりも大きい終端ねし山部(5)によ
ってブランク(30)はダイス側に移動されつつ頭部(
31)付近までねじが転造されることとなる。この際の
ブランク(30)の移動はねじ山部(3)によって既に
ブランク(30)上に刻設されたねじを終端ねじ山部(
5)と噛合させることによって行われるので、移動量を
厳密に制御することができるうえに、この間のブランク
(30)の回転は前記の間隔(X)にねじ転造を行うた
めのわずかなものであるから、頭部下面(33)をダイ
スの端面(8)に当接させることなく頭部下面(33)
の直前位置までねじの転造を行わせることができ、この
結果第7図に示されるように頭部付近までねじ部が形成
され薄板の締付等に有利なボルトが転造法により得られ
ることとなる。
(発明の効果)
本発明は以上の説明からも明らかなように、ダイスの終
端部に設けられたリード角の大きい部分でブランクをダ
イス側に移動させつつ頭部付近までねじの転造を行うこ
とによりダイスやボルトの頭部下面を損傷することなく
頭部付近までねじ部が形成されたボルトを容易に製造す
ることができるものであるから、ボルト転造に関する従
来の問題点を解消したものとして業界に寄与するところ
は極めて大である。
端部に設けられたリード角の大きい部分でブランクをダ
イス側に移動させつつ頭部付近までねじの転造を行うこ
とによりダイスやボルトの頭部下面を損傷することなく
頭部付近までねじ部が形成されたボルトを容易に製造す
ることができるものであるから、ボルト転造に関する従
来の問題点を解消したものとして業界に寄与するところ
は極めて大である。
第1図は本発明において用いられる固定ダイスの平面図
、第2図は同じく移動ダイスの底面図、第3図は転造開
始時の状態を示す平面図、第4図はその正面図、第5図
は転造終了時の状態を示す平面図、第6図はその正面図
、第7図は製造されたボルトの正面図である。 (1):固定ダイス、(2):移動ダイス、(30)
: ブランク、(31):頭部、(32) :軸部。 特許出願人 株式会社小畠鉄工所 同 株式会社青山製作所 代 理 人 名 嶋 明 部間
綿 貫 達 離開
山 零 文 夫jl1図 J67ランク 第3図 第 6 図 第7図
、第2図は同じく移動ダイスの底面図、第3図は転造開
始時の状態を示す平面図、第4図はその正面図、第5図
は転造終了時の状態を示す平面図、第6図はその正面図
、第7図は製造されたボルトの正面図である。 (1):固定ダイス、(2):移動ダイス、(30)
: ブランク、(31):頭部、(32) :軸部。 特許出願人 株式会社小畠鉄工所 同 株式会社青山製作所 代 理 人 名 嶋 明 部間
綿 貫 達 離開
山 零 文 夫jl1図 J67ランク 第3図 第 6 図 第7図
Claims (1)
- 終端部のリード角をねじピッチと有効径から算出される
通常のリード角よりも大きくした固定ダイス(1)と移
動ダイス(2)との間に頭部付きのブランク(30)を
供給し、ブランク(30)の軸部(32)の頭部(31
)からわずかに離れた位置まで常法によりねじを転造し
たのち、終端部のリード角の大きい部分でブランク(3
0)をダイス側に移動させつつ頭部付近までねじの転造
を行うことを特徴とするボルトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13634485A JPS61293620A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | ボルトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13634485A JPS61293620A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | ボルトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61293620A true JPS61293620A (ja) | 1986-12-24 |
JPS6357135B2 JPS6357135B2 (ja) | 1988-11-10 |
Family
ID=15173001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13634485A Granted JPS61293620A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | ボルトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61293620A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02280935A (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-16 | O S G Kk | 転造ダイス |
CN102658345A (zh) * | 2010-11-30 | 2012-09-12 | 佑能工具株式会社 | 轧制模具 |
CN108700104A (zh) * | 2016-03-02 | 2018-10-23 | 株式会社青山制作所 | 自锁螺栓 |
-
1985
- 1985-06-21 JP JP13634485A patent/JPS61293620A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02280935A (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-16 | O S G Kk | 転造ダイス |
CN102658345A (zh) * | 2010-11-30 | 2012-09-12 | 佑能工具株式会社 | 轧制模具 |
CN108700104A (zh) * | 2016-03-02 | 2018-10-23 | 株式会社青山制作所 | 自锁螺栓 |
US10655666B2 (en) | 2016-03-02 | 2020-05-19 | Aoyama Seisakusho Co., Ltd. | Caulking bolt |
CN108700104B (zh) * | 2016-03-02 | 2020-10-02 | 株式会社青山制作所 | 自锁螺栓 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6357135B2 (ja) | 1988-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7076989B2 (en) | Threaded fastener with dual reinforcing leads for facilitating manufacture of the fastener, thread rolling die for forming the threaded fastener, and method of manufacturing the threaded fastener | |
JPS61293620A (ja) | ボルトの製造方法 | |
JPS63190919A (ja) | 溝付きネジ部品及びその製造方法 | |
JP2003232326A (ja) | 緩み防止ボルト及び同製造方法並びに平ダイス及び同製造方法 | |
JPH0211946Y2 (ja) | ||
JP2530073B2 (ja) | くびれ部付きパイプの加工法 | |
JPS6188924A (ja) | ロ−ル成形装置の傾斜角調整機構 | |
JPH0235362Y2 (ja) | ||
JP2940393B2 (ja) | スラブ幅圧延用カリバー付き竪ロール | |
JPH03174902A (ja) | 熱間スラブの幅サイジング方法および装置 | |
JP2001137994A (ja) | 転造ダイス | |
JPS61115602A (ja) | 平鋼の圧延方法 | |
JP2676430B2 (ja) | 溝形鋼の熱間圧延方法及びその圧延装置列 | |
JPH11151546A (ja) | タッピングねじの転造ダイス | |
JPS6120620A (ja) | ロ−ラ−レベラ−による材料の矯正方法 | |
JPH04237501A (ja) | 溝形鋼の熱間圧延装置列 | |
JPS6021106A (ja) | 板材のエッジャ−圧延方法 | |
KR100264053B1 (ko) | 논 슬립용 돌기가 다수 형성되어 있는 논슬립판을 포밍머신으로 제작하는방법 | |
JPH04238603A (ja) | 溝形鋼の熱間圧延装置列 | |
JPS58159901A (ja) | 異形断面条の製造方法 | |
JPS61238401A (ja) | スラブ成形方法およびその装置 | |
JPH0221141Y2 (ja) | ||
JPS61235002A (ja) | スラブ成形方法およびその装置 | |
KR19990066667A (ko) | 좌우 비동형이며 좌우의 높낮이가 다른 논슬립팔레트를 포밍머신으로 제작하는 방법 | |
JPH1110269A (ja) | 頭部付き軸状製品の転造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |