JPS61291508A

JPS61291508A - 化粧水

Info

Publication number: JPS61291508A
Application number: JP60131658A
Authority: JP
Inventors: Yutaka Miyauchi; ユタカ宮内
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-06-19
Filing date: 1985-06-19
Publication date: 1986-12-22
Also published as: JPH0120123B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は一般的化粧水効用の他にも優れた効用を多く
有している化粧水に関する。

〈従来の技術〉従来より柑橘類その他の成分を含有した化粧水は広く知
られている〔特開昭５５−３１００１号公報、特公昭５
７−６４０２号公報参照〕。

そこで本発明者は従来のこのような技術をふまえた上で
、今までに発表されていない柑橘類の成分を含んだ化粧
水の研究を種々行ってきた。そして今回従来の化粧水の
一般的な化粧水効用及び皮膚の保護効用に加えて更に多
くの有益で優れた効用を有する化粧水を開発するに至っ
た。

〈手　　段〉この発明に係る化粧水は、ネーブル、イヨカン、ハツサ
ク、甘夏柑の果皮のアルコール抽出液のうち、少なくと
も一種のアルコール抽出液を含有してなるものである。

く実　施　例〉以下はこの発明の一実施例に係る化粧水の成分表である
。

底立入＊ネーブル抽出液−−−−−・−−−−一−−−−−−
−−−−−−・１９．７５ｉｙｔ％＊イヨカン抽出−−
−−−−−−−−−−−−−・−−−−−−−−１４，
８２ｗｔ％＊ハツサク抽出液−・・−・−−−−−−−
−−−・−・−・・・１９．７５軸ｔ％＊甘夏柑抽出液
−−−−−・−・−・・−・−−−−−−−−−−−−
−・１４．８２智ｔ％・レモン抽出液・−−−−−−−
−ｍ−・−・・−・−−−−−−−−−−−１４，８２
讐ｔ％・ミカン抽出液−一−−−−−−・−・−−一−
−−−−−・−−−−−・１４．８１ｗｔ％・アロエ抽
出液−−−−−−−−−一−・−・−・−−一−−−−
−・　１．２３賀ｔ％ｐ　Ｈ−−−−−−−・・−−−
−−−−−−一−−−−−・・・−−−−−−−・−−
−−−−−一−・−４，０〜６．０（化粧品原料基準、
一般試験法、ｐＨ測定法）アルコール数−−−−−−・
・−＝−・−−−−−−−−−−−−−−０，９〜１．
０（日本薬局法、一般試験法、アルコール数測定法）製
法ネーブル、イヨカン、ハツサク、せ夏柑、レモン、ミカ
ン、アロエを水および日本酒〔清酒、−級〕を用いて洗
い、すみやかに乾いた清潔な布でふきとり処理した後、
それぞれの果皮を０．８〜２゜５ｃｍ幅にスレンレス製
ナイフで剥離する。

そして剥離したそれぞれの果皮２　ｋｇを別々の容器に
入れ、各々の容器に日本酒〔清酒、−級〕を３．６１加
え、７日間常温にて浸漬・静置して抽出させた後、濾紙
を３枚重ねたもので合計５回繰り返して濾過しそれぞれ
の抽出液を得る。そしてこのようにして得られた抽出液
を上記成分表の割合で合わせ、均一に混合するまで攪拌
する。

効用洗顔後肌につけると、肌をひきしめて清浄にし、肌に潤
い・滑沢性を付与するという従来の化粧水効用に加えて
、スポーツ後などの日焼けにもよく効き、また肌を白く
すると共に赤ちゃんのような柔らかい肌になる。

そして更にこのような化粧水効用の他に本発明の特徴で
ある以下のような効用を得ることができる。

（ａｌ　　本発明の化粧水を布巾その他の洗浄に用いれ
ば漂白作用があり、それらにおちにくい汚れその他があ
っても真っ白にすることができる。

（ｂ）　　洗髪後、頭皮の毛穴にぬりこむようにしてつ
けると、フケがでにくく、カユミがなくなり、毛髪が抜
けにくくなる。

（Ｃ）　　口に含むと口内炎によく効く。

（ｄ）　　蜂、毛虫その他の虫さされの痛みと腫れ止め
によく効く。

（ｅｌ　　ウルシによく効く。

（ｆ）　　飲んで鼻水、せきどめによ（効く。

（ｇ）　　足その他にぬってストッキングその他による
カユミ、ムレを防止する。

（ｈ）　　足にぬって水虫によく効く。

（１１肌にぬってアトピー性皮膚炎によく効く。

（ｊ）傷口にぬって出血止めとなる。

（ｋ）　　飲んでも美味である。

（１）飲んでハシ力に効く。

（ｍｌ　　ぬってニキビに効く。

（ｎ）　　ぬってヒビワレによく効く上記効用は従来より知られているレモン、ミカン、アロ
エなどの抽出液だけではさほど期待することができず、
今回ネーブル、イヨカン、ハツサク、せ夏柑の抽出液を
添加したことで確実に期待できるものになったものであ
る。

また、ネーブル、イヨカン、ハツサク、せ夏柑の抽出液
はそれぞれに上記効用（ａ）〜（ｎ）を達成できるもの
であり、本発明にかかる化粧水は少なくともこれらの１
種を含有していればよい。

更に本発明に係る化粧水の品質〔効用〕は、原料として
のネーブル、イヨカン、ハツサク、せ夏柑の「でき」の
良し悪しに直接影響を受けるものなので以下に、本発明
の原料として好ましいものを選ぶ際の選択基準を述べる
。

■　有機栽培方法のものであること。

■　柑橘類の植え込み間隔が、２７６．８坪に対して７
０本程度のものであること。

■　潮風のよく当たる場所で栽培されているものである
こと。

■　日光のよく当たる場所で栽培されているものである
こと。

■　柑橘類の植えられている地形は傾斜面であり南向き
に植え付けられているものであること。

■　俗に云う畑とか稲田の柑橘類でないこと（これらは
品質が悪く主にカンズメ用に使用される）。

■　春の芽に実った柑橘類であること（夏、秋、冬の花
の芽に実ったものは質が悪い）。

■　柑橘類の採取時期は９月中旬から３月末までのもの
。

■　成木で１７年生から２６．２７年生までのものを使
用（エキスがすばらしく、勢いが良い）。

［相］　柑橘類の品質別でみると、天、特、イ、ヨ、ノ
、ミ、力、ム、小の９階級のうち、イ、ヨ程度のもので
あること。

■　型、色彩、表皮によって選別しであるもの（エキス
の濃度の濃いもの）。

■　春の芽に花が咲き、手を加えて摘花して実ったもの
であること。

０　夏に水を充分に与えであるもの。

■　病気をしていなく、霜にあたっていないもの。

［相］　ワックスしていないものであること。

本発明に係る化粧水の原料となるネーブル、イヨカン、
ハツサク、甘夏柑は上記の条件■〜［相］により多く合
致するものほど良い。

また上記のような選択基準でもって採取したネーブル、
イヨカン、ハツサク、甘夏柑は、採取後１４日間風に当
て、そして温度１０〜１５℃、湿度８０〜８５％程度の
状態で約２°Ｏ日間倉庫内で柑橘類が紅色になるまで放
置する。倉庫内には湿度を保つために水槽を設けておき
、風通しを良くして酸素（空気）が充分供給されるよう
にしておくこと。そしてこのように保存したネーブル、
イヨカン、ハツサク、甘夏柑をアルコールにて抽出し、
求める化粧水の原料となる抽出液を得る。

尚、以上の説明においてネーブル、イヨカン、ハツサク
、甘夏柑を清酒にて抽出したが、これに限定されず、焼
酎、洋酒その他のもので抽出してもよい。またこの発明
の化粧水は少なくともネーブル、イヨカン、ハツサク、
甘夏柑の抽出液の１種を含有しておればよく、通常のエ
チルアルコール、グリセリン、香料その他を含んだ化粧
水ベースを本発明に係る抽出液へ添加したものでもよい
。

〈効　　果〉この発明に係る化粧水は以上説明してきた如き内容のも
のなので、従来の一般的な化粧水の化粧水効用及び皮膚
の保護効用に加えて、更に多くの有益で優れた効用を有
するという効果がある。また、製造方法が簡単なので実
施が容易であり、コスト的に有利であるという効果もあ
る。

Claims

【特許請求の範囲】

ネーブル、イヨカン、ハッサク、甘夏柑の果皮のアルコ
ール抽出液のうち、少なくとも一種のアルコール抽出液
を含有してなる化粧水。