JPS6129102A

JPS6129102A - 抵抗ネツトワ−ク

Info

Publication number: JPS6129102A
Application number: JP15008084A
Authority: JP
Inventors: 沢田　哲也; 森　禎一
Original assignee: Alps Electric Co Ltd
Current assignee: Alps Alpine Co Ltd
Priority date: 1984-07-19
Filing date: 1984-07-19
Publication date: 1986-02-10
Also published as: JPH0584042B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、抵抗ネットワークに係り、とくに電子回路に
使用される小型抵抗の集合体としての抵抗ネットワーク
に関する。

〔従来の技術〕

チップ抵抗の集合体としての抵抗ネットワークは、昨今
におけるＩＣの需要増とともに電子回路を構成するため
の必需品としてその需要が著しく増大している。

一方、従来の抵抗ネットワークの多くは、セラミック基
板に複数の抵抗小片を並列に配置し、各抵抗の端子部分
を除いて合成樹脂等により全体的にモールド成型してな
るものが多い。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、従来の抵抗ネットワークは、基板として
セラミック基板を使用していることからその全体的な薄
型化に支障をきたしており、また、使用時のハンダ付は
等を考慮して電極面には錫メッキを施したり或いはハン
ダの膜を付したり等の煩しさを常に伴っており、これが
ため生産性悪く従ってコスト高となるという欠点があっ
た。

〔問題点を解決するための手段〕

そこで、本発明では、帯状の絶縁フィルムと、この絶縁
フィルムの一方の端縁部に形成された一方の電極と、こ
の一方の電極に対向して前記絶縁フィルムの他方の端縁
部に断続して形成された他方の電極と、これら一方と他
方の各電極に対応して当該各電極に導通して形成された
複数の抵抗体と、この各抵抗体の外面に形成された絶縁
保護膜とを有すること等の構成を採り、これによって前
記目的を達成しようとするものである。

〔発明の第１実施例〕以下、本発明の第１実施例を第１図ないし第２図に基づ
いて説明する。

まず、第１図において、１は抵抗ネットワークを示し、
２，２．・・・は前記抵抗ネットワーク１を構成する複
数のチップ状抵抗を示す。これら各チップ状抵抗２は、
第２図に示す如く形成さねている。すなわち、この第２
図において、１０は絶縁フィルムを示す。この絶縁フィ
ルム１０は、ポリイミド又はポリエステル等の耐熱性部
材で形成さねている。この絶縁フィルム１０の一方の対
向端縁に当該各端縁をくるむようにして電極１１　、１
２が形成さねている。この電極１１　、１２の材質とし
ては、導電性のヒートシール剤が用いらねている。そし
て、前記絶縁フィルム１０の一方の面（第２図の上面側
）には、前記電極１１　、１２にその両端部が導通され
た抵抗体１３が形成されている。この抵抗体１３は、カ
ーホン若しくはカーボンを主成分とした部材により形成
しれている。１４は、前記板状抵抗体１３の外面全域を
被覆するように形成された絶縁保護膜を示す。この絶縁
保護膜１４は、ガラス等をコーディングすることにより
形成されている。１０１は送り穴を示す。

この場合、各チップ状抵抗２の基板をなす絶縁フィルム
１０は、後述するように全体的に共通の帯状絶縁フィル
ム１００（第８図ないし第１０図参照）を加工すること
により使用されている。

このように、本第１実旋例によると、基板として絶縁フ
ィルムを使用していることから従来のものよりその全体
的厚さを柄端に薄くすることができ、各チップ状抵抗２
，２．・・・の構造も簡略化されているため生産性が著
しく向上し、又巻取りが可能であることから取扱い易い
という利点があり、更には各雷、棒１１　、１２を導電
性ヒートシール剤で形成したことから、これを所定の回
路へ糾込む時には単に加熱圧着することにより確実に固
着することができ、従ってハンダ付作業が全く不要とな
り、以上のように構成され機能することから管理が容易
となり、コスト減も図り得るという優れたデュアルライ
ンタイプの抵抗ネットワークを柳供することができる。

〔第２実施例〕第３図に基づいてこれを詐明する。この実施例は、前述
した第１実施例の一方の電極１１　、１１　、・・・の
全体を一体化して連続した連続体電極２０（！−Ｌ、た
ものである。その仙の構成は前述した第１実施例と全く
同一にしである。

このようにすると、前述した第１実施例と略同−の作用
効果を備えたシングルタイプの抵抗ネットワーク２１を
得ることができる。

〔第３実施例〕第４図ないし第６図にこわを示す。この実施例における
抵抗ネットワーク３１は、前述した第２実施例に抵抗ネ
ットワーク２１の第３図における左端部に、共通のター
ミナル電極２９を設けたものである。このターミナル電
極２９も前述した連続体電極２０の部材と同一の導電性
ヒートシール剤により形成されている。その他の構成は
、前述した第２実施例と全く同一となっている。

このよλにしても前述した第１実旋例さ同一の作用効果
を有するほか、所定の電気回路へ当該抵抗ネットワーク
の一方の連続体Ｔ！　２＋１　Ｉｌｌを接続する場合に
前述したターミナル雷′ｗＬ２９のみを加熱圧着すれば
よいこさから、使い易いという利点があり、才た他の回
路を並列接続する場合のターミナル用として有効に利用
し得るという利点がある。

ここで、この第３実施例の製造方法を第８図ないし第９
図に基づいて訝明する。

才ず、ポリイミド又はポリエステル等の耐熱性部材で形
成された帯状ＰＰフィルム１００がｙ４される。この帯
状絶縁フィルム１０ｏの中央部には所定間隔をおいて送
り孔１０１が形成されている。次に、この帯状１１！′
７−縁フィルムの両端縁には、当該各端縁をくるむよう
にして断面Ｕ字状の電極の連続体が形成される（第２図
参照）。この連続体電極１１０　、１２０は、本実施例
においては前記絶縁フィルム１００の両側端を導電性の
ヒートシール剤のイ害ンク槽内にデツプしたのち乾燥させるという手法により
形成せしめている。同様にしてターミナル電棒部２９も
形成される。続いて、前記帯状絶紗フィルム１００の一
方の面に、所定間隔をおいて第３図に示すように抵抗板
体１３．１３．、・・・が形成される。

この各抵抗板体１３け、スクリン印刷等の厚膜印刷の技
術をもって形放さね、その両端部が前記連続体Ｗ１極１
１０　、１２０に各々導通さねている。そして、このよ
うに形成された各抵抗板体１３の外面には、更にガラス
等の絶縁保護膜１４がコーディングさね、これによって
チップ抵抗の連続体であるシングルラインタイプの抵抗
ネットワーク２００が第４図に示す如く形成さね、その
後にフープ状に巻き取られるようになっている。そして
、使用に「しては、用途に応じて、例えば第１０図の仮
想１１ｉｌＫ　、　Ｋ　、・・・に沿って切断すること
により当該第３実施例の抵抗ネットワーク３１（第４図
参照）が得られる。

なお、第２実施例におけるシングルラインタイプの抵抗
ネットワーク２１（第３図参照）を得るには、更に第４
図のものを仮想線りに沿って切断すればよい。同様に、
第１実施例におけるデュアルラインタイプの抵抗ネット
ワーク゛１（第１図参照）を得るには、第３図のものを
仮想１１１Ｍ、Ｍ、・・・に沿って切断すわば良い。

〔第４実施例〕第７図にとわを示す。この実施例における抵抗ネットワ
ーク４１は、前述した第３実施例における抵抗ネットワ
ーク３１の連続体電極２０部部分体に絶縁性ヒートシー
ル剤胎をコーティングしたもので、その他の構成は前述
した第３実診例と同一２なっている。

このようにするき、異なった配線が延設されている箇所
であっても前記連続体電極２０部分の固着位置に使用す
るこきができるという利点を得る。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によると、帯状の絶縁フィルムと
、この絶縁フィルムの一方の端縁部に形成された一方の
電極と、この一方の電極に対向して前記絶縁フィルムの
他方の端縁部に断続して形成された他方の電極と、これ
ら一方と他方の各電極に対応して当該各電極に導通して
装着された複数の抵抗体と、この各抵抗板の外面に形成
された絶縁保護膜さを有する等の構成を採用したので、
従来のものより大幅に薄型什することがでを、かつ大幅
なコスト減を図ることができ、構成も単純化さ、１１て
いるので生産性向上も図ることができるという優ねた抵
抗ネットワークを枡供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１実旋例を示す平面図、第２図は第１図のＩ
ｔ−ｎ線に沿った断面図、第３図は第２実施例を示す平
面図、第４図は第３実施例を示す平面図、第５図は第４
図の■−■紳に沿った断面図、第６図は第４図のＶｌ−
Ｖｌ線に沿った断面図、第７図は第４実旋例を示す断面
図、第８図１，２ないし第１０図１，２は各々抵抗ネッ
トワークの製造方法の一例を示す説明図である。１０・・・絶縁フィルム１１・・・一方の電極１２・・・他方の電極１３・・・板状抵抗体１４・・・絶縁保護膜２０・・・連続体電析四・・・ターミナル電極３９・・・絶縁性ヒートシール剤特許出願人　アルプス電気株式会社第１図　　　　　１− 第　２　図峯３　図第４　図＄５回　　　第６図第　７　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）帯状の絶縁フィルムと、この絶縁フィルムの一方
の端縁部に形成された一方の電極と、この一方の電極に
対向して前記絶縁フィルムの他方の端縁部に断続して形
成された他方の電極と、これら一方と他方の各電極に対
応して当該各電極に導通して形成された複数の抵抗体と
、この各抵抗体の外面に形成された絶縁保護膜とを有す
ることを特徴とした抵抗ネットワーク。
（２）前記一方の電極を、前記他方の各電極に対応して
前記各抵抗体ごとに断続して形成したことを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の抵抗ネットワーク。
（３）前記一方の電極を、全体的に一体化した連続電極
体としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
抵抗ネットワーク。
（４）前記一方および他方の各電極を、導電性ヒートシ
ール剤により形成したことを特徴とする特許請求の範囲
第１項、第２項又は第３項記載の抵抗ネットワーク。
（５）前記絶縁フィルムを、ポリイミド又はポリエステ
ル等の耐熱性フィルム部材により形成したことを特徴と
する特許請求の範囲第１項ないし第３項又は第４項記載
の抵抗ネットワーク。
（６）帯状の絶縁フィルムと、この絶縁フィルムの一方
の端縁部に形成された一方の電極と、この一方の電極に
対向して前記絶縁フィルムの他方の端縁部に断続して形
成された他方の電極と、これら一方と他方の各電極に対
応して当該各電極に導通して形成された複数の抵抗体と
、この各抵抗体の外面に形成された絶縁保護膜とを有し
、前記一方の電極を全面的に一体化した連続体とし、こ
の連続体電極の一端部に共通のターミナル電極を設けた
ことを特徴とする抵抗ネットワーク。
（７）帯状の絶縁フィルムと、この絶縁フィルムの一方
の端縁部に形成された一方の電極と、この一方の電極に
対向して前記絶縁フィルムの他方の端縁部に断続して付
着形成された他方の電極と、これら一方と他方の各電極
に対応して当該各電極に導通して形成された複数の抵抗
体と、この各抵抗体の外面に形成された絶縁保護膜とを
有し、前記一方の電極を全体的に一体化した連続体とし
、この連続体電極の一端部に共通ターミナル電極を設け
るとともに、前記連続体電極を絶縁性ヒートシール剤に
て被覆したことを特徴とする抵抗ネットワーク。