JPS6129071B2 - - Google Patents

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JPS6129071B2
JPS6129071B2 JP53032683A JP3268378A JPS6129071B2 JP S6129071 B2 JPS6129071 B2 JP S6129071B2 JP 53032683 A JP53032683 A JP 53032683A JP 3268378 A JP3268378 A JP 3268378A JP S6129071 B2 JPS6129071 B2 JP S6129071B2
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transistor
clock signal
potential
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Shunichi Suzuki
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Nippon Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356017Bistable circuits using additional transistors in the input circuit
    • H03K3/356052Bistable circuits using additional transistors in the input circuit using pass gates
    • H03K3/35606Bistable circuits using additional transistors in the input circuit using pass gates with synchronous operation
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
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    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356069Bistable circuits using additional transistors in the feedback circuit
    • H03K3/356078Bistable circuits using additional transistors in the feedback circuit with synchronous operation

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  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、絶縁ゲート型電界効果トランジス
タ、主としてMOS電界効果トランジスタ(以下
MOSTと呼ぶ)によつて構成された回路に関す
るもので、特に微小差信号を増幅し、2進出力を
得る回路(以下センス増幅器という)に関するも
のである。
このような目的には、高感度センスアンプとし
てバイボーラトランジスタを用いた回路がある
が、入力電流が必要で、プロセスが複雑であり、
高価であつた。
なお、以下の説明はすべてNチヤンネル
MOSTで行なうが、PチヤンネルMOSTでも、
又他の型式の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
でも、本質的に同様である。
MOSTを用いたダイナミツクメモリでは、高
速化が要求されるようになり、クロツク信号以外
のMOSメモリ回路入力信号MOSレベル(12V)
に比し小さいTTLレベル(0.4〜2.4V)にならざ
るを得ないために、これらの信号をMOSレベル
まで増幅する必要が生じている。又、一方メモリ
が大容量化されるに従いメモリセルの面積が最も
小さい1トランジスタ型メモリセルが使用されて
いるが、1トランジスタ型のの場合メモリセルを
読出したとき、そのセルに記憶された2値レベル
信号、すなわち、“1”,“0”の情報はデイジツ
ト線に0.1V〜0.5V程度の小さな電位変化しか起
さないため、読み出した内容を判断するためには
この微小信号を増幅する増幅回路が必要となつて
くる。
縦来、このような目的に使用されてきたセンス
増幅器としては、第1図に示される型式のものが
使用されてきた。
すなわち、センス増幅器SA(以下図中で破線
で囲んだ部分を称することにする)はスイツチグ
トランジスタST1およびST2と負荷トランジスタ
PT1及びPT2とからなるフリツプフロツプで構成
されている。フリツプフロツプの入力兼出力点
(以下単に出力点という)N1およびN2は、メモリ
回路のデイジツト線DL1およびDL2に各々接続さ
れる。デイジツト線容量に代表される両者の負荷
容量は可能な限り等しくなるように怒力して設け
られている。
デイジツト線DL2に接続されているメモリセル
のうちの1つであるメモリセルMC2を読み出そう
とする時には、デイジツト線DL1に接続されたメ
モリセルMC1は読み出されず、基準電位発生回路
VS1によりメモリセル情報“1”,“0”の中間の
基準電位がデイジツト線DL1上に発生される。逆
に、デイジツト線DL1に接続されたメモリセル
MC1を読み出そうとする時は、デイジツト線DL2
に基準電圧発生回路VS2により基準電位が発生さ
れる。
第2図は、第1図の回路の各部に印加され又は
現われる各信号波形を示したものである。
以下、第2図を利用して第1図の回路動作を述
べる。
デイジツト線DL1およびDL2は時刻t1以前に共
に等しい電位レベルにそろえるべく、クロツク信
号φPにより導通させたプリチヤージ・トランジ
スタPT1及びPT2を介してそれぞれプリチヤージ
されている。
なお、ゲートにクロツク信号φPが印加される
トランジスタT7は、デイジツト線DL1およびDL2
が等しいレベルになる効率を良くするためのもの
であり、プリチヤージされるレベルよりプリチヤ
ージ用クロツク信号φPの電位が十分高ければ必
要としない。
時刻t1でプリチヤージが完了し、クロツク信号
φPが低いレベルになつた後、アドレス信号によ
り、例えばアドレス線AD2が選択され高レベルと
なると、メモリセルMC2の情報の読み出しが行な
われる。
ここでもしアドレス線AD1を選択すればメモリ
セルMC1を読み出すことになるのは当然であり、
以下殆んどの場合において同様の事情になるの
で、特段の事由が生じない限りいずれか一方のみ
を説明して代表させることとする。
アドレス線AD2が高レベルになるとデイジツト
線DL2とメモリセルMC2との間に電荷のやりとり
が行われ、セルの情報“1”,“0”に応じてデイ
ジツト線DL2上に電位の変化が表われる。一方、
デイジツト線DL1は基準電圧発生回路VS1により
セル情報“1”,“0”の中間の電位が与えられ
る。この結果時刻t2以前にデイジツト線DL1およ
びDL2の間に0.1V程度の電位差が生じる。
時刻t2にクロツク信号φPを高レベルにしてト
ランジスタATを導通させ、センス増幅器SAを活
性化すると、デイジツト線DL1およびDL2の電荷
は各々スイツチングトランジスタST1およびST2
を通して放電されるが、デイジツト線DL1および
DL2間にはわずかであるが上述の如く電位差があ
るため、スイツチングトランジスタST1および
ST2のオン抵抗に差が生じている。
今仮にデイジツト線DL2の方の電位が若干高い
とすると、スイツチングトランジスタST1のオン
抵抗が小さく、よつてデイジツト線DL1の電位が
より早く低いレベルとなる。その結果スイツチン
グトランジスタST2のオン抵抗はますます大きく
なり、デイジツト線DL2の電位の下るのを更に遅
くし、デイジツト線間の電位差を更に増幅する。
この結果、フリツプフロツプの出力点N1N2の間
では時刻t3において大きな電位差が生じる。
従つて時刻t3でクロツク信号φA2を高レベルに
すると、僅かながら下しつつあつたデイジツト線
DL2の電位を負荷トランジスタRT2を介して逆に
押し上げ、より高レベルにすることができる。し
かしこのときデイジツト線DL1の方は、スイツチ
ング・トランジスタST1のオン抵抗が小さいため
に高レベルに移行することもなく引き続き低レベ
ルを保つことができる。
尚以上の説明では、クロツク信号φA1とφA2
を分離して説明したが、この信号は同一信号でも
動作可能である。
このような従来のフリツプ・フロプ型センス増
幅器は、対を形成する各トランジスタや出力点に
接続する負荷が実質的に同一の性能や大きさを有
することが要求され、仮にそれらに差異があれ
ば、センス増幅器としての感度を劣化せしめる結
果となる重大な欠点があつた。
たとえば、フリツプ・フロツプを構成するスイ
ツチングトランジスタST1及びST2の閾値に
100mVの差があつたとすると、このセンス増幅
器では100mV以下の信号は感知できないのであ
る。
本発明の目的は、このような欠点を除去した高
感度のセンス増幅器を提供することである。
より具体的には、1トランジスタ型メモリセル
をメモリエレメントするメモリ回路に使用するに
好適なセンス増幅器を提供することであり、又他
の目的はTTLレベルからMOSレベルへのレベル
変換に適した増幅器を提供することである。プリ
チヤージ手段を有する容量性負荷が接続された第
1および第2の入力兼出力点(以下単に出力点と
いう)を有し、第1の電界効果型トランジスタ
(以下単にトランジスタという)のゲートは上記
第1の出力点に接続され、第2のトランジスタの
ゲートは上記第2の出力点に接続され、上記第1
のトランジスタは第3のトランジスタを介して上
記第1の出力点に接続されるとともに第5のトラ
ンジスタを介して上記第2の出力点に接続され、
上記第2のトランジスタのドレインは第4のトラ
ンジスタを介して上記第2の出力点に接続される
とともに第6のトランジスタを介して上記第1の
出力点に接続され、上記第3および第4のトラン
ジスタのゲートには第1のクロツク信号を印加す
る第1のクロツク線が接続され、上記第5および
第6のトランジスタのゲートは第2のクロツク信
号を印加する第2のクロツク線に接続され、上記
第1および第2のトランジスタのソースは共通に
接続されて選択的に第1の電源に接続される手段
を有し、あらかじめ上記プリチヤージ手段により
トランジスタの閾値以上高い電位に保たれた上記
第1および第2の出力点に接続された容量性負荷
を、上記第1のクロツク信号により、上記第3お
よび第4のトランジスタを導通せしめて上記第1
及び第2のトランジスタのドレインに接続してか
ら上記第1および第2のトランジスタのソースを
第1の電源に接続することにより上記第1および
第2の出力点に接続された容量性負荷のプリチヤ
ージレベルをそれぞれ設定し、次に上記第3およ
び第4のトランジスタを第1のクロツク信号によ
り再び非導通にしてから上記第1および第2のト
ランジスタのソースを第1の電源から切り離し、
上記第5および第6のトランジスタを上記第2の
クロツク信号によつて導通せしめることによつて
上記第1および第2の出力点に接続された容量性
負荷に加わつた微少信号をそれぞれ上記第2およ
び第1のトランジスタのドレインに印加し、同時
に上記第1および第2の出力点に接続された容量
性負荷をキヤパシテイブ結合で駆動して容量負荷
および上記第1および第2のトランジスタのドレ
イン電位を上昇せしめ、しかる後上記第1および
第2のトランジスタのソースを上記第1の電源に
接続して設定されたプリチヤージレベルより低い
レベルに変化させることにより、上記第1および
第2の出力点に相補的に増幅された信号として出
力することを特徴とするセンス増幅器が得られ
る。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
第3図は、本発明の一実施例である。第5およ
び第6のトランジスタT5およびT6(本発明で新
設)が導通しているときは、第1および第2のス
イツチングトランジスタST1eおよびST2eと負荷
トランジスタRT1eおよびRT2eとからなるフリツ
プフロツプを構成する。また第3および第4のト
ランジスタT3およびT4(本発明で新設)は、ビ
ツト線のプリチヤージレベルを決定するために設
けられたものである。トランジスタT3およびT4
の対とトランジスタT5およびT6の対とは、同時
に導通することはなく必ず何れか一方の対だけが
導通するように、第1および第2のクロツク信号
φおよびφで制御する。
第4図は、第3図の回路の各部に印加され又は
現われる各信号波形を示したものである。
以下、第4図を利用して第3図の回路動作を説
明する。
クロツク信号φPeにより、デイジツト線DL1e
よびDL2eは、プリチヤージ・トランジスタPT1e
およびPT2eを介して電圧VD1eまでプリチヤージ
される。
次いでクロツク信号φPeを低レベルにすると、
プリチヤージ・トランジスタPT1eおよびT2eが非
導通状態になる。
次いで、第1のクロツク信号φが高レベルに
移行すると、デイジツト線DL1eおよびDL2eにチ
ヤージされた電荷は、トランジスタT4からスイ
ツチングトランジスタST2e(実質的にはMOSダ
イオードとして働く)を経てトランジスタAT1e
へ、又、トランジスタT3からスイツチングトラ
ンジスタST2e(実質的にはMOSダイオードとし
て働く)を経てトランジスタAT1eの経路を経て
流れ、プリチヤージされていた電位VD1eに比べ
るとスイツチング・トランジスタST1eおよび
ST2eの閾値分以上低い第1の電源電位V1eに近づ
くように変化する。
しかし、第1のクロツク信号φの高レベルは
プリチヤージ電位VD1eおよび第1の電源電位V1e
に比較して充分高くしてあるので、第1のクロツ
ク信号φの高レベル部のパルス幅が適当な大き
さであれば、デイジツト線DL1eとDL2eとは、そ
れぞれMOS電界効果型ダイオードST1eおよび
ST2eとを介して、電源電位V2eに比べてスイツチ
ング・トランジスタST1eおよびST2eの閾値分だ
け高くプリチヤージされることになる。
何故ならば、トランジスタT3およびT4による
抵抗成分は小さく、スイツチング・トランジスタ
ST1eのゲートおよびドレインにはデイジツト線
DL1eの電圧が直接印加され、同様にデイジツト
線DL2eの電圧がスイツチング・トランジスタ
ST2eのゲートおよびドレインに直接印加される
からである。
たとえば、VD1e=10V,V2e=0Vとしスイツチ
ング・トランジスタST1eおよびST2eの閾値をそ
れぞれ1.0Vおよび1.1Vとすると、デイジツト線
DL1eおよびDL2eはそれぞれ1.1Vおよび1.0Vにプ
リチヤージされる。
デイジツト線のプリチヤージが完了した後、第
1のクロツク信号φを再び低レベルにし、次い
で第2のクロツク信号φを高レベルにすると、
ビツト線DL2eはスイツチング・トランジスタ
ST1eのドレインに又デイジツト線DL2eはスイツ
チング・トランジスタST1eのドレインに接続さ
れる結果となり、第1図に示した従来のセンス増
幅器と同様の構成に移行するが、このとき従来例
と大きく異る利点はデイジツト線DL1eおよび
DL2eのプリチヤージレベルが不変でそれぞれ当
初の1.1Vおよび1.0Vのまま維持し得ることであ
る。
プリチヤージレベルが不変である理由は、スイ
ツチング・トランジスタST1eおよびST2eのドレ
イン部分の容量がデイジツト線容量に比較して無
視できる程小さく、トランジスタT3およびT4
非導通になつた後もトランジスタAT1eが導通し
ていてトランジスタST1eおよびAT2eのドレイン
電位がバランスしているからである。
さて一方、スイツチング・トランジスタST1e
およびST2eのソースは接地されているので、デ
イジツト線DL1eと同電位であるスイツチング・
トランジスタST1eのゲートはソースより1.0V高
く、デイジツト線DL2eと同電位であるスイツチ
ング・トランジスタST2eのゲートはソースより
1.1V高くプリチヤージされている結果となる。
すなわちスイツチング・トランジスタST1eおよ
びST2eのゲートは、それぞれの閾値分だけソー
スより高くプリチヤージされた状態となつてい
る。またトランジスタT5およびT6が導通すると
き、クロツクφによりキヤパシタCD1および
CD2を用いてデイジツト線DL1eおよびDL2eキヤ
パシテイブ結合で駆動するとそれぞれの電位たと
えば6.1Vおよび6.0Vになり、トランジスタST1e
およびST2eのソースの電位は5Vになる。この状
態で時刻t1においてアドレス線AD2eに印加するア
ドレス信号を高レベルにすると、メモリセル
MC2eにセル情報として貯えられていた電荷がデ
イジツト線DL2e上に流出する。と同時に、デイ
ジツト線DL1e上には基準電圧発生回路VS1eから
セル情報“1”と“0”との中間レベルの電荷が
供給される。
このとき、デイジツト線DL1eおよびDL2eの電
位変化分がそれぞれ−50mVと−100mVであつた
とすると、スイツチング・トランジスタST1e
ゲートはソース電位からみて閾値より50mV低く
なり、一方スイツチング・トランジスタST2e
ゲートはソース電位からみて100mV低くなり、
スイツチング・トランジスタST2eの方がスイツ
チング・トランジスタST1eより深く非導通状態
になるようにバイアスされることとなる。
次に時刻t2で、クロツク信号φA1eを高レベルに
してセンス増幅器SAeを活性化する。するとスイ
ツチング・トランジスタST1eおよびST2eのソー
スがプリチヤージレベル5Vから徐々に低下して
くるが、スイツチング・トランジスタST1eの方
が浅い非導通状態にあるためスイツチング・トラ
ンジスタST2eより一足先に導通してしまい、フ
リツプ・フロツプの増幅効果によつて、デイジツ
ト線DL2eは低レベルに又デイジツト線DL1eに高
レベルになり、スイツチング・トランジスタ
ST2eは非導通のままとなる。
時刻t3で、クロツク信号φA2eを高レベルにする
と、負荷トランジスタRT1eおよびRT2eが導通し
て、デイジツト線DL1eの高レベルは更に上昇を
続け電源電位VD2e近くまで上昇し、一方デイジ
ツト線DL2eの低レベルはほぼ第1の電源電位V1e
(第3図では接地電位)まで下降する。
以上の動作によりデイジツト線上に表われた信
号差50mVが種子となり、この信号が正確にあら
かじめ用意した電源電位VD2eとV1eとの差をもつ
信号として増幅されて感知されることとなつた。
すなわち第3図に示した実施例の如く、本発明
によれば、仮にフリツプ・フロツプを構成するス
イツチング・トランジスタST1eおよびST2eの閾
値にバラツキがあつても、その閾値のバラツキを
補正するようなプリチヤージ・レベルを自動的に
与えることができるので、トランジスタの閾値差
に左右されずに、センス増幅器を高感度にし得る
利点がある。
なお、プリチヤージ段階からセンス段階に移る
とき、第1および第2のクロツク信号φおよび
φのレベルが変化することが原因となつて、第
3,第4,第5および第6のトランジスタT3
T4,T5およびT6の動作のアンバランスや感度劣
化を持たらすことを心配する向きもあろうかと想
われるが、この心配は無用である。なぜならば、
第1および第2のクロツク信号φおよびφ
高レベルを十分高くすることにより閾値およびチ
ヤネルコンダクタンスのバラツキの影響は無視で
きる位小さくなるし、ゲート・オーバーラツプ容
量の差などによるアンバランスはプリチヤージレ
ベルが設定されているフリツプ・フロツプのノー
ドの容量(つまりデイジツト線容量)に比較して
無視しうる程小さく感度に与える影響は無視でき
るからである。
以上典型的な実施例を使つて説明したように、
本発明によれば、フリツプ・フロツプを構成する
トランジスタの閾値やチヤンネルコンダクタンス
のアンバランスがフリツプ・フロツプ型増幅器と
しての感度に影響を与えないようにした高感度の
センス増幅器が得られる。又当然のことながら本
発明のセンス増幅器は、1・トランジスタ・メモ
リで使用するセンス増幅器等に応用して極めて効
果がある。
なお、第3図に示した本発明の一実施例におい
ては、デイジツト線DL1eおよびDL2eを信号が最
終的に到達する高レベル側の電源電位VD2eより
低いプリチヤージ電位VD1eにプリチヤージ電位
として第1のクロツク信号φのパルス幅を若干
大きくすることによつてプリチヤージ電位として
最終の電源電位VD2eを用いることが可能であ
る。
また高速化をはかるためには、アドレス線選択
信号AD2e(AD1e)や第2のクロツク信号φ
第1のクロツク信号φの立上り直後に立上る方
がよいし、フリツプ・フロツプを活性化するクロ
ツク信号φA1eおよびA2eもアドレス線選択信号
AD2e(AD1e)の立上りと同時に立上つてよい。
また第3図に示した実施例では、第3および第
4のトランジスタT3およびT4のゲートと活性化
トランジスタAT1eのゲートに同じ第1のクロツ
ク信号φを印加するようにしたが、活性化トラ
ンジスタAT1eのゲートには第1のクロツク信号
φを印加し第3および第4のトランジスタT3
およびT4のゲートにはクロツク信号φと同時
に立下るがクロツクφよりは早くから立上るよ
うにした別のクロツク信号φ1V(第4図には破線
で示してある)を印加するようにしてもよい。
また以上の説明では、デイジツト線からの信号
を読み取つた後高レベルのデイジツト線を電源レ
ベルまで上昇させる目的でクロツク信号φA2e
高レベルにして負荷トランジスタRT1e及びRT2e
を導通させているが、これに代えてデイジツト線
とセンス増幅器の出力点との間にトランスフア・
ゲートを挿入して低電力化をはかつてもよい。
読取り後の書込みレベルの設定回路(又は方
法)としては多数のものが知られているが、本発
明による高感度化の思想が、これらの書込みレベ
ル設定回路(又は方法)にも適用し得ることも又
当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のメモリ回路におけるセンス増幅
器とその極く周辺を示す回路図を、第2図は第1
図の回路の動作波形図を、第3図は本発明の一実
施例を示す第1図相当部の回路図を、第4図は第
3図の回路の動作波形図をそれぞれ示す。第1図
および第3図において、破線で囲みSAおよび
SAeと記した部分をセンス増幅器と称したが説明
の便宜も考慮してのことと了解されたい。 第3図および第4図において、DL1e,DL2e
デイジツト線を、N1eおよびN2eは出力兼入力点
およびその電位を、ST1eおよびST2eはフリツ
プ・フロツプのスイツチングトランジスタを構成
し本発明により電界効果型ダイオードとして機能
することとなつた第1および第2のトランジスタ
を、T3,T4,T5,T6は本発明で新設されたそれ
ぞれ第3,第4,第5,第6のトランジスタを、
2eは第1の電源(第3図では仮に接地電位とし
てある)を、AT1eおよびAT2eはそれぞれ第1の
電源へ接続するトランジスタを、VD1eはプリチ
ヤージ電位を、PT1eおよびPT2eはプリチヤージ
トランジスタを、MC1eおよびMC2eはメモリセル
を、VS1eおよびVS2eは基準電圧発生回路を、
AD1eおよびAD2eはアドレス線もしくはアドレス
信号を、φPeはプリチヤージするクロツク信号
を、φおよびφは第1および第2のクロツク
信号を、φA1eおよびφA2eはそれぞれ電位V2e
よびVD2eへ向けて活性化するためのクロツク信
号を、CD1およびCD2はデイジツト線DL1eおよび
DL2eへのクロツクφによるキヤパシテイブ結
合駆動のためのキヤパシタを、それぞれ示す。 第3図および第4図で添字eを付したものは、
それぞれ第1図および第2図で添字eを除いた記
号に対応している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 プリチヤージ手段を有する容量性負荷が接続
    された第1および第2の入力兼出力点(以下単に
    出力点という)を有し、第1の電界効果型トラン
    ジスタ(以下単にトランジスタという)のゲート
    は上記第1の出力点に接続され、第2のトランジ
    スタのゲートは上記第2の出力点に接続され、上
    記第1のトランジスタのドレインは第3のトラン
    ジスタを介して上記第1の出力点に接続されると
    ともに第5のトランジスタを介して上記第2の出
    力点に接続され、上記第2のトランジスタのドレ
    インは第4のトランジスタを介して上記第2の出
    力点に接続されるとともに第6のトランジスタを
    介して上記第1の出力点に接続され、上記第3お
    よび第4のトランジスタのゲートには第1のクロ
    ツク信号を印加する第1のクロツク線が接続さ
    れ、上記第5および第6のトランジスタのゲート
    は第2のクロツク信号を印加する第2のクロツク
    線に接続され、上記第1および第2のトランジス
    タのソースは共通に接続されて選択的に第1の電
    源に接続される手段を有し、あらかじめ上記プリ
    チヤージ手段によりトランジスタの閾値以上高い
    電位に保たれた上記第1および第2の出力点に接
    続された容量性負荷を、上記第1のクロツク信号
    により、上記第3および第4のトランジスタを導
    通せしめて上記第1及び第2のトランジスタのド
    レインに接続してから上記第1および第2のトラ
    ンジスタのソースを第1の電源に接続することに
    より上記第1および第2の出力点に接続された容
    量性負荷のプリチヤージレベルをそれぞれ設定
    し、次に上記第3および第4のトランジスタを第
    1のクロツク信号により再び非導通にしてから上
    記第1及び第2のトランジスタのソースを第1の
    電源から切り離し、上記第5および第6のトラン
    ジスタを上記第2のクロツク信号によつて導通せ
    しめることによつて上記第1および第2の出力点
    に接続された容量性負荷に加わつた微少信号をそ
    れぞれ上記第2および第1のトランジスタのドレ
    インに印加し、同時に上記第1および第2の出力
    点に接続された容量性負荷をキヤパシテイブ結合
    で駆動して容量性負荷および上記第1および第2
    のトランジスタのドレイン電位を上昇せしめ、し
    かる後上記第1および第2のトランジスタのソー
    スを上記第1の電源に接続して設定されたプリチ
    ヤージレベルより低いレベルに変化させることに
    より、上記第1および第2の出力点に相補的に増
    幅された信号として出力することを特徴とするセ
    ンス増幅器。
JP3268378A 1978-03-20 1978-03-20 Sense amplifier Granted JPS54124665A (en)

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