JPS5939833B2 - センス増幅器 - Google Patents

センス増幅器

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JPS5939833B2
JPS5939833B2 JP52060609A JP6060977A JPS5939833B2 JP S5939833 B2 JPS5939833 B2 JP S5939833B2 JP 52060609 A JP52060609 A JP 52060609A JP 6060977 A JP6060977 A JP 6060977A JP S5939833 B2 JPS5939833 B2 JP S5939833B2
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transistor
clock signal
sense amplifier
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俊一 鈴木
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Nippon Electric Co Ltd
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    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
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    • H03K3/356069Bistable circuits using additional transistors in the feedback circuit
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、絶縁ゲート型電界効果トランジスタ、主とし
てMOS電界刻果トランジスタ(以下MOSTと呼ぶ)
によつて構成された回路に関するもので、特に微小差信
号を増幅し、2進出力を得る回路(以下センス増幅器と
いう)に関するものである。
このような高感度センスアンプとしてはバイポーラトラ
ンジスタによる技術があるが、入力電流が必要で、プロ
セスが複雑であり、消費電力が大きく高価であつた。な
お、以下の説明はすべてNチヤンネル MOSTで行なうが、PチヤネルMOSTでも、又他の
型式の絶縁ゲート型電界効果トランジスタでも、本質的
に同様である。
MOSTを用いたダイナミツクメモリでは、高速化が要
求されるようになり、クロツク信号以外のMOSメモリ
回路入力信号がMOSレベル(12V)に比し小さいT
TLレベル(0.4〜2.4)にならざるを得ないため
に、これらの信号をMOSレベルまで増幅する必要が生
じている。
又、一方メモリが大容量化されるに従いメモリセルの面
積が最も小さい1トランジスタ型メモリセルが使用され
ているが、1トランジスタ型の場合メモリセルを読出し
たとき、そのセルに記憶された2値レベル信号、すなわ
ち、1111,1『1の情報はデイジツト線に0.1〜
0.5V程度の小さな電位変化しか起さないため、読み
出した内容を判断するためにはこの微小信号を増巾する
増幅回路が必要となつてくる。従来、このような目的に
使用されてきたセンス増幅器としては、第1図に示され
る型式のものが使用されてきた。
すなわち、センス増幅器SA(以下図中で破線で囲んで
示した部分を称することにする)はスイツチングトラン
ジスタSTlおよびST2と負荷トランジスタRTl及
びRT2とからなるフリツプフロツプで構成されている
フリツプフロツプの入力兼出力点(以下単に出力点とい
う)N1およびN2は、メモリ回路のデイジツト線DL
lおよびDL2に各々接続される。デイジツト線容量に
代表される両者の負荷容量は可能な限り等しくなるよう
に努力して設けられている。デイジツト線DL2に接続
されているメモリセルのうち1つであるメモリセルMC
2を読み出そうとする時には、デイジツト線DLlに接
続されたメモリセルMC,は読み出されず、基準電位発
生回路S1にょりメモリセル情報11i,10の中間の
基準電位がデイジツト線DLl上に発生される。
逆に、デイジツト線DLlに接続されたメモリセルMC
lを読み出そうとする時は、デイジツト線DL2に基準
電圧発生回路S2により基準電位が発生される。第2図
は、第1図の回路の各部に印加され又は現われる各信号
波形を示したものである。
以下、第2図を利用して第1図の回路動作を述べる。
デイジツト線DLlおよびDL2は時刻t1以前に共に
等しい電位レベルにそろえるべく、クロツク信号φPに
より導通させたプリチヤージ・トランジスタPTl及び
PT2を介してそれぞれプリチヤージされている。
なお、ゲートにクロツク信号φPが印加されるトランジ
スタT7は、デイジツト線DLlおよびDL2が等しい
レベルになる効率を良くするためめのものであり、プリ
チヤージされるレベルよりプリチヤージ用クロツク信号
φPの電位が十分高ければ必要としない。
時刻t1でプリチヤージが完了し、クロツク信号φPが
低いレベルになつた後、アドレス信号により、例えばア
ドレス線AD2が選択され高レベルとなると、メモリセ
ルMC2の情報の読み出しが行なわれる。
ここでもしアドレス線ADlを選択すればメモリセルM
Clを読み出すことになるのは当然であり、以下殆んど
の場合において同様の事情になるので、特段の事由が生
じない限りいずれか一方のみを説明して代表させること
とする。
アドレス線AD2が高レベルになるとデイジツト線DL
2とメモリセルMC2との間に電荷のやりとりが行われ
、セル情報11111,′1011に応じてデイジツト
線DL2上に電位の変化が表われる。
一方、デイジツト線DLlは基準電圧発生回路VSlに
よりセル情報1111,101の中間の電位が与えられ
る。この結果時刻T2以前にデイジツト線DLlおよび
DL2の間に0.1V程度の電位差が生じる。時刻T2
にクロツク信号φA1を高レベルにしてトランジスタA
Tを導通させ、センス増幅器SAを活性化すると、デイ
ジツト線DL,およびDL2の電荷は各々スイツチング
トランジスタSTlおよびST2を通して放電されるが
、デイジツト線DL,およびDL2間にはわずかである
が上述の如く電位差があるため、スイツチングトランジ
スタST,およびST2のオン抵抗に差が生じている。
今仮にデイジツト線DL2の方の電位が若干高いとする
と、スイツチングトランジスタST,のオン抵抗が小さ
く、よつてデイジツト線DLlの電位がより早く低いレ
ベルとなる。その結果スイツチングトランジスタST2
のオン抵抗はますます大きくなり、デイジツト線DL2
の電位の下るのを更に遅くし、デイジツト線間の電位差
を更に増幅する。この結果、フリツプフロツプの出力点
Nl,N2の間では時刻T3において大きな電位差が生
じる。従つて時刻T3でクロツク信号φA2を高レベル
にすると、僅かながら下りつつあつたデイジツト線DL
2の電位を負荷トランジスタRT2を介して逆に押し上
げ、より高レベルにすることができる。
しかしこのときデイジツト線DL,の方は、スイツチン
グ・トランジスタSTlのオン抵抗が小さいために高レ
ベルに移行することもなく引き続き低レベルを保つこと
ができる。尚以上の説明では、クロツク信号φA1とφ
A2とを分離して説明したが、この信号は同一信号でも
動作可能である。
このような従来のフリツプ・フロツプ型センス増幅器は
、対を形成する各トランジスタや出力点に接続する負荷
が実質的に同一の性能や大きさを有することが要求され
、仮にそれらに差異があれば、センス増幅器としての感
度を劣化せしめる結果となる重大な欠点があつた。
たとえば、フリツプ・フ山ンプを構成するスイツングト
ランジスタSTl及びST2の閾値に100mVの差が
あつたとすると、このセンス増幅器では100m以下の
信号は感知できないのである。
本発明の目的は、このような欠点を除去した高感度のセ
ンス増幅器を提供することである。
より具体的には、1トランジスタ型メモリセルをメモリ
エレメントとするメモリ回路に使用するに好適なセンス
増幅器を提供することであり、又他の目的はTTLレベ
ノレからMOSレベノレへのレベル変換に適した増幅器
を提供することである。本発明によれば、2つの入力兼
出力点にそれぞれ接続された2つの容量性負荷に対して
、フリツプ・フロツプの交差結合を構成する2つの電界
効果型トランジスタ(以下単にトランジスタ)を電界効
果型ダイオードとして用いてプリチヤージレベルを設定
することにより高感度化したことを特徴とするフリツプ
・フロツプ型センス増幅器を得る。
本発明による典型的な実施態様としては、例えば、プリ
チヤージ手段を有する容量性負荷が接続された第1およ
び第2の入力兼出力点(以下単に出力点という)を有し
、第1の電界効果型トランジスタ(以下単にトランジス
タという)のゲートは上記第1の出力点に接続され、第
2のトランジスタのゲートは上記第2の出力点に接続さ
れ、上記第1のトランジスタのドレインは第3のトラン
ジスタを介して上記第1の出力点に接続されるとともに
第5のトランジスタを介して上記第2の出力点に接続さ
れ、上記第2のトランジスタのドレインは第4のトラン
ジスタを介して上記第2の出力点に接続されるとともに
第6のトランジスタを介して上記第1の出力点に接続さ
れ、上記第3および第4のトランジスタのゲートには第
1のクロツク信号を印加する第1のク購ンク線が接続さ
れ、上記第5および第6のトランジスタのゲートは第2
のクロツク信号を印加する第2のクロツク線に接続され
、上記第1および第2のトランジスタのソースは共通に
接続されて選択的に第1または第2の電源に接続される
手段を有し、あらかじめ上記プリチヤージ手段によりト
ランジスタの閾値以上高い電位に保たれた上記第1およ
び第2の出力点に接続された容量性負荷を、上記第1の
タロツク信号により、上記第3および第4のトランジス
タを導通せしめて上記第1および第2のトランジスタの
ドレインに接続し、それと同時に上記第1および第2の
トランジスタのソースを第1の電源(ソースを第2の電
源に接続した電界効果型ダイオードのドレインでもよい
以下同じ。)に接続することにより上記第1および第2
の出力点に接続された容量性負荷のプリチヤージレベル
をそれぞれ設定し、次に上記第3および第4のトランジ
スタを第1のクロツク信号により再び非導通にすると共
に上記第1および第2のトランジスタのソースを第1の
電源から切り離し、上記第5および第6のトランジスタ
を上記第2のクロツク信号によつて導通せしめることに
よつて上記第1および第2の出力点に接続された容量性
負荷に加わつた微少信号をそれぞれ上記第2および第1
のトランジスタのドレインに印加し、しかる後上記第1
および第2のトランジスタのソースを上記第2の電源に
接続して設定されたプリチヤージレベルより低いレベル
に変化させることにより、上記第1および第2の出力点
に相補的に増幅された信号として出力することを特徴と
するものがある。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
第3図は、本発明の一実施例である。
第5および第6のトランジスタT5およびT6(本発明
で新設)が導通しているときは、第1および第2のスィ
ツチングトランジスタSTle及びST2eと負荷トラ
ンジスタRTleおよびRT2eとからなるリツプフロ
ツプを構成する。また第3および第4のトランジスタT
3およびT4(本発明で新設)は、ビツト線のプリチヤ
ージレベルを決定するために設けられたものである。ト
ランジスタT3およびT4の対とトランジスタT5およ
びT6の対とは、同時に導通することはなく必ず何れか
一方の対だけが導通するように、第1および第2のクロ
ツク信号φ1およびφ2で制御する。第4図は、第3図
の回路の各部に印加され又は現われる各信号波形を示し
たものである。
以下、第4図を利用して第3図の回路動作を説明する。
クロツク信号φPeにより、デイジツト線DL,eおよ
びDL2Oは、プリチヤージ・トランジスタPTleお
よびPT2eを介して電圧VDleまでプリチヤージさ
れる。
次いでクロツク信号φPeを低レベルにすると、プリチ
ヤージ・トランジスタPTlOおよびPT2eが非導通
状態になる。
次いで、第1のクロツク信号φ1が高レベルに移行する
と、デイジツト線DLleおよびDL2Oにチヤージさ
れた電荷は、トランジスタT4からスイツチングトラン
ジスタST2e(実質的にはMOSダイオードとして働
く)を経てトランジスタATlOへ、又、トランジスタ
T3からスイツチングトランジスタSTle(実質的に
はMOSダイオードとして働く)を経てトランジスタA
TlOの経路を経て流れ、プリチヤージされていた電位
VDleに比べるとスイツチング・トランジスタSTl
eおよびST2eの閾値分以上低い第1の電源電位Vl
8に近づくように変化する。
しかし、第1のクロツク信号φ1の高レベルはプリチヤ
ージ電位VDleおよび第1の電源電位Vleに比較し
て充分高くしてあるので、第1のクロツク信号φ1の高
レベル部のパルス幅が適当な大きさであれば、デイジツ
ト線DLleとDL2eとは、それぞれMOS電界効果
型ダイオードTlOおよびST2eとを介して、電源電
位Vl8に比べてスイツチング・トランジスタSTle
およびST2eの閾値分だけ高くプリチヤージされるこ
とになる。
何故ならば、トランジスタT3およびT4による抵抗成
分は小さく、スイツチング・トランジスタSTleのゲ
ートおよびドレインにはデイジツト線DLleの電圧が
直接印加され、同様にデイジツト線DL2eの電圧がス
イツチング・トランジスタST2Oのゲートおよびドレ
インに直接印加されるからである。
たとえば、Dle=10,V10−5Vとしスイツチン
グ・トランジスタSTleおよびST2Oの閾値をそれ
ぞれ1.0および1.1とすると、デイジツト線DLl
eおよびDL2eはそれぞれ6.0Vおよび6.1Vに
プリチヤージされる。
このとき、トランジスタSTleおよびST2Oのドレ
インはそれぞれ6.0Vおよび6.1Vにプリチヤージ
されているが、後述の動作をみれば明らかなように、ト
ランジスタT3およびT4が非道通になつた後に、トラ
ンジスタSTleおよびST2eのドレインはそれぞれ
6.1Vおよび6.0にプリチヤージされることが望ま
しい。このようにすることは不可能ではないが、さらに
多数のトランジスタを附加することになる。もしこのた
めにトランジスタを付加したくないときは、トランジス
タT3およびT4が非導通になつた後もトランジスタA
Teを導通せしめておき、トランジスタSTleおよび
ST2Oのドレイン電位を等しくする方法が簡単である
。つまり第4図のパルスφ1をトランジスタT3および
T4のゲートに印加し、パルスφ1をトランジスタAT
leのゲートに印加すればよい。
これはトランジスタST,eおよびST2eのドレイン
間にバランス用のトランジスタを設置するのと同じ効果
を発揮し、より小面積で高速に行える利点がある。デイ
ジツト線のプリチヤージが完了した後、第1のクロツク
信号φ1を再び低レベルにし、次いで第2のクロツク信
号φ2を高レベルにすると、ビツト線DL2eはスイツ
チング・トランジスタSTleのドレインに又デイジツ
ト線DL2Oはスイツチング・トランジスタST2eの
ドレインに接続される結果となり、第1図に示した従来
のセンス増幅器と同様の構成に移行するが、このとき従
来例と大きく異なる利点はデイジツト線DLlOおよび
DL2eのプリチヤージレベルが不変でそれぞれ当初の
6.0及び6.1Vのまま維持し得ることである。
プリチヤージレベルが不変である理由は、スイツチング
・トランジスタSTleおよびST2Oのドレイン部の
容量がデイジツト線容量に比較して無視できる程小さく
、また、トランジスタT3およびT4のクロツクとして
φ1Vを用いると、トランジスタSTleおよびST2
Oのドレイン電位がバランスするからである。
以上の説明では、NチヤネルMOSトランジスタ回路に
おける低レベル電源としてVleおよび2eの2つの電
源を使用したが、この中、10はV2Oから作りうるも
のであり、たとえば第5図aもしくはbに示すように、
MOSダイオードを1個または複数個直列接続してその
ソース端を電源V2eに接続し、そのドレイン端を電源
VlOの代りに用いてもよい。
さて一方、スイツチング・トランジスタSTle及びS
T2eのソースは5Vにプリチヤージされているので、
デイジツト線DLleと同電位であるスイツチング・ト
ランジスタSTleのゲートはソースより1.0V高く
、デイジツト線DL2eと同電位であるスイツチング・
トランジスタST2eのゲートはソースより1.1V高
くプリチヤージされている結果となる。
すなわちスイツチング・トランジスタSTleおよびS
T2eのゲートは、それぞれの閾値分だけソースより高
くプリチヤージされた状態となつている。この状態で時
刻t1においてアドレス線AD2eに印加するアドレス
信号を高レベルにすると、メモリセルMC2eにセル情
報として貯わえられていた電荷がデイジツト線DL2O
上に流出する。
と同時に、デイジツト線DLl8上には基準電圧発生回
路Sleからセル情報11111と101との中間レベ
ルの電荷が供給される。このとき、デイジツト線DLl
eおよびDL2eの電位変化分がそれぞれ−50mVと
−100Vであつたとすると、スイツチング・トランジ
スタSTleのゲートはソース電位からみて閾値より5
0m低くなり、一方スイツチング・トランジスタST2
Oのゲートはソース電位からみて100mV低くなり、
スイツチング・トランジスタST2eの方がスイツチン
グ・トランジスタSTleより深く非導通状態になるよ
うにバイアスされることとなる。
次に時刻T2で、クロツク信号φAleを高レベルにし
てセンス増幅器SAeを活性化する。
するとスイツチング・トランジスタST,eおよびST
2Oのソースがプリチヤージレベル5Vから徐徐に低下
してくるが、スイツチング・トランジスタSTlOの方
が浅い非導通状態にあるためスイツチング・トランジス
タST2Oより一足先に導通してしまい、フリツプ・フ
ロツプの増幅効果によつて、デイジツト線DL2eは低
レベルに又デイジツト線DLleに高レベルになり、ス
イツチング・トランジスタST2eは非導通のままとな
る。時刻T3で、クロツク信号φA2Oを高レベルにす
ると、負荷トランジスタRTlOおよびRT2eが導通
して、デイジツト線DLleの高レベルは更に上昇を続
け電源電位VD2O近くまで上昇し、一方デイジツト線
DL28の低レベルはほぼ第2の電源電位20(第3図
では接地電位)まで下降する。以上の動作によりデイジ
ツト線上に表われた信号差50mが種子となり、この信
号が正確にあらかじめ用意した電源電位V。2Oと20
との差をもつ信号として増幅されて感知されることとな
つた。
すなわち第3図に示した実施例の如く、本発明によれば
、仮にフリツプフロツプを構成するスイツチング・トラ
ンジスタSTleおよびST2eの閾値にバラツキがあ
つても、その閾値のバラツキを補正するようなプリチヤ
ージ・レベルを自動的に与えることができるので、トラ
ンジスタの閾値差に左右されずに、センス増幅器を高感
度にし得る利点がある。
以上の説明では、説明を単純化し理解を容易にする意味
で、フリツプフロツプを構成するスイツチング・トラン
ジスタSTl及びST2ないしSTle及びST2Oの
値閾だけにアンバランスがあるとして説明して来たが、
センス増幅器の感度は、それ以外の要素例えばスイツチ
ング・トランジスタST,及びST2ないしSTle及
びST2Oのチヤネルコンダクタンスβによつても影響
されるのが普通である。
しかし本発明によれば、第1のクロツク信号φ1のパル
ス幅を狭くすることによつて、チヤネルコンダクタンス
βのアンバランスを実効上補正し得る効果がある。
仮に今クロツク信号φ1のパルス幅を100ns前後に
したとすると、プリチヤージ時間が限定されることにな
る結果、デイジツト線のプリチヤージレベルにβのアン
バランスを補正するような差を持たしつつプリチヤージ
することが可能となるのである。
即ち、スイツチング・トランジスタSTleのβが、仮
にスイツチング・トランジスタST2eのβよりも5%
大きいとすると、第1のクロツク信号φ,により、デイ
ジツト線DLlOおよびDL2Oのプリチヤージレベル
は例えばそれぞれ6.12Vになる。
このときもしクロツク信号φ1のパルス幅が充分に大き
とすれば、共に6.0Vにプリチヤージされてしまいβ
のバランスを自動的に補正する効果は期待し得ない。次
に第2のクロツク信号φ2を高レベルにして、スイツチ
ング・トランジスタSTlO及びST2Oのドレインに
接続するデイジツト線DLlOおよびDL2eを入れ換
えると、チヤネルコンダクタンスβが小さい方のスイツ
チング・トランジスタST2eのゲートはチヤネルコン
ダクタンスβが大きい方のスイツチング・トランジスタ
STleのゲートより20mVだけ高くプリチヤージさ
れていることになるので、βの差は自動的に補正される
結果となる。
即ち本発明によれば、第1のクロツク信号φ1のパルス
幅を適当に設定することによつて、スイツチング・トラ
ンジスタのチヤネルコンダクタンスβのバラツキをも自
動的に補正することができる。
なお、プリチヤージ段階からセンス段階に移るとき、第
1および第2のクロツク信号φ1およびφ2のレベルが
変化することが原因となつて、第3、第4、第5および
第6のトランジスタT3,T4,T5およびT6の動作
のアンバランスや感度劣化を持たらすことを心配する向
きもあろうかと想われるが、この心配は無用である。
なぜならば、第1および第2のクロツク信号φ1および
φ2の高レベルを十分高くすることにより閾値およびチ
ヤネルコンダクタンスのバラツキの影響は無視できる位
小さくなるし、ゲートオーバーラツプ容量の差などによ
るアンバランスはプリチヤージレベルが設定されている
フリツプフロツプのノードの容量(つをリデイジツト線
容量)に比較して無視しうる程小さく感度に与える影響
は無視できるからである。以上典型的な実施例を使つて
説明したように、本発明によれば、フリツプフロツプを
構成するトランジスタの閾値やチヤネルコンダクタンス
のアンバランスがフリツプフロツプ型増幅器としての感
度に影響を与えないようにした高感度のセンス増幅器が
得られる。
又当然のことながら本発明のセンス増幅器は、1・トラ
ンジスタ・メモリで使用するセンス増幅器等に応用して
極めて効果がある。なお、第3図に示した本発明の一実
施例においては、デイジツト線DLlOおよびDL2e
を信号が最終的に到達する高レベル側の電源電位VD2
eより低いプリチヤージ電位VDlOにプリチヤージ電
位として第1のクロツク信号φ1のパルス幅を若干大き
くすることによつてプリチヤージ電位として最終の電源
電位VD2eを用いることが可能である。
また高速化をはかるためには、アドレス線選択信号AD
2e(ADlO)や第2のク叱ンク信号φ2は第1のク
山ンク信号φ1の立下り直後に立上る方がよいし、フリ
ツプ・フロツプを活性化するクロツク信号φAleおよ
びφA2eもアドレス線選択信号AD2e(ADlO)
の立上りと同時に立上つてもよい。
また第3図に示した実施例では、第3および第4のトラ
ンジスタT3およびT4のゲートと活性化トランジスタ
ATleのゲートとに同じ第1のク的ンク信号φ1を印
加するようにしたが、活性化トランジスタATleのゲ
ートには第1のク頭ンク信号φ1を印加し第3および第
4のトランジスタT3およびT4のゲートにはクロツタ
信号φ1と同時に立下るがクロツクφ1よりは早くから
立上るようにした別のクロツク信号φ1V(第4図には
破線で示してある)を印加するようにしてもよい。
,また以上の説明では、デイジツト線からの信号を読み
取つた後高レベルのデイジツト線を電源レベルまで上昇
させる目的でクロツク信号φA2Oを高レベルにして負
荷トランジスタRTle及びRT2Oを導通させている
が、これに代えてデイジツト線とセンス増幅器の出力点
との間にトランスフア・ゲートを挿入して低電力化をは
かつてもよい。読取り後の書込みレベルの設定回路(又
は方法)としては多数のものが知られているが。
本発明による高感度化の思想が、これらの書込みレベル
設定回路(又は方法)にも適用し得ることも又当然であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のメモリ回路におけるセンス増幅器とその
極く周辺を示す回路図を、第2図は第1図の回路の動作
波形図を、第3図は本発明の一実施例を示す第1図相当
部の回路図を、第4図は第3図の回路の動作波形図をそ
れぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2つの入力兼出力点(以下単に出力点という)にそ
    れぞれ接続された2つの容量性負荷に対して、フリップ
    ・フロップの交差結合を構成する2つの電界効果型トラ
    ンジスタ(以下単にトランジスタという)を電界効果型
    ダイオードとして用いてプリチャージレベルを設定する
    ことにより高感度化したことを特徴とするフリップ・フ
    ロップ型センス増幅器。 2 プリチヤージ手段を有する容量性負荷が接続された
    第1および第2の入力兼出力点(以下単に出力点という
    )を有し、第1の電界効果型トランジスタ(以下単にト
    ランジスタという)のゲートは上記第1の出力点に接続
    され、第2のトランジスタのゲートは上記第2の出力点
    に接続され、上記第1のトランジスタのドレインは第3
    のトランジスタを介して上記第1の出力点に接続される
    とともに第5のトランジスタを介して上記第2の出力点
    に接続され、上記第2のトランジスタのドレインは第4
    のトランジスタを介して上記第2の出力点に接続される
    とともに第6のトランジスタを介して上記第1の出力点
    に接続され、上記第3および第4のトランジスタのゲー
    トには第1のクロック信号を印加する第1のクロック線
    が接続され、上記第5および第6のトランジスタのゲー
    トは第2のクロック信号を印加する第2のクロック線に
    接続され、上記第1および第2のトランジスタのソース
    は共通に接続されて選択的に第1または第2の電源に接
    続される手段を有し、あらかじめ上記プリチヤージ手段
    によりトランジスタの閾値以上高い電位に保たれた上記
    第1および第2の出力点に接続された容量性負荷を、上
    記第1のクロック信号により、上記第3および第4のト
    ランジスタを導通せしめて上記第1及び第2のトランジ
    スタのドレインに接続し、それと同時に上記第1および
    第2のトランジスタのソースを第1の電源に接続するこ
    とにより上記第1および第2の出力点に接続された容量
    性負荷のプリチヤージレベルをそれぞれ設定し、次に上
    記第3および第4のトランジスタを第1のクロック信号
    により再び非導通にすると共にもしくは非導通にしてか
    ら上記第1及び第2のトランジスタのソースを第1の電
    源から切り離し、上記第5および第6のトランジスタを
    上記第2のクロック信号によつて導通せしめることによ
    つて上記第1および第2の出力点に接続された容量性負
    荷に加わつた微少信号をそれぞれ上記第2および第1の
    トランジスタのドレインに印加し、しかる後上記第1お
    よび第2のトランジスタのソースを上記第2の電源に接
    続して設定されたプリチヤージレベルより低いレベルに
    変化させることにより、上記第1および第2の出力点に
    相補的に増幅された信号として出力することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のセンス増幅器。 3「第1の電源」として、「ドレインとゲートとを接続
    し、ソースを第2の電源に接続した電界効果型ダイオー
    ド」を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記
    載のセンス増幅器。 4「第1の電源」として、「個々のドレインとゲートと
    を接続した電界効果型ダイオードを複数個直列接続し、
    その一端であるソース端を第2の電源に接続したもの」
    を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    センス増幅器。
JP52060609A 1977-05-24 1977-05-24 センス増幅器 Expired JPS5939833B2 (ja)

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