JPS61286788A - 高速増殖炉用燃料要素 - Google Patents
高速増殖炉用燃料要素Info
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- JPS61286788A JPS61286788A JP60128827A JP12882785A JPS61286788A JP S61286788 A JPS61286788 A JP S61286788A JP 60128827 A JP60128827 A JP 60128827A JP 12882785 A JP12882785 A JP 12882785A JP S61286788 A JPS61286788 A JP S61286788A
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- Japan
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- fuel
- core
- blanket
- filled
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、液体金属冷却高速増殖炉に用いる燃料要素
に関し、ざらに詳、シフは、炭・化ケイ素で被覆した粒
子燃料を用いた高速増殖炉用燃料要素に関するものであ
る。
に関し、ざらに詳、シフは、炭・化ケイ素で被覆した粒
子燃料を用いた高速増殖炉用燃料要素に関するものであ
る。
〈従来の技術〉
従来の高速増殖炉用燃料要素(燃料ピン)は、第7図に
示すように、上下両端部に端栓1,2を有する燃料被覆
管3内の長手方向中央部の炉心燃料領域に、プルトニウ
ム−ウラン混合酸化物燃料の焼結ペレッ1−からなる炉
心燃料ペレット4を積み重ね、さらにこの炉心燃料rj
域の上下に位置するブランケット燃料領域に、天然また
は劣化ウラン酸化物の焼結ペレットからなるブランケッ
ト燃料ペレッ1〜5を積み重ね、これらのペレット積層
の上下をスペー1ノまたは遮蔽体6を介してスプリング
7で固定した構造を有している。スプリングが設けられ
ている空隙は、燃料の燃焼により発生する核分裂生成ガ
ス(以下、rFPガス」と略記する)を溜めるためのガ
スプレプム8となる。
示すように、上下両端部に端栓1,2を有する燃料被覆
管3内の長手方向中央部の炉心燃料領域に、プルトニウ
ム−ウラン混合酸化物燃料の焼結ペレッ1−からなる炉
心燃料ペレット4を積み重ね、さらにこの炉心燃料rj
域の上下に位置するブランケット燃料領域に、天然また
は劣化ウラン酸化物の焼結ペレットからなるブランケッ
ト燃料ペレッ1〜5を積み重ね、これらのペレット積層
の上下をスペー1ノまたは遮蔽体6を介してスプリング
7で固定した構造を有している。スプリングが設けられ
ている空隙は、燃料の燃焼により発生する核分裂生成ガ
ス(以下、rFPガス」と略記する)を溜めるためのガ
スプレプム8となる。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら上記のごときペレッ1〜型燃料は、燃焼に
伴い発生する「Pガスをペレッ1〜内に保持しておく能
九が低く、その結果大きなガスプレナム容積が必要とな
るため燃料要素全長を長くせざるを’19ず、ざらには
FPガスによる燃料被覆管の内圧上界が著しくなり、こ
れが燃料被覆管の強度面からの寿命を支配する要因とも
なっている。
伴い発生する「Pガスをペレッ1〜内に保持しておく能
九が低く、その結果大きなガスプレナム容積が必要とな
るため燃料要素全長を長くせざるを’19ず、ざらには
FPガスによる燃料被覆管の内圧上界が著しくなり、こ
れが燃料被覆管の強度面からの寿命を支配する要因とも
なっている。
また、酸化物燃料ペレツ1〜は熱伝導率が低いため、燃
料要素の半径方向温度分布は第8図に示すように燃料要
素中心温度が2100〜2300°Cにも達し、混合酸
化物燃料の融点(例えば30%P u 02 +U 0
2燃料の融点Lt27/10°C)に対して余裕がない
だけでなく、除熱上の制約から燃料要素の直径を小さく
しなければならない。その結果、燃料集合体当りの燃料
要索数が増加し、燃料製造コス1〜が高くならざるを得
ないという欠点があった。
料要素の半径方向温度分布は第8図に示すように燃料要
素中心温度が2100〜2300°Cにも達し、混合酸
化物燃料の融点(例えば30%P u 02 +U 0
2燃料の融点Lt27/10°C)に対して余裕がない
だけでなく、除熱上の制約から燃料要素の直径を小さく
しなければならない。その結果、燃料集合体当りの燃料
要索数が増加し、燃料製造コス1〜が高くならざるを得
ないという欠点があった。
そこでこの発明の目的は、燃料被覆管内への[Pガスの
放出を抑えてガスプレナム容積を零または極めて小さく
することができ、さらには燃料要素中心温度を比較的低
温に抑えて燃料要素直径を大きくすることができ、その
結果小型化および製造コストの低減化を図ることができ
る高速増殖炉用燃料要素を提供することである。
放出を抑えてガスプレナム容積を零または極めて小さく
することができ、さらには燃料要素中心温度を比較的低
温に抑えて燃料要素直径を大きくすることができ、その
結果小型化および製造コストの低減化を図ることができ
る高速増殖炉用燃料要素を提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉
この発明の高速増殖炉用燃料要素においては、従来のペ
レッ1〜型燃料に代えて、最外層に炭化ケイ素(SiC
)被覆を有する粒子状燃料を使用するとともに、燃料被
覆管内に充填された各燃料粒子間の間隙を液体す1〜リ
ウムで満たすことによって、上記の目的を達成している
。。
レッ1〜型燃料に代えて、最外層に炭化ケイ素(SiC
)被覆を有する粒子状燃料を使用するとともに、燃料被
覆管内に充填された各燃料粒子間の間隙を液体す1〜リ
ウムで満たすことによって、上記の目的を達成している
。。
すなわちこの発明の高速増殖炉用燃料要素は、上下両端
に端栓を有する燃料被覆管内の長手方向中央部の炉心燃
料領域に炉心燃料を核とし炭化ケイ素からなる最外層被
覆を有する炉心燃料粒子を充填し、前記燃料被覆管内の
炉心燃料領域の上下に位■する。ブランケット燃料領域
にブランケット燃料を核とし炭素ケイ素からなる最外層
被覆を有するブランケット燃料粒子を充填し、各燃料粒
子間の間隙に液体す1ヘリウムを満たしてなることを特
徴とするものである。
に端栓を有する燃料被覆管内の長手方向中央部の炉心燃
料領域に炉心燃料を核とし炭化ケイ素からなる最外層被
覆を有する炉心燃料粒子を充填し、前記燃料被覆管内の
炉心燃料領域の上下に位■する。ブランケット燃料領域
にブランケット燃料を核とし炭素ケイ素からなる最外層
被覆を有するブランケット燃料粒子を充填し、各燃料粒
子間の間隙に液体す1ヘリウムを満たしてなることを特
徴とするものである。
〈実施例〉
以下に図面に示す実施例を参照してこの発明を詳述する
。第1図はこの発明の燃料要素の基本的な)画成を示し
ており、5US316鋼等で作られた燃M”l被覆管1
3の上下端には端栓11゜12が溶接により取付けられ
ている。この被覆管13の長手方向中央部の炉心燃料領
域には、炉心燃料を核としSICの最外層被覆を荷重゛
る炉心燃料粒子14が充填され、さらにこの炉心燃料領
域上下に位置するブランケット燃料領域には、ブランケ
ット燃料を核とじSiCの最外層被覆を有するブランケ
ット燃料粒子15が充填されている。
。第1図はこの発明の燃料要素の基本的な)画成を示し
ており、5US316鋼等で作られた燃M”l被覆管1
3の上下端には端栓11゜12が溶接により取付けられ
ている。この被覆管13の長手方向中央部の炉心燃料領
域には、炉心燃料を核としSICの最外層被覆を荷重゛
る炉心燃料粒子14が充填され、さらにこの炉心燃料領
域上下に位置するブランケット燃料領域には、ブランケ
ット燃料を核とじSiCの最外層被覆を有するブランケ
ット燃料粒子15が充填されている。
各燃料粒子は第2図に詳細に示したように、燃料の核2
1のすぐ外側に例えば熱分解炭素からなる厚さ約100
μ程度の中間被覆22を有し、さらにその外側にSiC
からなる厚さ約30μ程度の最外層被覆23を有してお
り、全体で直径約1mm程度の球状を呈している。従来
と同様にこの発明においても、炉心燃料としてはプルト
ニウム−ウラン混合酸化物燃料を使用でき、ブランケッ
ト燃料としては天然または劣化ウラン酸化物を使用でき
る。
1のすぐ外側に例えば熱分解炭素からなる厚さ約100
μ程度の中間被覆22を有し、さらにその外側にSiC
からなる厚さ約30μ程度の最外層被覆23を有してお
り、全体で直径約1mm程度の球状を呈している。従来
と同様にこの発明においても、炉心燃料としてはプルト
ニウム−ウラン混合酸化物燃料を使用でき、ブランケッ
ト燃料としては天然または劣化ウラン酸化物を使用でき
る。
SiC被覆層を備えた被覆燃料粒子は高温ガス炉用燃料
として従来から開発されており、SiC被覆層が「Pガ
スの保持能力に優れていることが確認されている。しか
しながら高温ガス炉用燃料として現在開発されている燃
料粒子は、s i c′#1覆層を中間層として形成し
、最外層には熱分解炭素の被覆一層を有しているもので
ある。これに対してこの発明において使用する燃料粒子
は、各燃料粒子間の間隙に液体すトリウムを満たした、
いわゆるプ1〜リウムボンド型として使用されるため、
粒子の最外層をすトリウムとの共存性(耐腐蝕性、耐質
量移行性など)の良いSIC被覆層としたのでおる。な
お、第2図に示されている熱分解炭素の中間被覆層は、
FPガスの保持能力をより一層高めるために形成するこ
とが望ましいが、不可欠なものではなく、燃料の核のす
ぐ外側にSIC被覆層を形成してもよい。
として従来から開発されており、SiC被覆層が「Pガ
スの保持能力に優れていることが確認されている。しか
しながら高温ガス炉用燃料として現在開発されている燃
料粒子は、s i c′#1覆層を中間層として形成し
、最外層には熱分解炭素の被覆一層を有しているもので
ある。これに対してこの発明において使用する燃料粒子
は、各燃料粒子間の間隙に液体すトリウムを満たした、
いわゆるプ1〜リウムボンド型として使用されるため、
粒子の最外層をすトリウムとの共存性(耐腐蝕性、耐質
量移行性など)の良いSIC被覆層としたのでおる。な
お、第2図に示されている熱分解炭素の中間被覆層は、
FPガスの保持能力をより一層高めるために形成するこ
とが望ましいが、不可欠なものではなく、燃料の核のす
ぐ外側にSIC被覆層を形成してもよい。
この発明においてはざらに、燃料被覆管13内に充填さ
れた各燃料粒子14.15間に形成される間隙に、熱の
伝導媒体として液体すトリウム19を満たずことによっ
て、ナトリウムボンドを形成する。
れた各燃料粒子14.15間に形成される間隙に、熱の
伝導媒体として液体すトリウム19を満たずことによっ
て、ナトリウムボンドを形成する。
なa−3,第1図は密閉型燃料集合体を示すものである
ため、ナ1〜リウム液面りと上記端栓との間に若干の空
隙20を形成させており、この空隙には一般に不活性ガ
スが充填されている。
ため、ナ1〜リウム液面りと上記端栓との間に若干の空
隙20を形成させており、この空隙には一般に不活性ガ
スが充填されている。
上述したごとぎ構造を有するこの発明の燃料要素によれ
ば、燃料の燃焼に伴って発生するFPガスの燃料被覆管
13内への放出は、各燃料粒子14.15のSiC被覆
層23によって零ないしは非常に低く抑えることができ
るため、従来必要とされていたガスプレリムの容積を零
ないしは非常に小さくすることができ、燃料要素全長を
大幅に短縮して小型化することが可能となる。
ば、燃料の燃焼に伴って発生するFPガスの燃料被覆管
13内への放出は、各燃料粒子14.15のSiC被覆
層23によって零ないしは非常に低く抑えることができ
るため、従来必要とされていたガスプレリムの容積を零
ないしは非常に小さくすることができ、燃料要素全長を
大幅に短縮して小型化することが可能となる。
また、燃料被覆管内の各燃料粒子14..15間には熱
の良伝導体である液体す1〜リウム19を満たしてナト
リウムボンドを形成しであるから、燃料要素内の除熱が
効率よく行なわれ、その結果、各燃料粒子の中心温度が
約1400’C程度の比較的低温になるとともに、第3
図に示したように燃料要素の半径方向温度分イ5が平坦
化し、燃料要素中心温度を約700〜800 ’Cとい
った低温度に抑えることができる。これによって、従来
のペレット型燃料を用いた燃料要素よりも直径の大きい
燃料要素を製作することが可能となる。
の良伝導体である液体す1〜リウム19を満たしてナト
リウムボンドを形成しであるから、燃料要素内の除熱が
効率よく行なわれ、その結果、各燃料粒子の中心温度が
約1400’C程度の比較的低温になるとともに、第3
図に示したように燃料要素の半径方向温度分イ5が平坦
化し、燃料要素中心温度を約700〜800 ’Cとい
った低温度に抑えることができる。これによって、従来
のペレット型燃料を用いた燃料要素よりも直径の大きい
燃料要素を製作することが可能となる。
第4図は、炉心燃料領域の発熱密度(線出力)を平坦化
さぼるようにしたこの発明の燃料要素を示すものでおり
、炉心燃料粒子14にブランケット燃料粒子15を種々
の割合で混在させることによって(第4図へ)、核分裂
性燃料(炉心燃料)/非核分裂性燃料(ブランケット燃
料)の燃料比を炉心燃料領域の長手方向に連続的に変化
さけている(第4図B)。通常炉心におけ、゛把中性子
末は炉心燃料領域の長手方向中央部で最大となり両端部
へ向って漸減するように分布している(第4図D〉こと
から、これによって炉心燃料領域における発熱密度を平
坦化できる(第4図C)。
さぼるようにしたこの発明の燃料要素を示すものでおり
、炉心燃料粒子14にブランケット燃料粒子15を種々
の割合で混在させることによって(第4図へ)、核分裂
性燃料(炉心燃料)/非核分裂性燃料(ブランケット燃
料)の燃料比を炉心燃料領域の長手方向に連続的に変化
さけている(第4図B)。通常炉心におけ、゛把中性子
末は炉心燃料領域の長手方向中央部で最大となり両端部
へ向って漸減するように分布している(第4図D〉こと
から、これによって炉心燃料領域における発熱密度を平
坦化できる(第4図C)。
ざらに第5図は、第1図の燃料要素の燃料被覆管13中
心軸に沿って多孔管30を配設し、この多孔管内にすト
リウム流路を形成したものである。これによって燃料要
素中心温度およびプ用・リウムボンドの温度をより一層
低くすることができる。なお、図中の参照番号31は燃
料粒子充填層の長手方向の数個所に空隙32を形成する
ための多孔仕切板を示し、この空隙の形成によって多孔
管のす1〜リウム流路へのすトす1クムの流通が一層効
果的になされるようになる。
心軸に沿って多孔管30を配設し、この多孔管内にすト
リウム流路を形成したものである。これによって燃料要
素中心温度およびプ用・リウムボンドの温度をより一層
低くすることができる。なお、図中の参照番号31は燃
料粒子充填層の長手方向の数個所に空隙32を形成する
ための多孔仕切板を示し、この空隙の形成によって多孔
管のす1〜リウム流路へのすトす1クムの流通が一層効
果的になされるようになる。
なお、以上の説明は密閉型燃料要素について述べたが、
この発明は第6図に示したような圧力開放型(ペン1〜
型)燃料要素に対しても適用することができる。この場
合には、燃料被覆管内上部の空隙は不要となり、また上
部端栓11にはペン1〜孔33が穿設される。
この発明は第6図に示したような圧力開放型(ペン1〜
型)燃料要素に対しても適用することができる。この場
合には、燃料被覆管内上部の空隙は不要となり、また上
部端栓11にはペン1〜孔33が穿設される。
〈発明の効果〉
以上説明したところかられかるように、この発明の高速
増殖炉用燃料要素においては、「Pガスの放出のない、
または非常に少ないSiC被覆粒子燃料を使用すること
により、従来型の混合酸化物ペレッj〜燃料を用いた燃
料要素において不可欠であったガスプレリムを無くする
かまたは非常に小さくできるため、従来に比べて全長で
1/2以下の小型燃料要素とすることができる。
増殖炉用燃料要素においては、「Pガスの放出のない、
または非常に少ないSiC被覆粒子燃料を使用すること
により、従来型の混合酸化物ペレッj〜燃料を用いた燃
料要素において不可欠であったガスプレリムを無くする
かまたは非常に小さくできるため、従来に比べて全長で
1/2以下の小型燃料要素とすることができる。
ざらに上記の粒子燃料とノー・リウムボンドとを組合せ
ることにより、燃料要素中心温度を従来型の1/3ない
し1/4に低下させることかでき、この結末、直径の比
較的大きな燃料要素の製作が可能となる。
ることにより、燃料要素中心温度を従来型の1/3ない
し1/4に低下させることかでき、この結末、直径の比
較的大きな燃料要素の製作が可能となる。
また、燃料要素中心温度とともに粒子燃料中心核の酸化
物(PuO、UO2)の温度も低下されることにより、
混合酸化物燃料の融点に対する余裕ができる。このため
、原子炉の運転温度を例えば従来型での約500℃から
約750℃までさらに高めることが可能となり、プラン
トの熱効率の向上および多目的利用の熱源としての利用
価値の向上を図ることができる。
物(PuO、UO2)の温度も低下されることにより、
混合酸化物燃料の融点に対する余裕ができる。このため
、原子炉の運転温度を例えば従来型での約500℃から
約750℃までさらに高めることが可能となり、プラン
トの熱効率の向上および多目的利用の熱源としての利用
価値の向上を図ることができる。
ざらにまた、この発明は密閉型燃料要素にも圧力開放型
燃料要素にも適用することができる。
燃料要素にも適用することができる。
密閉型燃料要素に適用した場合には、密閉型燃料被覆管
による「Pガスの外部漏洩に対する障壁に加えて、燃料
粒子のSiC被覆層による「Pガス外部漏洩防止障壁が
追加されることになるため、原子炉の安全性が著しく増
加する。
による「Pガスの外部漏洩に対する障壁に加えて、燃料
粒子のSiC被覆層による「Pガス外部漏洩防止障壁が
追加されることになるため、原子炉の安全性が著しく増
加する。
また圧力開放型燃料要素にこの発明を適用した場合には
、燃料被覆管の内圧クリープ等による燃料要素のシール
バウンダリーとしての機能破損を考慮する必要がなくな
り、従来の「Pガスの外部漏洩に対する障壁の数を減ら
すことなく、原子炉の安全性を保持したまま燃料要素の
運転温度の高温化が可能になる。
、燃料被覆管の内圧クリープ等による燃料要素のシール
バウンダリーとしての機能破損を考慮する必要がなくな
り、従来の「Pガスの外部漏洩に対する障壁の数を減ら
すことなく、原子炉の安全性を保持したまま燃料要素の
運転温度の高温化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の密閉型燃料要素の実施例を示す説明
図、第2図はこの発明で用いるSiC被覆粒子燃判の拡
大断面図、第3図はこの発明の燃料要素の半径方向温度
分布を示づ一説明図、第4図A〜Dはこの発明の別な実
施例を示す説明図、第5図は燃料被覆管の中心軸に沿っ
てナトリウム流路を設けるようにしたこの発明の燃料要
素を示ず説明図、第6図はこの発明の圧力開放型燃料要
素の実施例を示す説明図、第7図は従来のペレッ1〜型
燃料を用いた燃料要素を示゛リー説明図、および第8図
は第7図の燃料要素の半径方向温度分布「を示す説明図
である。 11.12・・・端栓、13・・・燃料被覆管、14・
・・炉心燃料粒子、15・・・ブランケット燃料粒子、
19・・・液体ナトリウム(プ1−リウムボンド)、3
0・・・多孔管。
図、第2図はこの発明で用いるSiC被覆粒子燃判の拡
大断面図、第3図はこの発明の燃料要素の半径方向温度
分布を示づ一説明図、第4図A〜Dはこの発明の別な実
施例を示す説明図、第5図は燃料被覆管の中心軸に沿っ
てナトリウム流路を設けるようにしたこの発明の燃料要
素を示ず説明図、第6図はこの発明の圧力開放型燃料要
素の実施例を示す説明図、第7図は従来のペレッ1〜型
燃料を用いた燃料要素を示゛リー説明図、および第8図
は第7図の燃料要素の半径方向温度分布「を示す説明図
である。 11.12・・・端栓、13・・・燃料被覆管、14・
・・炉心燃料粒子、15・・・ブランケット燃料粒子、
19・・・液体ナトリウム(プ1−リウムボンド)、3
0・・・多孔管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、上下両端に端栓を有する燃料被覆管内の長手方向中
央部の炉心燃料領域に炉心燃料を核とし炭化ケイ素から
なる最外層被覆を有する炉心燃料粒子を充填し、前記燃
料被覆管内の炉心燃料領域の上下に位置するブランケッ
ト燃料領域にブランケット燃料を核とし炭素ケイ素から
なる最外層被覆を有するブランケット燃料粒子を充填し
、各燃料粒子間の間隙に液体ナトリウムを満たしてなる
ことを特徴とする高速増殖炉用燃料要素。 2、前記炉心燃料領域の発熱密度が平坦化するように前
記炉心燃料粒子に前記ブランケット燃料粒子を混在させ
て炉心燃料領域に充填した特許請求の範囲第1項記載の
燃料要素。 3、上下両端に端栓を有する燃料被覆管内の長手方向中
央部の炉心燃料領域に炉心燃料を核とし炭化ケイ素から
なる最外層被覆を有する炉心燃料粒子を充填し、前記燃
料被覆管内の炉心燃料領域の上下に位置するブランケッ
ト燃料領域にブランケット燃料を核とし炭素ケイ素から
なる最外層被覆を有するブランケット燃料粒子を充填し
、各燃料粒子間の間隙に液体ナトリウムを満たし、前記
燃料被覆管の中心軸に沿ってナトリウム流路を形成する
ための多孔管を配設してなることを特徴とする高速増殖
炉用燃料要素。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60128827A JPS61286788A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | 高速増殖炉用燃料要素 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60128827A JPS61286788A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | 高速増殖炉用燃料要素 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61286788A true JPS61286788A (ja) | 1986-12-17 |
JPH023153B2 JPH023153B2 (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=14994388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60128827A Granted JPS61286788A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | 高速増殖炉用燃料要素 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61286788A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995011509A1 (fr) * | 1993-10-22 | 1995-04-27 | Japan Atomic Energy Research Institute | Cycle du combustible nucleaire |
-
1985
- 1985-06-13 JP JP60128827A patent/JPS61286788A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995011509A1 (fr) * | 1993-10-22 | 1995-04-27 | Japan Atomic Energy Research Institute | Cycle du combustible nucleaire |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH023153B2 (ja) | 1990-01-22 |
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