JPS6128666A - 板状の人造石または板状石の施工方法 - Google Patents

板状の人造石または板状石の施工方法

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JPS6128666A
JPS6128666A JP14865684A JP14865684A JPS6128666A JP S6128666 A JPS6128666 A JP S6128666A JP 14865684 A JP14865684 A JP 14865684A JP 14865684 A JP14865684 A JP 14865684A JP S6128666 A JPS6128666 A JP S6128666A
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stone
plate
mortar
artificial stone
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斉尾 健吉
田島 栄一
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Tajima Oyo Kako KK
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Tajima Oyo Kako KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 建造物の内装や外装あるいは床等に板状の人造石や薄い
板状石を装飾材として用いることが多い。このような装
飾材の施工は従来モルタルなどのような無機質下地の上
に強固な接着剤を用いて貼着施工されてい左。しかしモ
ルタル類は面の収縮等の経時変化が多く、クラックが生
じやすい。そのためモルタルに強く固着している表層の
装飾板にもクラックが生じ外観を損なうことが屡々であ
る。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
あって、モルタル面と表層である装飾板との間に、モル
タルのひび割れの力が表層に影響を与えないようにする
ため、比較的硬質の板状物かあるいは柔軟ではあるが非
クッション性のシート状物を特定した接着剤を用いて接
着させることによりその目的を達したものである。即ち
本発明は、モルタルなどのような無機質下地上にエマル
ジョンタイプの接着剤を塗布してこの上に板状物か、あ
るいはシート状物を接着し、更にこの上にゴム系溶剤型
の接着剤を用いて板状の人造石または板状の石を接9着
す、ることを要旨とし、これにより所期する効果を得る
ことに成功したのである。
本発明において中間材として用いる板状物及びシート状
物は、荷重↓二対して容易に凹んだりするおそれのない
ものであればよく、軟質発泡体などのように荷重による
凹み量の大きいものは表層の変形や破損を招くおそれが
あるので好−ましくない。荷重による凹み量は、材料の
硬さや発泡の程度が大きく影響するが、材料の厚さによ
っても変化する。したがって厚みの薄いものはかなり柔
軟なものでも凹み景が少ないので使用可能である。板状
物としては、プラスチック板、プラスチックタイルが、
シート状物としてはプラスチックシート1軟質発泡層を
含まないプラスチック長尺床材などが例示できろ。
中間材を下地上に貼着するにはエマルジョンタイプの接
着剤を用いる必要がある。なぜなら、例えばエポキシ系
接着剤や、溶剤型接着剤、ゴムのり(溶剤型)などは、
接着強度が大きすぎ、また下地の動きを吸収する能力に
乏しいので、下地にクラックが発生した場合にその上に
貼っである中間材にもクラックが生し、これがさらに表
層のクラック発生につながるおそ肛があるためである。
使用可能なエマルジョンタイプの接着剤としては、加流
刑の入った天然ゴムラテックスや合成ゴム例えばスチレ
ン−ブタジェン系、ニトリル−ブタジェン系などの合成
ゴムラテックス類や、あΣいはエチレン酢酸ビニル共重
体エマルジョン、アクリルエマルジョン等がある。この
ようなエマルジョンタイプの接着剤を用いて中間材をモ
ルタル面に貼り付けると接着剤の分散媒である水は次第
に大気中に蒸発し、一部はモルタル中に吸収され、中間
材は粘着性接着物質によってモルタル面に接着する。そ
して接着性物質は粘着性であるためその本質的な物性と
してモルタル面の変形力を吸収する能力を備えている。
中間材である板状物あるいはシート状物と装飾材である
板状の人造石や天然石との接着にはゴl\系溶剤型の接
着剤が使用される。これは、施工時に、硬質の人造石な
どをその下の凹凸になしませるため、初期粘着の強い接
着剤を用いる必要があるためである。この接着剤用のゴ
ムとしては天然ゴムの外スチレンーブタジェン系合成ゴ
ム、ニトリル−ブタジェン系合成ゴムアクリル−酢ビ共
重合体系合成ゴムクロロプレン系ゴム等の合成ゴム類や
接着性が大きいゴム的性質をもつ合成品が含まれる。実
際の施工においては、接着剤を中間材の面と表層材であ
る板状の人造石あるいは板状の石材の裏面に塗布し、接
着剤がなお貼着性を保っている間に両者を圧接して接着
させることがflf要である。
表面の装飾材として用いる人造石は形の整った、あるい
は不整な形の自然石又は自然石片を、貼着性の強いポリ
エステル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等の
樹脂層中に埋設して固化させ、必要に応じて適宜寸法に
裁断したり表面研磨を行ったものであり、この人造石の
製造は周知の方法によって行なえばよい。人造石ではな
く自然石を表面の装飾材として用いるときは、この自然
石は薄い(厚さ10mm以下)偏平なものがよく、形や
大きさは施工の際適当に突き合わせて使用するので区区
であ ってよいがなるべく面積の大きなものが望ましし)。
本発明の施工法は上記の如きものなので1モルタルに生
ずるクラックにょろり1張す力は中間材の下のエマルジ
ョン型の接着剤層によって吸収され、表面の装飾材であ
る板状の人造石や自然石にモルタルのクラック発生の影
響は伝わらず、施工物は長期間にわたり表面に変化が生
じないので、補修の必要が殆んどない。またモルタルな
ど無機質下地の凹凸はその上に貼ら九る中間材によって
平に均らされるので、平滑性が向上し1表面材の目地も
きれいに仕上るなどその効果は極めて大きい。以下本発
明を実施例により説明する 実施例1 約15n(の広さのデツキプレートにシンダーコンクリ
−1へを約JOO+nm厚に打設し、その士に水/セメ
ント比70/+00の収縮クランクの生じゃすいモルタ
ルを20mm厚にうちコテ仕上を行ない2週間養生して
下地とした。
この下地上に中間材としてJ I 5−A−5705に
規定するビニルアスベストタイル(厚さ2 ”m m 
)をSBRラテックス接着剤を用いて貼り付け、さらに
その上にクロロプレン系ゴムのりを用いて、ポリエステ
ル系樹脂をバインダーとし天然砕石を混合した人造石(
出島応用化工■製、商品名二テラリスタ、4.OX 3
00 X 450 mm)を貼着した。このものは貼着
後1年を経過しても人造石にクラックは生しなかったし
、目地もきれいであった。
実施例2 中間材として厚さ0.’5mmの軟質ポリ塩化ビニルシ
ートを酢酸ビニル系エマルション接着剤を用いて下地に
貼った以外は実施例1と同しである。このものも施工後
1年を経過しても人造石にクラックが生しなかった。
比較例1 実施例と同し下地上に中間材を用いないでクロロプレン
系ゴ11のりを用いて人造石(実施例Iに使用のもの)
をモルタル下池−1−に直接貼りイ」けた。このもの(
J施工後2イγ月て人造石にフラノ・りが発生し、た。
下地のモルタルにも同型のクラックが発生していた。
手続補正書 昭和59年8月27日 昭和59年特許願第148656号 事件との関係  特許出願人 東京都足立区宮城1丁目25番1号 田島応用化工株式会社 代表者 1)島  栄 − 4、代理人 明   細   書                
 1通明     綱     井 1、発明の名称 板状の人造石または板状石の施工方法 2、特許請求の範囲 19.v低質下池上に接着剤を用いて板状物かあるいは
シー1へ状物を接着し、更にこの上に初期粘着性の人な
る接着剤を用いて板状の人造石または板状の石を接着す
ることを特徴とする施工方法、。
3、発明の詳細な説明 建造物の内装や外装あるいは床等に板状の人造石や薄い
板状石を装飾材として用いることが多い。このような装
飾材の施工は従来モルタルなどのような無機質下地の上
に強固な接着剤を用いて貼着施工されていた。しかしモ
ルタル類は面の収縮等の経時変化が多く、クラックが生
じやすい。そのためモルタルに強く固着している表層の
装飾板にもクラックが生じ外観を損なうことが屡々であ
る。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
あって1モルタル而と表層である装飾板との間に、モル
タルのひび割れの力が表層に影響をケえないようにする
ため、比較的硬質の板状物かあるいは柔軟ではあるが非
クッション性の板状物を接着剤を用いて接着させること
によりその目的を達したものである。即ち本発明は、モ
ルタルなどのような無機質下地上に接着剤を用いて板状
物かあるいはシート状物を接着し、更にこの上に初期粘
着性の大なる接着剤を用いて板状の人造石または板状の
石を接着することを要旨とし、これにより所期する効果
を得ることに成功したのである。
本発明において中間材として用いる板状物及びシート状
物は、荷重に対して容易に凹んだりするおそれのないも
のであればよく、軟質発泡体などのように荷重による凹
み量の大きいものは表層の変形や破損を招くおそれがあ
るので好ましくない。荷重による凹み量は、材料の硬さ
や発泡の程度が大きく影響するが、材料の厚さによって
も変化する。したがって厚みの薄いものはかなり柔軟な
ものでも凹み量が少ないので使用可能である。板状物と
しては、プラスチック板、プラスチックタイルが、シー
1へ状物としてはプラスチックシート、軟質発泡層を含
まないプラスチック長尺床材などが例示できる。
中間材を下地に貼着するのに用いられる接着剤は、下地
と中間材の両方に接着性を有するものであればよく特に
制限はない。市販のエマルジョン型、溶剤型、硬化型、
熱溶FA型などの接着剤が適用できる。モルタルにクラ
ックが発生した場合に、中間材とその下の接着材の両方
でその動きを吸収すれば表面材にクラックが生じるおそ
れはなく、本発明の目的は達成される。
したがってこの接着剤はその上に貼ら九る中間材の材質
、物理的性能などを考慮して選択すればよい。しかしな
がら、できれば下地の動きを接着剤単独で吸収するのが
望ましく、この意味では、ある程度の可撓性ないしは粘
弾性のある接着剤が最も適している。この種の代表的な
接着剤としてはエマルジョンタイプの接着剤が例示でき
る。
中間材と装飾材である板状の人造石や天然石との接着に
は初期粘着性の大きい接着剤を用いる必要がある。これ
は、施工時に硬質の人造石などをその下の凹凸になじま
せるためである。
初期粘着が弱いといったん圧着してなじませても完全に
接着するまでに剥れてしまうおそれがある8したがって
この種の接着剤としては硬質の人造石などを圧着した時
に、圧力をとり除いても人造石などをそのまま接着させ
ておくだけの初期粘渭性が要求される。この種の接着剤
としてはゴム系溶剤型接着剤やエポキシ系接着剤、アク
リル系接着剤などがあげられる。もちろんこれらに限ら
hるものではなく、前述の要求を満たすものであればど
んなタイプの接着剤でもよいが、初期粘着の大なる点に
おいて、前述のゴム系溶剤型接着剤が最も適している。
表面の装飾材として用いる人造石は形の整った、あるい
は不整な形の自然石又は自然石片を、結着性の強いポリ
エステル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等の
樹脂層中に埋設して固化させ、必要に応じて適宜寸法に
裁断したり表面研磨を行ったものであり、この人造石の
製造は周知の方法によって行なえばよい。人造石ではな
く自然石を表面の装飾材として用□いるときは、この自
然石は薄い(厚さ10mm以下)偏平なものがよく、形
や大きさは施工の際適当に突き合わせて使用するので区
区であってよいがなるべく面積の大きなものが望ましい
本発明の施工法は上記の如きものなので、モルタルに生
ずるクラックによる引張り力は中間+4およびその下の
接着剤層によって吸収されるので、表面の装飾材である
板状の人造石や自然石にモルタルのクラック発生の影響
は伝わらないので、施工物は長期間にわたり表面に変化
が生じないので、補修の必要が殆んどなく、またモルタ
ルなど無機質下地の凹凸はその上に貼ら4する中間材に
よって平に均らさ肛るので、平滑性が向上し、表面材の
目地もきれいに仕上るなと−での効果は極めて大きい。
以下本発明を実施例により説明する。
実施例1 約15mの広さのデツキプレートにシンダーコンクリ−
1−を約100mm厚に打設し、その上に水/セメント
比70/100の収縮クラックの生しやすいモルタルを
20mm厚にうち、コテ仕上を行ない2週間養生して下
地とした。
この下地上に中間材としてJ I 5−A−5705に
規定するビニルアスベストタイル(厚さ2mm)をSB
Rラテックス接着剤を用いて貼り付け、さらにその上に
クロロプレン系ゴムのりを用いて、ポリエステル系樹脂
をバインダーとし天然砕石を混合した人造石(出島応用
化工■製、商品名二テラリスタ、4.OX 300 X
 450 mm)を貼着した。このものは貼着後1年を
経過しても人造石にクラックは生じなかったし、目地も
きれいであった。
実施例2 中間材として厚さ0 、5mmの軟質ポリ塩化ビニルシ
ートを酢酸ビニル系エマルジョン接着剤を用いて下地に
貼った以外は実施例1と同じである3、このものも施工
後1年を経過しても人造石にクランクが生しなかった。
比較例1 実施例と同し下地上に中間材を用いないで実施例1と同
様にして人造石をモルタル下地上に直接語リイ1けた。
このものは施工後2ケ月で人造石にクラックが発生した
。下地のモルタルにも同型のクラックが発生していた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無機質下地上にエマルジョンタイプの接着剤を塗布して
    この上に板状物か、あるいはシート状物を接着し、更に
    この上にゴム系溶剤型の接着剤を用いて板状の人造石ま
    たは板状の石を接着することを特徴とする施工方法。
JP14865684A 1984-07-19 1984-07-19 板状の人造石または板状石の施工方法 Granted JPS6128666A (ja)

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JP14865684A JPS6128666A (ja) 1984-07-19 1984-07-19 板状の人造石または板状石の施工方法

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JP14865684A JPS6128666A (ja) 1984-07-19 1984-07-19 板状の人造石または板状石の施工方法

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JPS6128666A true JPS6128666A (ja) 1986-02-08
JPH0377344B2 JPH0377344B2 (ja) 1991-12-10

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ID=15457681

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JP14865684A Granted JPS6128666A (ja) 1984-07-19 1984-07-19 板状の人造石または板状石の施工方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6347458A (ja) * 1986-08-12 1988-02-29 株式会社 岡谷壁材 内外装仕上材の施工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6347458A (ja) * 1986-08-12 1988-02-29 株式会社 岡谷壁材 内外装仕上材の施工方法

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JPH0377344B2 (ja) 1991-12-10

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