JPS61286403A - 舗装方法 - Google Patents

舗装方法

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JPS61286403A
JPS61286403A JP12666085A JP12666085A JPS61286403A JP S61286403 A JPS61286403 A JP S61286403A JP 12666085 A JP12666085 A JP 12666085A JP 12666085 A JP12666085 A JP 12666085A JP S61286403 A JPS61286403 A JP S61286403A
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layer
elastic layer
polyurethane
rubber chips
chips
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奥 昭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は陸上競技トラック、フィールド、助走路、ゴ
ルフ場歩径路、競馬場馬道、多目的広場、遊歩道、ジョ
ギングコースなどの各種の路面の形成に用いることので
きる舗装方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、全天候形の競技場の舗装には一般に全面ポリウレ
タン製のものが用いられている。即ち、第4図の如く、
先ずアスファルトコンクリートで基盤(1)を形成し、
この上面にポリウレタンを流し込んで101n程度の弾
性層(2)を形成し、この弾性層の硬化後にその上面に
更にポリウレタンを流し込んでトッピング層(3)を形
成し、更にこのトッピング層(3)の硬化前にポリウレ
タン製などのトッピングチップ(4)を散布し、チップ
(4)が半埋設状態となるようにトッピング層(3)に
固着させる舗装方法である。また従来、他の方法として
、第5図の如く、アスファルトコンクリートで基盤(1
)を形成し、この上にゴムチップと合成樹脂系バインダ
とを混練したものと敷き均らして弾性層(5)を形成し
、この弾性層(5)の上にポリウレタンで目止め層(6
)及びトッピング層(3)を形成し、更にトッピングチ
ップ(4)を固着する舗装方法も提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが従来の舗装方法には種々の問題がある。
例えば全面ポリウレタン形のものでは、材料費が高くつ
く上に、施工工程数が多くて、舗装コストが高くなる。
また第5図のゴムチップで弾性層(5)を形成したもの
では、チップを単にバインダで互に接着しただけだから
、強度に問題があり、特に耐スパイク性能が低いために
、スパイク使用の激しい場合には短期間でグランドが損
傷する欠点がある。更に従来のものはトッピングチップ
を用いており、このチップはトッピング層に半埋設状に
固着させられているだけだから、使用度の激しい箇所で
はトッピングチップが短期間で剥れてしまい、グランド
の寿命が短かくなる欠点がある。また、トッピングチッ
プの間隙に沈積した埃塵の掃除が困難なために、グラン
ド表面が汚なくなり、更ニトツピングチップの変形ブレ
の為に競技者に不自然な感触を与え、激しい競技の場合
には転倒事故などが発生する欠点がある。
本発明はこのような点に鑑み、舗装コストが低く、使用
感に優れ、且つ耐久性に富んだ舗装方法を提供せんとす
るにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の舗装方法の技術的手段は、基盤の上面に、ゴム
チップとバインダとを攪拌混合したものを敷き均らして
弾性層を形成し、この弾性層の表面にポリウレタン系な
どの浸透剤を塗布して弾性層の上部に浸透層を形成する
ことにある。
また、本発明に於いて、ゴムチップとしては古タイヤな
どの削υチップを用いるのが経済的であるが、ゴムチッ
プの材質や製法は自由である。またゴムチップの大きさ
は、通常は粒径l〜31111のものが適当であるが、
弾性層の上部用としては粒径3〜5Hのものを用いるこ
とも可能である。更にバインダとしては、ポリウレタン
系のものが適当で、例えばMDI系変性ポリウレタンプ
レポリマーなどが適する。また、浸透剤としては2液性
常温硬化型ポリウレタンなどが適する。
本発明に於いて、基盤は、アスファルトコンクリートや
通常のセメントコンクリートなどを用い、下盤として砕
石層を形成し、この上面に打設するのが通例である。基
盤上への弾性層の形成に際しては基盤表面に下地処理す
るのがよい。この下地処理は、■液性湿気硬化型ポリウ
レタンなどのプライマーを基盤表面に塗布することにょ
シ行う。
弾性層の形成に際してはゴムチップとバインダとを充分
に攪拌混合し、これを基盤上に敷き均らす。
弾性層の厚さは10〜15mm程度が適当である。
弾性層の表面は平坦に整えるが、この敷き均らしゃ平坦
化の作業方式は自由である。浸透層の形成に際しては、
適当な浸透剤を弾性層の表面に塗布し、浸透剤が弾性層
のゴムチップの間隙に自然に染み込むようにする。この
為、浸透剤の粘度は8000〜100000P程度であ
ることが好ましい。浸透層の深さは塗布する浸透剤の量
によって決まるので、用途に応じて適宜調節するのがよ
い。また、一つのグランドに於いても、予想される使用
度に応じて部分的に浸透層の形成深さを調節することも
可能である。浸透層の上面には必要に応じてトップコー
ト層を形成する。トップコート剤としては各種合成樹脂
系の塗料など耐候性と適度の強度とを有するものであれ
ば、どのようなコート剤でも使用可能であるが、2液反
応硬化型アクリルウレタン塗料などが最も適当である。
〔実施例〕
実施例(1): 下盤として砕石層を形成し、この上にアスファzlz 
)コンクリートを打設し、表面を平坦に成形して基盤C
Iυを形成した。次に、この基盤αυの表面を清浄にし
た後、舗装施工進行方向に平行に施工幅2m、長さ数m
、高さ13顛の木材定規を適当な粘着テープで固定した
。その後、1液性湿気硬化型ポリウレタンからなる下地
処理用プライマーを刷毛ローラを用いて基盤αυの表面
にほぼ0.1 Kg / vl塗布し、下地処理層@を
形成した。次に塗布後1時間以内に、粒径1〜3nのゴ
ムグーツブを100に9、ポリウレタン系のバインダー
を17 Kg 、弁柄(レンガ色)を6 Kgの配合で
充分に攪拌混合したものを前記定規の間の基盤αυ上に
敷き均らした。また、この敷き均らしの平坦性を保つた
めに両側の定規間に対角線に水系を緊張して張り、左官
ゴテにトルエン溶液を湿し乍ら、コテ押え等による左官
作業で表面を平坦に敷き均らした。敷き均らし量は13
朋の平均厚さを出すのに前−記混合物で12.3Kq 
/ rrl必要であった。このようにして弾性層Q3を
形成し、1日放置養生した。次に浸透剤として、常温硬
化型2液性ウレタンプレポリマーからなる主剤16に9
と、レンガ色に着色された硬化剤82Kgとを701の
ポリバケツに入れ、ハンドミキサーにより充分攪拌した
後、その混合物の初期粘度が雰囲気温度において800
0〜10000CP(B形粘度計)の範囲にあることを
確認した上、前記弾性層側の表面から刷毛ローラを用い
て2に9/77/の割合で塗布浸透させ、浸透層04)
を形成した。浸透深さは6〜811tHであった。翌日
、この舗装面上で運動試験を行ったところ、舗装面は適
度の弾性と強度と、滑シ抵抗とを有し、天然グランドに
近い自然な感触が得られた。なお、詳細な物性テストの
結果は表−1,2に示されている。
実施例(2): 前記実施例(1)と同様に施工し、浸透剤を塗布した翌
日、更にその上からトップコート剤として2液反応硬化
型アクリルウレタン塗料を刷毛ローラを用いて0.8K
q/n/の割合で塗布し、ドブコート層αυを形成した
。物性テストの結果は表−1,2に示されている。
実施例(3): 前記実施例(1)と同様の施工方式で弾性層まで形成し
、浸透層の形成に際しては、浸透剤の塗布量を実施例(
1)の2倍の4Kq/nlとした。浸透層の深さは平均
8〜100であった。運動試験では実施例(1)と同様
の自然に近い感触が得られた。また強度では実施例(1
)に比べ約50%程度向上した。なお、詳細な物性テス
トの結果は表−1,2に示されている。
実施例(4): 実施例(1)と同様の施工方式で基盤αυを形成し、弾
性層の形成に際しては、L8myttの弾性層の内の約
9 mlを先ず実施例(1)と同様の材料及び施工方式
で形成し、下部弾性層αQとなし、次に、粒径が大きい
3〜5朋のゴムチップを用いて上部の約4Hの弾性層を
形成して、上部弾性層αηとなし、更に、浸透剤の塗布
量を実施例(1)より多い3に9/77/とじ、またト
ップコート層α均を0.4Kq/ 77/とじた。浸透
層α荀の深さは6〜8Mで、表面の粗面状態はトッピン
グチップを用いたものに近くなった。ただし、トッピン
グチップ方式の場合のようなブレの問題は感知されなか
った。なお詳細な物性テストの結果は表−1,2に示さ
れている。
表−1 表−2 〔発明の効果〕 本発明の舗装方法では、材料として産業廃棄物の古タイ
ヤからの削シチツプを用いることができ、また、施工工
程及び日数が短縮されるため、施工費が従来の全面ポリ
ウレタン製の約半分、ゴムチップを用いたものに比べて
約8割も安くなる。更に本発明ではトッピングチップを
用いないので、従来の如くトッピングチップが剥れると
いう心配がなく、長期に亘り安定した運動特性を得るこ
とができる。また、本発明ではゴムチップで弾性層を形
成し、且つ、一部を浸透層としたことによシ、従来の全
天候性のグランドに比べて天然グランドに近い感触を与
え、競技者が脚を痛めることも少ない。更に本発明では
浸透層が形成されているので、従来の単なるゴムチップ
を用いたものに比べて耐スパイク性などの強度が高く、
また、この強度は浸透層の深さを加減することに調節で
きるので、例えば引裂劣傷が激しいと予測される箇所は
浸透量を増すことによりグランド全体としての耐久性を
高めることができる。また、従来の全面ポリウレタン製
のものでは材質が緻密でガスが逃げることができず、舗
装面に脹れの現象を起すことがあるが、本発明は材質が
ポーラスである為、脹れを起すことがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の舗装方法により施工したグランドの実施
例を示し、第1図は第1実施例によって施工したグラン
ドの断面図、第2図は第2実施例により施工したグラン
ドの断面図、第3図は第4実施例によシ施工したグラン
ドの断面図である。 第4図及び第5図は従来の方法により施工したグランド
の断面図である。 αυ・・・基盤、(6)・・・下地処理層、α1・・・
弾性層、α→・・・浸透層、σQ・・・トップコート層
、αQ・・・下部弾性層、αη・・・上部弾性層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基盤の上面に、ゴムチップとバインダとを攪拌混合
    したものを敷き均らして弾性層を形成し、この弾性層の
    表面にポリウレタン系などの浸透剤を塗布して弾性層の
    上部に浸透層を形成することを特徴とする舗装方法。 2、ゴムチップとして粒径1〜3mmのものを用いる前
    記特許請求の範囲第1項記載の舗装方法。 3、弾性層の下部には粒径1〜3mmのゴムチップを、
    また弾性層の上部には粒径3〜5mmのゴムチップを用
    いる前記特許請求の範囲第1項記載の舗装方法。 4、基盤の表面をポリウレタン系プライマーで処理する
    前記特許請求の範囲第1項記載の舗装方法。
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