JPS6128622A - 注入法枠工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 構築に透孔を有する型枠材を使用する注入法枠工法に係
るものである。

（従来の技術） 現在各種の法枠材が使用されているが、その組立ては高
所や急斜面での作業となり、又法面起伏にそつだ施工は
容易ではない等のためにコンクリート二次製品等の重い
材料から組立て作業の簡便なプラス壬ツク等の軽量な材
料を用いた法枠材が多く使用されるようになってきてい
る。

軽量法枠材を使用することによつ貫高所や急斜面での作
業性は向上するが、軽量なために霜柱や凍上によって法
枠が浮き上がって土留機能が低下したり、結続部が折損
して崩落するという問題が発生する。・さらに霜柱や凍
上の害によって法枠内部に詰められた土砂が崩落したシ
、植生が衰退することによって法枠自体がめだち、斜面
景観を害することが多い。

本発明者は、これら従来の法枠のもっている間型枠材を
法面上で組立て設置したのち、上部適宜箇所よシ流動物
を注入して法枠を構築すれば上記欠点を解決できるとの
結論に達し、本発明に到達した。

する型枠材を法面上で組立て設置して法枠を形成し゛た
のち、上部適宜箇所より流動物を注入して構築する注入
法枠工法である。

（本発明の構成） 本発明の構成を以下図面に基き説明する。

本発明に使用する型枠材の材質は、軽量で強度にすぐれ
ているということから、高密度ポリエキしンを使用する
のが望ましい。

型枠材（１）の形状及び各部の機能は、第１図に示。

すごとく中空緊形で、（Ａ）　＋　（Ｂ）　＋　（ａ）
　＋　（ＤＪのｔ面に有する透孔（２）は、型枠材を軽
量化するとともに流動物の混純水分を注入圧力によって
紋シ出す機能を有している。さらに（Ａ）の透孔は植生
基材（種子。

肥料、土壌、堆肥等）の混練流動物を注入する場合には
透孔部から植生を通芽生育させる機能を果す。

以上説明した型枠材を組立てるのは、一般公知の方法で
行うものであＩ）１千字、に字ＩＴ字ＩＬ字Ｅ字のジヨ
イントを用いて格子状に型枠材をジヨイントに差しこみ
、ジヨイント部に設けられたボルトナツトを用いて接続
して組立てアンカーで固定する。

この組立て固定が完了したならば、型枠の上部適宜箇所
から流動身性のあるモルタル又はコンクリート、植生基
材等の流動物を注入して法枠を構築し、法枠内部に植生
土のうや客土を詰めて植生し、法枠工法が完成する。

（本発明の効果） を有する軽量な型枠材を法面上で組立て設置して法枠を
形成したのち、上部適宜箇所よシ流動物を注入して構築
する法枠工法であるから、高所や急斜面での作業には最
適であシ、重量で一体化された強度のある法枠が形成で
きる。

コンクリート二次製品等の重量法枠は、丈の重量によっ
て地山を押える機能を有するが、本発明短 によって構築する法枠は、軽量な端面形状中空矩形の透
孔を有する型枠材を法面上で組立て設置したのち、上部
適宜箇所よシ流動物をその中空部にポンプアップして注
入するため、作業性は飛躍的に向上し１注人後は枠体が
重量化されるので、重量法枠と同様に地山を押える機能
が発生して霜柱や凍上によって法枠が浮き上がって法枠
としての土留機能が低下することはなくなった。

又、各面に設けられた透孔によって、流動物の混練水の
余剰水分が注入圧力によって速く型枠から紋シ出されて
型枠材に加わる水圧が低減するので、型枠材の肉厚を薄
くして軽量化できる。さらにモルタル又はコンクリート
の流動物を注入する場合は、流動物の混練水の余剰水分
が注入圧力によって型枠の透孔から紋シ出されることに
よって水セメント比が低下するので硬化時間を速め、高
密度、高強度の一体化した法枠体が得られるので、結続
部が折損して崩落することはなくなった。

父、本型枠材の中空部に植生基材流動物を注入する場合
は、その重量によって地山を押える機能を有するように
なるとともに、型枠材（Ａ）面の透孔を通芽して植生が
生育し、法枠体を被覆するため法枠がめだって斜面景観
を害することはなくなった０

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の透孔を有する型枠材の斜視図。 図中（１）は型枠材、（２は透孔である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 合成樹脂等により成型された一定長さを有する端面形状
   中空矩形の透孔を有する型枠材を法面上で組立て設置し
   て法枠を形成したのち、上部適宜箇所より流動物を注入
   して構築することを特徴とする注入法枠工法。