JPS6128472A - 空気清浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は空気清浄装置に関し、更に詳細には例えば自動
車などの車輌の天井部に設置される空気清浄装置に関す
る。

〔従来技術〕

従来、この種の空気清浄装置には本発明者が既に提案し
たものとして第１図ないし第３図に示されるようなもの
が知られている。

この従来の空気清浄装置は第１図な騒し第３図に示され
るように車輛Ｍの天井１に取付けられて使用される。該
空気清浄装置は比較的に平たい箱型のケーシング２を備
え、該ケーシング２にはその内部を前後２室に分割する
ように集塵装置の活性炭フィルタ３が配置され、その前
方室４ｍには集塵装置の集塵ユニット５が、また後方室
４ｂには送風機６がそれぞれ配置されている。

集塵具ニット５は断面Ｕ字状に形成された保持枠７の外
側面に密着して配置された誘電体フィルタ８を備え、該
誘電体フィルタ８の外表面には更に接地電極板９が取付
けられている。保持枠７と接地電極板９には多数の通気
口１０．１１が設けられ、空気が集塵ユニット５のＵ字
状内部空間１２から誘電体フィルタ８を介して前方室４
ａ内へ流れ出るようにされている。この集塵ユニット５
はケーシング２の前壁２ａに形成された開口か′ら当該
ユニット５におけるＵ字状内部空間１２の開口部を外方
へ突出させるようにして取付けられ、その開口部には保
持枠７を使用して多数の通気孔１３を有する接地電極板
１４が取付けられている。なお、集塵ユニット５のＵ字
状内部空間１２には放電線１５が配置され、且つ集塵ユ
ニット５の開口部は、ケーシング２の上壁および下壁か
らそれぞれ前方へ張出した７ランノ都を利用して取付け
られた多数の通気口即ち空気吸込口１６を有する吸込口
カバー１７によってケーシング２内に配置されているよ
うに被われている。

他方、ケーシング２の後方室４ｂには、高さ方向中間部
に仕切板１８が設けられ、該仕切板１８には送風機６の
モータ１９が固定されている。このモータ１９からの駆
動軸は上方の室へ伸長し該室内に配置された７７ン２０
を回転すべく接続されている。このファン２０が配置さ
れている室を区画する後壁２ｂにはファン２０からの送
風をケーシング２の外部へ出すための吹出口２１が形成
されている。

このように構成された空気清浄装置の動作について次に
説明する。

モータ１９が駆動されてファン２０が回転されると、矢
印Ａで示される汚れた空気が吸入口カバー１７の空気吸
入口１６から接地ｔｍ板１４の通気孔１３を通って集塵
ユニット５のＵ字状内部空間１２に吸引される。そして
その空気は前述したように集塵ユニット５を通ってケー
シング２の前方室４ａに流れ出る。その際集塵ユニット
５によって汚れた空気中の微粒子が補集（凝集）される
。

その後、前方室４ａに出た空気は活性炭フィルタ３を通
って後方室４ｂへ入フ、その際有害（臭気性）ガスが更
に補集され、仕切板１８のモータ１９周囲の開口部から
ファン２０によって上室へ吸引され且つ後壁２ｂの吹出
口２１から浄化空気として矢印Ｂで示すように吹出され
る。すなわち、汚れた空気は、空気清浄装置の空気吸入
口１６から内部へ入って吹出口２１から浄化されて出て
くる。

このような空気清浄装置が、例えば自動車Ｍの天井１に
取付けられる時、一般的にはその吸入口が前部座席側に
向き、吹出口が後部座席側に向けられ、前部座席の乗員
に重点を置いて取付けられてｈた。これは、リヤーシェ
ルフ設置型の空気清浄装置では前部座席の乗員が喫煙す
ると後部座席の乗員の顔にその煙がまともに当９非常に
不快感を与えるので、これをなくすことにある。

ところで、本装置のような天井設置型においては、−軸
線方向に吸込口および吹出口を設けたものと、第３図の
ように吸込口は前部座席側にあり吹出口が車体の中央ピ
ラー側へ向けられた所謂２軸線方向のものがある。しか
し、前者のものについては、前部座席の乗員が喫煙した
場合に速やかに空気は清浄化されるが、後部座席の乗員
が喫煙すると空気の浄化作用は遅く、しかも吹出風が直
接後部座席の乗員の顔に当るなどの欠点があった。

また、後者についても前部座席の乗員が喫煙した場合に
は空気は速やかに清浄化され且つその、吹出風も直接乗
員には当らないが、後部座席の乗員が喫煙すると空気の
清浄化が遅いなどの欠点があった。

〔発明の概要〕

本発明の目的は、前述のような従来の空気清浄装置の欠
点を解消し、空気清浄装置を中心として前方又は後方側
に着席する人のいずれが喫煙しても速やかに９気の清浄
を行ない、しかも吹出風が直接人に当ることのない空気
清浄装置を提供することにあシ、その特徴とするところ
は一軸巌上の前方および後方向のいずれにも吸入口を形
成し且つこれに交差する二軸線方向に吹出口を形成し、
このように配置された吸入口および吹出口に基づく空気
の流れに対応するように集塵装置を設けたことにある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の空気清浄装置を図面に示された実施例に
ついて説明する。

第４図および第５図には本発明の一実施例に係る空気清
浄装置３０が示されている。この実施例を示す第４図お
よび第５図において、従来の空気清浄装置と同一部分又
は相当する部分は同一の参照符号を付してその説明を省
略する。

この実施例の空気清浄装置３０は、２つの活性炭フィル
タ３によって前方室３１ａ、後方室３１ｂおよび中央室
３１ｃに内部を分割されたケーシング３２を備えている
。この前方室３１ａおよび後方室３１ｂには、第１図で
示された従来の空気清浄装置忙おける前方室４ａに配置
されたと同じ集塵ユニット５が取付けられ、またケーシ
ング３２の前壁３２ａおよび後壁３２ｂにそれぞれ平行
な従来と同様な吸込ロカパー３３も同様に取付けられて
いる。

２つの活性炭フィルタ３によって挾まれたケーシング３
２の中央室３１ｃ内は、高さ方向中間部に設けられた仕
切板３４によって上室３５ａと下室３５ｂとに分割され
、この仕切板３４には送風機６のモータ１９が固定され
、７アン２０は上室３５ａ内においてモータ１９の駆動
軸に接続されている。

この上室３５ａは、モータ１９の周囲部において仕切板
３４にあけられた開口部を介して下室３５ｂと連通し、
且つ活性炭フィルタ３が位置する側即ち前方および後方
側には区画壁３６ａ。

３６ｂがケーシングと一体的に形成されている。

ケーシング３２の側壁３２ｃ　、３２ｄであって前記上
室３５ａを区画している壁部分には第５図に示されるよ
うにそれぞれ吹田口３７が形成されている。この吹出口
３７は上室区画側壁部分全体に形成してもよいが、第５
図のようにファン２０との関係からファンの回転方向へ
伸長する回転円接線と直交する部分に形成し、しかも上
室３５ａの前方および後方の区画壁３６ａ、３６ｂを一
方の吹出口側から他方の吹出口側へファン２０に沿い湾
曲させて形成してもよい。

次に、前述の実施例における動作について説明する。

送風装置６のモータ１９が駆動されてファン２０が回転
されると、汚れた空気が矢印Ａ＋およびＡ２で示される
ように空気清浄装置３０の前方および後方の両方から吸
入ロカパー３３の空気吸入口１６を介して各集塵ユニッ
ト５のＵ字状内部壁間１２に吸引される。そして、その
空気は各集塵ユニット５を通ってケーシングの前方室３
１ａおよび後方室３１ｂに出て、更に活性炭フィルタ３
を通って清浄され、ケーシング３２の中央室３１ｃの下
室３５ｂへ吸引される。その後、清浄空気は下室３５ｂ
から仕切板３４のモータ周囲開口部を介して王室３５ａ
へ流れると同時にファン２０によって両側壁３２ｃ　、
３２ｄの吹出口３７から矢印ＢｉｔＢ２のように吹出さ
れる。これにより、空気清浄装置３０の前方および後方
側の吸入口カバー３３を白ｉ盲の曲錫通谷嘴血π白はイ
モ社π胸付汁れげ−その吹出口は自動車の中央ピラー設
置方向に向くため、車内の前部座席および後部座席に着
席しているいずれの乗員が喫煙してもその煙は速やかに
空気清浄装置３０に吸込まれて清浄化され、しかも乗員
に吹出風が直接当ることもない。

なお、このような空気清浄装置の設置対象は自動車のみ
に限定されるものではなく、自動車のように前後に人が
着座するような場所又は種々の乗シ物および室内にも使
用することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の空気？ｉｌ？紗装置によ
れば、汚れた空気を吸い込む吸込口を一軸線上である前
後２個所に形成し、清浄化された空気を前記−軸線にｉ
ｔは直交する二軸線方向へ次出すようにしたので、清浄
化速度が早く且つ均一に行なわれ、しかも吹出風が直接
人の顔に当ることがなく不快感を与えないなど多大の効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の空気清浄装置を示す断面図、第２図およ
び第３図は第１図の空気清浄装置を自動車の天井に設置
してその使用状態を概略的に示す説明図、第４図は本発
明の一実施例に係る空気清浄装置を示す縦断面図、第５
図は第４図に示された空気清浄装置の横断面図である。 ３・・・活性炭フィルタ、５・・・集塵ユニット、６・
・・送風機、３０・・・空気清浄装置、３１ａ・・・前
方室、３１ｂ・・・後方室、３１ｃ・・・中央室、３２
・・・ケーシング、３２　ａ−・前壁、３２　ｂ−・・
後壁、３２ｃ。 ３２ｄ・・・側壁、３７・・・吹出口。 なお、図中同一符号は同一部分又は相当する部分を示す
。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ケーシングと、第１の軸線上における前記ケーシ
   ングの前方および後方の壁部に形成された空気吸込口と
   、前記第１の軸線に交差する第２の軸線上における前記
   ケーシングの側壁に形成された空気吹出口と、前記ケー
   シング内に配置され前記空気吸込口から吸い込まれた汚
   れた空気を浄化する集塵装置と、前記ケーシング内に設
   置され空気を前記空気吸込口から吸い込み前記吹出口か
   ら吹出する送風機とを含む空気清浄装置。
2. （２）前記集塵装置が前記ケーシングの前方および後方
   の空気吸込口にそれぞれ取付けられた集塵ユニツトを有
   する特許請求の範囲第１項に記載の空気清浄装置。
3. （３）前記集塵装置が２つの活性炭フイルタを含み、該
   活性炭フイルタが前記ケーシングの内部を前方室、後方
   室および中央室に分割するように配置され、前記２つの
   集塵ユニツトがそれぞれ前記前方室および後方室に配置
   され、且つ前記送風機が前記中央室に配置されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の空気清浄
   装置。