JPS61283885A - 複合レ−ダ装置 - Google Patents

複合レ−ダ装置

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JPS61283885A
JPS61283885A JP60125774A JP12577485A JPS61283885A JP S61283885 A JPS61283885 A JP S61283885A JP 60125774 A JP60125774 A JP 60125774A JP 12577485 A JP12577485 A JP 12577485A JP S61283885 A JPS61283885 A JP S61283885A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、波長の異なるレーダ、例えばXバンドレーダ
とSバンドレーダとの合成ビデオ画像を同一画面に表示
するようにした複合レーダ装置に関する。
(従来技術) 従来、船用レーダ装置では、波長が約3cm程度と短い
が故に分解能に優れ小物標の探知に有効なXバンドレー
ダと、波長が約10cm程度と長い故に遠距離感度に優
れ雨や雪の影響を受けにくいSバンドレーダが知られて
いる。
従って、通常の船舶では、短距離用のXバンドレーダ及
び遠距離用のSバンドレーダの両方を装備するようにし
ている。
このようにXバンドとSバンドのレーダを装備した場合
には、各レーダ毎にレーダ表示器を設けて物標探知を行
なうか、あるいは単一のレーダ表示器を設け、必要に応
じてXバンドとSバンドのレーダ映像に切替ができるよ
うにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このように波長の異なる2台のレーダを
装備した場合、個別にレーダ映像を表示させた場合には
、両方のレーダ映像をオペ−レータが比較して物標探知
の判断を行なわなければならない煩しさがあり、一方、
切替方式にあってもレーダ映像を切替えると、2台のP
PI表示が同期していないことから、レーダ画面の掃引
線の位置も突然切替わり、切替前との比較判断が行ない
ずらいという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、波長の相違による利点を有効に生かした合成レー
ダ映像を単一の表示画面にPPI掃引により表示するよ
うにした複合レーダ装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明にあっては、波長の異な
る第1及び第2のレーダユニットからのビデオ情報をア
ンテナ回転角度に基くアドレス指定で記憶する第1及び
第2のメモリをレーダユニット毎に設け、第1及び第2
のメモリから各レーダユニットの波長に応じて定めた距
離範囲のビデオ情報を読出して合成メモリに転送して合
成ビデオ情報を作り出し、この合成メモリのビデオ情報
を読出してCRTに合成ビデオ画像をPPI表示するよ
うにしたものである。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示した回路ブロック図でお
る。
まず構成を説明すると、1は第1のレーダユニットとし
てのXバンドレーダユニットであり、波長が3cm程度
と短いことから短距離について高い物標分解能を有する
2は第2のレーダユニットとしてのSバンドレーダユニ
ットであり、波長が10cm程度と長いことから遠距離
感度が高く、雨や雪の影響を受は難い遠距離用として用
いられる。
ここでXバンドレーダユニット1とSバンドレーダユニ
ット2の内部構成は、同じになることがらXバンドレー
ダユニット1について代表して示す。
Xバンドレーダユニット1に於いて、図示しないレーダ
受信部より、トリガ信号、ビデオ信号及びアンテナの回
転角度信号が入力している。3はサンプリングクロック
発生部であり、トリガ信号に同期してビデオ信号を量子
化するためのサンプリングクロックを発生する。ビデオ
信号はA/D変換器4に於いてサンプリングクロックで
定まる量子化周期をもってデジタル信号に変換され、1
スイ一プ分の量子化ビデオ信号がスイープバッファメモ
リ5に書込まれる。
更にアンテナ回転速度信号はA/D変換器6でデジタル
角度信号に変換され、次のラッチ回路7でA/D変換器
4がビデオ信号を1スイ一プ分の量子化数だけデジタル
変換する間、ラッチされる。
ラッチ回路7でラッチされたデジタル角度信号は、正弦
・余弦変換テーブル8によってsinθ及びCO3θの
デジタルデータに変換される。この正弦・余弦変換テー
ブル8としては、P−ROMが使用され、デジタル角度
をアドレス情報として、sinθ及びCOSθの正弦デ
ジタルデータ及び余弦デジタルデータを記憶しており、
ラッチ回路7からのデジタル角度信号によるアドレス指
定で一義的に正弦及び余弦データを読み出すことができ
る。正弦・余弦変換テーブル8に続いては座標変換部9
が設けられ、サンプリングパルスの計数による距離デー
タをnとすると、次式により直交座標X。
yを求める。
この座標変換部9の機能を第2及び第3図を用いて詳細
に説明すると、まずアンテナ角度θとなる回転位置に於
いて、第3図に示す様に伶引開始時はn=Qであり、サ
ンプリングクロックは時間経過に伴い、n =1,2,
3.・・・と順次増加し、前記第(1)式の座標変換が
サンプリングクロック毎に実行されることでPPIによ
る掃引値のX。
Y座標データを計算することができる。勿論、この座標
変換のためのサンプリングクロックは、ビデオ信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換器4にも同時に与えら
れていることから、スイープバッファメモリ5にはサン
プリングクロックの数n、・即ち各距離毎の量子化デー
タが記憶されることになる。
再び第1図を参照するに、座標変換部9に続いては書込
アドレス発生部10が設けられ、座標変換部9で得られ
たX、Y座標データに基づいて、スイープバッファメモ
リ5に記憶されているn個の量子化データをメモリに記
憶するための書込アドレスを発生する。
更に書込アドレス発生部10に対しては、オフセンタ設
定器11の出力が与えられている。このオフセンタ設定
器11は後の説明で明らかにする様に、レーダユニット
のアンテナ設置位置とCRT表示器の設置位置との距離
差に応じて書込み開始アドレスをずらすためのアドレス
オフセットを行なうために設けている。
この様なXバンドレーダユニット1の構成はSバンドレ
ーダユニット2についても同様である。
Xバンドレーダユニット1に続いては、アンテナ1回転
で得られた1画面分のビデオ情報を記憶する第1のメモ
リ12が設けられ、またSバンドレーダユニット2につ
いても同様な第2のメモリ13が設けられている。第1
のメモリ12はXバンドレーダユニット1に於ける書込
アドレス発生部10からの書込アドレス信号を切替スイ
ッチ14を介して受け、スイープバッファメモリ5に記
憶されている1スイ一プ分の量子化ビデオ情報を1スキ
ヤニング毎に書込み、レーダアンテナの1回転にわたる
書込みの繰返しで模式的に示すXバンドレーダユニット
1のビデオ情報を記憶する。
ここでXバンドレーダユニット1は、物標分解能に優れ
るが、波長が短いために雨や霧の影響を受は易いので短
距離用に使用し、探知距離aに相当するビデオ情報のみ
を記憶し、距離aを越えるビデオ情報の書込みは行なわ
れない。これに対しSバンドレーダユニット2に設けた
第2のメモリ13縛、Sバンドレーダユニット2が遠距
離感度に優れることから、残りの距離すに対応する遠距
離のビデオ情報のみを書込み、短距離成分となる距離a
のビデオ情報は書込まない。
この様に第1及び第2のメモリ12.13に記憶される
異なるレーダユニットからのビデオ情報の書込みが各レ
ーダユニットの波長に応じた距離範囲についてのみ行な
われ、XバンドとSバンドに於ける各波長の優れた点を
生かしたビデオ情報のみを記憶する様にしている。
第1及び第2のメモリ12.13に続いては、合成メモ
リ16が設けられる。この合成メモリ16は第1のメモ
リ12に記憶された短距離ビデオ情報と第2のメモリ1
3に記憶された遠距離ビデオ情報の転送を受け、両者の
合成ビデオ情報を作り出す機能を有する。 ′ この様に合成メモリ16に合成ビデオ情報を書込むため
のデータ転送は、転送りロック発生部17、ドツトカウ
ンタ18、ドツト数比較器19、データ転送切替部20
、転送角度発生部21、転送アドレス発生部22、読み
出しと書込みを切替えるR/W切替部、切替スイッチ1
4,15,24、更にフレーム切替部30の切替制御で
行なわれる。
この転送制御のための回路部をその作用と共に説明する
と次の様になる。
第1のメモリ及び第2のメモリ12.13は、合成メモ
リ16への転送タイミング以外のタイミングでR/W切
替スイッチ14.15をフレーム切替部30の信号によ
りW側へ切替ることでスイープバッファメモリ5からの
書込みを受けている。
合成メモリ16への転送タイミングになると切替スイッ
チ14.15は、図示のW側からR側に切替わる。一方
、切替スイッチ24は、CRT表示のタイミングで図示
のR側にあり、CRT帰線時間となる転送タイミングで
W側に切替わる。一方、データ転送切替部20は、1ス
イ一プ分の転送につき切替スイッチ25を初期状態で図
示の様に短距離ビデオ情報を記憶している第1のメモリ
12側に切替えている。
第1のメモリ12及び第2のメモリ13から合成メモリ
16への転送は、転送りロック発生部17よりクロック
パルスが転送角度発生部21に与えられ、転送角度発生
部21は転送りロックの計数に応じて角度データを発生
し、転送アドレス発生部22に於いて、角度データに基
づいた第1のメモリ12のXYアドレスを発生し、切替
スイッチ14を介して第1メモリ12の続出アドレスを
設定する。転送角度発生部21の角度データは、量子化
ビデオ数nに一致した数のクロックパルスが出るまで一
定角度に保たれており、n+1で次の角度ステップにイ
ンクリメントし、同じくn個の転送りロックが得られる
間、同じ角度データを出力する。この角度データが保た
れている間、転送アドレス発生部22は、転送りロック
を順次加算して角度データから前記第(1)式と同様な
座標変換の演算により、続出アドレスを作り出す。
従って、第1のメモリ12からは、まず実線で示す様に
探知路11aに相当する数のビデオ情報が合成メモリ1
6に与えられる。同時に転送アドレス発生部22のアド
レスデータは、切替スイッチ24を介して合成メモリ1
6の書込アドレスを指定することから、合成メモリ16
に第1のメモリ12に於ける探知距離a分のビデオ情報
が転送記憶される。
一方、転送りロックはドツトカウンタ18で計数されて
おり、ドツト数比較部19で設定カウント数Noと比較
されている。この設定カウントNOは第1のメモリ12
に於ける探知距離aを与え、ドツトカウンタ18の計数
値が設定カウント数NOに達するとドツト数比較部19
は、データ転送切替部20に比較出力を生じ、この比較
出力を受けてデータ転送切替部20は、切替スイッチ2
5を第2のメモリ13側に切替える。このため第1のメ
モリ12に於ける短距離ビデオ成分aの転送が終了する
と、第2のメモリ13より残りの探知距離すに対応した
遠距離ビデオ成分すが合成メモリ16に転送され、1ス
イ一プ分の合成ビデオ情報を記憶する。以下、転送角度
発生部21の角度データ毎に同様な転送制御を繰返し、
1画面分の合成ビデオ情報を合成メモリ16に転送記憶
する。
尚、第1または第2のメモリ12.13から合成メモリ
16への転送中にCRTの帰線時間が終了すると、転送
を休止し、次の帰線時間から転送を再開する。
合成メモリ16に続いては、量子化されたビデオ情報を
アナログビデオ信号に変換するためのD/A変換器26
が設けられ、CRTタイミング制御部27によるP P
 I tM引副制御ちとにCRT28に合成メモリ16
に記憶された合成ビデオ情報を画像表示する。合成メモ
リ16からのビデオ情報の読出しは、R/W切替部23
による切替スイッチ24のR側への切替で続出アドレス
発生部29のアドレス指定をもって行なう様になる。
更に転送角度発生部21の角度データを入力した角度比
較部30が設けられており、この角度比較部30は後の
説明で明らかにする各データユニットに於けるシャドウ
角範囲でレーダ映像を補間するために設けている。
次に第1図の実施例の動作を第6図のタイミングチャー
トを参照して説明する。
Xバンドレーダユニット1及びSバンドレーダユニット
2のそれぞれは、第4図のように各レーダユニット固有
のタイミングで動作している。
一方、CRT28はCRTタイミング制御部27による
水平垂直同期信号を受けて合成メモリ16の情報を読出
して表示しており、第6図のタイミングチャートに示す
様にCR7表示の帰線時間のタイミングで第1及び第2
のメモリ12.13からの情報転送を受けている。
即ち、合成メモリ16への転送は、転送パルスの発生で
開始され、まず探知距離a分のビデオ情報を記憶してい
る第1メモリ12からの転送が帰線時間のタイミングで
行なわれる。このとき帰線時間の間に探知距離a分のビ
デオ情報の転送が終了しなかった場合は、次のCR7表
示のタイミングで情報転送を一旦休止し、次の帰線時間
で引き続いて情報転送を行ない、第1メモリにおける探
知距離a分のビデオ情報を合成メモリ16に書込む。
一方、第1メモリに対するスイープバッファメモリ5か
らの新たなビデオ情報の転送書込みは、転送期間の間だ
け休止されており、転送以外のタイミングでCR7表示
とは無関係に行なわれる。
このように第1のメモリ12から合成メモリ16への探
知距離a分のビデオ情報の転送が終了すると、第2のメ
モリ13からの転送に切替わる。
この第2のメモリ13から合成メモリ16への転送も同
様にCRTの帰線時間のタイミングで行なわれ、CR7
表示のタイミングでは転送が休止され、残りの探知距離
す分のビデオ情報を合成メモリ16に転送する。また、
第2のメモリ13に対するSバンドレーダユニット2に
内蔵したスイープバッファメモリからの転送も、合成メ
モリ16に対する転送タイミング以外のタイミングで行
なわれている。以下、同様な処理を転送角度発生部21
で角度情報がインクリメントされる毎に繰返ず。
この結果、CRT28の表示画面には、短距離部分につ
いては波長の短いXパントレーダニ乎ット1によるレー
ダ映像が表示され、また遠距離レーダ映像については、
波長の長いSバンドレーダユニット2によるレーダ映像
が表示されることとなり、XバンドとSバンドのそれぞ
れが有する利点を有効に生かした合成レーダ画像を得る
ことができる。
第7図はXバンドレーダユニット1及びSバンドレーダ
ユニット2のそれぞれに設けたオフセンタ設定器11に
よる第1及び第2のメモリ12゜13に対する記憶アド
レスのオフセットを示した説明図である。
即ち、2台のレーダユニットを使用した場合には、相互
干渉を避けるためにある程度のアンテナ設置距離を確保
する必要があり、また実際にCRT28が設置される位
置もアンテナ設置位置とは離れた位置になる。特に、ハ
ーバ−レーダ(港湾監視レーダ)や沿岸警備レーダのよ
うに陸上設置の場合は、シャドウ補間のため2つのレー
ダの位置を離す場合が多い。そのため各レーダユニット
のアンテナとCRT28の設置位置との間には、所定の
方位と距離で成る距離差を持つことになる。
そこでオフセンタ設定器11により、レーダアンテナを
見かけ上CRT28の設置位置に設けたと同じ状態とす
るため、例えばXバンドレーダユニットのアンテナとC
RT2Bの設置位置の距離差及び方位に基づいて、第1
のメモリ12を図示の様に方位θ1にΔ11だけ書込ア
ドレスをオフセットし、一方、第2のメモリ13につい
ても方位θ2の方向にΔ12だけ書込アドレスをオフセ
ットさせている。
この様な書込アドレスのオフセットにより合成メモリ1
6への転送で得られる合成ビデオ情報は、アンテナ位置
の如何に係わらず常にCRT28の設置場所から物標を
見ることとなり、2台のレーダユニットを使用すること
によるアンテナ設置位置との距離差によるレーダ映像の
ズレを防ぐことができる。
尚、第7図の様な書込アドレスのオフセットを行なった
場合、短距離ビデオ成分aと遠距離ビデオ成分すのいず
れも得られない空き部分を生ずる場合があることから、
この空き部分が置きない様に短距離ビデオ成分aと遠距
離ビデオ成分すが重複する様なビデオ情報の書込みが必
要となる。
第8図は第1図の実施例に於ける角度比較部30による
レーダユニットのシャドウ角に対するビデオ情報の補間
処理を示した説明図である。
即ち、Xバンド及びSバンドレーダユニット1゜2は、
設置場所によって近接した障害物によりレーダ探知がで
きないシャドウ角を持っている。
今、Xバンドレーダユニット1に於けるシャドウ角の範
囲は、第8図の第1のメモリ12に示す様にθ11〜θ
12の斜線部の範囲であり、またSバンドレーダユニッ
ト2に於けるシャドウ角の範囲が第2のメモリ13に示
すθ21〜θ22の範囲であったとする。これら、各レ
ーダユニットに於けるシャドウ角の範囲θ11〜θ12
及びθ21〜θ22のそれぞれは、角度比較部32にシ
ャドウ角範囲として設定されている。
そのため、第1及び第2のメモリ12.13から合成メ
モリ16にビデオ情報を転送する際、例えば転送角度発
生部21の角度データが、角度比較部30に設定してい
るXバンドレーダユニット1のシャドウ角θ11を越え
たならば、データ転送切替部20に比較出力を与え、ド
ツト数比較部19の比較出力の如何に係わらず、シャド
ウ角θ11〜θ12の範囲では切替スイッチ25を第2
のメモリ13側に切替え、シャドウ角に入っているXバ
ンドレーダユニット1で得られたビデオ情報の転送を禁
止し、θ11〜θ12にシャドウ角を持たないSバンド
レーダユニット2で得られたビデオ情報を転送する。
一方、角度比較部30でSバンドレーダユニット2のシ
ャドウ角の範囲θ21〜θ22が判別された時には、デ
ータ転送切替部20により逆に切替スイッチ25を第1
のメモリ12側に切替えたままとし、θ21〜θ22の
範囲でシャドウ角を持たないXバンドレーダユニシト1
で得られたビデオ情報を合成メモリ16に転送する。そ
の結果、合成メモリ16に得られる合成ビデオ情報は、
砂地で示すXバンドレーダユニット1のビデオ情報と斜
線部で示すSバンドレーダユニット2のレーダ情報の合
成情報となり、シャドウ角の範囲については他のレーダ
ユニットのビデオ情報により補間した合成ビデオ情報を
得ることができる。
尚、第8図に示すシャドウ角の範囲に於けるビデオ情報
の補間処理にあっては、第1及び第2゛のメモリ12.
13のそれぞれに距離範囲の如何に係わらず、全距離に
ついてビデオ情報を記憶しておき、合成メモリ16への
転送制御のための読出しの際に短距離ビデオaと、遠距
離ビデオbの区分けを行なう様にすれば良い。
尚、上記の実施例は短距離用としてXバンドレーダ、遠
距離用としてSバンドレーダを使用して合成レーダ映像
を得る様にしたが、それぞれの欠点を相互に補う関係に
あれば適宜のレーダユニットの組合わせをもって、同様
に合成レーダ画像を一画面に表示させることができる。
また、レーダ設置位置の差を無くすオフセンタ処理及び
シャドウ角の補間処理については、同じ性能のレーダユ
ニットを2台使用した場合にもそのまま適用できる。更
に本発明はレーダ装置に限定されず、ソナーや超音波診
断装置の様に周期性の情報を画像表示する適宜のシステ
ムにそのまま適用することができる。
(発明の効果) 以上説明してきた様に本発明によれば、波長の異なる第
1及び第2のレーダユニットからのビデオ情報をアンテ
ナ回転角度に基づくアドレス指定で、第1及び第2のメ
モリに各レーダユニット毎に記憶し、第1及び第2のメ
モリから各レーダユニットの波長に依存して決まる特性
に応じて定めた距離範囲のビデオ情報を読出して、合成
メモリに転送することで合成ビデオ情報を作り出し、そ
の合成メモリのビデオ情報を読出してCRTに合成ビデ
オ画像をPPI表示する様にしたため、例えば短距離用
のXバンドレーダと遠距離用のSバンドレーダを組合わ
せた場合には、両者の利点を併せもったレーダ映像を得
ることができる。
また、メモリにレーダユニットで得られたビデオ情報を
書込む時、アンテナ設置位置とCRT設置位置との距離
差に応じた書込アドレスのオフセットを施すことで、常
にCRT設置位置を中心とした合成レーダ映像を得るこ
とができ、アンテナ設置位置の異なる2つのレーダ映像
を距離範囲に分けて合成してもレーダ物標の位置ズレを
なくすことができ、特にシャドウ対策のため設置距離を
離している陸上レーダ施設に有効である。
更に、各レーダユニット固有のシャドウ角の範囲を他の
レーダユニットのビデオ情報で補間することにより、シ
ャドウ角を持たない鮮明な合成レーダ画像を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した回路ブロック図、第
2,3図は座標変換の原理説明図、第4図は第1及び第
2メモリへの書込みを示した説明図、第5図は第1及び
第2メモリから合成メモリへの転送を示した説明図、第
6図はメモリへの転送とCRT表示のタイミングチャー
ト、第7図は記憶アドレスのオフセット処理の説明図、
第8図はシャドウ角範囲の補間処理の説明図である。 1:xバンドレーダユニット 2:Sバンドレーダユニット 3:サンプリングクロック発生部 4.6:A/D変換器   、 5:スイープバッファメモリ 7:ラッチ回路 8:正弦・余弦変換チー、プル 9:座標変換部 10:書込アドレス発生部 11:オフセンタ設定部 12:第1のメモリ 13:第2のメモリ 14.15.24.25:切替スイッチ16:合成メモ
リ 17:転送りロック発生部 18:ドツトカウンタ 19:ドツト数比較部 20:データ転送切替部 21:転送角度発生部 22:転送アドレス発生部 23:R/W切替部 26:D/A変換器 27:CRTタイミング制御部 28:CRT 29:続出アドレス発生部 30:フレーム切替部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)波長の異なるレーダ電波を発射する第1及び第2
    のレーダユニットと、 該第1及び第2のレーダユニットで得られたビデオ情報
    をアンテナ回転角で定まるPPI座標アドレスに記憶す
    る第1及び第2のメモリと、該第1及び第2のメモリに
    記憶されたビデオ情報を合成した合成ビデオ情報を記憶
    する合成メモリと、 該合成メモリに前記第1及び第2のメモリのビデオ情報
    を前記レーダユニットの波長に応じて定めた距離範囲毎
    に読出して転送する転送手段と、前記合成メモリのビデ
    オ情報を読出してCRTに合成レーダ映像をPPI掃引
    により表示するPPI表示手段とを備えたことを特徴と
    する複合レーダ装置。
  2. (2)前記第1及び第2のメモリは、前記PPI表示手
    段のCRT設置位置と第1及び第2のレーダユニットの
    アンテナ設置位置との距離差に応じて書込アドレスをオ
    フセットする手段を備えたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の複合レーダ装置。
  3. (3)前記転送手段は、各レーダユニットのシャドウ角
    範囲を設定する手段を有し、設定シャドウ角の範囲で他
    のレーダユニットのビデオ情報の転送に切替える手段を
    備えたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複
    合レーダ装置。
JP60125774A 1985-06-10 1985-06-10 複合レ−ダ装置 Granted JPS61283885A (ja)

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