JPS6128283Y2 - - Google Patents

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JPS6128283Y2
JPS6128283Y2 JP10312178U JP10312178U JPS6128283Y2 JP S6128283 Y2 JPS6128283 Y2 JP S6128283Y2 JP 10312178 U JP10312178 U JP 10312178U JP 10312178 U JP10312178 U JP 10312178U JP S6128283 Y2 JPS6128283 Y2 JP S6128283Y2
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JP
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cassette
support plate
lower support
upper support
horizontal
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JP10312178U
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JPS5523511U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカセツトテープレコーダのカセツト装
填に関するものでとくに、カセツトカーステレオ
などに多く用いられる構造の、装置正面のスリツ
トからカセツトを長手方向に挿入するものに利用
した場合、装置全体を小さくし、かつ、円滑、確
実な装填を行うことに効果のあるものである。
最近、テープレコーダの小型化が進み、とくに
カセツトカーステレオの分解においてはその傾向
が著しく、更に多機能も要求され、多バンド型の
ラジオ受信機を組込んだ複合製品も多くなつてい
る。従つてテープレコーダ部のメカニズム部分に
ついてみると1ミリの寸法の大小を問題とする如
き状況であつて、その競争の激しさは言語に絶す
るものがある。従つて小型化のための工夫もいろ
いろあるが、従来行われている方法の例として、
第1図のように実開昭52−53710号に見られるも
のがある。この場合にはカセツトホルダ11がコ
の字状に一体であり、図面正面より見た巾が上下
両部分に於て同一であるためカセツト4の挿入時
水平を保つことが困難となる欠点があり、そのた
め案内部材12の上部を折り曲げて上昇位置にお
ける水平保持のための手段の部材が必要となり又
それにともなつて厚みd1だけメカニズム部分の高
さが大きくなる。更にコの字状一体であるが故に
カセツト4着脱のためには開口部の寸法はカセツ
ト4の厚みより大でなくてはならないので、固定
保持されるべき下降動作状態においてもガタがあ
ることになり、固定保持するための別の押えこみ
手段が必要となる。
又、従来、実開昭51−84414号公報や実開昭49
−77914号公報に開示されているように、上下に
相対する支持部材でカセツトホルダーを支承し、
該カセツトホルダーにてカセツトの移動、保持を
行うものがあつた。しかしこれらのカセツトト装
填機構も別体としてのカセツトホルダーを必要と
し、必ずカセツトホルダーを介して間接的にカセ
ツトを保持するため、案定したカセツト保持と省
スペースとを両立することはできなかつた。
本考案は上記のの点を改善し、メカニズム部分
の高さを小さくし、しかもカセツトホルダ自身で
下降動作状態を直接固定保持できるものである。
第2図〜第6図は本考案の実施例であつて、カ
セツト4は矢印A方向に長手方向に挿入され、カ
セツト4が備える磁気ヘツド等のための開口部と
逆側の前後端に設けた支軸取付部1,1は基板に
立設されており、上側支持板2と下側支持板3と
からなるカセツト移動、保持部はカセツトの長手
寸法部分を上下から挾持する形で、それぞれ別個
の軸2−1,2−1及び3−1,3−1により回
動自在に前記支軸取付部1,1に軸支され、上側
支持板2のカセツト挿入側と逆側にはカセツト4
の厚みよりごく僅か大きめの寸法Dをもつスペー
サ2−2を備えている。上側支持板2はばね9に
より下方に付勢されている。上側支持板2のカセ
ツト4挿入方向矢印Aより見た巾2−Dはほゞカ
セツト4のラベル貼付部分末端までの寸法であ
り、下側支持板3の同じく巾3−Dは前記2−D
より短かく、ほぼハブ付近までの寸法となつてい
る。下側支持板3のカセツト支持側と逆側の一部
には回動阻止部3−3が、又、下面にはエジエク
ト用ピン3−4がそれぞれ一体的に設けられてい
る。支軸取付部1,1相互間にはカセツト挿入時
にガイドとなるガイド板5が架設され、ガイド溝
5−1、ガイドピン5−2を備え、ガイド板5の
外側をスライド板6が前記ガイド溝5−1及びガ
イドピン5−2をガイドとしてネツク6−1及び
溝6−2を係合させてスライド可能であり、か
つ、折曲部6−3を持ち、ばね7によつてスライ
ド板6がカセツト挿入入口側に引寄せられている
場合にはこの折曲部6−3に前記下側支持板3の
回動阻止部3−3が当接する構造である。又、ネ
ツク6−1の先端はカセツト当接部6−4として
再び巾広となつている。8はエジエクトレバーで
傾斜したカム面8−1を備え、図示せざる機構に
より矢印A方向に前後に摺動し、カム面8−1が
下側支持板3のピン3−4に当接する。
カセツト4を図示を省略した挿入口から矢印A
方向に挿入する。カセツト4はその上面4−1を
上側支持板2の下面に沿つて、かつ、ガイド板5
に側面4−3を沿はせて進入し、やがて先端はカ
セツト当接部6−4に当接し、スライド板6を、
ばね7を延長させながらスライド後退させる。こ
の過程ではカセツト進入に必要な間隔はスペーサ
2−2により保持されるため進入は容易であり、
又、カセツト4は下側支持板3の回動側の一辺に
支持され、前記のように下側支持板3の寸法3−
Dはほぼカセツト4のハブ孔付近までの寸法なの
でカセツト4をほゞ水平に保持する効果がある。
スライド板6のスライドに伴つて、折曲部6−3
も移動し、下側支持板3の回動阻止部3−3は折
曲部6−3の移動動が進行すると回動阻止を解除
されてばね9の作用力によつて上側支持板2、下
側支持板3は共に回動してカセツト4を両支持板
間に挾持した形で下降させ、図示せざるリール軸
にリールハブを嵌合させる。下側支持板3は水平
となつて基板と平行となり、上側支持板2は傾斜
して、カセツト4を、ばね9により押えこむ如き
形となる。図示を省略したが、この後、磁気ヘツ
ド、ピンチローラ等が移動してカセツト4中に入
り込み、装置を動作状態とするものである。スラ
イド板6は図示を省略した機構によりロツクされ
る。
次にエジエクトの場合にはエジエクトレバー8
を押しこめば、前述と逆の動作、即ち、まず、磁
気ヘツド、ピンチローラが移動してカセツト4中
から出て、次に、下側支持板3のピン3−4をカ
ム面8−1が押圧するので、下側支持板3は、ば
ね9の作用力に抗する方向に上側支持板2と共に
回動しカセツト4を上昇させる。上昇し終つたと
ころで図示を省略したがスライド板6のロツクが
解除されるのでスライド板6はばね7の作用力に
よつてカセツト当接部6−4がカセツト4を押し
て排出しながら前進し、移動し終つたところで下
側支持板3の回動阻止部3−3が折曲部6−3と
当接して当初の上昇待機状態に復帰する。
上記内容は本考案の次の重要な点を含んでい
る。
(1) 上側支持板2と下側支持板3とが別体に構成
されているため回動を角度に応じて相互の関係
位置、角度を変化させ得るので常に適確なカセ
ツト保持状態が得られる。
(2) 上側支持板2を下側支持板3より挿入口側よ
りみて、巾広に構成したので、前記動作説明中
においても記述した如く、カセツト4を上昇待
機位置において水平に保つことができる。この
ことは装置全体のサイズを小さくする上に重要
なことで、例えば第1図のように上下の支持板
が同一巾であれば12の如き案内部材によつて
押えこんでおかなくては水平を保つことができ
ず、従つてこの部分の厚しd1だけ、装置全体の
サイズは大きくなる。
(3) 更に前記(1),(2)項の相乗効果として上昇位置
でカセツト挿入に必要な間隙をつくるスペーサ
2−2の寸法Dは、下降動作位置においては全
く無関係となり、上側支持板2の先端のみによ
つて確実にカセツト4を固定保持できる。
以上のように本考案では、カセツトをその長手
方向に装置に挿入したのち、上昇待機位置から下
降動作位置に水平に移動させる場合に、カセツト
の磁気ヘツド用開口部の反対側面側にそれぞれの
回動軸を有し上下に対抗する二枚の支持板間にカ
セツトを直接挾持するごとくになし、上昇待機位
置では上側の支持板を水平とし、下降動作位置で
は下側の支持板を水平とし、更に下側の支持板は
上側の支持板より狭い巾をもたせたので、装置全
体を小型に、とくに高さを小さくすることがで
き、かつ、カセツトを動作状態に確実に固定保持
することができるので、カセツトカーステレオ等
の小型機器に用いて実用的効果は甚だ大きいもの
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の概略説明図、であり、第2図
〜第6図は本考案の実施例で、第2図は要部の一
部分解斜視図、第3図、第4図はカセツトの上下
位置を示す動作説明図、第5図、第6図はスライ
ド板部分を中心とした動作説明図、であり、図面
中、 2……上側支持板、3……下側支持板、2D…
上側支持板の巾、3D…下側支持板の巾、4……
カセツト、5……案内板、6……スライド板、で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセツトをその長手方向に挿入したのち、上昇
    待期位置から下降動作位置へ平行移動せしめる装
    置において、カセツトの磁気ヘツド用開口部の反
    対側面側に夫々の回動軸を有し、上下に対抗する
    二枚の支持板でカセツト移動、保持部を形成し、
    該カセツト移動、保持部の二枚の支持板間にカセ
    ツトを直接挟持するごとくになし、上昇待期位置
    では上側の支持板を水平とし、下降動作位置では
    下側の支持板を水平とし、更に下側の支持板は上
    側の支持板より狭い巾をもつことを特徴とするカ
    セツト装填機構。
JP10312178U 1978-07-28 1978-07-28 Expired JPS6128283Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10312178U JPS6128283Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10312178U JPS6128283Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5523511U JPS5523511U (ja) 1980-02-15
JPS6128283Y2 true JPS6128283Y2 (ja) 1986-08-22

Family

ID=29043337

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10312178U Expired JPS6128283Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28

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