JPS61281146A - フルオロポリマ−アロイ、それらの製造および用途 - Google Patents

フルオロポリマ−アロイ、それらの製造および用途

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JPS61281146A
JPS61281146A JP7261586A JP7261586A JPS61281146A JP S61281146 A JPS61281146 A JP S61281146A JP 7261586 A JP7261586 A JP 7261586A JP 7261586 A JP7261586 A JP 7261586A JP S61281146 A JPS61281146 A JP S61281146A
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CHUGOKU KAGAKUIN SHIYANHAI YUK
CHUGOKU KAGAKUIN SHIYANHAI YUKI KAGAKU KENKYUSHO
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CHUGOKU KAGAKUIN SHIYANHAI YUK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、溶融加工可能な超高分子量フッ素化エチレン
−プロピレン共重合体(EHMW−FEP)と1つもし
くはそれ以上の他の重合体とから作られたフルオロポリ
マーアロイ、ツレらの製造及び用途に関するものである
従来の技術 フルオロポリマーアロイは、それらが作られている原型
合体とは異なる特性を有する新しい材料である。その利
点のために、市販の重合体を用い、簡単なプロセス及び
短期間の研究期間で多種多様の特性を有する新しい材料
を製造することが重要となっている。最近、里用孝臣、
プラスチックス、32.6’?(19ε1)に興味が集
まっている。報告されているフルオロポリマーアロイは
、ポリフッ化ビニリデンを主要成分とするブレンドアロ
イ、並びにポリテトラフルオロエチレン(PTFE)分
散液及びフッ素化エチレン−プロピレン共重合体(FE
P)分散液を主要成分とするブレンドアロイに限られて
いる(英国特許第’735,706号(1960年)、
特公昭37−12521号)。
一般に「プラスチックスの王様」と呼ばれるポリテトラ
フルオロエチレンは、優れた包括的特性を有する。また
、優れた熱安定性及び化学安定性、さらに顕著な電気絶
縁性及び非付着性を有している。しかし、溶融加工によ
り成形加工できず、冷間圧縮とその後の焼結により成形
加工できるのみである。また、その耐クリープ性も低い
。従って、その用途は限定されている。
良好な耐クリープ性を有す゛るフッ素化エチレン−プロ
ピレン共重合体は、テトラフルオロエチレンとヘキサフ
ルオロプロピレンの共重合体であり、共重合体鎖にトリ
フルオロメチルが存在することにより溶融成形加工でき
る。共重合体の化学的不活性及び顕著な電気絶縁性はポ
リテトラフルオロエチレンに類似しているが、その熱安
定性はpTFE程優れておらず、200℃までの温度に
耐えることができるのみであり、またその価格はPTF
Eよりも高い。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、PTFEとFEPのブレンドを通して
より完全な特性を有するフッ素含有材料を製造すること
にあり、また2つの原型合体の欠点を解消し優れた特性
を増進させたポリマーアロイを得ることにある。
ポリテトラフルオロエチレンとフッ素化エチレン−プロ
ピレン共重合体から作られるポリマーアロイの製造方法
は英国特許第935,706号(+’?60年)及び特
公昭37−12521号に開示されており、これら2つ
のフルオロポリマー分散液の共沈を利用するものである
。しかし、そのプロセスは複雑であり、コストも高い。
また、フルオロポリマーアロイの機械的性質はpTFE
及びFEPのそれに比べて悪く、例えばそれらの引張強
さは2つの原型合体のそれに比べてはるかに低く、室温
下でわずかに142〜2131=9A+fである。
重要な問題は、PTFE及びFEPから作られる良好な
フルオロポリマーアロイを得るために、ポリテトラフル
オロエチレンとフッ素化エチレン−プロピレン共重合体
を調和させることである。これらの2つの原料フルオロ
ポリマーは異なる加工温度及び異なる熱安定性を有する
FEpの溶融圧縮成形温度は約310℃であるが、PT
FEの冷間圧縮後の焼結温度は約380℃である。38
0℃でのFEpの分解速度はPTFHのそれよりもかな
り高い。特に、カルボキシル末端基を有するFEP樹脂
が開始剤として過硫酸塩を用いて共重合により製造され
ているときには、末端基を安定にするために380℃で
焼結されねばならない。しかしながら、FEP樹脂は焼
結後に1表面しわ”を生じ、PTFE粉末とブレンドす
ることができなかった。
他の重要な問題は、pTFE及びFEpから作られるポ
リマーアロイ展進のブレンドプロセスである。一般に、
ポリマー類のブレンドは、溶液ブレンド法、溶融ブレン
ド法あるいは分散液共沈ブレンド法により行なわれる。
PTFE及びFEpについては溶媒が未だ見い出されて
いないので、これらは溶液ブレンドにより行なうことは
できない。同様に、PTFEは溶融加工できないので、
溶融ブレンドにより行なうこともできない。従って、分
散液共沈ブレンドが唯一の方策であり、英国特許第’?
35,706号及び特公昭37−12521号において
採用されているが、PTFEとFEpの分散液調製に高
価なフッ素含有乳化剤を用いるためにポリマーアロイの
コストが高くなってしまう。それに加えて、共沈ブレン
ド法は比較的複雑である。
本発明の1つの目的は、その主要成分として超高分子量
フッ素化エチレン−プロピレン共重合体(EH#F”−
FEP)から作られたフルオロポリマーアロイを提供す
ることにある。EHHIF’−FEPは、溶融加工特性
を有し、またpTFEと調和していることにより特徴付
けられる。
本発明の第2の目的は、フルオロポリマーアロイを製造
するための乾燥粉末共粉砕(cLrigdpowrLe
r Co−m1ll )  又は湿潤粉末共粉砕(Wg
tttcLpowder co−mill )  のブ
レンド法を提供することにある。
本発明の第3の目的は、FEPのような溶融成形加工特
性及びPTFEのような冷間圧縮及び焼結特性を有し、
かつPTFE及びFEPの両者が有する優れた特性を有
することにより特徴付けられるフルオロポリマーアロイ
を提供することにある。
本発明のta4の目的は、それらの主要成分としてのE
HMW−FEp及び少なくも1つの他の重合体(フッ素
含有重合体又は通常の重合体を含む)から作られた一連
のフルオロポリマーアロイを提供することにある。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明によれば、EHMW−FEPは溶融成形加工でき
る成形粉であり、1×10 ポアズ以上の溶融粘度、0
.8 F/10分以下のメルトフローインデックス、1
2〜30重量%のヘキサフルオロプロピレン、2XIO
以上の重量平均分子量及び室温下で272 kg/cd
以上の引張強さを有する。
溶融加工できる超高分子量フッ素化エチレン−プロピレ
ン共重合体の製造方法は、溶媒として液体ヘキサフルオ
ロプロピレンを用いる溶液沈澱重合であり、オートクレ
ーブ中の単量体量を増加することにより全期間にわたっ
て反応領域における単量体濃度を上昇させ、またテトラ
フルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンの当初の
単量体混合物中のテトラフルオロエチレン量を増加し、
全期間にわたって重合領域におけるフリーラジカルの濃
度を減少させ、従って使用した開始剤ジイソプロピルパ
ーオキシジカーボネートの量を減少させることにより共
重合体鎖の停止可能性を減少させることを含む。
これらの条件の全ては、共重合体鎖を生長させ、より高
分子量の共重合体を製造するのに有利である。重合条件
は以下のとおりである:1)テトラフルオロエチレンと
ヘキサフルオロプロピレンの混合物を0.2〜0.5v
−の割合でオートクレーブ中に装填する。
2)テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレ
ンの当初の単量体混合物中のテトラフルオロエチレンの
重量比は11〜50%である。
3)開始剤ジイソプロピルパーオキシジカーボネートC
IPP)は単量体に対し0.001〜0.05 % W
量である。
4)水と単量体との重量比は3:1〜1:1、重合温度
40〜80℃、重合圧20〜30)9/cj、重合時間
パッチ当り1〜5時間である。
本発明によれば、使用されるPTFEは、懸濁重合ある
いは分散重合により製造される樹脂を含み、また室温下
で2701以上の引張強さを有する商用樹脂である。
本発明によれば、他の商用樹脂、例えばポリクロロトリ
フルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、テトラフル
オロエチレン−エチレン共重合体、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリスルホン、ポリイミド、ポリカーボネ
ート、ボリフエニレンオキクド、ポリフェニレンサルフ
ァイド等が、超高分子量フッ素化エチレン−プロピレン
共重合体と共にフルオロポリマーアロイを製造するのに
用いることができる。
上記したような所定の重量比のE HM W−FEPと
1つもしくはそれ以上の他の重合体とは、別別に微粉砕
機により粉砕され、次いで混合され、再び2つもしくは
それ以上の相が均質に混合されるまで粉砕される。混合
物は40〜80メツシュ篩分けされ、これにより加工準
備が完了する。
2つもしくはそれ以上の重合体の混合及び粉砕工程は、
乾燥粉末状態又は湿潤粉末状態のいずれかで混合及び粉
砕される。湿潤粉末混合及び練磨(磨砕)の間は、重合
体は水、エチルアルコール、エチルアセテートあるいは
これらの溶剤の混合物により湿らされる。混合が終了し
たとき、重合体混合物は乾燥され、次いで篩分けされる
EHMW−FEPとPTFEとから作られたフルオロポ
リマー”10イにおいて、EEMW−FEpの重量は0
.1〜99.9%、PTFHの重量は99.9〜0.1
%である。好ましい態様においては、EHMW−FEP
O,I 〜60%とPTFE40〜99.9%の重量比
を有する。
EHMF−FEpとPTFEとから作られたフルオロポ
リマーアロイは、FEpのように300〜353℃の温
度、50〜200 kg/cdの圧力下で製品に溶融圧
縮できる。これらはまた、PTFHのように50〜20
0719/1:讐の圧力下で冷間圧縮され、次いで30
0〜390℃の温度で焼結できる。
上記フルオロポリマーアロイを溶融圧縮あるいは焼結す
る温度は、それらの中のPTFEの量に依存する。7)
 T F Eの1が多くなればなる程、温度は高くなる
本発明のEHMW−FEPとPTFEから作うレタフル
オロボリマーアロイは、FEPと同様の耐クリープ性を
有するだけでなく、pTFEと同様の高温下での高い引
張強さをも有している。これは、室温下で200〜40
0119/′cnfの引張強さと300〜700%の伸
び、及び200 Cで50〜200 kqArlの引張
強さと300〜700%の伸びを有している。
超高分子量フッ素化エチレン−プロピレン共重合体は、
上記フルオロポリマーアロイ中でポリテトラフルオロエ
チレンと良好な相溶性(混和性)を有する。例えば、1
0%EHMW−FEPと90%FTFBとからなるフル
オロポリマーアロイは、そのDSCスペクトルにおいて
ほとんど唯一つの溶融ピークと1つの結晶化ピークを有
する。
全ゆる種類の上記フルオロポリマーアロイは、ガラス繊
維、グラファイト、二硫化モリブデン、カーボン及び各
種金属粉を添加することにより補強及び改質できる。
発明の効果 本発明のEHMW−FEPとpTFEからなるフルオロ
ポリマーアロイは、優れた熱安定性、化学的不活性及び
顕著な電気絶縁特性を有する材料である。この種のフル
オロポリマーアロイを材料として用いることにより、各
種のダイヤフラム、シール材、内張り(ライニング)バ
ルブ、内張り管、内張りポンプ、胴体、羽根車等のポン
プの各種部品、巻被覆線などを加工できる。フルオロポ
リマーアロイ製の製品は、 PTFE製のものよりも優
れた耐クリープ性を有し、従って比較的長期間の運転寿
命を有している。
上記フルオロポリマーアロイは、静電法あるいは流動末
法による粉末被覆に用いることができ、またフルオロポ
リマーアロイと石油エーテルもしくはケロシンからなる
ペーストのラム押出を採用することによって複雑な製品
に加工することもできる。
実施例 以下、実施例を示して本発明について具体的に説明する
。しかしながら、これらの実施例により本発明が何ら限
定されるものでないことはもとよりである。なお、各実
施例において、“「部」及び「%」とあるのは特に指示
しない限り重量基準を示す。
実施例1 メルトフローインデックスQy/+o分のEHMW−F
EP20?とPTFEIBOFをエチルアルコールとエ
チルアセテートの混合物により湿らせ、引き続き、粉砕
し、−過し、乾燥し、40メツシュ篩を通過させた。得
られた粉末全80kg/crtlの圧力下2龍厚のシー
トに冷間圧縮し、350℃で1時間にわたって焼結した
。冷却後、得られたシートの引張強さは室温下で277
 kg/cnlであった。
実施例2 それぞれ’/q+ ’/31 ’/l + 3/l及び
9/、の重量比でEH#l’−FEPとPTFEを混合
し、得られた混合物をそれぞれ40メツシュ篩を通過す
るように粉砕し、80 kgA−で冷間圧縮し、焼結し
た。得られたフルオロポリマーアロイの特性を表−1に
示す。
アロイの物理的性質 実施例3 表−2に示す重量比でEHMW−FEpとテトラフルオ
ロエチレン−エチレン共重合体cF40)を乾燥粉末又
は湿潤粉末のブレンドにより混合し、fIられたフルオ
ロポリマーアロイを、70〜lsokgA−の圧力下冷
間圧縮し次いで焼結することにより、又は溶融圧縮によ
り成形加工した。
アロイの物理的性質 実施例4 EHMFI’−FEP 40 f、 PTFE40 ?
及びポリスルホンlotの混合物をアセトンで湿らせ、
高速攪拌機により均質に混合し、粉砕し、乾燥し、40
メツシュで篩分けし、80峰−で冷間圧縮し、次いで3
20℃で1時間焼結した。
得られたフルオロポリマーアロイの硬す(ロックウェル
)はD50であった。
実施例5 表−3に示す重量比でEHMW7−FEPとポリクロロ
トリフルオロエチレン(CTFE)を乾燥粉末または湿
潤粉末のブレンドにより混合し、得られたフルオロポリ
マーアロイを、70〜+5079/6−の圧力下の冷間
圧縮し次いで焼結することにより、又は溶融圧縮により
成形加工した。
表−3: EHMW−FEP/CTFEアロイの物理的
性質 実施例6 表−4に示す重量比でEHMW’−FEPとポリフッ化
ビニリデン(pVDF)を乾燥粉末又は湿潤粉末(湿潤
剤としてジイソブチルアセトンを用いた)のブレンドに
より混合し、得られたフルオロポリマーアロイを70〜
+5019/cd(7)圧力下で冷間圧縮し次いで焼結
することにより、又は溶融圧縮により成形加工した。
表−4: EHMW−FEP/PVDFアロイの物理的
性質 実施例7 表−5に示す重量比でEHMW−FEPとポリスルホン
(PS)を乾燥粉末又は湿潤粉末(溶媒としてクロロホ
ルムを用いる)のブレンドにより混合し、得られたフル
オロポリマーアロイを70〜150に9/cmの圧力下
で溶融圧縮により成形加工した。
表−5:EHMW−FEP/PS アロイの物理的性質 実施例8 表−6に示す重量比でEHMW−FEPとポリエチレン
CPE)を乾燥粉末又は湿潤粉末(溶媒としてキシレン
を用いた)のブレンドにより混合し、得られたフルオロ
ポリマーアロイを70〜150Ic9/codの圧力下
で溶融圧縮により成形加工した。
表−6: EHMW−FEP/PE アロイの物理的性質 実施例9 表−7に示す重量比でEHMW−FEPとポリプロピレ
ン(PP)を乾燥粉末又は湿潤粉末(溶媒としてデカリ
ンを使用した)のブレンドにより混合し、得られたフル
オロポリマーアロイを70〜150 kg/crdの圧
力下で溶融圧縮により成形加工した。
表−7:EHMTF’−FEP/PP アロイの物理的性質 実施例10 表−8に示す重量比でEHMW−FEPとポリカーボネ
ート(PC)を乾燥粉末又は湿潤粉末(溶媒としてクロ
ロホルムを使用した)のブレンドにより混合し、得られ
たフルオロポリマーアロイを70〜150に9/c−の
圧力下で溶融圧縮により成形加工した。
表−8: EHMW−FEP/PC アロイの物理的性質 実施例11 表−9に示す重量比でEHMW−FEPとポリフェニレ
ンオキシド<ppo>を乾燥粉末又は湿潤粉末(溶媒と
してクロロホルムを使用した)のブレンドにより混合し
、得られたフルオロポリマーアロイを70〜150 嬌
旬の圧力下で溶融圧縮により成形加工した。
表−9: EHMW−FEP/PPO アロイの物理的性質 実施例12 表−10に示す重量比でEHMW−FEPとポリフェニ
レンサルファイド<pps)を乾燥粉末又は湿潤粉末の
ブレンドにより混合し、得られたフルオロポリマーアロ
イを70〜15019/cdの圧力下で溶融圧縮により
成形加工した。
表−10: EHMIF−FEP/PPSアロイの物理
的性質 実施例13 表−11に示す重量比でEHMTi’−FEpとポリイ
ミド(PI)を乾燥粉末又は湿潤粉末のブレンドにより
混合し、得られたフルオロポリマーアロイを、70〜1
50嗜−の圧力下での溶融圧縮、又は70〜15019
/dの圧力下での冷間圧縮及び焼結により成形加工した
表−11: EH#l’−FEP/PIアロイの物理的
性質 実施例I4 EHMW’−FEP I OfとPTFHの成形粉又は
分散粉90fを混合し、次いで得られた混合物を粉砕し
、40メツシュの篩分けをした。
得うれたフルオロポリマーアロイの乾燥粉末を200E
ガソリンで湿らせ、冷間圧縮し、焼結した。このフルオ
ロポリマーアロイ生成物はバルブ類及び管類のライニン
グ用に用いることができる。
実施例15 EHMW−FEpとpTFEから作られたフルオロポリ
マーアロイ409にそれぞれ10%。
20%及び30%の重量比でガラス繊維を混合した。得
られた混合物をそれぞれ別々に80 ki/cdの圧力
下で冷間圧縮し、320℃で2時間焼結した。これらの
強化フルオロポリマーアロイの室温下での引張強さは、
それぞれ250 、220及び+5079雇であった。
実施例16 EHMW−FEP50 fとpTFE50 fかう作ら
れたフルオロポリマーアロイに20%の重量比でガラス
繊維を及び3%の重量比でグラファイトを混合し、得ら
れた混合物を40メツシュ篩を通過するように粉砕し、
B Oki/cTlの圧力下で冷間圧縮し、次いで32
0℃で2時間焼結した。強化フルオロポリマーアロイの
引張強さ、伸び及び硬さくロックウェル)はそれぞれ1
50kti/crl、 220%及び58であった。
実施例17 超高分子量フッ素化エチレン−プロピレン共重合体の製
造方法の例を示す。1301の容量を有するステンレス
鋼製オートクレーブ中に脱イオン水601 、86.6
%のM量比のヘキサフルオロプロピレンを含有する出発
単量体45に9を装填した。内容物を22.019/c
−の圧力で55〜57℃に加熱し、次いでジイソプロピ
ルパーオキシジカーボネート25−を加えた。14.5
%+7)i量比のヘキサフルオロプロピレンを含有し、
1・8XIO’ポアズの溶融粘度及び0.3 f/lo
分のメルトフローインデックスを有する乾燥共重合体粉
末7.5 kgが得られた。共重合体粉末のサンプルを
310℃で2B厚めシートに成形した。このシートは、
引張強さ290 J+9/ctd 1伸び320%、室
温下で2×10 サイクル以上の屈曲疲労寿命を示した

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶融加工可能な超高分子量フッ素化エチレン−プロ
    ピレンと、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロト
    リフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、テトラフ
    ルオロエチレン−エチレン共重合体、ポリスルホン、ポ
    リエチレン、ポリプロピレン、ポリイミド、ポリカーボ
    ネート、ポリフェニレンオキシドあるいはポリフェニレ
    ンサルファイドなどの1つもしくはそれ以上の他の重合
    体とからなるフルオロポリマーアロイ。 2、成形粉が、2×10^5以上の重量平均分子量、1
    ×10^6ポアズ以上の溶融粘度、0.8グラム/10
    分以下のメルトフローインデックスを有し、ヘキサフル
    オロプロピレン12〜30重量%を有する溶融加工され
    得る超高分子量フッ素化エチレン−プロピレン共重合体
    である特許請求の範囲第1項に記載のフルオロポリマー
    アロイ。 3、あらゆる重量割合での超高分子量フッ素化エチレン
    −プロピレン共重合体とポリテトラフルオロエチレンと
    からなる特許請求の範囲第1項に記載のフルオロポリマ
    ーアロイ。 4、0.1〜60重量%の超高分子量フッ素化エチレン
    −プロピレン共重合体と99.9〜40重量%のポリテ
    トラフルオロエチレンとからなることを特徴とする特許
    請求の範囲第3項に記載のフルオロポリマーアロイ。 5、ガラス繊維、グラファイト、二硫化モリブデン、カ
    ーボンあるいは金属粉が添加されてなる特許請求の範囲
    1項乃至第4項のいずれかに記載のフルオロポリマーア
    ロイ。 6、乾燥粉末共粉砕あるいは湿潤粉末共粉砕のいずれか
    による特許請求の範囲第1項に記載のフルオロポリマー
    アロイの製造方法。 7、超高分子量フッ素化エチレン−プロピレン共重合体
    と、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフル
    オロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、テトラフルオロ
    エチレン−エチレン共重合体、ポリエチレン、ポリプロ
    ピレン、ポリスルホン、ポリイミド、ポリカーボネート
    、ポリフェニレンオキシドあるいはポリフェニレンサル
    ファイドなどの1つもしくはそれ以上の他の重合体を別
    々に粉砕し、次いで重合体類を所定の重量比で混合し、
    再び混合物を40メッシュの篩を通過するまで均質に粉
    砕することを特徴とするフルオロポリマーアロイの乾燥
    粉末共粉砕による特許請求の範囲第6項に記載の製造方
    法。 8、所定量の超高分子量フッ素化エチレン−プロピレン
    共重合体とポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロト
    リフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、テトラフ
    ルオロエチレン−エチレン共重合体、ポリエチレン、ポ
    リプロピレン、ポリスルホン、ポリイミド、ポリカーボ
    ネート、ポリフェニレンオキシドあるいはポリフェニレ
    ンサルファイドなどの少なくとも1つもしくはそれ以上
    の他の重合体とを水、エチルアルコール、エチルアセテ
    ートあるいはそれらの混合溶剤により湿らせ、次いで均
    質になるまで練磨及び混合し、濾過し、乾燥し最終的に
    40メッシュ篩を通過するものを得ることを特徴とする
    フルオロポリマーアロイの湿潤粉末共練磨による特許請
    求の範囲第6項に記載の製造方法。 9、溶融圧縮、冷間圧縮及び焼結、粉末被覆、流動床粉
    末被覆、又は乾燥粉末と湿潤剤とからなるペーストのラ
    ム押出法により加工できる特許請求の範囲第1項又は第
    6項に記載のフルオロポリマーアロイ。 10、300〜350℃の温度、50〜200log/
    cm^2の圧力下で行なうことを特徴とする特許請求の
    範囲第9項に記載のフルオロポリマーアロイのための溶
    融圧縮方法。 11、50〜200log/cm^2の圧力下で冷間圧
    縮し、300〜390℃の温度で焼結することを特徴と
    する特許請求の範囲第9項に記載のフルオロポリマーア
    ロイのための冷間圧縮及び焼結方法。 12、湿潤剤として石油エーテル又はケロシンを用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載のフルオ
    ロポリマーアロイのための乾燥粉末及び湿潤剤からなる
    ペーストのラム押出法。 13、各種ダイヤフラム、各種シール材、各種内張りバ
    ルブ、各種内張り管、各種内張りポンプ、耐蝕性ポンプ
    の胴体及び羽根車、巻被覆線などの優れた熱安定性、化
    学的不活性及び顕著な電気絶縁性を示す各種製品に加工
    できる特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記
    載のフルオロポリマーアロイ。 14、溶媒として液体ヘキサフルオロプロピレンを用い
    る溶液沈澱重合からなり、11〜50重量%のテトラフ
    ルオロエチレンを含有するテトラフルオロエチレンとヘ
    キサフルオロプロピレンの単量体混合物を用い、水と単
    量体との重量比が3:1〜1:1で、単量体に対し0.
    001〜0.05%当量の開始剤ジイソプロピルパーオ
    キシジカーボネートを用い、オートクレーブ容量1ml
    当り0.2〜0.5gのテトラフルオロエチレンとヘキ
    サフルオロプロピレンをオートクレーブ中に装填し、重
    合圧20〜30kg/cm^2、重合温度40〜80℃
    、パッチ当り重合時間1〜5時間で行なうことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の溶融加工
    に好適な超高分子量フッ素化エチレン−プロピレン共重
    合体の製造方法。
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