JPS6128007Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6128007Y2 JPS6128007Y2 JP7137980U JP7137980U JPS6128007Y2 JP S6128007 Y2 JPS6128007 Y2 JP S6128007Y2 JP 7137980 U JP7137980 U JP 7137980U JP 7137980 U JP7137980 U JP 7137980U JP S6128007 Y2 JPS6128007 Y2 JP S6128007Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- exhaust pipe
- expansion chamber
- halved
- muffler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 13
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 9
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 10
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、内燃機関から発生する排気ガス騒音
を減衰させるための消音器の改良に関する。
を減衰させるための消音器の改良に関する。
従来、この種の消音器としては第5図に示すも
のがある。この消音器は拡張式のもので、両端を
閉塞して拡張室51を形成する箱体52と、この
箱体52の両端に夫々拡張室51と連通するよう
取り付けられた排気導管53,54とから構成さ
れている。そして、内燃機関からの排気ガスGが
排気導管53より拡張室51内に流入されると、
排気ガス流は拡張室51内に急激に分散膨脹さ
れ、且つ互いに干渉されることで消音され、音響
エネルギーの減衰した排気ガスは排気導管54を
通じて大気に放出されるようになつている。
のがある。この消音器は拡張式のもので、両端を
閉塞して拡張室51を形成する箱体52と、この
箱体52の両端に夫々拡張室51と連通するよう
取り付けられた排気導管53,54とから構成さ
れている。そして、内燃機関からの排気ガスGが
排気導管53より拡張室51内に流入されると、
排気ガス流は拡張室51内に急激に分散膨脹さ
れ、且つ互いに干渉されることで消音され、音響
エネルギーの減衰した排気ガスは排気導管54を
通じて大気に放出されるようになつている。
しかし、斯かる従来の拡張型消音器では、箱体
52の外形が大型になり、設置スペースを多く要
するほか、拡張室形成用の箱体52と排気導管路
との位置関係が限定され、且つ両者間の接合構造
も複雑になる欠点があつた。
52の外形が大型になり、設置スペースを多く要
するほか、拡張室形成用の箱体52と排気導管路
との位置関係が限定され、且つ両者間の接合構造
も複雑になる欠点があつた。
そこで、斯かる欠点を解消するために、消音器
本体内に固定して設けられ、周囲に多数の小孔が
穿設された支持パイプの中央部を断面積の小さな
通気孔を残して遮断すると共に、当該支持パイプ
の周囲に通気性消音材を一体成形して取り付け、
また、当該支持パイプの一端を流入管に、他端を
流出管に接続することにより、消音器本体の外形
を小型化し、設置スペースが少なくてすむ消音器
が実開昭52−8734号公報に開示されている。
本体内に固定して設けられ、周囲に多数の小孔が
穿設された支持パイプの中央部を断面積の小さな
通気孔を残して遮断すると共に、当該支持パイプ
の周囲に通気性消音材を一体成形して取り付け、
また、当該支持パイプの一端を流入管に、他端を
流出管に接続することにより、消音器本体の外形
を小型化し、設置スペースが少なくてすむ消音器
が実開昭52−8734号公報に開示されている。
しかし乍ら、斯かる消音器にあつては、支持パ
イプの全周壁に亘つて多数の小孔が穿設されてい
るために、車両走行時の振動等によつて亀裂が生
じる虞があるなど、支持パイプの強度に問題があ
つた。また、当該支持パイプを消音器本体の軸心
に取り付けるため、依然として支持パイプの全周
に亘る消音器本体の大きな設置スペースを要する
不具合があつた。
イプの全周壁に亘つて多数の小孔が穿設されてい
るために、車両走行時の振動等によつて亀裂が生
じる虞があるなど、支持パイプの強度に問題があ
つた。また、当該支持パイプを消音器本体の軸心
に取り付けるため、依然として支持パイプの全周
に亘る消音器本体の大きな設置スペースを要する
不具合があつた。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、
排気導管に穿設する小孔の数を軽減して排気導管
の強度を維持し、併せて、消音器本来の機能を損
なうことなくその外形を更に小型化した消音器を
提供することを目的とする。
排気導管に穿設する小孔の数を軽減して排気導管
の強度を維持し、併せて、消音器本来の機能を損
なうことなくその外形を更に小型化した消音器を
提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するために本考案は、排気導
管内にその排気通路を遮断する仕切部材を取り付
け、この仕切部材の上流側及び下流側に位置する
排気導管の片側周壁に複数の通気孔を穿設すると
共に、当該各通気孔の外周囲を包囲する半割筒状
部材を排気導管の片側外周部に取り付けて拡張室
を設けたものである。
管内にその排気通路を遮断する仕切部材を取り付
け、この仕切部材の上流側及び下流側に位置する
排気導管の片側周壁に複数の通気孔を穿設すると
共に、当該各通気孔の外周囲を包囲する半割筒状
部材を排気導管の片側外周部に取り付けて拡張室
を設けたものである。
本考案によれば、仕切部材によつて通気孔側へ
方向転換した排気ガスが拡張室内に流入して分散
膨脹され、且つ互いに干渉して消音されることと
なる。
方向転換した排気ガスが拡張室内に流入して分散
膨脹され、且つ互いに干渉して消音されることと
なる。
以下、第1図乃第4図に基づき本考案の実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
第1図は本考案に係る消音器の一実施例を示
し、10は内燃機関のエキゾーストマニホールド
(図示せず)等に直結される単一構造の排気導管
(前部及び後部排気管を一体にしたもの)であ
り、この排気導管10内には、その排気通路を遮
断する仕切部材11が取り付けられ、また、この
仕切部材11の上流側及び下流側に位置する排気
導管10の上側周壁10′には複数の通気孔1
2,13が穿設されると共に、当該通気孔12,
13の外周囲を包囲するように有底半割筒体14
が排気導管10の上側外周壁に溶接等により気密
に取り付けられて、拡張室15が設けられてい
る。
し、10は内燃機関のエキゾーストマニホールド
(図示せず)等に直結される単一構造の排気導管
(前部及び後部排気管を一体にしたもの)であ
り、この排気導管10内には、その排気通路を遮
断する仕切部材11が取り付けられ、また、この
仕切部材11の上流側及び下流側に位置する排気
導管10の上側周壁10′には複数の通気孔1
2,13が穿設されると共に、当該通気孔12,
13の外周囲を包囲するように有底半割筒体14
が排気導管10の上側外周壁に溶接等により気密
に取り付けられて、拡張室15が設けられてい
る。
本実施例はこのように構成されているから、排
気導管10内を矢印A方向に流れる排気ガスGは
仕切部材11によつて通気孔12側へ方向転換さ
れ、この通気孔12から拡張室15内に流入して
分散膨脹するが、排気ガスGが通気孔12により
多数の流れとなつて拡張室15内に分散膨脹する
際に、排気ガスGは互いに衝突干渉して消音され
ることになる。そして、消音された排気ガスGは
通気孔13を通して再び排気導管10内に導入さ
れた後、大気に放出される。
気導管10内を矢印A方向に流れる排気ガスGは
仕切部材11によつて通気孔12側へ方向転換さ
れ、この通気孔12から拡張室15内に流入して
分散膨脹するが、排気ガスGが通気孔12により
多数の流れとなつて拡張室15内に分散膨脹する
際に、排気ガスGは互いに衝突干渉して消音され
ることになる。そして、消音された排気ガスGは
通気孔13を通して再び排気導管10内に導入さ
れた後、大気に放出される。
従つて、本実施例によれば、排気ガスが確実に
消音される。更に、本実施例にあつては、上記従
来技術の如く排気導管の全周壁に多数の通気孔を
穿設する必要はなく、単に排気導管10の周壁の
片側に形成すればよいので、排気導管10の機械
的強度が向上した。また、本実施例は排気導管1
0の一部を利用して消音器を構成したものである
から、排気管に対する消音器の設置の自由度が向
上し、且つ設置スペースの小さい消音器となり、
副消音器として好適となるほか、排気導管10の
軸線に沿つて同一側に複数個設ければ、消音性能
の向上した複数個消音器付きの排気装置となる。
消音される。更に、本実施例にあつては、上記従
来技術の如く排気導管の全周壁に多数の通気孔を
穿設する必要はなく、単に排気導管10の周壁の
片側に形成すればよいので、排気導管10の機械
的強度が向上した。また、本実施例は排気導管1
0の一部を利用して消音器を構成したものである
から、排気管に対する消音器の設置の自由度が向
上し、且つ設置スペースの小さい消音器となり、
副消音器として好適となるほか、排気導管10の
軸線に沿つて同一側に複数個設ければ、消音性能
の向上した複数個消音器付きの排気装置となる。
第2図乃至第4図は本考案の他の実施例を示
し、この実施例は、排気導管10の外径に相当す
る内径を有する半割内筒20と、この半割内筒2
0より大きい径の半割外筒21とによつて拡張室
15を形成するものである。
し、この実施例は、排気導管10の外径に相当す
る内径を有する半割内筒20と、この半割内筒2
0より大きい径の半割外筒21とによつて拡張室
15を形成するものである。
即ち、上記形状の半割内筒20と半割外筒21
を同心に配置して両者を半径方向の鍔部材22に
より一体に接合し、更に半割内筒20には第1図
に於ける通気孔12,13に対応する多数の孔2
3,24を穿設して第2図の如き形状に成形す
る。しかる後、半割外筒21の両端縁部を押し潰
して半割内筒20の両端縁に密着させれば、第3
図の如き形状の拡張室本体25が形成される。
尚、半割内筒20と半割外筒21とで囲まれた空
所部が、第1図の実施例と同様の拡張室15とな
る。そして、排気導管10の上側外周部に拡張室
本体25の半割内筒20を嵌合し、且つ孔23,
24を排気導管10の通気孔12,13に一致さ
せた後、溶接、ねじ止め等の手段により排気導管
10に固着すればよい。その他、上記実施例と同
一要素は同一符号にて表示する。
を同心に配置して両者を半径方向の鍔部材22に
より一体に接合し、更に半割内筒20には第1図
に於ける通気孔12,13に対応する多数の孔2
3,24を穿設して第2図の如き形状に成形す
る。しかる後、半割外筒21の両端縁部を押し潰
して半割内筒20の両端縁に密着させれば、第3
図の如き形状の拡張室本体25が形成される。
尚、半割内筒20と半割外筒21とで囲まれた空
所部が、第1図の実施例と同様の拡張室15とな
る。そして、排気導管10の上側外周部に拡張室
本体25の半割内筒20を嵌合し、且つ孔23,
24を排気導管10の通気孔12,13に一致さ
せた後、溶接、ねじ止め等の手段により排気導管
10に固着すればよい。その他、上記実施例と同
一要素は同一符号にて表示する。
斯かる構成の実施例によつても、上記第一実施
例と同様の作用及び効果が得られるが、本実施例
にあつては、消音器の機械的強度が更に向上する
こととなる。
例と同様の作用及び効果が得られるが、本実施例
にあつては、消音器の機械的強度が更に向上する
こととなる。
このように本考案によれば、排気導管の機械的
強度が向上し、且つ消音器の設置スペースが小さ
くてすむようになつた。
強度が向上し、且つ消音器の設置スペースが小さ
くてすむようになつた。
第1図は本考案に係る消音器の一実施例を示す
断面図、第2図及び第3図は本考案の他の実施例
に係る消音器に適用される拡張室本体の成形状態
の一例を示す斜視図、第4図は第3図に示す拡張
室本体の排気導管への装着例を示す断面図、第5
図は従来に於ける消音器の概略図である。 10……排気導管、11……仕切部材、12,
13……通気孔、14……有底半割筒体、15…
…拡張室、20……半割内筒、21……半割外
筒、22……鍔部材、23,24……孔、25…
…拡張室本体。
断面図、第2図及び第3図は本考案の他の実施例
に係る消音器に適用される拡張室本体の成形状態
の一例を示す斜視図、第4図は第3図に示す拡張
室本体の排気導管への装着例を示す断面図、第5
図は従来に於ける消音器の概略図である。 10……排気導管、11……仕切部材、12,
13……通気孔、14……有底半割筒体、15…
…拡張室、20……半割内筒、21……半割外
筒、22……鍔部材、23,24……孔、25…
…拡張室本体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 排気導管内にその排気通路を遮断する仕切部
材を取り付け、この仕切部材の上流側及び下流
側に位置する排気導管の片側周壁に複数の通気
孔を穿設すると共に、当該各通気孔の外周囲を
包囲する半割筒状部材を排気導管の片側外周部
に取り付けて拡張室を設けたことを特徴とする
消音器。 (2) 半割筒状部材は、通気孔に対応した孔が穿設
され、且つ排気導管の外径に相当する内径を有
する半割内筒と、これより径の大きい半割外筒
とからなることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載の消音器。 (3) 半割外筒の両端縁部が押し潰されて半割内筒
の両端部に密着されていることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第2項記載の消音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7137980U JPS6128007Y2 (ja) | 1980-05-24 | 1980-05-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7137980U JPS6128007Y2 (ja) | 1980-05-24 | 1980-05-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56171615U JPS56171615U (ja) | 1981-12-18 |
JPS6128007Y2 true JPS6128007Y2 (ja) | 1986-08-20 |
Family
ID=29665127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7137980U Expired JPS6128007Y2 (ja) | 1980-05-24 | 1980-05-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6128007Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100371205B1 (ko) * | 2000-12-08 | 2003-02-06 | 현대자동차주식회사 | 배기 파이프 구조 |
-
1980
- 1980-05-24 JP JP7137980U patent/JPS6128007Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56171615U (ja) | 1981-12-18 |
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