JPS61278841A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は例えば電子複写機として用いられる画像形成装
ａｔＫ関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

一般に電子複写機においては、その本体の上部に原稿台
装置が設けられている。この種の原稿台装置は、ガラス
などの原稿台と、この原稿台の上面を覆５開閉自在の原
稿カバーとからなる。そして複写時に原稿カバーを開き
、原稿台の上面に所定の原ｓｆ！：載置し、この原稿を
原稿カバーを閉じて押え付け、定置させる。この状態で
運転操作ボタンを操作すると、本体内に組込まれた露光
系の露光ランプが点灯し、移動しながら上記原稿に光を
当てて、つまシ露光してその原稿の画像を走査し、これ
に基づいて記録紙に対しその画像の複写が行なわれる。

ところでこのような複写の動作時には、本体の上面のコ
ントロールパネルに設けられたディスプレイにようその
表示が行なわれるが、しかしながらこの表示はランプ等
の単なる点灯により行なわれるに過ぎず、したがって実
際の動作の過程を時間を追って知ることができない難点
があったＯ また、露光ランプは設定された範囲、つまシ原稿のサイ
ズに応じた範囲を移動して原稿を露光し、その画像を走
査するが、実際の動作時には露光ランプおよび原稿が原
稿カバーによシ覆い穏されるから、露光ランプの移動の
設定つま如露光範囲の設定と、原稿サイズとの間に腺シ
があってもそれを袂認できず、とくに同一の原稿をセッ
トしたまま、繰返して複数枚の記録紙に複写を行なうよ
うな場合に、その誤シに気付かずにその動作を継続し、
記録紙の無駄を招いてしまうという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明はこのような点に着目してなされたもので、その
目的とするところは、実際の動作の過程を時間を追って
知ることができるとともに、露光範囲の設定と原稿サイ
ズとの対応適否関係を容易に視認することができるよう
にした画像形成装置を提供することにある。

〔発明の概要〕 すなわち本発明け、原稿台に原稿を載置し、この原稿全
原稿カバーで覆い、露光ランプの移動でその原稿を露光
して画像を走査するものにおりて、上記原稿カバーに、
露光ランプの露光動作時の光を外部に放散させる光透過
部を設けるとともに、原稿サイズに応じるその露光ラン
デの移動折返し位置の部分に指標を設けるようにしたも
のである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を図面に示す実施例に従って説明する。

まず、第１図ないし第４図に第１の実施例を示し、図中
１は電子複写機の本体で、この本体１の内部中央部に像
担持体としての感光ドラム２が回転自在に設けられてい
る。そしてこの感光ドラム２の周囲にその回転方向に沿
って屓次帯電体３、現像器４、転写チャージャ５、剥離
チャージャ６およびクリーナ７が配設されている。本体
ｌの一側下部にはそれぞれサイズの異なる記録紙が収容
され友給紙カセット８，９が二段に亘って挿脱自在に設
けられ、複写時の操作に応じて選択的にこれら給紙カセ
ット８，９から記録紙が一枚ずつ供給されるよりになっ
ている。そしてこの記録紙は搬送路１０に沿って搬送さ
れるもので、この搬送路１０にレジストローラ１１、上
述の転写チャージャ５および剥離チャージャ６、さらに
搬送ベルト１２、定着器１３、排紙ローラ１４が記録紙
の搬送方向に沿って順次配役さね、上記排紙ローラ１４
の先方に記録紙を受ける排紙トレイ１５が設けられてい
る。

本体１の上部には固定式の原稿台装置が設けられ、この
原稿台装置ｔｉｌｔガラスなどの原稿台１６と、この原
稿台１６の上面に開閉自在に設けられた原稿カバー１７
とで構成され、原稿台１６の一端縁部には、原稿の載置
位置全指示するスケール１６ｈが設けられ、また原稿カ
バー１７の内面には原稿押圧用の弾性体７７＆が取付け
られている。そしてこの原稿台装置の下方に露光系１８
が設けられ、この露光系１８は、露光ランデ１９、第１
のミラー２０．第２のミラー２１．第３のミラー２２、
レンズ２３、第４のミラー２４とで構成され、上記原稿
台１６の上面に載置される原稿に露光ランプ１９の作動
によシ光を当ててその原稿の画像を走査し、この走査に
基づいてその画像を感光ドラム２の局面に静電潜像とし
て結像させるようになっている。そしてこの静電潜像は
、現像器４から供給されるトナーによシ顕像化され、こ
の顕像化された画像が給紙カセット８，９から供給され
る記録紙に転写チャージャ５の作動により転写される。

そしてこののちその記録紙が感光ドラム２０周面から剥
離チャージｆ６の作動によシ剥離され、搬送ベルト１２
を介して定着器１３へ送られ、ここで画像が定着され、
しかるのち排紙ローラ１４ｔ−介して排紙トレイ１５に
排出されるものである。

原稿カバー１７はヒンジ２５ｙＦｒ：介して本体１の上
面に回動自在に取付けられている。そしてこの原稿カバ
ー１７には、ヒンジ２５に＠接する部分において光透過
部ａとして露光ランデ１９の移動方向沿いに長いスリッ
ト状の切欠窓２６が形成され、この切欠窓２６に露光ラ
ンプ１９の一端部がレンズ２７を介して対向してｈる。

そして切欠窓２６の側縁には、各原稿サイズに応じる露
光ランプ１９の折返し位置に対応する部分に、その原稿
サイズを基にした指標すが施こされてＡる。なお、レン
ズ２７は露光ランプ１９と一体に移動するものであシ、
また切欠窓２６は原稿台１６の側縁の外方部分に臨んで
いる。念だし、第５図に示すように、原稿台１６の側縁
が外方に大きく延びているような場合には、その側縁部
分に切欠窓２６を対向させても何ら差し支えない。

本体１の上面には原稿台装置と隣接してコントロールパ
ネル２８が設けられ、このコントロールパネル２８に６
稲のトラブルの発生を警告表示するディスプレイ２９や
露光ランプ１９の露光範囲を設定する設定？メン３０．
或いは運転操作ボタン３ノ等が配設されている。

しかして複写時には、原稿カバー１７を開き、原稿台１
６の上面の所定範囲部分にスケール１６＊を基準にして
原稿を載置する。こののち原稿カバー１７を閉じて原稿
を覆い、また、設定ゲメン３０を介して露光範囲の設定
を行ない、この状態で運転操作ボタン３ノを操作する。

この操作に応じて露光ランｆ１９が点灯し、スケール１
６ｍの配置位置から原稿の終端縁位置まで移動して原稿
の画像を走査する。この際、露光ランプ１９の光の一部
がその移動とともに、レンズ２７から切欠窓２６を通し
て外部に順次放散し、したがってオペレータはこの移動
する光により複写動作の過程を時間を追って知ることが
できる。

ここで、原稿サイズと露光範囲との間に誤シがなければ
、露光ランプ１９はその原稿の終端縁位置まで移動し、
この位置で消灯し、折返して轟初の位置に戻る。すなわ
ち例えば原稿がＡ４サイズで、これを縦置きにして原稿
台１６に載置し、かつこれに対応する露光範囲の設定を
正しく行なった場合には、原稿の終端縁が切欠窓２６の
側縁に施こされた指標すの「Ａ４」の位置に配置し、ま
た露光ランプ１９がこの指標すの「Ａ４」の位置で消灯
し、折返す。そしてこの動作は切欠窓２６を通して視認
でき、これにより設定が適正であることを容易に知るこ
とができる。これに対し、設定が誤っている場合、すな
わち例えば原稿がＡ４サイズでこれを縦置きに載置した
にもかかわらず、Ａ４サイズの原稿を横置きに載置した
ものとして誤った露光範囲の設定をしてしまった場合に
は、露光ランプ１９が指標すのｒＡ４ＲＪの位置で消灯
し、折返してしまう。しかしこの動作は切欠窓２６を通
して視認でき、したがってその誤シを直ちに知ることが
でき、これによシ例えば同一の原稿の画像を複数枚の記
録紙に複写するような場合に、複写ミスを最少限に止ど
めて記録紙の無駄を防止することができる。

第６圀ないし第８図は第２の実施例で、原稿カバー１７
の切欠窓２６に光透過性のスフＩＪ−７３２を設け、こ
のスクリーン３２に指標ｂ’６施こし、露光ランプ１９
の移動時の光をこのスクリーン３２全通して順次放散さ
せるようにし念ものである。このような構成においては
、切欠窓２６と対向する本体ｌの上面がスクリーン３２
で覆われるから、この部分に対する塵埃等の付着を防い
でその汚れを防止することができる。そして指標すによ
りスクリーン３２に光透過率の差異を設けるよりにすれ
ば、オペレータに対する視認性をよシ一層向上させるこ
とができる。

第９図は第３の実施例で、スクリーン３２をすシガラス
等のような乱反射処理を施こした部材、或いは同様の処
理を施こした光透過性樹脂で構成したものである。

第１０図は第４の実施例で、スクリーン３２に着色を施
こして構成したもので、例えば緑色系を着色することに
よシ、オ被レータに対する視覚上の刺激を緩和でき、赤
色系を着色することによシ、複写動作中の表示を遠方か
らでもよう明瞭に行なうことができる◎ なお、第２．第３．第４の実施例で述べたスクリーン３
２け原稿カバー１７と一体に構成するよりにしてもよい
。すなわち、一体の原稿カバー１７の一部を光透過性と
し、その部分をスクリーン３５として機能させる場合で
ある。

第１１図は第５の実施例で、上記各実施例において示し
たような光透過部ａおよび指標すをヒンジ２５の反対側
の側縁部分に設けるようにしたものである。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、複写時の実際の動
作の過程を時間を追って知ることができるとともに、露
光範囲の設定と原稿サイズとの対応適否関係を露光ラン
プの実際の動作を基にして容易に視認することができる
という効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明の第１の実施例を示し、第
１図は電子複写機の斜視図、第２図は同じく内部構造の
概略的な構成図、第３図は同じく要部を破断して示す側
面図、第４図は同じく要部の平面図、第５図は切欠窓′
ｔ−原稿・台に対向させた場合の状態を示す要部破断の
側面図、第６図は本発明の第２の実施例を示す斜視図、
第７図はその要部を拡大して示す断面図、第８図は同じ
く平面図、第９図は本発明の第３の実施例を示す斜視図
、第１Ｏ図は同じく第４の実施例を示す斜視図、第１１
図は同じく第５の実施例を示す斜視図である。 １６・・・原稿台、１７・・・原稿カバー、１９・・・
露光ラング、２６・・・切欠窓（光透過部）、３２・・
・スクリーン、ａ・・・光透過部、ｂ・・・指標。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿台に原稿を載置し、この原稿を原稿カバーで
   覆い、露光ランプの移動でその原稿を露光して画像を走
   査するものにおいて、上記原稿カバーに、露光ランプの
   露光動作時の光を外部に放散させる光透過部を設けると
   ともに、原稿サイズに応じるその露光ランプの移動折返
   し位置の部分に指標を設けたことを特徴とする画像形成
   装置。
2. （２）指標は光透過部の側縁に設けたことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の画像形成装置。
3. （３）光透過部は原稿カバーと別個の或いは一体のスク
   リーンで構成し、このスクリーンに指標を設けたことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の画像形成装置。