JPS61278523A - 難燃性ウレタンフオ−ムの製造法 - Google Patents

難燃性ウレタンフオ−ムの製造法

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JPS61278523A
JPS61278523A JP60121854A JP12185485A JPS61278523A JP S61278523 A JPS61278523 A JP S61278523A JP 60121854 A JP60121854 A JP 60121854A JP 12185485 A JP12185485 A JP 12185485A JP S61278523 A JPS61278523 A JP S61278523A
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polyol
foam
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isocyanate
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Takashi Nishi
敬 西
Kiyomi Nakamura
清実 中村
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両、家具、その他各種産業資材用断熱材
又はクッション材等に好適な難燃性ウレタンフオームの
製造方法に関する。
(従来の技術) 従来ウレタンフオームに難燃性を賦与する方法としては
■燐ハロゲン系化合物の添加■含ハロゲン化合物と二酸
化アンチモン及び酸化亜鉛のような金属酸化物の併用(
特公昭47−21591号)■酸化アルミニウムや硼砂
のような結晶水を有する無機化合物の添加等が公知であ
る。
しかしながら、■の方法は高分子化されたポリウレタン
フォーム中では低分子量の燐ハロゲン系化合物が可塑剤
的な存在にすぎず、従って長期の使用により分解揮散し
て難燃性を低下させてしまう難点がある上、自動車用内
装材として合成樹脂や布地と熱溶着させる際ハロゲン化
物の分解揮散量が多く、臭気や煙によって作業環境を悪
化させると共に1合成樹脂として塩ビを用いた場合塩ビ
を変色させ易いという欠点があった。更に燐ハロゲン化
合物の種類によってはウレタン化反応触媒の触媒能を低
下させることもあることから、使用量に制約がある等選
択に特別の注意を払う必要があるという難点もあった。
■の方法は、難燃性の経時変化がないのでクッション用
としては我国でも多用されているが、やはりハロゲン系
化合物を用いるため熱溶着時の作業環境の悪化は避けら
れない上、熱溶着性殊にフレームラミネート法には不適
当で風合も硬い感じのフオームが得られるので、用途に
制約が多い等の難点があった。
■の方法は、含結晶水無機物単独では難燃性能が低いの
で自動車や家具等の高度な難燃性が要求される場合には
、ハロゲン化合物の併用が必要となるため、■の場合と
同様の欠点は避けられなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本願は、上記の従来技術の欠点をすべて克服し。
フレームラミネート用をはじめクッション用、断熱用等
広範囲の用途に使用が可能で、且つ、米国自動車安全基
準の難燃規格であるFMVS3302項に適合した優れ
た難燃性を長期間保持し得るウレタンフオームの製造方
法を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本顆発明者等は、あらゆる角度からハロゲン不含の難燃
化手段につき鋭意研究を重ねた結果、ポリオール成分と
して汎用の3官能性ポリオール82〜91重量%、含燐
ポリオール0.5〜6重量%及びビスフェノールAのア
ルキレンオキサイド付加物3〜12重量%からなる混合
ポリオールと、イソシアネート成分としてトリレンジイ
ソシアネート(以下TDIという)85〜95重量%と
ポリメリックイソシアネート5〜15重量%との混合イ
ソシアネートを用いることにより、一般に難燃剤と称せ
られる化合物を配合することなしに自動車安全規準の難
燃規格FMVSS 302項に適合する難燃ウレタンフ
オームが得られることを見出すに至ったものである。
本願の混合ポリオールの第1成分である3官能性ポリオ
ールとしては公知のポリエーテルポリオール又はポリエ
ステルポリオールはすべて使用可能で、これらを併用す
ることもできる。混合ポリオールの第2成分である含燐
ポリオールとしては、公知のものがすべて使用できるが
、好ましくは燐含有率が1.9〜13%、OH価が56
〜510の範囲のものである。
混合ポリオールの第3成分であるビスフェノールAのフ
ルキレンオキサイド付加物としては、ビスフェノールA
即ち2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
1モルに対してアルキレンオキサイド2モル以上反応さ
せて得られるが、アルキレンオキサイドとしてはエチレ
ンオキサイド又はプロピレンオキサイドが一般に用いら
れ、市販品としては東邦千葉化学課のBISQL −2
Pや、三洋化成工業製のニューポールBP或はニューポ
ールBPEがこれに相当する。
3官能性ポリオールと含燐ポリオール及びビスフェノー
ルAのアルキレンオキサイド付加物の併用比率は、3官
能性ポリオール82〜91重量%に対し、含燐ポリオー
ル0.5〜6重量%及びビスフェノールAのアルキレン
オキサイド付加物が3〜12重量%の範囲である。含燐
ポリオールが0.5重量%以下では難燃効果が期待でき
ず、6重量%以上併用すると反応性が低下する上、フオ
ームの収縮が大きくなり良好なフオームが得られなくな
る。一方ビスフエノールAのアルキレンオキサイド付加
物を3重量%以下にするとやはり難燃効果は期待できず
、12重量%以上併用するとフオームの圧縮永久歪が大
きくなる上、収縮する傾向が大きくなり、良好なフオー
ムが得られなくなる。
本願では、混合ポリオール中の含燐ポリオール及びビス
フェノールAのアルキレンオキサイドの併用比率は重要
な因子ではあるが、この併用比率はあく迄もイソシアネ
ート成分中のジフェニルメタンジイソシアネート(以下
MDIという)又はポリアルキレンポリフェニルイソシ
アネート(以下PAPIという)を主成分とするポリメ
リックイソシアネートの共存下において、難燃性賦与効
果を発揮することができるのである。このようなポリメ
リックイソシアネートとしては純MDI、粗製MDI、
カーポジイミド変性MD1.PAPI等が好適である。
TDIと上記ポリメリックイソシアネートとの併用比率
は、TDI85〜95重量%に対し、ポリメリックイソ
シアネート5〜15重量%である。
ポリメリックイソシアネートが5重量%以下では難燃性
に乏しく、15重量%以上併用するとフオームの収縮が
起ってくる。
本願で、使用される触媒1発泡剤には特に制約はなく、
触媒としては第3級アミンや有機金属化合物が1発泡剤
としては水、フレオン、メチレンクロライド、その他の
不活性低沸点炭化水素化合物等、公知のものはすべて使
用可能である。
本願で使用する整泡剤も、公知のシリコン系整泡剤はす
べて使用可能であるが、一般に軟質ウレタンフオーム用
シリコン整泡剤は分子量がtooo。
前後の高分子量のものが用いられている。本願において
も、混合ポリオール中の含燐ポリオールの併用比率が2
重ff1%以下の場合には高分子量シリコン整泡剤単独
の使用でよいが、含燐ポリオールの併用比率が3重量%
以上、又は含燐ポリオールとビスフェノールAのアルキ
レンオキサイド付加物との含量が10重量%以上の場合
には1分子量1000前後の低分子量シリコン整泡剤の
併用が、フオームの収縮防止に有効である。
この他、必要に応じ着色剤、充填剤、鎖延長剤、可塑剤
等公知のウレタン用配合剤を適宜添加することができる
。尚発泡助剤としてフレオンの代りにメチレンクロライ
ドを使用すると低分子量のシリコンの使用量を減じて発
泡することができる。
(実施例) 実施例1〜7 第1表に示した配合表の数値の各3倍量を用いて、常法
により30X30X30cmの金属容器内で自由発泡さ
せてフオームを作成し、次いで100℃で10分間加熱
した後、室温に24時間放置して熟成させ、 FMVS
S 302項に規定する方法に準じ、フオームの燃焼試
験を行った。難燃性の評価は、試片の端部から38mm
の所に入れた標線を超えないで消火するか、又は標線を
超えて燃焼が継続する場合は、燃焼速度が8cIIl1
分以下である時合格と判定した。その結果も第1表の最
下段に併記した。
比較例1〜2 ポリメリックイソシアネートを併用しない場合、及び混
合ポリオールの併用比率を本m範囲外とした以外は全〈
実施例と同様にして行った結果を第2表に示した。
第2表 (発明の効果) ■比較例1の結果から明らかなように、混合ポリオール
中の含燐ポリオール及びビスフェノールAのプロピレン
オキサイド付加物の併用比率が3官能性ポリオール91
.0重量%、含燐ポリオールが0.5重量%、ビスフェ
ノールAのプロピレンオキサイド付加物8.5重量%と
本願請求範囲内で用いたとしても、イソシアネート成分
がトリレンジイソシアネート単独使用では米国自動車用
安全基準FMVSS 302項規定の難燃規格を満足す
る璽燃性のフオームが得られないが各実施例に示したよ
うに、TDTにポリメリックイソシアネートを5〜15
重量%(実施例1では13.2重量%、実施例7では5
.6重量%)の範囲で併用することによって難燃規格を
満足する難燃性のフオームが得られる。
■一方、比較例2に見られるように、混合ポリオール中
の含燐ポリオール及びビスフェノールAのプロピレンオ
キサイド付加物の併用比率が僅かずつでも本願請求範囲
を超過すると、たとえ低分子量シリコン整泡剤を併用し
たとしても著しいフオームの収縮が起り、正常なフオー
ムが得られなくなってしまう。
■本願は、熱分解が起り易いハロゲン系難燃剤や。
フオームポリマー中で移行し易い低分子量の難燃剤を全
く用いないので耐熱性に優れ、長期の使用によって難燃
性が低下する心配がない。
従って本願によって得られた霞燃フオームに、更に水酸
化アルミニウムや二酸化アンチモン等を主成分とするウ
レタンフオームの含浸処理用難燃剤を含浸させ、加熱処
理を行って、より高度な難燃性が要求される工業用断熱
材等として使用すれば、建築基準法に規定されている準
不燃クラスに匹敵する高度の難燃フオームが得られ、従
来のハロゲン系戴燃フオームの場合のように含浸処理用
難燃剤の目付量を増やして重いフオームにしなくても含
浸j!燃剤と本願によって得られたフオーム自体の難燃
性及び耐熱安定性との相乗効果により軽量で高度な難燃
処理フオームを得ることができるので産業上極めて有用
な技術ということができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリウレタンフォームを製造するに当り、ポリオ
    ール成分として3官能性ポリオール82〜91重量%、
    含燐ポリオール0.5〜6重量%、及びビスフェノール
    Aのアルキレンオキサイド付加物3〜12重量%からな
    る混合ポリオールを、イソシアネート成分としてトリレ
    ンジイソシアネート85〜95重量%とジフェニルメタ
    ンジイソシアネート又はポリアルキレンポリフェニルイ
    ソシアネートを主成分とするポリメリックイソシアネー
    ト5〜15重量%からなる混合イソシアネートを用い、
    これに少くとも触媒、整泡剤、発泡剤を混合して発泡さ
    せることを特徴とする難燃性ウレタンフォームの製造法
  2. (2)整泡剤として高分子量の汎用シリコン系整泡剤に
    分子量300〜1000の低分子量シリコン系整泡剤を
    併用することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    難燃性ウレタンフォームの製造法。
JP60121854A 1985-06-05 1985-06-05 難燃性ウレタンフオ−ムの製造法 Granted JPS61278523A (ja)

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