JPS61277549A

JPS61277549A - 紙葉類搬送装置

Info

Publication number: JPS61277549A
Application number: JP11813885A
Authority: JP
Inventors: Mitsuo Ryu; 龍　三津夫
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-05-31
Filing date: 1985-05-31
Publication date: 1986-12-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は、例えば郵便物の区分機等に適用される紙・
葉類搬送装置に関する。

［発明の技術的背景とその問題点］周知のように、この種の紙葉類搬送装置においては、例
えば郵便番号に応じて搬送路を搬送される紙葉類が所定
の集積部に収容されるよう、区分ゲートが制御されてい
る。この区分ゲートは対応する紙葉類が搬送されてきた
時、これを駆動するソレノイドがオン状態とされて紙葉
類を取込むようになっている。また、このオン状態とさ
れたソレノイドは取込まれた紙葉類が所定位置に設けら
れた検知器によって検知された後、所定時間経過してオ
フ状態とされるようになっている。

ところで、前記ソレノイドのオフ制御はそのタイミング
制御が極めて難しいものである。したがって、このタイ
ミング制御に何等かの原因によって誤動作が生じた場合
、後続の紙葉類の搬送制御に異常が生じ、ジャムの発生
する恐れを有してい゛た。また、分岐された紙葉類が集
積箱に収容される途中でジャムとなった場合、ソレノイ
ドがオン状態とされたままとなってしまうことが有り、
この場合は、ソレノイドが発熱するとともに、電力消費
が多くなるという問題を有していた。

［発明の目的］この発明は上記事情に基づいてなされたものであり、そ
の目的とするところは、ゲート手段の制御を容易化する
ことが可能で、紙葉類の搬送異常を防止することができ
るとともに、電力消費を少なくすることが可能な紙葉類
搬送装置を提供しようとするものである。

［発明の概要〕この発明は、例えば区分ゲートの近傍に位置する複数個
の検知器によって区分ゲートの動作領域を設定し、紙葉
類がこの動作領域内に無く、しかも、集積箱の手前等に
おいて分岐された紙葉類にジャムが発生していない場合
、その区分ゲートを駆動するソレノイドをオフ状態とす
るようにしたものである。

［発明の実施例］以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第３図はこの発明に適用される郵便物自動区分機を示す
ものである。即ち、供給部１に一括、且つ立位状態にセ
ットされた葉書、封書などの郵便物（紙葉類）Ａは、取
出部２により最前の郵便物へから１枚づつ順次取出され
取込搬送路３に供給される。この取込搬送路３の途中に
は読取部４が設けられており、この読取部４によって郵
便物Ａに付与された郵便番号（区分指定データ）が読取
られる。この読取部４は周知のように郵便物Ａ上の郵便
番号を光電変換する光電変換部４！、この光電変換部４
１の出力信号に応じて文字パターンの認識を行うことに
より、郵便番号を判別する判別部４２とから構成されて
いる。また、取出部２と読取部４のＭｆＲＩに位置する
取込搬送路３には図示せぬ異物、堅さ検知器が設けられ
ており、これによって異物を有する郵便物、あるいは堅
い郵便物が検知され、これらの郵便物はりジエクト集積
部１３に集積されるようになっている。さらに、前記供
給部１の下部にはオペレータパネルあるいはメンテナン
スパネルとしての操作パネル７が設けられている。

一方、前記読取部４を通過した郵便物Ａは、読取結果に
応じて選択的に駆動される図示せぬゲート機構部により
、鉛直方向に複数段設けられた区分搬送路５ａ、５ｂ、
５Ｃ，５ｄに振分けられるようになっている。この区分
搬送路５ａ、５ｂ。

５ｃ、５ｄの下方にはその下面側に沿って複数の集積箱
６がそれぞれ配設されており、区分搬送路５ａ、５ｂ、
５ｃ、５ｄに送り込まれた郵便物Ａは上記読取部４の読
取結果、および搬送路３．５ａ〜５ｄ上の所定位置に設
けられ、搬送されてくる郵便物Ａを検知する光検知器１
０の出力信号に基づいて動作される区分ゲート（詳細は
後述する）によって所定の集積箱６内に区分集積される
。

第４図は制御部の構成を示すものである。制御部２）は
全体的な制御を司るものであり、前記取出部２へ取出し
制御信号を出力するとともに、モータ駆動部２２に駆動
信号を出力して図示せぬモータを駆動し、前記搬送路３
．５ａ〜５ｂを動作するようになされる。また、読取部
４から供給される郵１便番号、および先端検知部２３、
ジャム検知部２４の出力信号に応じて対応する郵便物Ａ
をその郵便番号に対応する集積Ｎ６に搬送する動作が行
われる。即ち、複数の光検知器１０から供給される郵便
物Ａの検知信号は先端検知部２３、ジャム検知部２４に
それぞれ供給される。このうち先端検知部２３では、光
検知器１０の出力信号に基づいて郵便物Ａの先端位置が
検知され、この検知出力信号は制御部２）へ供給される
。また、ジャム検知部２４では、光検知器１０の出力信
号に基づいて、ある光検知器１０と光検知器１０との相
互間を搬送される郵便物Ａの搬送時間が検出され、この
搬送時藺より郵便物Ａにジャムが発生しているか否かが
判別される。この判別結果はＩＩ＠部２）に供給され、
この制御部２）ではジャムが発生している場合、前記モ
ータ駆動部２２に停止信号が供給され、搬送路３．５ａ
〜５ｄが停止ざ−れる。さらに、制御部２）では前記先
端検知部２３より信号が供給されると、この郵便物Ａが
搬送路３あるいは５ａ〜５ｄのどこに位置しているかを
示す位置コードが発生され、この位置コードは記憶部２
５に記憶される。この記憶部２５に記憶された位置コー
ドは、その郵便物Ａが移動する毎に書換えられ、この位
置コードによってその郵便物Ａの所在が逐−分るように
なっている。また、制御部２）では、入力されたこれら
の信号に基づいて各搬送路５８〜５ｄに対応した区分ゲ
ート２６、あるいは各集積箱６に対応して設けられた区
分ゲート２６を駆動するソレノイド２７に駆動信号が供
給され、この駆動信号によってソレノイド２７がオン、
オフ制御され、対応する区分ゲート２６が動作されるよ
うになっている。

次に、この発明の要部について説明する。この実施例に
おいては、区分ゲート２６の近傍に位置する複数の光検
知器１ｏによって、そのゲートの動作領域が設定され、
その動作領域内に郵便物が無く、しかも、その動作領域
内において分岐された郵便物にジャムが発生していない
場合、そのゲートがオフ状態とされるようになっている
。即ち、第１図に示す如く、例えば搬送路５ａの途中に
は複数の区分ゲート２６ａ１２６ｂが設けられており、
この区分ゲート２６ａ、２６ｂに対応して搬送路５ａか
ら集積箱６へ郵便物Ａを搬送する搬送路５ａ１．５ａ２
が設けられている。そして、この搬送路５ａ、５ａ１．
５ａ２には所定間隔離間して光検知器１０ａ〜１０ｆが
配設されている。

ここで、区分ゲート２６ａの動作領域ＡＥは例えば光検
知器１０ａ〜１０ｄによって規定されているものとする
。また、制御部２）では光検知器１０ａと１０ｂの間に
郵便物が位置している場合は“１“なる位置コードが生
成され、郵便物が１０ｂと１０ｄの間の場合゛２“、１
０ｄと１Ｏｆの間の場合“３゛、１０ｂと１０ｃの間の
場合“４“、１０ｄと１０ｅの間の場合“５“なる位置
コードがそれぞれ生成されるようになっている。したが
って、これら光検知器１０ａ〜１０ｆそれぞれの間に１
通づつ計５通の郵便物が存在する場合、前記記憶部２５
には、例えば第２図（ａ）に示す如く、２番目の郵便物
〜６番目の郵便物に対応して位置コードが記憶される。

尚、この記憶部２５は１６通分の郵便物を管理可能とさ
れており、１番目の郵便物および１６番目の郵便物は搬
送路上に無いことを示している。

上記のような構成において、制御部２）では記憶部２５
に記憶された位置コードが常時監視されており、この記
憶部２５内に第２図（ｂ）に示す如く、前記動作領域Ａ
Ｅ内に郵便物が存在することを示す位置コード“１．２
．４゛が無くなり、しかも、搬送路５ａｔの図示せぬ集
積箱６と光検知器１０Ｃの間において、ジャムが発生し
ていない場合、区分ゲート２６ａを駆動するソレノイド
がオフ状態とされる。また、区分ゲート２６ｂについて
も同様に、動作領域が設定されており、記憶部２５内に
この動作領域内に郵便物Ａが存在することを示す位置コ
ードが無くなり、しかも、光検知器１０ｅと集積箱６と
の間でジャムが発生していない場合、区分ゲート２６ａ
がオフ状態とされるようになっている。

上記実施例によれば、各区分ゲートに対応して複数の光
検知器によって構成される動作領域を設定し、記憶部２
５に記憶されている位置コードのうち、対応する動作領
域内に郵便物が存在していることを示す位置コードが無
く、しがも、分岐された郵便物にジャムが発生しない場
合、その動作゛領域に対応する区分ゲートをオフ状態と
するようにしている。したがって、従来のように複雑な
タイミング制御を行なう必要が無いため、誤動作の発生
する確率が少なく、後続の郵便物にジャムが発生するこ
とを防止することが可能である。

また、分岐された郵便物が集積箱６の手前等においてジ
ャムした場合でも、区分ゲートが確実にオフ状態とされ
るため、区分ゲートを駆動するソレノイドがオン状態と
なったままととされて、発熱することが少なく、さらに
、電力消費を少なくすることが可能である。

尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
発明の要旨を変えない範囲において、種々変形実施可能
なことは勿論である。

［発明の効果］以上詳述したようにこの発明によれば、ゲート手段の制
御を容易化することが可能で、紙葉類の搬送異常を防止
することができるとともに、電力消費を少な、くするこ
とが可能な紙葉類搬送装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係わる紙葉類−搬送装置の一実施例を
示すものであり、第１図は要部を取出して示す構成図、
第２図は動作を説明するために示す図、第３図は全体的
な構成を示す図、第４図は制御回路を示す構成図である
。１・・・供給部、Ａ・・・郵便物、２・・・取出部、３
・・・取出搬送路、４・・・読取部、５ａ〜５ｄ、５ａ
ｔ、５ａ２・・・搬送路、６・・・集積箱、１０．１０
ａ〜１０　ｆ　・・・光検知器、２）　・・・制御部、
２６．２６ａ１２６ｂ・・・区分ゲート、２７・・・ソ
レノイド、ＡＥ・・・動作領域。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦Ａ、Ｅ第１図（ａ）　　　　　（ｂ）第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）紙葉類を搬送する搬送路と、この搬送路の所要の
位置に設けられ搬送されてきた紙葉類を検知する複数の
検知手段と、搬送されてきた紙葉類を必要に応じて分岐
するゲート手段とからなる紙葉類搬送装置において、前
記検知手段の出力信号に応じて紙葉類の位置情報を生成
する手段と、前記検知手段の位置情報に応じて紙葉類の
搬送異常情報を生成する手段と、この生成された位置情
報および搬送異常情報を判別し前記ゲート手段の動作領
域内に紙葉類が無く、しかも搬送状態に異常が無い場合
前記ゲート手段をオフ状態とする制御手段とを具備した
ことを特徴とする紙葉類搬送装置。
（２）前記動作領域は前記複数の検知手段によって構成
されることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の紙
葉類搬送装置。