JPH0873114A - 異常検知装置 - Google Patents

異常検知装置

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JPH0873114A
JPH0873114A JP21382994A JP21382994A JPH0873114A JP H0873114 A JPH0873114 A JP H0873114A JP 21382994 A JP21382994 A JP 21382994A JP 21382994 A JP21382994 A JP 21382994A JP H0873114 A JPH0873114 A JP H0873114A
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JP
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signal
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mail
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JP21382994A
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English (en)
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Takehisa Hiramatsu
岳久 平松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0873114A publication Critical patent/JPH0873114A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、郵便物処理装置の異常を、
低コストかつ複雑な検知機構を伴うことなく確実に検知
できる郵便物処理装置を提供することにある。 【構成】この発明の郵便物処理装置1では、第1の搬送
ベルト150に対向された第2の搬送ベルト151に回
転力を伝達するローラ156に配置された反射部材15
6rと、反射部材に光を照射するとともに反射部材で反
射された光を検知して検知された光に対応するパルス信
号を発生する過負荷検知センサ158と、過負荷検知セ
ンサからのパルス信号の周期およびパルス幅の変化を検
知する過負荷検知回路と、過負荷検知センサからのパル
ス信号の周期およびパルス幅の変化が所定時間だけ継続
されて変化されていることを検知するカウンタにより、
モータ153が過負荷状態にあることを容易に検知でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、郵便物等の紙葉類の
処理に係わる異常検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】配達業務を扱わない小規模郵便局および
街頭のポストあるいは大口顧客などから取りまめられた
郵便物は、配達業務を扱う大規模郵便局あるいは集配業
務のみを取り扱う特定の郵便局 (集配集中局) に一旦集
められたのち各郵便物の配達先の郵便局あるいは予め決
められた配送方面毎に仕分けされ、配達先の郵便局ある
いは予め決められた配送方面毎に配送される。
【0003】今日、処理すべき郵便物の増大、配達まで
に要する時間の短縮および人件費の高騰などに伴って、
取りまとめられた郵便物を、自動区分に適さない郵便物
を非自動区分に振り分けるとともに、自動区分に振り分
けられた郵便物を所定の向きに取揃えたのち押印し、さ
らに、予め指定された区分情報、たとえば、配達先の郵
便局名あるいは予め決められた配送方面または速達郵便
物および普通郵便物などに基づいて区分集積する郵便物
処理装置が導入されている。
【0004】この種の郵便物処理装置は、受入れ部、供
給部、厚さ選別部、取り揃え部、幅選別部、上下判別
部、表裏判別部、切手および区分情報読取部、押印部、
区分集積部および操作部などにより構成されている。
【0005】上記郵便物処理装置によれば、取りまとめ
られた郵便物は、受入れ部を介して処理装置内部に取り
込まれたのち供給部により郵便物相互の重なり合いが除
去されて第1に自動選別に適さない厚さの厚い郵便物が
非自動区分に分けられる。続いて、取り揃え部により郵
便物の姿勢すなわち長辺方向および短辺方向が所定の方
向に揃えられたのち、幅選別部を介して定形郵便物か否
か (すなわち定形郵便物と定形外郵便物と) に分類され
る。
【0006】上述した厚さおよび幅による区分工程によ
り区分された定形郵便物は、上下判別部、表裏判別部お
よび切手および区分情報読取部を介して、日付スタンプ
すなわち消印を押印すべき位置が特定されたのち押印部
で日付スタンプが押印され、予め決められている区分に
基づいて、区分集積部の所定の区分 (集積) 室に集積さ
れる。
【0007】なお、取入れ部、供給部および取り揃え部
などに代表される郵便物処理装置内を移動される郵便物
が集約される箇所、及び、厚さ選別部、幅選別部、上下
判別部、表裏判別部、切手および区分情報読取部および
押印部には、郵便物処理装置内を移動される郵便物の詰
まり (すなわちジャム) を検出するジャム検出器が配置
されている。これにより、万一、郵便物処理装置内を移
動される郵便物が処理装置内のいづれかで詰まった場合
には、操作部の表示装置に、郵便物が詰まった位置が表
示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ジャム検出
器は、一般には、所定の間隔で配置された光源と光検出
器とにより光源から光検出器に向かう光が郵便物により
遮られることにより郵便物の通過を検出する光電検出器
(透過型あるいは反射型のいづれでもよい) であって、
郵便物の移動状態を監視することにより郵便物のジャム
を検知するものである。
【0009】しかしながら、ジャム検出器により郵便物
の移動状態に変化が検出された場合であっても、郵便物
処理装置内を移動される郵便物は定形郵便物といえども
長さおよび幅が均一ではないこと、及び、戯らに処理速
度を低下させることのないよう個々の郵便物の先端と後
端が僅かに重なりあった状態で搬送された場合であって
も現在搬送されている郵便物が停止しない場合にはジャ
ム検知を表示しないなどの規則に基づいて、各ジャム検
出器を介して郵便物が停止されたことが検知されるまで
の間は、搬送路を形成する搬送ベルトおよび搬送ローラ
を駆動する駆動モータは通常通り回転される。
【0010】これにより、駆動モータは、ジャム検出器
による郵便物の停止が検知されてモータが停止されるま
での間、過負荷状態となる問題がある。なお、この場
合、後続の郵便物がさらに搬送路に押し込まれることに
より、郵便物が搬送路から溢れ出したり、最悪の場合に
は、モータおよびモータを駆動させるモータ駆動回路が
焼損する問題がある。また、搬送ベルトが停止された状
態で駆動モータが回転された場合にはベルトの一部また
は全部が発煙 (または焼損) する問題がある。
【0011】この発明の目的は、郵便物等の紙葉類処理
装置の異常を、通常の紙葉類搬送状態と識別可能であっ
て、しかも、低コストかつ複雑な検知機構を伴うことな
く確実に検知できる異常検知装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、互い
に対向配置され、相互間を通過させることにより紙葉類
を所定の方向に搬送する搬送手段と、この搬送手段を所
定の速度で駆動する駆動手段と、この駆動手段により回
転される上記搬送手段の回転状態に基づいて所定の信号
を発生する信号発生手段と、この信号発生手段により発
生され、上記搬送手段の回転状態を示す上記信号を検知
する信号検知手段と、この信号検知手段により検知され
た結果に基づいて上記駆動手段を停止させる駆動手段制
御手段とを有する異常検知装置が提供される。
【0013】また、この発明は、相互に対向配置された
第1および第2の搬送手段と、この第1および第2の搬
送手段の少なくとも一方を所定の速度で回転させる回転
駆動手段と、上記第1および第2の搬送手段の少なくと
も一方に配置され、第1および第2の搬送手段により搬
送される対象物の移動状態に対応する状態信号を発生す
る信号発生手段と、この信号発生手段により発生された
上記状態信号の周期および幅のいずれか一方の変化を検
知する信号検知手段と、この信号検知手段により検知さ
れた上記状態信号の周期および幅のいずれか一方の変化
が継続される時間を計数する時間計数手段と、この時間
計数手段により計数された上記状態信号の周期および幅
のいずれか一方の変化が継続される時間が所定の時間を
越えた場合に、上記回転駆動手段を停止させる駆動手段
制御手段とを有する異常検知装置を提供するものであ
る。さらに、この発明は、第1の搬送ベルトと、この第
1の搬送ベルトを回転可能に支持する第1のローラ群
と、上記第1の搬送ベルトとの間に紙葉類を介在させた
状態または上記第1の搬送ベルトに接触することにより
上記第1の搬送ベルトに従動される第2の搬送ベルト
と、この第2の搬送ベルトを回転可能に支持する第2の
ローラ群と、上記第1の搬送ベルトを、所定の回転数で
回転させるモータと、このモータを駆動するモータ駆動
回路と、上記第2のローラ群の少なくとも1つのローラ
に配置され、ローラの回転に対応して回転される光反射
部材と、この光反射部材に光を照射するとともに、上記
光反射部材により反射された光を検知して検知された光
に対応するパルス信号を発生するパルス発生装置と、こ
のパルス発生装置により発生された上記パルス信号の周
期およびパルス幅の少なくとも一方の変化を検知する回
転状態検知回路と、この回転状態検知回路により、上記
パルス信号の周期およびパルス幅の少なくとも一方の変
化が継続されている時間を計数する時間計数回路と、こ
の時間計数回路により計数された上記パルス信号の周期
およびパルス幅の少なくとも一方の変化が継続されてい
る時間が所定の時間を越えた場合に、上記モータ駆動回
路に、上記モータの停止を指示するモータ停止指示回路
とを有する異常検知装置を提供するものである。
【0014】
【作用】この発明によれば、搬送手段を駆動する駆動手
段は、搬送手段の回転状態に基づいて所定の信号を発生
する信号発生手段により発生される信号を検知する信号
検知手段による検知結果に基づいて停止される。従っ
て、搬送手段の回転状態に生じた場合には、駆動手段が
停止されることで確実に搬送手段が停止される。
【0015】また、この発明によれば、搬送手段により
搬送される対象物の移動状態に対応する状態信号を発生
する信号発生手段からの状態信号の周期および幅のいず
れか一方の変化を検知する信号検知手段を介して搬送手
段の状態変化が検知された場合に、さらに、所定時間だ
け状態信号が変化されていることにより、搬送手段を回
転させる回転駆動手段が停止される。従って、搬送手段
の回転が不所望に停止されることが防止されるととも
に、搬送手段の回転状態の変化が継続されている場合に
は、確実に搬送手段が停止される。
【0016】さらに、この発明によれば、第1の搬送ベ
ルトに対向された第2の搬送ベルトに配置された光反射
部材と光反射部材に光を照射するとともに光反射部材に
より反射された光を検知して検知された光に対応するパ
ルス信号を発生するパルス発生装置からのパルス信号の
周期およびパルス幅の変化が生じ、さらに、所定時間だ
け継続されて変化されていることにより、第1および第
2の搬送ベルトおよび第1の搬送ベルトを回転させるモ
ータのいづれかあるいは全てが過負荷状態にあることが
判別される。従って、モータの回転が不所望に停止され
ることが防止されるとともに、過負荷状態が生じた場合
には、確実に搬送ローラおよびモータが停止される。
【0017】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例につい
て説明する。図1および図2は、この発明の実施例が組
み込まれる郵便物処理装置としての郵便物選別取揃え押
印機を概略的に示している。
【0018】郵便物選別取揃え押印機 (以下、装置本体
とする) 1は、区分・押印すべき郵便物Mを受け入れる
郵便物受入れ部2、及び、受入れ部2を介して取り込ま
れた郵便物Mを、後段の選別・取揃え・押印部に供給す
る供給部3を有している。
【0019】供給部3の後段には、供給部3により供給
された郵便物Mから自動区分に適さない郵便物Mを、郵
便物Mの厚さに基づいて、取りのぞく厚さ選別部4、及
び、厚さ選別部4により区分された郵便物Mを、郵便物
Mの姿勢すなわち長辺方向および短辺方向が所定の方向
に向くよう取り揃えるとともに、郵便物Mの幅に基づい
て定形郵便物と定形外郵便物とに区分する取り揃え幅選
別部5が配置されている。
【0020】取り揃え幅選別部5の後段には、取り揃え
幅選別部5により「定形」と判断された郵便物Mの上
下、表裏、切手等料額印面の位置および区分情報などを
読み取る判別読取り部6、郵便物Mの料額印面に日付ス
タンプすなわち消印を押印する押印部7、及び、押印部
7を介して日付スタンプが押印された郵便物Mを、予め
決められている区分に基づいて区分集積する区分集積部
8などが接続されている。
【0021】なお、受入れ部2、供給部3、厚さ選別部
4、取り揃え幅選別部5、判別読取り部6、押印部7お
よび区分集積部8の各部を見渡すことができる位置、た
とえば、区分集積部8の近傍には、装置本体1の動作を
制御するための操作部 (操作パネル) 9が配置されてい
る。
【0022】郵便物受入れ部2は、複数の郵便物M‥‥
‥が載置される受入台21、受入台21に載置された郵
便物Mを、少量ずつ後段の供給部3に送り出す送出ユニ
ット22を有している。
【0023】供給部3は、ベルト状に形成され、郵便物
受入れ部2の送出ユニット22から供給される郵便物M
を、斜め上方に搬送することによりならしつつ、後段の
厚さ選別部4に向かって搬送する搬送ユニット31を有
している。
【0024】なお、供給部3および受入れ部2は、厚さ
選別部4の所定の位置を回転軸として厚さ選別部4とと
もに移動されることにより、幅選別部5ないし区分集積
部8の構造体と直交する方向あるいは直列となる方向
(一直線となる方向) などの任意の方向に、作業スペー
スに合わせて配列可能に形成されている。
【0025】厚さ選別部4は、搬送ユニット31を介し
て案内された郵便物Mを予め決められている厚さより薄
い (厚さが定形郵便物の範囲内である) 郵便物Mとそれ
以外の非定形郵便物 (定形外郵便物) M´を区分するた
めの厚さ選別ユニット41、厚さ選別ユニット41によ
り自動区分に適さない (厚さが規定外) として排除され
た郵便物M´を図示しないリジェクト部へ案内する図示
しないスライダ、厚さが規定範囲内すなわち定形郵便物
に該当すると判別された郵便物Mを後段の取り揃え幅選
別部5に案内する滑降 (搬送) 路42、及び、コンベア
(搬送装置) 43などから構成される。
【0026】取り揃え幅選別部5は、厚さ選別部4のコ
ンベア43を介して搬送された郵便物Mを立位状態にす
る立位変換ユニット51、立位変換ユニット51により
立位状態にされた郵便物Mの幅が所定の幅の範囲である
か否かすなわち定形外郵便物を非自動区分として排除す
る第1および第2の幅選別ユニット52aおよび52
b、第1および第2の幅選別ユニット52aおよび52
bにより定形郵便物と判別された郵便物Mを、後段の判
別読取り部6へ一通づつ供給する一通取出しユニット5
3、第1および第2の幅選別ユニット52aおよび52
bにより定形外郵便物か否かが判断できなかった郵便物
Mの幅を再び検知することで定形外郵便物を再び排除す
る第3および第4の幅選別ユニット52cおよび52
d、及び、第1ないし第4の幅選別ユニット52a〜5
2dを介して定形外郵便物であると判断された郵便物M
´を図示しないリジェクト部へ案内する図示しない排除
用搬送路およびシュータなどの多くのユニットを有して
いる。
【0027】なお、立位変換ユニット51と第1の幅選
別ユニット52aとの間、第1の幅選別ユニット52a
と第2の幅選別ユニット52bとの間、第2の幅選別ユ
ニット52bと一通取出しユニット53との間、一通取
出しユニット53と第3の幅選別ユニット52cとの
間、第3の幅選別ユニット52cと第4の幅選別ユニッ
ト52dとの間、及び、第4の幅選別ユニット52dと
第1の幅選別ユニット52aとの間には、各ユニット間
に位置されている郵便物Mを搬送する搬送路54a,5
4b,54c,54d,54eおよび54fが、それぞ
れ、配置されている。
【0028】また、それぞれの搬送路54a〜54fの
所定の位置には、搬送路を通過される郵便物Mが搬送路
を形成するベルトあるいはローラに巻き込まれたり挟ま
って折れ曲がることにより生じるジャムを検知するため
の図示しないジャム検知センサが配置されている。
【0029】判別読取り部6は、幅選別部5を介して選
別され、一通取出しユニット53を介して取り出された
定形郵便物Mを搬送する導入搬送ユニット61、導入搬
送ユニット61によって順に搬送される郵便物Mを一時
的に集積するバッファーユニット62、バッファーユニ
ット62に集積された郵便物Mを、後段に向かって一通
ずつ取出すバッファー取出しユニット63、バッファー
取出しユニット63により取出された郵便物Mの料額印
面を検知することで郵便物Mへの押印位置を特定すると
ともに、郵便物Mに付与されている区分情報すなわち普
通郵便か速達郵便か等の情報を読取る第1検知ユニット
64、第1検知ユニット64により料額印面が検知でき
なかった郵便物Mのみ上下 (表裏) を反転するして後段
に給送する反転ユニット65、及び、反転ユニット65
から給送された郵便物Mから最終的に料額印面および区
分情報を読み取る第2検知ユニット66を有している。
【0030】また、バッファー取出しユニット63と第
1検知ユニット64との間、第1検知ユニット64と第
2検知ユニット66との間、第1検知ユニット64と反
転ユニット65との間、反転ユニット65と第2検知ユ
ニット66との間、第2検知ユニット66と引き続いて
配置される押印部7の後述する押印ユニットとの間、及
び、後述する押印ユニットと引き続いて配置される区分
集積部8との間には、各ユニット間に位置されている郵
便物Mを搬送する搬送路67a,67b,67c,67
d,67eおよび67fが、それぞれ、配置されてい
る。
【0031】なお、バッファー取出しユニット63に
は、取揃え押印部6が単独で利用される場合に、予め厚
さおよび幅が選別された定形郵便物Mを供給可能な補助
供給ユニット68、及び、補助供給ユニット68に供給
された郵便物Mを、一通ずつ取出したのちバッファー取
出しユニット63に送出する補助取出しユニット69が
配置されている。
【0032】さらに、それぞれの搬送路67a〜67f
の所定の位置には、搬送路を通過される郵便物Mが搬送
路を形成するベルトあるいはローラに巻き込まれたり挟
まって折れ曲がることにより生じるジャムを検知するた
めの図示しないジャム検知センサが配置されている。
【0033】押印部7は、自身を通過される定形郵便物
Mに対し、第1および第2の位置、たとえば、郵便物M
の表面の所定の位置および郵便物Mの背面の所定の位置
のそれぞれに日付スタンプすなわち消印を押印可能に形
成された図示しない第1および第2のスタンプユニット
を有している。これにより、郵便物Mが立位状態で搬送
される場合に、読取り部6の第2検知ユニット66を介
して検出された押印位置に、日付スタンプすなわち消印
を押印可能となる。
【0034】区分集積部8は、第2検知ユニット66に
より読取られたった区分情報に応じて駆動されるゲート
81a,81b,81c,81d,81eおよび81f
と各ゲート81a〜81fによって区分された郵便物M
が集積される6個の集積室82a〜82fを有してい
る。なお、各集積室82a〜82fには、スタッカ番号
1〜6が、それぞれ、付与されている。また、各ゲート
81a〜81fと各集積室82a〜82fとの間の詳述
しない搬送路には、他の搬送路と同様に、搬送路を通過
される郵便物Mが搬送路を形成するベルトあるいはロー
ラに巻き込まれたり挟まって折れ曲がることにより生じ
るジャムを検知するための図示しないジャム検知センサ
が配置されている。
【0035】操作パネル9は、装置本体1の各部の動作
状態、各部における郵便物Mの流れ(移動状態) および
各部での郵便物Mの万一の詰まり (ジャム) などの一部
あるいは全部を表示可能な表示装置91、装置本体1に
よる選別・取揃え・押印などの動作を開始させるための
スタートスイッチ92、及び、装置本体1のジャムなど
にともなう装置本体1の各部からの郵便物Mのはみ出し
(溢れ) あるいは異常動作などに際して、装置本体1の
全ての駆動 (可動) 部を緊急停止させる非常停止スイッ
チ93などを有している。また、操作パネル9には、装
置本体1と装置本体1に接続される区分機とを連動/単
独で動作させるための動作モードを設定したり、区分集
積部8の各集積室82a〜82fに向かう郵便物Mの流
れすなわち区分すべき郵便物Mと各集積室82a〜82
fとの割り当てなどを変更可能であって、特定の区分情
報あるいは特定の制御情報などの入力または制御に利用
される図示しない入力装置 (キーボード) なども配置さ
れている。
【0036】図3には、この発明の実施例である郵便物
選別取揃え押印機の取り揃え幅選別部に利用される幅選
別ユニットの一例が示されている。図3によれば、幅選
別ユニット (図1および図2における第1ないし第4の
幅選別ユニット52a〜52d) は、前段の搬送路ある
いはユニットから送出された郵便物Mを搬送する搬送ベ
ルト150および搬送ベルト150に所定の間隔で対向
された副搬送ベルト151を有している。
【0037】搬送ベルト150は、ベルト150を回転
可能に支持するローラ152a,152bおよびベルト
150を回転させる駆動モータ153の回転軸に配置さ
れた駆動ローラ153aにより保持されるとともに、モ
ータ153の回転にともなって、所定の方向に回転され
る。なお、ベルト150には、ベルト150に所定の張
力 (テンション) を与えるテンションローラ154を介
して所定のテンションが与えれている。
【0038】副搬送ベルト151は、ベルト151を回
転可能に支持するローラ155a,155bおよびベル
ト150と接触させる (あるいはベルト150との間に
郵便物Mを介在させる) ことによりベルト151を回転
させる従動ローラ156により保持されるとともに、ベ
ルト150との (あるいは郵便物Mを介在させた状態で
の) 接触により所定の方向に回転される。なお、ベルト
151には、ベルト151に所定の張力 (テンション)
を与えるテンションローラ157を介して所定のテンシ
ョンが与えれている。また、郵便物Mが案内される側の
ローラ155aは、回転軸移動機構155cにより案内
される郵便物Mの厚さに応じて回転軸が移動されること
で、前段から供給される郵便物Mを、ベルト151と1
50との間の搬送領域へ容易に取り込むことができる。
【0039】ベルト151とベルト150とが対向 (接
触) されている搬送領域の所定の位置には、搬送領域を
通過される郵便物Mの幅を検知する図示しない幅検知装
置が配置されている。幅検知装置は、公知の通過センサ
であって、好ましくは、非接触光電スイッチあるいは接
触レバー式の電磁スイッチなどが利用される。
【0040】幅検知装置を通過される郵便物Mの幅は、
後述する入力回路により非接触光電スイッチあるいは接
触レバー式の電磁スイッチから取り込まれた「郵便物有
り信号」が継続されている時間と郵便物Mが搬送されて
いる速度とにより、後述する主制御回路あるいは幅検知
回路により容易に求められる。
【0041】図4には、図3に示されている幅選別ユニ
ットに組み込まれる過負荷検知機構が示されている。図
4を参照すれば、副搬送ベルト151に駆動力を与える
従動ローラ156の一端部 (または従動ローラ156の
回転軸の一端部) には、予め決められている面積あるい
は形状を有する反射部材156rが配置されている。ま
た、反射部材(反射テープあるいは金属箔) 156rす
なわち従動ローラ156の一端部と対向される位置に
は、非接触光電センサ158が配置されている。なお、
非接触光電センサ158は、たとえば、従動ローラ15
6の回転中心に対して所定の距離だけオフセット (離
間) されている。
【0042】これにより、従動ローラ156が回転され
ている場合には、非接触光電センサ158と反射部材1
56rとにより、従動ローラ156の回転数に応じたパ
ルスが発生される。従って、矢印Aの方向から矢印Bの
方向に向かって搬送される郵便物Mがベルト151とベ
ルト150との間の搬送領域に詰まった場合または後段
の搬送ベルトあるいはユニットで生じた郵便物Mのジャ
ムによりベルト151とベルト150との間に郵便物M
が停滞した場合には、従動ローラ156が停止されるか
回転数が低下されることから、モータ153に過負荷が
生じたことが容易に検知可能となる。
【0043】図5には、郵便物選別取揃え押印機の制御
回路の一例を示すブロック図が示されている。図5によ
れば、郵便物選別取揃え押印機1は、装置本体1の全体
を制御する主制御装置100、主制御装置100に接続
され、主制御装置100により装置本体1を制御するた
めの制御データが記憶されているROM101、主制御
装置100に接続され、たとえば、操作パネル9の図示
しないキーボードから入力された制御データあるいは現
在搬送中の郵便物Mを集積室82a〜82fのいづれに
区分するかなどの区分情報が記憶されるRAM (データ
メモリ) 102、及び、たとえば、フロッピーディスク
などの記憶媒体を介してさまざまな制御データ、たとえ
ば、料金区分などのデータあるいは各集積室82a〜8
2fへの郵便物Mの区分指定内容を示す区分指定テーブ
ルなどを取り込み可能な外部メモリ103などが接続さ
れている。
【0044】主制御装置100には、受入れ部2および
供給部3を駆動する受入れ供給部駆動回路113、厚さ
選別部4を制御する厚さ選別部制御回路114、幅選別
部5の各幅選別ユニット52a〜52dおよび一通取り
出しユニット53を制御する幅選別部制御回路115、
判別読取り部6内のバッファー取出しユニット63、反
転ユニット65および補助取出しユニット69を制御す
る取出し部制御回路116、判別読取り部6内の第1検
知ユニット64および第2検知ユニット66を制御する
検知ユニット制御回路117、押印部7を駆動する押印
部駆動回路118、区分集積部8の各ゲート81a〜8
1bを制御する区分集積部制御回路119、各搬送路を
駆動するモータを制御するモータ駆動回路120、及
び、操作パネル9と装置本体1とを接続するインタフェ
ース121などが接続されている。
【0045】なお、搬送路に複数配置されている図示し
ないジャムセンサからのジャム信号は、入力回路131
を介して、また、各幅選別ユニット52a〜52dに配
置されている非接触光電センサ (過負荷センサ) の出力
は、過負荷検知回路132を介して、それぞれ、主制御
装置100に入力される。ここで、過負荷検知回路13
2から出力されるパルスの幅が変化された場合には、異
常検出カウンタ133が1カウントされる。
【0046】また、厚さ検知部4の図示しない厚さ検知
センサからの厚さ信号は、厚さ検知回路134を介し
て、及び、図示しない幅検知センサからの「郵便物有り
信号」は、幅検出回路135を介して、厚さ選別部制御
回路114および選別部制御回路115に、それぞれ,
入力される。
【0047】次に、図1および図2を参照して、郵便物
選別取揃え押印機の動作を簡単に説明する。まず、多数
の郵便物M‥‥‥が受入部2の受入台21に投入され
る。ついで、操作パネル9のスタートスイッチ92がオ
ンされることで、装置全体が動き始める。これにより、
受入部2の受入台21に投入された郵便物M‥‥‥が送
出ユニット22から供給部3の搬送ユニット31へ搬送
され、さらに、厚さ選別部4に搬送される。
【0048】厚さ選別部4に搬送された郵便物Mは、厚
さ選別ユニット41を介して厚さが選別され、定形郵便
物の範囲内の厚さを有する定形郵便物Mと定形外郵便物
および自動区分に適さないと判断された郵便物M´とに
区分される。
【0049】ここで、定形外郵便物および自動区分に適
さないと判断された郵便物M´は、図示しないスライダ
により図示しないリジェクト部にはじかれる。定形の厚
さの郵便物Mは、滑降路42を自重で滑り落ちたのちコ
ンベア43上に落下し、コンベア43により、取り揃え
幅選別部5へ送出される。
【0050】コンベア43を介して搬送された郵便物M
は、立位変換ユニット51により立位 (郵便物の搬送状
態が面方向から辺方向に変換) され、搬送路54aを介
して第1の幅選別ユニット52aに案内される。
【0051】第1の幅選別ユニット52aに搬送された
郵便物Mは、搬送路54bにより第2の幅選別ユニット
52bに案内されるとともに、第1および第2の幅選別
ユニット52aおよび52bにより、郵便物Mの幅が検
出され、この幅が所定の範囲内である定形郵便物Mと所
定の範囲外である定形外郵便物M´とに区分される。こ
れにより、定形郵便物の範囲内であると判別された郵便
物Mは、搬送路54cを介して一通取出しユニット53
に搬送されたのち、一通取出しユニット53により一通
ずつ取り出され、後段の判別読取り部6へ一通づつ供給
される。なお、定形外郵便物M´は、図示しない排除用
搬送路およびシュータにより、図示しないリジェクト部
へ送出される。
【0052】一方、第1および第2の幅選別ユニット5
2aおよび52bにより定形外郵便物か否かが判断でき
なかった郵便物Mは、搬送路54dにより第3の幅選別
ユニット52cへ搬送されるとともに、第3および第4
の幅選別ユニット52cおよび52dにより、再び、郵
便物Mの幅が検出され、この幅が所定の範囲内である定
形郵便物Mと所定の範囲外である定形外郵便物M´とに
区分される。これにより、定形郵便物の範囲内であると
判別された郵便物Mは、再び、第1および第2の幅選別
ユニット52aおよび52bを通過されたのち一通取出
しユニット53に搬送され、一通取出しユニット53に
より一通ずつ取り出され、後段の判別読取り部6へ一通
づつ供給される。なお、第3および第4の幅選別ユニッ
ト52cおよび52dを郵便物Mが通過される間または
第3の幅選別ユニット52cの前段において、長辺方向
と短辺方向とが入れ換え (90°回転) される。また、
定形外郵便物および区分不能と判定された郵便物M´
は、図示しない排除用搬送路およびシュータにより、図
示しないリジェクト部へ送出される。
【0053】一通取出しユニット53により一通ずつ取
り出された定形郵便物Mは、導入搬送ユニット61を介
して判別読取り部6のバッファーユニット62に、順
に、集積される。バッファーユニット62に集積された
定形郵便物Mは、バッファー取出ユニット63を介して
一通ずつ取出され、搬送路67aを介して第1検知ユニ
ット64に案内される。
【0054】第1の検知ユニット64に案内された定形
郵便物Mは、第1検知ユニット64の、たとえば、色検
知方式などによる図示しない検知器により料額印面が検
知されたのち、搬送路67bにより第2検知ユニット6
6へ案内される。なお、第1検知ユニット64により料
額印面が検知されなかった郵便物Mは、反転ユニット6
5により郵便物Mの表裏が反転されたのち、第2の検知
ユニット66へ送出される。
【0055】第2検知ユニット66へ案内された定形郵
便物Mは、第2検知ユニット66により、郵便物Mの料
額印面の有無や位置、普通郵便か速達郵便か等の区分情
報が検知されて、押印部7に送出される。
【0056】押印部7に導かれた定形郵便物Mは、図示
しない第1および第2のスタンプユニットのいづれかに
より、第2検知ユニット66を介して検出された押印位
置すなわち料額印面の位置に、日付スタンプすなわち消
印が押印される。
【0057】押印部7により日付スタンプが押印された
郵便物Mは、搬送路67fにより区分集積部8へ案内さ
れ、操作パネル9からの入力によりあるいはデータメモ
リ102に記憶されている区分データなどにより予め決
められている区分情報に基づいて駆動されるゲート81
a〜81fを介して、6個の集積室82a〜82fのい
づれかに集積される。
【0058】ところで、たとえば、第4の幅選別ユニッ
ト52dで郵便物Mが詰まった場合には、第4の幅選別
ユニット52dの従動ローラ156の回転数の低下ある
いは停止が第4の幅選別ユニット52dの過負荷センサ
158により検知されることから、モータ153に過負
荷が生じたことが検知される。この場合、たとえば、2
秒をサンプリング時間として、幅選別部制御回路115
によりモータ駆動回路120に、第4の幅選別ユニット
52dの駆動モータ153および装置本体1の各搬送部
を駆動する図示しない駆動モータを停止させる要求が出
力され、モータ駆動回路120の制御により各モータが
停止される。
【0059】詳細には、図6に示されるように、第1な
いし第4の幅選別部52a〜52dの駆動モータ156
が通常の速度で回転されているかが過負荷センサ158
により監視され (STP1) 、過負荷センサ158から
出力されるパルスの周期が変化されたか否かが判定され
る (STP2) 。
【0060】ステップSTP2において、過負荷センサ
158からは、図7 (a) に示されるように、反射部材
156rの有無に応じてオンまたはオフとなることで、
モータ153の回転数に対応したパルスを発生されるこ
とから、図7 (b) に示されるように、モータ153が
通常の回転数で回転されている場合およびベルト151
とベルト150との間を通過される郵便物Mが滞りなく
搬送されている場合には、主制御装置100に入力され
るパルスは、一定の周期を有する (STP2−No) 。
従って、異常検出カウンタ133は、クリアされる (S
TP3) 。
【0061】これに対して、ベルト151とベルト15
0との間に郵便物Mが詰まった場合あるいは厚さ選別ユ
ニット41により排除されなかった厚さの厚い郵便物M
が搬送された場合などにおいては、過負荷センサ158
から主制御装置100に入力されるパルスは、図7
(c) に示されるように、オンまたはオフのいづれかの
状態もしくは周期または幅の乱れたパルスとなる (ST
P2−Yes) ことから、異常検出カウンタ133が1
カウントされる (STP4) 。
【0062】過負荷センサ158から主制御装置100
に入力されるパルスの周期または幅に変動が生じた場合
には、引き続いて、過負荷センサ158から出力される
パルスの周期および幅の変動が所定のサンプリング時間
(ここでは、2秒間) 継続されているか否かがチェック
され (STP5−No〜STP2) 、2秒間継続された
時点 (STP5−Yes) で、駆動モータ156が停止
される。なお、2秒間のサンプリング時間は、負荷変動
により誤動作されることを防止するためのバッファであ
って、モータが焼損することのない範囲 (通常、モータ
は、数秒のロックには耐えるよう設計されている) に設
定される (STP6) 。
【0063】これにより、既に説明したように、モータ
が停止された場合には、操作パネル9の表示装置91
に、ジャムが発生したことおよびジャムが発生したユニ
ットの名称あるいは位置が、予めROM101に記憶さ
れている自己診断機能に基づく主制御装置100の制御
により、表示される (STP7) 。
【0064】なお、この方法によれば、ベルト151お
よび150の伸びあるいは撓みもしくはテンションロー
ラの以上なども検知できる。図8および図9には、図4
に示されている過負荷検知機構の変形例が示されてい
る。
【0065】図8を参照すれば、従動ローラ256 (図
4の例との識別のため100を付加する) の一端部に
は、公知のクロック板257とクロック板257を挟ん
で配置されたフォトインタラプタ258が配置されてい
る。すなわち、図8に示されている従動ローラ256に
よれば、たとえば、過負荷を検知するための専用タイプ
のセンサに換えて、汎用の安価なセンサの利用が可能と
なる。
【0066】図9に示されている従動ローラ356 (図
4の例との識別のため200を付加する) の一端部に
は、図4で示した反射部材 (反射テープあるいは金属
箔) 156rと同様に機能する開口部 (貫通穴) 357
が形成されている。この例では、センサ本体としては、
図4で示した非接触タイプが利用できる。この方法で
は、反射部材の万一の剥がれあるいは汚れに伴う誤検知
を防止できる。
【0067】このようにして、郵便物Mを搬送する搬送
機構の一部を利用してモータの回転状態を監視すること
により、モータに過負荷が生じたことが容易に検出可能
となることから、ジャム検出器による郵便物の停止が検
知されてからモータが停止されるまで時間が低減され
る。また、過負荷状態によりモータが焼損する虞れを排
除できる。
【0068】なお、この発明の実施例である上記異常検
知装置は、郵便物選別取り揃え押印機に代表される郵便
物処理装置に限らず、ローラおよびベルトを利用して所
定の形状の紙葉類あるいは封袋類を搬送することのでき
るさまざまな搬送装置および搬送機構に利用できること
はいうまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の郵便物
処理装置によれば、紙葉類あるいは封袋類を搬送する搬
送機構の一部を利用してモータの回転状態を監視するこ
とにより、モータに過負荷が生じたことが容易に検出可
能となることから、紙葉類あるいは封袋類が搬送機構
に、万一、詰まった場合であっても、モータに悪影響を
及ぼすことなく、短時間の間でモータを停止できる。
【0070】従って、モータあるいはモータを駆動させ
るモータ駆動回路が焼損したり、搬送装置全体が重大な
損傷を受けることが防止できる。また、低コストかつ複
雑な検知機構を伴うことなく確実にモータの過負荷を検
知できる。さらに、モータの回転が不所望に停止される
ことが防止されることが抑止されることから、郵便物の
処理量が増大される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例が組み込まれる郵便物選別取
揃え押印機の概略正面図。
【図2】図1に示されている郵便物選別取揃え押印機の
概略平面図。
【図3】図1および図2に示した郵便物選別取揃え押印
機に利用される幅選別ユニットの一例を示す正面図およ
び平面図。
【図4】図3に示されている幅選別ユニットに組み込ま
れる過負荷検知装置の一例を示す概略図。
【図5】図1ないし図4に示されている郵便物選別取揃
え押印機の制御回路の一例を示す概略ブロック図。
【図6】図4に示されている過負荷検知機構によりモー
タに過負荷が生じたことを検出するためのフローチャー
ト。
【図7】図4に示されている過負荷検知機構の過負荷セ
ンサから出力される出力パルスの一例を示すグラフ。
【図8】図4に示されている過負荷検知機構の変形例を
示す概略図。
【図9】図4に示されている過負荷検知機構の変形例を
示す概略図。
【符号の説明】
1…郵便物選別取揃え押印機、2…受入れ部、3…供給
部、4…厚さ選別部、5…取り揃え幅選別部、6…判別
読取り部、7…押印部、8…区分集積部、9…操作部、
31…搬送ユニット、41…厚さ選別ユニット、51…
立位変換ユニット、52a〜52d…幅選別ユニット、
53…一通取出しユニット、54a〜54f…搬送路、
61…導入搬送ユニット、62…バッファーユニット、
63…バッファー取出しユニット、64…第1検知ユニ
ット、65…反転ユニット、66…第2検知ユニット、
67a〜67f…搬送路、68…補助供給ユニット、6
9…補助取出しユニット、81a〜81f…ゲート、8
2a〜82f…区分集積室、91…表示装置、92…ス
タートスイッチ、93…非常停止スイッチ、100…主
制御装置、101…ROM、102…RAM (データメ
モリ) 、103…外部メモリ、113…受入れ供給部駆
動回路、114…厚さ選別部制御回路、115…幅選別
部制御回路、116…取出し部制御回路、117…検知
ユニット制御回路、118…押印部駆動回路、119…
区分集積部制御回路、120…モータ駆動回路、121
…インタフェース、131…入力回路、132…過負荷
検知回路、133…異常検出カウンタ、134…厚さ検
知回路、135…幅検出回路、150…搬送ベルト、1
51…副搬送ベルト、152a,152b…ローラ、1
53…駆動モータ、153a…駆動ローラ、154…テ
ンションローラ、155a,155b…ローラ、155
c…回転軸移動機構、156…従動ローラ、156r…
反射部材、157…テンションローラ、158…非接触
光電センサ、M…定形郵便物、M´…定形外郵便物。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向配置され、相互間を通過させる
    ことにより紙葉類を所定の方向に搬送する搬送手段と、 この搬送手段を所定の速度で駆動する駆動手段と、 この駆動手段により回転される上記搬送手段の回転状態
    に基づいて所定の信号を発生する信号発生手段と、 この信号発生手段により発生され、上記搬送手段の回転
    状態を示す上記信号を検知する信号検知手段と、 この信号検知手段により検知された結果に基づいて上記
    駆動手段を停止させる駆動手段制御手段と、を、有する
    異常検知装置。
  2. 【請求項2】相互に対向配置された第1および第2の搬
    送手段と、 この第1および第2の搬送手段の少なくとも一方を所定
    の速度で回転させる回転駆動手段と、 上記第1および第2の搬送手段の少なくとも一方に配置
    され、第1および第2の搬送手段により搬送される対象
    物の移動状態に対応する状態信号を発生する信号発生手
    段と、 この信号発生手段により発生された上記状態信号の周期
    および幅のいずれか一方の変化を検知する信号検知手段
    と、 この信号検知手段により検知された上記状態信号の周期
    および幅のいずれか一方の変化が継続される時間を計数
    する時間計数手段と、 この時間計数手段により計数された上記状態信号の周期
    および幅のいずれか一方の変化が継続される時間が所定
    の時間を越えた場合に、上記回転駆動手段を停止させる
    駆動手段制御手段と、を、有する異常検知装置。
  3. 【請求項3】第1の搬送ベルトと、 この第1の搬送ベルトを回転可能に支持する第1のロー
    ラ群と、 上記第1の搬送ベルトとの間に紙葉類を介在させた状態
    または上記第1の搬送ベルトに接触することにより上記
    第1の搬送ベルトに従動される第2の搬送ベルトと、 この第2の搬送ベルトを回転可能に支持する第2のロー
    ラ群と、 上記第1の搬送ベルトを、所定の回転数で回転させるモ
    ータと、 このモータを駆動するモータ駆動回路と、 上記第2のローラ群の少なくとも1つのローラに配置さ
    れ、ローラの回転に対応して回転される光反射部材と、 この光反射部材に光を照射するとともに、上記光反射部
    材により反射された光を検知して検知された光に対応す
    るパルス信号を発生するパルス発生装置と、 このパルス発生装置により発生された上記パルス信号の
    周期およびパルス幅の少なくとも一方の変化を検知する
    回転状態検知回路と、 この回転状態検知回路により、上記パルス信号の周期お
    よびパルス幅の少なくとも一方の変化が継続されている
    時間を計数する時間計数回路と、 この時間計数回路により計数された上記パルス信号の周
    期およびパルス幅の少なくとも一方の変化が継続されて
    いる時間が所定の時間を越えた場合に、上記モータ駆動
    回路に、上記モータの停止を指示するモータ停止指示回
    路と、を、有する異常検知装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008226222A (ja) * 2007-02-16 2008-09-25 Toshiba Corp 制御システム及び信号送信方法
CN104909151A (zh) * 2015-05-22 2015-09-16 顺丰速运有限公司 一种横向异常件处理方法、装置及系统

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JP2008226222A (ja) * 2007-02-16 2008-09-25 Toshiba Corp 制御システム及び信号送信方法
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