JPS61277473A - 印字装置の用紙ガイド機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １４立更 この発明は、プリンタ・プロッタ・タイプライタなど、
キャリッジをガイドシャフトで案内してプラテンに沿っ
て往復動しながら、そのキャリッ　　　　−ジ上に搭載
する印字ヘッドでプラテンにセットした用紙に順次印字
を行うシリアル式印字装置に適用することができる。詳
しくは、そのような印字装置にあって、プラテンに用紙
をセットするとき、挿入した用紙をプラテンに沿うよう
に案内する用紙ガイド機構に関する。

盗米に生 従来、印字装置において、用紙をセットするときは、第
１４図に示すとおり、プラテン（１）の後方から用紙（
２）を下向きに挿入する。すると、用紙（２）の先端は
、第１５図に示す如くフレームと一体のガイド部材（３
）で案内され、プラテン（１）の外周下面に沿ってその
手前側に案内される。プラテン（１）の手前側には、そ
の案内された用紙（２）を上向きに導くべく、たとえば
マイラ薄（４）が配置されるが、特別柔かい紙を使う場
合を除き用紙（２）の重さなどでマイラ薄（４）が撓み
、第１図中矢印（イ）で示す如くベイルレバー（５）や
ペイルローラ（６）に当たり、あるいは符号（ロ）で示
すようにベイルレバー（５）の手前側に出ることとなる
。特に、シリアル式印字装置では、はじめに用紙をセッ
トするとき、第１４図に示すようにキャリッジ（７）は
通常図中左側の印字開始位置にある。このため、左側で
はキャリッジ（７）の用紙ガイド（８）等で案内されて
用紙（２）は上向きに導かれる。ところが。

キャリッジ（７）から離れた右側では、上述したとおり
第１５図に示す状態となるから、用紙挿入後そのままベ
イルレバー（５）を倒すことはできず、用紙（２）を完
全にベイルレバー（５）とプラテン（１）との間に入れ
て後、ベイルレバー（５）を倒してペイルローラ（６）
で用紙（２）を押さえなければならない煩しさがあった
。

ｌ−一度 そこで、この発明の目的は、上述し−たシリアル式印字
装置にあって、はじめに用紙セットを行うとき、キャリ
ッジから離れた位置におけるプラテンからの用紙の浮き
上がりを防ぎ、プラテンへの用紙セットを容易とするこ
とにある。

１−一腹 そのため、この発明による用紙ガイド機構は。

キャリッジ（１０）をガイドシャフト（１１）で支持し
、該ガイドシャフト（１１）で案内してプラテン（１２
）に沿って往復動しながら、そのキャリッジ（１０）上
に搭載する印字ヘッド（１３）で前記プラテン（１２）
にセットした用紙（１４）に順次印字を行うシリアル式
印字装置において、前記ガイドシャフト（１１）に用紙
ガイドスライダ（１６）を取り付け、定位置に復帰する
復帰習性を与えるとともに、その習性に抗して前記キャ
リッジ（１０）により押されてスライド自在とし、その
用紙ガイドスライダ（１６）からプラテン（１２）に向
け用紙ガイドアーム（１９）をのばし、前記定位置で前
記プラテン（１２）にセットする用紙（１４）を案内す
ることを特徴とする。

そして、はじめに用紙セットを行うとき、プラテン（１
２）後方から挿入する用紙（１４）を、そのプラテン（
１２）の外周下面に沿って手前側まで案内する６しかし
て、キャリッジ（１０）から離れた定位置におけるプラ
テン（１２）からの用紙（１４）の浮き上がりを、用紙
ガイドスライダ（１６）の用紙ガイドアーム（１９）で
押さえる。

以下、第１図ないし第９図に示すこの発明の一実施例に
したがい、この発明につき具体的かつ詳細に説明する。

図示実施例は、この発明による用紙ガイド機構をサーマ
ルプリンタ・熱転写プリンタ・ディジプリンタ等のプリ
ンタに適用した場合を示す。まず、第１図において、符
号（１０）はキャリッジである。

キャリッジ（１０）は、ガイドシャフト（１１）で支持
し、そのガイドシャフト（１１）で案内してプラテン（
１２）に沿って左右に移動する。そして、往復動しなが
ら、そのキャリッジ（１０）上に搭載するサーマルヘッ
ド等の印字ヘッド（１３）で前記プラテン（１２）にセ
ットした用紙（１４）に順次印字を行うものである。

ところで、この発明では、プラテン（１２）にはじめに
用紙（１４）をセットするとき、第１図中矢印（ａ）で
示すようにプラテン（１２）の後方から下向きに用紙（
１４）を挿入する。そして、プラテン（１２）の外周下
面に沿って手前に向け案内する。このとき、前述した如
くキャリッジ（ｌＯ）は装置本体の左側に位置するのが
通常であり、したがって用紙（１４）の左側はそのキャ
リッジ（１０）の用紙ガイド（１５）で案内し、プラテ
ン（１２）からの用紙（１４）の浮き上がりを防ぐ。他
方、右側は、適宜位置で用紙ガイドスライダ（１６）で
案内し、同様に該用紙（１４）のプラテン（１２）から
の浮き上がりを防ぎ、第１図中矢印（ｂ）で示す如くプ
ラテン（１２）に巻き付ける。

用紙ガイドスライダ（１６）は、ガイドシャフト（１１
）を貫通させて該シャフトに取り付けてなる。そして、
第２図に示すとおり、該シャフト（１１）が貫通する本
体部（１７）と、その本体部（１７）の手前側から該シ
ャフト（１１）と平行に印字方向（図中右方向）に向け
弾性を保有してのびる係止片（１８）と、該本体部（１
７）の前側から上向きにのび若干の間隙を隔ててプラテ
ン（１２）の外周と対向する用紙ガイドアーム（１９）
と、該本体部（１７）から前方に向けのばしたアームの
先端に形成する係止スライダ部（２０）とからなる、し
かして、その係止スライダ部（２０）は、第３図に示す
ようにプラテン（１２）の下方に位置するフレーム（２
１）のガイド孔（２２）に嵌め込む。ガイド孔（２２）
は、第４図から判るとおりプラテン（１２）の長さ方向
に横長にあけ、中間に段部（２３）を形成して幅広部（
２４）と幅狭部（２５）とから構成する。そして、係止
スライダ部（２０）を幅広部（２４）内に入れ、ガイド
シャフト（１１）を中心とする用紙ガイドスライダ（１
６）の回動を阻止とともに、スライド自在とする。しか
して、その係止スライダ部（２ｏ）に第５図および第６
図に示す如く引張ばね（２６）の一端を掛ける。引張ば
ね（２６）は、幅狭部（２５）内に配し、他端をその孔
縁に掛け止める。これにより、係止スライダ部（２０）
は段部（２３）に引き当てられ、該用紙ガイドスライダ
（１６）に常に定位置（該段部（２３）に押し当てられ
る位ＷＥ）に復帰する移動習性を与えてなる。そして、
この定位置で、用紙ガイドアーム（１９）が前述したキ
ャリッジ（１０）の−用紙ガイド（１５）等と共働して
、挿入された用紙（１４）をもっとも有効に案内するこ
ととなる。

他方、プラテン（１２）には、第１図に示すようにペイ
ルローラ（２７）・・・・・・を押し当てる。ペイルロ
ーラは、ベイルレバー　（２ｇ）に回転自在に取り付け
る。

ベイルレバーは、装置本体の左右側板（２９）・（３ｏ
）で回動可能に支持する。すなわち、ベイルレバー（２
８）は、第７５から判るとおり、右端を右側板（３０）
にピン（３１）で取り付け、その右側板（３ｏ）との間
にトグルスプリング（３２）を設け、他方左端を同様に
左側板（２９）に取り付け、同様にトグルスプリングで
付勢してなる。そして、ペイルローラ（２７）・・・・
・・をプラテン（１２）に押し当てる閉位置と、第７図
に示す如くその押し当てを解除しベイルレバー（２８）
の先端突起（３３）を側板上のストッパ（３４）に押し
当てる開位置とに保持し得る構造となっている。

第８図においては、閉位置にあるときを実線で示し、開
位置にあるときを一点鎖線で示す。

さて、ベイルレバー（２８）の図中右端には、第７図お
よび第８図に示す如く、ピン（３１）から放射状にのび
る２つの係止突起（３５）・（３６）を形成する。

そして、それらの係止突起（３５）・（３６）の開き角
度をベイルレバー（２８）の開閉角度と等しくする。し
かして、第８図から判るとおり、ベイルレバー（２８）
が閉位置にあるときの下側係合突起（３６）と開位置に
あるときの上側係合突起（３５）とが、前述した係止片
（１８）と対応する同じ高さ位置にくるようにする。

この発明による用紙ガイド機構は、たとえば上述の如く
構成される。よって、用紙（１４）を挿入後ベイルレバ
ー（２８）を閉位置にして該用紙（１４）をペイルロー
ラ（２７）・・・・・・・・・で押さえ、プラテン（１
２）に対し用紙（１４）をセットして後印字を開始する
と。

キャリッジ（１０）はガイドシャフト（１１）に沿って
第１図中右方向に移動する。そして、やがて用紙ガイド
スライダ（１６）に当たり、それを引張ばね（２６）に
抗して印字方向（ｖＲ中中力方向に動かす。しかして、
キャリッジ（１０）が装置本体の右端まで移動すると、
第９図に示す如く係止片（１８）がその弾性で下側係止
突起（３６）を越え、該係止片（１８）の先端爪がその
突起に掛け止めされる。よって、キャリッジ（１０）が
クリアーされて第１図中左方向に戻っても、用紙ガイド
スライダ（１６）は、ベイルレバー（２８）に掛け止め
され、キャリッジ（１０）の往復範囲外で保持されるこ
ととなる。そして、以後キャリッジ（１０）の往復動に
際し用紙ガイドスライダ（１６）を押す必要をなくし、
キャリッジ（１０）の移動負荷を軽減することができる
。

ところで、すべての印字を終了後用紙（１４）を取り出
すべく、ベイルレバー（２８）を開位置とすると。

係止突起（３６）と係止片（１８）との係合が外れ、係
止片（１８）は２つの係止突起（３５）・（３６）の間
を通り、用紙ガイドスライダ（１６）は引張ばね（２６
）の力で再び段部（２３）に当たる定位置まで引き戻さ
れる。

なお、装置本体にページフィーダなどを取り付は使用す
る場合は、ベイルレバー（２８）は開位置として使用す
る。そして、この場合にも同様にキャリッジ（１０）の
移動で用紙ガイドスライダ（１６）を動かし、係止片（
１８）を今度は上側係止突起（３５）に掛け止めてその
スライダ（１６）の復帰を阻止する。しかして、同様に
この場合も、ベイルレバー（２８）を閉位置とすれば、
係止突起（３５）と係止片（１８）との係合が外れ、係
止片（１８）が２つの係止突起（３５）・（３６）間を
通り、用紙ガイドスライダ（１６）が定位置に戻るよう
になっている。

ところで、上述した実施例では、用紙ガイドスライダ（
１６）の係止片（１８）をベイルレバー（２８）の係止
突起（３５）・（３６）に掛け止めした。しかし、これ
に代え、たとえば第１０図ないし第１３図に示すような
掛け止め装置（３７）を側板（３０）に取り付け、用紙
ガイドスライダ（１６）を掛け止めるようにしてもよい
。

すなわち、掛け止め装置（３７）は、第１０図に示すと
おり、枠体（３８）の位置決め突起（３９）を側板（３
０）の位置決め孔（４０）に入れ、固定ねじ（４１）で
その足（４２）を押さえ、該側板（３０）に取り付けて
なる。該枠体（３８）には上向きに支持軸（４３）を立
て、羊の支持軸にまずコイルばね（４４）を巻き付け、
しかる後その上にＬ字型の係止アーム（４５）を回動自
在に取り付ける。係止アーム（４５）は、一端に球面突
起（４６）が、他端に係止爪（４７）が形成され、また
その他端近くから下向きに掛け止め片（４８）がのびる
、その掛け止め片（４８）には、前述のコイルばね（４
４）の一端を掛ける。そのコイルばね（４４）の他端は
、枠体（３８）の掛け止め突起（４９）に掛ける。そし
て、支持軸（４３）を中心として係止アーム（４５）に
第１Ｇ図中常に反時計方向の回動習性を与え、掛け止め
片（４８）を掛け止め突起（４９）に押し当てて止める
。他方、枠体（３８）の側板（３０）側には、第１１図
に示すとおり、ダボ（５０）を形成し、該ダボ（５０）
に揺動杆（５１）の基端を嵌め合わせて、該揺動杆（５
１）を側板（３０）と平行な方向に揺動自在とする。揺
動杆（５１）は、縦方向に長溝（５２）をあけ、また先
端に外向きの山伏突起を形成する。そして、長溝（５２
）には、第１２図に示すとおり、ベイルレバー（５３）
の基端に形成した嵌合突起（５４）が嵌まり込む、ベイ
ルレバー（５３）は。

前述したベイルレバー（２８）と同様にビン（５５）を
中心として回動する。しかして、ベイルレバー（５３）
の回動を揺動杆（５１）に伝達し、その揺動杆（５１）
を回動する。これにより、ベイルレバー（５３）が開位
置および閉位置にあるときは、第１３図中実線で示す如
く係止爪（４７）が係止片（１８）の先端爪を掛け止め
る。その後、ベイルレバー（５３）を、開位置から閉位
置へと動かし、あるいは閉位置から開位置へと動かすと
、第１３図中一点鎖線で示すとおり、揺動杆（５１）の
山状突起（５６）が球面突起（４６）を押し、支持軸（
４３）を中心として係止アーム（４５）を回動する。す
ると１図示する如く、コイルばね（４４）に抗して係止
アーム（４５）が時計方向に回動し、係止片（１８）と
係止アーム（４５）との係合を外す、これにより、用紙
ガイドスライダ（１６）は、引張ばね（２６）の力で定
位置まで復帰することとなる。

この第１０図に示す掛け止め装置（３７）を使用すると
きは、係止爪（４７）の幅を十分大きくつくることがで
きるから、用紙ガイドスライダ（１６）を安定して保持
することができる。

羞−一員 したがって、この発明によれば、プリンタ・プロッタ・
タイプライタなどのシリアル式印字装置において、はじ
めに用紙をセットするとき、挿入した用紙を用紙ガイド
スライダの用紙ガイドアームで案内するから、該用紙の
プラテンからの浮き上がりを防ぎ、プラテンの手前側で
用紙がベイルレバーやペイルローラに当たったり、その
外側に出ることを防ぐ、よって、用紙挿入後は、ベイル
レバーを倒すだけで、ペイルローラで該用紙を押さえ、
挿入した用紙をプラテンに容易にセットすることができ
ることとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示し、この発明による用
紙ガイド機構を備えるプリンタ内部機構の概略平面図、
第２図はそのプリンタに使用する用紙ガイドスライダの
斜視図、第３図は第１図におけるその用紙ガイドスライ
ダ部分の断面図、第４図はプラテン下側部分のフレーム
斜視図、第５図および第６図はそれに用紙ガイドスライ
ダの取付構造を付加した斜視図および正面図、第７図お
よび第８図は第１図のプリンタにおけるベイルレバーの
一端取付部を示す斜視図および側面画、第９図はそのベ
イルレバーへの係止片の掛け止め状態を示す平面図であ
る。第１０図はこの発明の他の実施例を示し１片側側板
への掛け止め装置の取り付は構造を説明する斜視図、第
１１図はその掛け止め装置を側板側から見た側面図、第
１２図はそのベイルレバーと掛け止め装置の長溝との係
合状態を示す説明図、第１３図は係止片と該掛け止め装
置の係止爪との係脱を示す説明図である６第１４図は従
来の印字装置の内部機構の斜視図、第１５図はその用紙
セット状態を示す説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、キャリッジをガイドシャフトで支持し、該ガイドシ
   ャフトで案内してプラテンに沿って往復動しながら、そ
   のキャリッジ上に搭載する印字ヘッドで前記プラテンに
   セットした用紙に順次印字を行うシリアル式印字装置に
   おいて、前記ガイドシャフトに用紙ガイドスライダを取
   り付け、定位置に復帰する復帰習性を与えるとともに、
   その習性に抗して前記キャリッジにより押されてスライ
   ド自在とし、その用紙ガイドスライダからプラテンに向
   け用紙ガイドアームをのばし、前記定位置で前記プラテ
   ンにセットする用紙を案内してなる印字装置の用紙ガイ
   ド機構。 ２、ガイドシャフトを貫通させてそのガイドシャフトに
   用紙ガイドスライダを取り付けてなる前記特許請求の範
   囲第１項に記載の印字装置の用紙ガイド機構。 ３、用紙ガイドスライダをフレームのガイド孔と係合し
   、該ガイド孔に段部を設け、その段部に弾性部材で付勢
   される前記用紙ガイドスライダを当てて該用紙ガイドス
   ライダに定位置に復帰する復帰習性を与えてなる前記特
   許請求の範囲第１項に記載の印字装置の用紙ガイド機構
   。 ４、用紙ガイドスライダをキャリッジにより押してその
   復帰習性に抗してスライドさせ、キャリッジの往復範囲
   外で掛け止めしてなる前記特許請求の範囲第１項に記載
   の印字装置の用紙ガイド機構。 ５、用紙ガイドスライダをベイルレバーに掛け止め該ベ
   イルレバーの開閉によりその掛け止めを解除してなる前
   記特許請求の範囲第４項に記載の印字装置の用紙ガイド
   機構。