JPS6127745Y2 - - Google Patents

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JPS6127745Y2
JPS6127745Y2 JP1984021155U JP2115584U JPS6127745Y2 JP S6127745 Y2 JPS6127745 Y2 JP S6127745Y2 JP 1984021155 U JP1984021155 U JP 1984021155U JP 2115584 U JP2115584 U JP 2115584U JP S6127745 Y2 JPS6127745 Y2 JP S6127745Y2
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hammer
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JP1984021155U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラインプリンタの印字タイミング制御
回路に関する。
一般にラインプリンタはコンピユータのごとき
情報処理システムの高速出力装置として広く利用
されており、その構成は多数の連続移動する活字
と、前記活字に用紙とリボンを打ちつけて印字す
るための1行の桁数に等しい数のハンマーと、該
ハンマーを駆動するためのマグネツト駆動回路よ
りなる。高速の印字能力を必要とする場合には前
記ハンマーの1つ1つに前記マグネツト駆動回路
を持たせ1行分の印字すべき活字を記憶する印刷
情報(バアツフアメモリ)に基づき1行をほぼ同
時に印字すればよい。このような方法を用いるこ
とにより最近のラインプリンタでは毎分1500〜
2000行程度の高速印字が可能である。
ところが前述した方法によるラインプリンタに
おいては各桁に設けられたハンマー毎にハンマー
マグネツト駆動回路を並列に配置しなければなら
ず例えば1行136桁のハンマーを有するラインプ
リンタでは136個の前記駆動回路を必要とする。
このことは当然コストの増大を引き起すことにな
る。従つて使用上前述したような高速印字が必要
でないならば、印字時間が2倍になつても前記駆
動回路の数を半分にして2回に分割印字すれば、
コストの低減を計ることが出来る。同様に前記駆
動回路の数を1/3に減らせば印字時間が3倍にな
るものゝコストはさらに低減される。これらは使
用者の使用目的によつて適宜決定されるものであ
る。以下前記駆動回路を1/3に減らす場合を例に
とつて実現方法を説明する。
ラインプリンタの各桁(例えば136桁)に設け
られるハンマーマグネツトコイルを3つのグルー
プ、第1,第2および第3グループに分割し、例
えば1桁〜46桁のハンマーマグネツトコイルは第
1グループを構成し、47桁〜92桁のハンマーマグ
ネツトコイルは第2グループを構成し、93桁〜
136桁のハンマーマグネツトコイルは第3グルー
プを構成するものとする。前記のグループの各々
に属するハンマーマグネツトコイルは、それぞれ
印加タイミングの異なる駆動電圧が印加される。
つまり第1グループに属するコイル群の1端には
共通して第1電圧が第2グループのコイル群には
第1電圧の印加タイミングより位相のずれた第2
電圧が第3グループは第2電圧の印加タイミング
より位相のずれた第3電圧が順次印加される。
一方、ハンマーマグネツトコイルの他端を各グ
ループより1つずつ取り出した後、共通接続して
さらにドライバーと接続する。従つてドライバー
の数は136個の1/3で足りることになる。
第1図は前述の説明を図解した1回路例であ
る。サイリスタSCR1,SCR2およびSCR3はそれ
ぞれゲートG1,G2およびG3により順次トリガー
されて前記の位相のずれた3つの電圧、第1電
圧,第2電圧および第3電圧を通電する。ハンマ
ーマグネツトコイルMはその1端に各グループに
共通な電圧源が接続されており、他端は相互に異
なるグループ毎に共通接続されたドライバー
Q1,Q2…Q3と接続される。
もしハンマーマグネツトコイルM12を励磁しよ
うとする場合は、SCR2がオンとなるタイミング
においてドライバーQ1をオンとすればよく、ま
たMK3を励磁しようとする場合は、SCR3がオン
となるタイミングにおいてドライバーQkをオン
とすればよい。この方法を群選択方式と呼ぶこと
にする。本図に示すとおり各グループのサイリス
タに通電される電流は励磁されるハンマーマグネ
ツトコイルの数の変化に応じ変動し、しかもその
変動幅は極めて大である。一般にサイリスタは大
電流でも効率よくオン,オフ制御できる反面、電
流の変動に伴ういわゆるコモンインピーダンスに
よる順方向電圧降下の変化を無視することが出来
ない。このことは通電電流が大きくなればなるほ
ど顕著になることは明白である。衆知のとおりラ
インプリンタはその高速性を確保するために活字
を移動させながら印字を行なう機構を採用してお
り、ハンマーマグネツトの励磁電流がわずかに狂
うと、該マグネツトが励磁されハンマーに衝突す
るまでの時間が変化し、印刷された文字の印字品
質が劣化する原因となる。従つて前述したサイリ
スタにおける順方向電圧降下の変動を極めて精度
よく補正するか、もしくはこの変動を無くするた
めの別の手段が付加されなければならないことは
容易に考えられる。
従来はこの問題を解決する適切な方法が得られ
ず、サイリスタにより印加駆動電圧を分割するこ
とを諦めて各ハンマーマグネツトコイル毎に直列
にSw1,Sw2およびSw3(第1図の点線で示す)
を挿入する方法をとつた。この方法によればイン
ピーダンスがコモンではないので通電電流の変化
による電圧降下の問題はほとんど考慮に入れる必
要がなく、印字品質も良好である。然し反面、配
線を複雑化し、接点寿命も長くとれないことから
結果的にコストの増加を招いてしまう欠点があつ
た。
本考案の目的は前記欠点を除去すべく前記サイ
リスタを再び採用し、しかも前記順方向電圧降下
に応じた印字タイミング補正を加えることの出来
る群選択方式のラインプリンタを提供することで
ある。
本考案は前記目的を達成するため予めバツフア
メモリに記憶された印刷情報から通電すべきハン
ママグネツトコイルの数を知り、前記ハンマーマ
グネツトコイルの数とサイリスタに生ずる電圧降
下とが比例することに着目し、通電すべき前記ハ
ンマーマグネツトの数に比例して該ハンマーマグ
ネツトコイルの励磁タイミングを制御するごとく
構成したことを特徴とするものである。
次に図面に従つて本考案に基づく1実施例を説
明する。
第2図は本考案に基づく1実施例のブロツクダ
イヤグラムである。本図において1は印字すべき
文字を印刷するための用紙,2は活字ドラム,3
は用紙1上の指定の桁に活字ドラム2上に配置さ
れた指定の活字が来たときに用紙1上に活字を印
字させるハンマー,4はハンマー3を所定のタイ
ミングで打ち出すハンマーマグネツト駆動回路で
ある。本考案は群選択方式によるラインプリンタ
について述べており、前述したようにこの分割数
を3としたので、前記ハンマー3には図解的に3
個のハンマーグループによつて分割されている状
態を示した。また第1図にて示した3つのサイリ
スタの各ゲートG1,G2およびG3への位相のずれ
たタイミング信号は前記ハンマーマグネツト駆動
回路の3つの入力A,BおよびCに印加される。
このタイミング信号は後述する印刷情報部(バツ
フアメモリ)より与えられるが、本図には記載し
ていない。一方、アドレスレジスタ5により用紙
1上に印刷すべき桁のアドレスが指定されると、
その指定された桁に印字すべき1行分の印刷情報
を記憶する印刷情報部(バツフアメモリ)6より
該印刷情報を読み出し、照合回路7の一方の入力
端子に入力する。照合回路7のもう一方の入力端
子には活字情報部8からの出力が入力される。活
字情報部8は活字ドラム2と共に同期して回転す
る同期検出器9からの同期信号に基づき、活字ド
ラム上の活字が現在どの位置にあるかを常時検出
する。本実施例では同期検出器を磁気ピツクアツ
プ方式により構成したので、その同期信号は正弦
波状となるため、ピークデイテクタ10を介して
パルス状波形に整形する必要がある。前記同期検
出器としてスリツトを介して配置した光電変換素
子を用いればピークデイテクタ10を省略するこ
とも出来る。照合回路7は指定の桁に印字すべき
文字の情報とラインプリンタ上の指定の桁に印字
すべき文字に対応する活字が来たことを示す情報
との一致がとれたとき照合出力を送出し、この照
合出力は一旦シフトレジスタ11に保持される。
同期検出器9からの同期信号は打とうとしている
活字がハンマーの手前に来たときに出力されるも
ので、この同期信号の発生直後にハンマーマグネ
ツトコイルを励磁してしまうと、サイリスタの順
方向電圧降下によるハンマーマグネツトの動作時
間のバラツキを補償するための励磁タイミングを
補正することが出来ない。この目的でハンマーマ
グネツト駆動回路の前段にはワンシヨツトマルチ
バイブレータ回路12が設けられる。該ワンシヨ
ツトマルチバイブレータ回路12に前記同期信号
が入力されトリガーされた後、この回路12固有
の時定数により決まる適当な遅延を与えたのちハ
ンマーマグネツト駆動回路4を駆動すれば丁度所
定の位置に活字が印字されることになる。プリン
トクロツク発生部13はワンシヨツトマルチバイ
ブレータ回路12の出力に基づいて前記マグネツ
ト駆動回路をトリガーするためのクロツクパルス
を得る回路である。
前述した遅延をどの程度に選ぶかあるいはどの
位精度よく制御するかが印字品質の優劣を決定す
る。第3図は第2図の要部における電圧波形を示
すタイミングチヤートである。
本図において、は同期検出器9からの同期信
号波形である。この同期信号波形をピークデイテ
クタ10を介しそのピーク値をとらえ波形整形す
ればが得られる。波形の立上り部においてワ
ンシヨツトマルチバイブレータ回路12をトリガ
ーすることによりなる出力が得られる。はシ
フトレジスタ11に一旦記憶された印字情報を示
すものとする。今1つのサイリスタSCR1に着目
した場合、該サイリスタSCR1により駆動される
ハンマーマグネツトコイルの数が極めて少ない場
合にはサイリスタSCR1に通電される電流も少な
い。
従つてサイリスタSCR1に生ずる電圧降下が小
さいので各々の励磁されるべきハンマーマグネツ
トコイルにはほぼ電源電圧VB(第1図)が印加
され、該コイルは強く励磁される。この場合、ハ
ンマーマグネツトコイルに流入する駆動電流は所
期の値なり、ハンマーの飛行時間も短いので、印
字タイミングは早くなる。従つて前記ワンシヨツ
トマルチバイブレータ回路12による前記遅延時
間を長くとる必要がある。(第3図−における
τ)。遅延時間τを長くすればプリントクロ
ツクの発生開始時点は遅くなる(第3図−にお
けるP0)。つまり見かけ上のスタート点S(第3
図−)からの遅延時間d0(第3図−は大であ
る。逆にSCR1によつて駆動されるハンマーマグ
ネツトコイルの数が極めて多い場合には該SCR1
に通電される電流も当然大となる。従つてSCR1
に生ずる電圧降下は大きく、各々の励磁されるべ
きハンマーマグネツトコイルには電源電圧VB
りも低い電圧Vbが印加され、該コイルの励磁力
は弱い。従つて印字タイミングは遅くなるのでワ
ンシヨツトマルチバイブレータ回路12による前
記遅延時間を短くしなければならない(第3図−
τ)。この場合、プリントクロツク発生時点
は早くなり(第3図−におけるP1)、見かけ上
のスタート点Sからの遅延時間d1は小である。第
3図−Gはハンマーがコイル励磁後活字に衝突す
るまでの時間(におけるHに達する時間)を示
し、前記駆動電圧が高い場合、その時間は短く
(t0)、低い場合は長い(t1)、これによつてd0+t0
とd1+t1とを等しく駆動電圧の変動と無関係に一
定の印字タイミングが確保される。本発明の特徴
をなす部分は、実際にはハンマーマグネツトコイ
ルを励磁する直前において前記サイリスタに生ず
るであろう電圧降下を、その直前において励磁す
べきハンマーマグネツトコイルの数を照合回路7
の出力(第2図)より検出し、その数に応じた遅
延時間を得ようとすることである。すなわち照合
回路7において検出された励磁すべきハンマーマ
グネツトコイルの数が少ない場合の前記ワンシヨ
ツトマルチ回路における立上り電圧波形を第4図
の実線l0で示せばl0が所定のスライスレベルLを
横切る時間は長くプリントクロツクP0の発生時点
は遅い。次に前記照合回路より検出された励磁す
べきハンマーマグネツトコイルの数が多い場合
は、前記立上り電圧はその数に対応する分だけ前
記立上り電圧波形l0に対し累加的に増加する(波
形l1)。従つて前記スライスレベルLを横切る時
間は短く、プリントクロツクP1の発生時点は早く
なる。これらの操作は第2図の接続線13を介し
て行なわれ、目的が達成される。
以上、説明したように本考案によれば、従来適
切な印字タイミング補正が発見できなかつた数個
のサイリスタを用いて群選択方式による印字を行
なうラインプリンタに対し精度の高い印字タイミ
ング補正方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来構成の説明図で群選択方式による
ハンマーマグネツト回路の1例を示す回路、第2
図は本考案に基づく1実施例を示すブロツクダイ
ヤグラム、第3図は第2図における要部電圧波形
を示すタイミングチヤート、第4図は説明用の図
である。 図において、4はハンマーマグネツト駆動回
路、7は照合回路、9は同期検出器、11はシフ
トレジスタ、12はワンシヨツトマルチバイブレ
ータ回路、13はプリントクロツク発生部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一行のハンママグネツトを複数の群に分割し、
    該群毎に対応してサイリスタを設け、該サイリス
    タを所定の順番にトリガーすることにより複数の
    群に分割されたハンママグネツトを選択して各ハ
    ンママグネツトに励磁電圧を供給し、一行分の印
    字を時分割して行う群選択方式のラインプリンタ
    であつて、印字すべき文字情報を記憶する第1手
    段と、印字すべき文字に対応する活字が現在どの
    位置にあるかを検出する第2手段と、前記第1手
    段および前記第2手段より出力された各々の情報
    が一致したとき照合出力を送出する第3手段と、
    前記照合出力が送出された後所定の遅延時間を与
    えられその後前記印字すべき文字に対応するハン
    マを打ち出すハンママグネツト駆動回路を前記励
    磁電圧で励磁する第4手段とを含み、時分割され
    た各時点において、その分割時点において印字す
    べき文字の数を前記第1手段により検出し、検出
    された文字の数に比例して前記遅延時間を制御す
    ることによつて、当該分割時点で印字すべき文字
    の数が変化することに伴う励磁されるハンママグ
    ネツトの数の変化に追従して、前記サイリスタの
    電圧降下による前記励磁電圧の変動を補正するこ
    とを特徴とする印字タイミング補正回路。
JP2115584U 1984-02-16 1984-02-16 印字タイミング補正回路 Granted JPS59146144U (ja)

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JP2115584U JPS59146144U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 印字タイミング補正回路

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JP2115584U JPS59146144U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 印字タイミング補正回路

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JPS59146144U JPS59146144U (ja) 1984-09-29
JPS6127745Y2 true JPS6127745Y2 (ja) 1986-08-18

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ID=30152285

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JP2115584U Granted JPS59146144U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 印字タイミング補正回路

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934240A (ja) * 1972-07-28 1974-03-29
JPS5033370A (ja) * 1973-07-30 1975-03-31

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934240A (ja) * 1972-07-28 1974-03-29
JPS5033370A (ja) * 1973-07-30 1975-03-31

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JPS59146144U (ja) 1984-09-29

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