JPS61276778A - シ−ルド材を埋込むスタツド溶接施工法 - Google Patents

シ−ルド材を埋込むスタツド溶接施工法

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JPS61276778A
JPS61276778A JP11807985A JP11807985A JPS61276778A JP S61276778 A JPS61276778 A JP S61276778A JP 11807985 A JP11807985 A JP 11807985A JP 11807985 A JP11807985 A JP 11807985A JP S61276778 A JPS61276778 A JP S61276778A
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JP
Japan
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concrete
shielding material
stud
welding
arc shielding
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JP11807985A
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Nobuo Naito
信夫 内藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋼構造物に溶接されるスタッドのアークシー
ルド材を除去することなくコンクリート打設を行う施工
法に関するものである。
〔従来の技術〕
鉄骨コンクリート構造物の建造においては、w4構造物
とコンクリートとの強固な一体結合を図るため、鋼構造
物にスタッドを溶接してコンクリートを打設することが
行なわれている。
このスタッド溶接は、一般に、母材に7ラツクスを設け
たスタッドを対向させ、スタッドの先端部分をアークシ
ールド材である7エルールで包囲し、溶接時における紫
外線や空気供給のシールド作用と溶融金属より発生する
がスを適当に排出させるようにしている。そして、溶接
終了後は、7エルールを破壊して除去し、コンクリート
を打設するのである。そのため、この7エルールには、
破壊しやすいように多孔質で脆弱な磁器性のものが使用
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
スタッド溶接に際し、もし溶接後7エルールを除去する
ことなくコンクリート打設を行ったンクリートの強度を
低下させ、また、7エルールはコンクリートよりも比重
が小であるため、浮上しコンクリートの表面組織を阻害
するなどの悪Nip Mを及ぼすことになる。
したがって、スタッドの溶接後7エルールを除去するこ
とが従来の施工においては重要な作業となっている。こ
の作業は非常に面倒なものであるとともに、梁の上など
高所で行なわれることが多いため、スタッド溶接施工の
稼動率を低下させ、また1、危険作業の増加となり、施
工の実際゛において大きな問題点となっている。
本発明は、かかる問題点に鑑み、スタフrの溶接施工を
根本的に改め、使用(、たシールド材(72ルール)の
殆どをそのまま残置してコンクリート中に埋設するよう
にした新規な施−[法を提供し、溶接後における7エル
ールの破壊及び破片等の除去、清掃を省略することがで
き、施工の能率を向上するとともに、作業の危険性の低
減をは1ろうとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明において最も重要な点は、スタッド溶接において
使用するシールド材(7エルール)として、打設される
コンクリートに比し同等以上の比a及び圧縮強度のもの
とすることである。
すなわち、7ヱルールは、溶接後残置されて打設コンク
リート内に混入した場合に、コンクリートの強度を低下
させることや浮J二することがなく、コンクリートとの
なじみのよい材料で作成することが必要である。
このような7エルールとして好適な材料としては鉄、特
に鋳鉄、高密度のセラミック等が適用可能である。スタ
ッド溶接では、溶接後の状態を検査することが必要とな
っており、それは、通常700本おきの間引き検査とな
るが、その検査では7エルールを破壊してやらねばなら
ない。
したがって、例えばハンマーで叩くだけで破壊すること
のできる材料或は構造のものとしなければならない。前
記の材料はこのよな条件に適合することができる。鋳鉄
による場合は他のコンクリートやセラミックに比べ破壊
しにくい材料であるので、それには7エルールに破壊し
やすいような切れ込みや凹溝等を設ける等の構造上の対
策を施せばよい。その他の7エルールの構造形状につい
ては、従来使用されている7エルールと同様にすること
ができる。なお、7ヱルールに鉄を使用する場合は、7
エルールの首部内面を絶縁物によって被覆しておけば、
溶接時にスタッドと接触が生じても、主電流の漏洩する
のを防ぐことができる。
本発明におけるスタッドの溶接は、前記の7エルールを
用いて行なわれるが、その方法は従来のスタッド溶接と
同じである。すなわち、母材である梁等の鋼部材に、7
ラツクスを設けたスタッドを対向させ、スタッドの先端
部分を7エルールで包囲し、スタッドの先端部分を母材
に接触した状態で通電してスタッドを所定量引き上げれ
ば、7ラツクスと母材間にアークが発生してスタッドの
先端と母材との一部が溶融し、通電を断つと溶融金属が
凝固してスタッドが母材に溶接されることになる6 本発明における大きな特徴は、スタッドの溶接後におい
て、7エルールの殆どを破壊せずに残置したままコンク
リートを打設することである。このコンクリートの打設
に先だって、スタッドの溶接が良好に行なわれているか
否かについての検査を行う必要があるが、この検査は通
常100本に1本の割合で行えば足りる。検査にあたっ
てはそのスタフVを包囲している7エルールだけを破壊
して溶接状態をみればよく、破壊した7エルールは取り
除いてもよく、また、破壊したままで残置してもよい。
残置された7エルールは打設したコンクリート中にスタ
ッドとともに埋設する。この場合、7エルールは打設し
たコンクリートと比重及び圧縮強度が同等以上となって
いるので、コンクリートLに浮き上がってコンクリート
の表面を悪化することがなく、また、コンクリートの強
度を低下させるということもない。むしろ、7エルール
には多くの凹凸や切欠は等が形成しであるので、フンク
リートとのからみが−よく、この7エルールを介してコ
ンクリートとスタッドとの機械的な結合が強化されるこ
とになる。
〔実施例〕
次ぎに、本発明において使用する7エルールの実施例に
ついて図面を参照して説明する。
第1図はコンクリート或は高密度セラミック等、比較的
破壊しやすく、また絶縁性のある材料による7ヱルール
の例を示したもので、一般に使用されている7エルール
と同様に、短円筒状でスタッドを挿入するi°部1とそ
れに続いて径が拡大された溶接空所2が形成され、母材
に接する側の端面には、多くの〃ス抜き溝3が設けられ
ている。
第2図は導電性のある鉄材特に鋳鉄を材料とした7ヱル
ールの例を示したもので、前記の7エルールと同様に短
円筒状でスタッドを挿入する6部1と溶接空所2及び〃
ス抜き溝3とが設けられているが、首部1の内面には、
合成樹脂、ゴム等による絶縁材4が被着されでおり、そ
れによって溶接時に首g1にスタッドが接触しても主電
流の漏洩が防出されるようにしである。
また、7エルールの外周面には数本の縦に走る割溝5.
5が設けられ、7エルールを打撃することによって、そ
の割溝5より容易に破壊できるようi、ニしである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、スタッド溶接後
のコンクリートの打設にあたって、シールド材(7エル
ール)を破壊、除去することなくコンクリートを打設す
るので、シールド材の破壊と除去のための清掃作業が殆
どなくなり、施工能率が者しく向ヒされるとともに作業
による危険性を極めて少なくすることができる。また残
置した7エルールは、打設コンクリートに比べ比重及び
圧縮強度が同等以−ヒとしであるで、コンクリート中へ
7ヱルールが存在していてもコンクリートの強度を低下
し、或は7エルールがコンクリート表面部に浮上して害
することがない等、多くの利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において使用する7エルールの一実施例
を示した側断面図、第2図は同地の実施例を示した側断
面図、第3図は同平面図である。 1・・・首部       2・・・溶接空所3・・・
〃ス抜き溝    4・・・絶縁材5・・・割溝 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鋼構造部材にスタッドを溶接により植設するに際し、ス
    タッドのアークシールド材を、打設するコンクリートに
    比し同等以上の比重及び圧縮強度を備えた材料で形成し
    、スタッドの溶接後、アークシールド材を残置したまま
    コンクリートを打設することを特徴とする、シールド材
    を埋め込むスタッド溶接施工法。
JP11807985A 1985-05-31 1985-05-31 シ−ルド材を埋込むスタツド溶接施工法 Pending JPS61276778A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102489846A (zh) * 2011-11-18 2012-06-13 南京理工大学 装甲钢复合热源螺柱焊方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5650671A (en) * 1979-09-20 1981-05-07 Hitachi Denshi Ltd Isolating system of vertical synchronous signal
JPS5629675B2 (ja) * 1973-03-23 1981-07-09
JPS59141379A (ja) * 1983-02-01 1984-08-14 Kajima Corp スタツド溶接機

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