JPS61276539A

JPS61276539A - 電子血圧計

Info

Publication number: JPS61276539A
Application number: JP60119264A
Authority: JP
Inventors: 勉山沢
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1985-05-31
Filing date: 1985-05-31
Publication date: 1986-12-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は電子血圧計、特にコロトコフ音（Ｋ音）検出
により血圧値を決定する電子血圧計に関する。

（ロ）従来の技術一般に、Ｋ音を検出することにより血圧を決定する電子
血圧計は、カフを上腕に巻回してカフを加圧し、動脈を
阻血し、そめ後、カフを微速排気してゆく過程で発生・
消滅するに音をマイクロホンで検出し、このに音の発生
及び消滅時点に対応するカフ圧を、それぞれ最高血圧・
最低血圧と決定している。

（ハ）発明が解決しようとする問題点上記従来の電子血圧計のに音は、そのレベルが大き過ぎ
ると波形が歪むことがなるし、逆に小さいと検出できな
いという問題がある。しかし、上記従来の電子血圧計で
は、章定者が外部よりに音レベルを知ることができない
し、またそのレベルも調整することができなかった。そ
のため、通常人の場合は測定出来ても、女性のようにに
音レベルの低い人では測定が不可能となる場合があった
。

この発明は、上記に鑑み、Ｋ音レベルを目視しながら調
整でき、Ｋ音レベルの小さい人でも測定を可能となし得
る電子血圧計を提供することを目的としている。

（ニ）問題点を解決するための手段及び作用この発明の
電子血圧計は、カッと、カフを加減圧する空気圧系と、
カフ圧を検出するカフ圧センサと、カフに付設されるに
音センサと、前記カフ圧センサで検出されるカフ圧及び
に音センサで検出されるに音より血圧値を決定する血圧
決定手段と、前記に音のレベルが複数段階のいずれに属
するか識別するレベル識別手段と、このレベル識別手段
の出力に応答し、Ｋ音レベルが属する段階に対応するバ
ー表示を行うに音レベル表示手段と、前記に音センサよ
り出力されるに音レベルを調整するレベル調整器とから
構成されている。　　　゛この電子血圧計では、測定中
にに音センサで検出されるに音のレベルが、レベル識別
手段でレベル識別され、そのレベルに応じた数のバー表
示かに音レベル表示手段に表示される。測定者は、上記
バー表示を見て、レベル調整器によりバー数を加減し、
適正なに音レベルに調整する。

（ホ）実施例以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明する
。

第１図は、この発明の一実施例電子血圧計の外観斜視図
である。この実施例電子血圧計は、本体１とカフ（腕帯
）２とからなり、本体１の上部表面には表示器（ＬＣＤ
）３、電源スィッチ４、クリアスイッチ５、スタートス
イッチ６、加圧設定値切替スイッチ７、Ｋ音レベル調整
ボリュウム（レベル調整器）８及びスピーカ９が設けら
れている。表示器３は、最高血圧や最低血圧等の血圧値
を表示する血圧表示部３ａと、Ｋ音レベルをバー表示す
るに音レベル表示部３ｂとから構成されている。このに
音レベル表示部３ｂは、Ｋ音レベルが大なる程、多数本
のバー表示がなされる。

本体ｌのケース内には、ＭＰＵ　（マイクロプロセッサ
ユニット）やその他の電子回路、加圧ポンプ等が設けら
れている。

第２図は、実施例電子血圧計の回路ブロック図であり、
第１図と同一番号を付したものは、それぞれ対応する構
成部品、構成回路を示している。

カフ２は、ゴム管１１により微速排気弁１２、加圧ポン
プ１３及び圧センサ（カフ圧センサ）１４に連結されて
いる。このゴム管１１．微速排気弁１２、加圧ポンプ１
３等で空気圧系１５を構成している。また、カフ２には
に音を検出するためのマイクロホン１６が付設されてい
る。

カフ２内は、加圧ポンプ１３で加圧され、その内圧が圧
センサ１４で電気信号（アナログ）に変換され、増幅器
１７で増幅され、さらにＡ／Ｄ変換器１Ｂでデジタル信
号に変換されて、ＭＰＵｌ９に取込まれるようになって
いる。

マイクロホン１６で検出されるに音は、増幅器２０で増
幅され、Ｋ音レベル調整ボリュウム８を経て、Ｋ青フイ
ルタ２１とスピーカスイッチ２２に加えられるようにな
っている。Ｋ青フイルタ２１では、Ｋ音の周波数成分の
みを通過させ、コンパレータ（レベル識別手段）２３−
１２３４、・・・・・・、１２〜Ｎでレベル識別して、
ＭＰＵ１９に取込まれるようになっている。

スピーカスイッチ２２は、ＭＰＵ１９よりの指令により
開閉され、ＯＮされるとに音がこのスピーカスイッチ２
２、増幅器２４を経て、スピーカ９より出力されるよう
になっている。このスピーカスイッチ２２は、加圧停止
後の測定開始でＯＮされ、測定が終了するとＯＦＦする
ようになっている。

次に、上記実施例電子血圧計の機能構成及び動作を、第
３図、第４図に示すフロー図を参照して説明する。

電源スィッチ４がＯＮされると、先ず、表示器（ＬＣＤ
）３の全セグメントを２秒間点灯し〔ステップＳＴ（以
下ＳＴと略する）１〕、その後、表示器３の全セグメン
トを消灯しく５Ｔ２）　、表示器３のチェックを行う。

続いて、表示器３の排気マーク８を点滅しく５Ｔ３）、
カフの排気を促し、カフ圧がＯか否か判定しく５Ｔ４）
、カフ圧がＯになると排気マーク８を消灯する（ＳＴ５
）。そして今度は、表示器３の準備完了マーク９を点灯
する（Ｓｒ６）。続いてスタートスイッチ６がＯＮされ
たか否か判定する（Ｓｒ１）。

測定者がカフ２を上腕に装着した後、上記準備完了マー
ク９の点灯を目視すると、スタートスイッチ６をＯＮし
、測定前の加圧を開始することになる。

すなわち、スタートスイッチ６がＯＮされるとＳｒ１の
判定がＹＥＳとなり、次に微速排気弁１２を閉じ、加圧
ポンプ１３を駆動してカフを加圧設定値まで加圧する（
Ｓｒ１）。所定の設定値まで加圧されると測定開始、つ
まり血圧測定及び表示処理に移る（Ｓｒ９）、この処理
については、後に詳述する。血圧測定が終了すると排気
して（ＳＴＩＯ）、一連の動作を終了し、Ｓｒ３に戻り
、次回の測定待となる。

処理がＳｒ９の血圧測定処理に入ると、第４図に示すよ
うに、先ずスピーカスイッチ２２をＯＮする（ＳＴＩＩ
）。続いて、２秒タイマをスタートさせる（ＳＴ１２）
。この２秒タイマは、Ｋ音の有無を検出するための周期
を定めたものであや。

次に、クリアスイッチ５がＯＮされたか否か判定する（
ＳＴ１３）。クリアスイッチ５は、例えば測定準備中あ
るいは測定中のカフに圧力がかかっている状態で、急な
用事が牛じ、今回の測定を中止したい場合に操作され、
このスイッチがＯＮされると、５Ｔ１３の判定がＹＥＳ
となり、５Ｔ２７へ飛び、スピーカスイッチ２２をＯＦ
Ｆして測定を終了する。

通常、測定中はクリアスイッチ５がＯＮされないので、
５Ｔ１３の判定はＮＯとなり次に５Ｔ１４でカフ圧が２
０ｍｍＨｇ以下か否か判定する。５ＹＳ（最高血圧）を
決定しない状態では、カフ圧は２ＱｍｍＨｇ以上である
のが通常であり、続いてに音コンパレータ２３−６がＯ
Ｎか否か判定する（ＳＴ１５）。Ｋ音コンパレータ２３
−ＩがＯＮＬ、ていると、少なくともレベル１以上の信
号かに音フィルタ２１より出力されていることになり、
この場合には、Ｋ音コンパレータ２３−い２３４、・・
・・・・、２３−Ｈの０Ｎ１０ＦＦ出力状態より、ＯＮ
しているレベルに対応するバー表示をに音レベル表示部
３ｂに表示する（ＳＴＩ　６）、　そして、５Ｔ１７の
に音コンパレータ２３−３がＯＮか否かの判定に移る。

Ｋ音コンパレータ２３−１がＯＮＬ、てぃないと、５Ｔ
１６をスキップして５Ｔ１７に移る。

５Ｔ１７は、Ｋ音の有無を判別している。Ｋ音コンパレ
ータ２３−１がＯＮであるとに前官と判定し、続いてブ
ザー２５　（ブザー２５を省略して、スピーカ９を使用
してもよい）を鳴らす（ＳＴＩ８）が、Ｋ音コンパレー
タ２３−３がＯＦＦの場合は、Ｋ音コンパレータ２３−
２．２３−１がＯＮでも、その信号をノイズであるとし
、Ｋ皆無と判定される。５Ｔ１７でに音コンパレータ２
３−３がＯＮでない場合は、次にタイマがタイムアツプ
か否か判定しく５Ｔ２４）、タイマがスタートして２秒
経過していない場合は、この判定がＮｏであり、５７１
３に戻り、Ｋ音検出の処理を繰返すことになる。タイマ
がタイムアツプすると、５Ｔ２４の判定がＹＥＳとなり
、この場合は２秒間でに音が検出されなかったことにな
り、続いて５Ｔ２５に移り、ＳＹＳ決定済か否か判定す
る。測定開始当初、つまり減圧を開始したばかりで、ま
だＳＹＳが決定されていない時点では、この判定はＮｏ
であり、５Ｔ１２に戻り、２秒タイマをスタートさせる
。

そして以後、Ｋ音コンパレータ２３−３がＯＮするまで
、すなわちに音が検出されるまで５Ｔ１２、・・・・・
・、′５Ｔ１７．５Ｔ２４．５Ｔ２５の処理を繰返す。

やがて、Ｋ音コンパレータ２３−３がＯＮｉると、５Ｔ
１７の判定がＹＥＳとなり、上記したようにに音検出の
ブザー２５を鳴らしく５Ｔｔ８）、！いてＳＹＳ決定済
か否か判定する（ＳＴ１９）。最初のに音検出である場
合は、ｓｙｓ決定済かの判定はＮｏであり、圧センサ１
４により検出される現在カフ圧がＳＹＳとして決定記憶
され（ＳＴ２０）、そのＳＹＳが血圧表示部３ａに表示
される（ＳＴ２１）。そして、現在圧を表示しく５Ｔ２
３）、５Ｔ１２に戻る。

ＳＹＳが決定され、表示された後は、５Ｔ１７でに音コ
ンパレータ２３−３のＯＮ、つまりに音が検出される毎
にブザー２５が鳴らされる（ＳＴＩ８）、そして５Ｔ１
９で、再＊ＳＹＳ決定済か判定されるが、今度はこの判
定がＹＥＳなので、現在圧がＤＩＡ（最低血圧）として
記憶される（ＳＴ２２）、以後、カフ圧が降下してゆく
過程でに音が検出される間は、５Ｔ１２、・・・・・・
、５Ｔ２３の処理が繰返され、ＤＩＡの記憶更新がなさ
れる。

やがて、Ｋ音コンパレータ２３−３がＯＦＦとなると、
すなわちに音消滅が検出されると、５ＴＩ７から５Ｔ２
４を経て５Ｔ２５でＳＹＳ決定済か判定されるが、この
判定はＹＥＳなので、その時点に記憶されるＤＩＡが決
定値として血圧表示部３ａに表示される（ＳＴ２６）。

このＤＩＡの決定・表示がなされると、測定が終了した
ことになり、スピーカスイッチ２２をＯＦＦする（ＳＴ
２７）。これにより、第３図のＳＴ９の血圧決定・表示
処理が終了したことになる。

上記実施例電子血圧計において、Ｋ音のレベルが小さい
場合には、Ｋ音レベル表示部３ｂに表示されるに音レベ
ルが測定中に最高値となる点で、バー表示を目視しなが
らに音レベル調整ボリュウム８を調整し、Ｋ音レベルが
所定値となるように調整しておけばよい。

なお、上記実施例では、カフを加圧するのに加圧ポンプ
を用い、自動加圧としているが、ゴム球等による手動加
圧としてもよい。

（へ）発明の効果この発明によれば、Ｋ音、レベルかに音レベル表示部に
、レベルに応じてバー表示され、このバー表示を目視し
、測定者がレベル調整器を調整して適正になし得るので
、例えば女性のようにに音レベルの小さい人の測定の場
合でも、レベル調整器をレベル大側に調整することによ
りに音を確実に検出でき、正確な測定をなすことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例電子血圧計の外観斜視図
、第２図は、同電子血圧計の回路ブロック図、第３図は
、同電子血圧計の概略的な全体制御フロー図、第４図は
、同全体制御フローの血圧測定・表示ルーチンをさらに
詳細に示した制御フロー図である。２：カフ、　　　　　３：表示器、３ｂ：に音レベル表示部、８：に音レベル調節ボリュウム、１４：圧センサ、　　　１５：空気圧系、１６：マイク
ロホン、１９：ＭＰＵ。２３−１・２３−２・・・・・・２３−Ｎ：に音コンパ
レータ。特許出願人　　　　　　　　立石電機株式会社代理人　
　　　　弁理士　　中　村　茂　信第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）カフと、カフを加減圧する空気圧系と、カフ圧を
検出するカフ圧センサと、カフに付設されるコロトコフ
音センサと、前記カフ圧センサで検出されるカフ圧及び
コロトコフ音センサで検出されるコロトコフ音より血圧
値を決定する血圧決定手段とを含む電子血圧計において
、前記コロトコフ音のレベルが複数段階のいずれに属する
か識別するレベル識別手段と、このレベル識別手段の出
力に応答し、コロトコフ音レベルが属する段階に対応す
る数のバー表示を行うコロトコフ音レベル表示手段と、
前記コロトコフ音センサより出力されるコロトコフ音レ
ベルを調整するレベル調整器とを備えてなる電子血圧計
。