JPS61275303A - エチレンまたはα−オレフインの重合法 - Google Patents

エチレンまたはα−オレフインの重合法

Info

Publication number
JPS61275303A
JPS61275303A JP11529185A JP11529185A JPS61275303A JP S61275303 A JPS61275303 A JP S61275303A JP 11529185 A JP11529185 A JP 11529185A JP 11529185 A JP11529185 A JP 11529185A JP S61275303 A JPS61275303 A JP S61275303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
chromium
polymerization
component
compounds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11529185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0572922B2 (ja
Inventor
Toshio Kujira
鯨 稔夫
Akira Ito
昭 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP11529185A priority Critical patent/JPS61275303A/ja
Publication of JPS61275303A publication Critical patent/JPS61275303A/ja
Publication of JPH0572922B2 publication Critical patent/JPH0572922B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polymerization Catalysts (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はエチレンまたはα−オレフィンの重合法または
共重合法に関し、さらに詳細には、新規な担体型クロム
成分と有機アルミニウム化合物、さらに必要により電子
供与性化合物よりなる触媒を用いてエチレンまたはα−
オレフィンを重合または共重合する方法に関するもので
ある。
従来の技術及び問題点 チーグラー・ナツタ触媒を代表とするチタン触媒の他に
、特にエチレンの重合に対してクロム触媒を用いる重合
法もよ(知られている。例えば、非担体型クロム触媒と
しては特開昭51−106692の方法ではクロム化合
物とアセチル化合物との反応により得られるクロム成分
と有機アルミニウム化合物より成る触媒が提案されてい
るが、活性が不充分である。また担体型クロム触媒とし
ては、特開昭51−112684の方法では、ヒドロゲ
ルを生成し、該ヒドロゲルにクロム化合物衾含浸し、さ
らに水溶性有機溶媒で処理し、水を除去した後、該有機
溶媒ヶ除去することによって得られた固体をさらに酸素
含有ガス中で高温で処理して担体型クロム成分を得る提
案がなされているが、操作が複雑であり、高温処理の為
、多量のエネルギーを必要とする欠点がある。
問題点を解決するための手段 我々は高性能のα−オレフィン重合触媒を得ることを目
的として種々の新規なりロム含有触媒を検討した結果本
願発明に到達した。
すなわち、本発明は、 囚マグネジ゛ウム化合物とクロム化合物よりなる組成物
を有機化合物と接触させて得られる固体成分 (Bl 有;機アルミニウム化合物 必要により(C)電子供与性化合物 よりなる触媒を用いてエチレンまたはα−オレフィンを
重合または共重合させる方法である。
本発明の方法で囚成分の装造に用いられるマグネシウム
化合物としては特に制限はないが、塩化マグネシウム、
臭化マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシ
ウム、硫酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、リン酸マ
グネシウムなどの無機マグネシウム化合物;メトキシ塩
化マグネシウム、エトキシ塩化マグネシウムの様なアル
コキシマグネシウムハライド;フェノキシ塩化マグネシ
ウム、メチルフェノキシ塩化マグネシウムの様なアルコ
キシマグネシウムハライド;エトキシマグネシウム、ブ
トキシマグネシウムの様なアルコキシマグネシウム;フ
ェノキシマグネシウム、ジメチルフェノキシマグネシウ
ムの様なアリロキシマグネシウム;酢酸マグネシウム、
ラウリル酸マグネシウムの様なマグネシウムのカルボン
酸塩などを例示することができる。
また該マグネシウム化合物は他の金属との錯化合物、複
化合物あるいは他の金属化合物との混合物であってもよ
い。さらにこれらの2種以上の混合物であってもよい。
これらの中で特に好ましいマグネシウム化合物はノ・ロ
ゲン含有マグネシウム化合物、とりわけ無水ノ・ロゲン
化マグネシウム、アルコキシ塩化マグネシウム、アリロ
キシ塩化マグネシウムである。
またクロム化合物としては特に制限はないが、塩化クロ
ム(1)、塩化クロム(Ill、臭化クロム([[ll
、臭化クロム(II)、硫酸クロム(III)、硝酸ク
ロム(III)、酸化クロム@)、水酸化クロム(II
I)の様な無機クロム化合物;酢酸クロム(fill、
酢酸クロム(II)、ステアリン酸クロムの様なりロム
のカルボン酸塩;メトキシクロム([[ll、エトキシ
クロム([1)の様なアルコキシクロム;トリス(エチ
レンジアミン)クロム(III)クロライド、トリス(
ピリジン)クロム(lullクロライドの様なりロムの
アンミン錯体;トリス(アセチルアセトナート)クロム
([[l)、)リス(ベンゾイルアセトナート)クロム
(Ill)、などのクロムとβ−ジケトンとの錯体;ト
リス(テトラヒドロフラン)クロム(1■)クロライド
、トリス(1,4−ジオキサン)クロム■1)クロライ
ドの様なりロムとエーテルとの錯体;ビス(シクロペン
タジェニル)クロム(Ill、ビス(シクロペンタジェ
ニル)クロム(叫クロライドの様なりロムとシクロペン
タジェンとの錯体;ビス(ベンゼン)クロム(0)、ビ
ス(クメン)クロム(1)クロライドの様なりロムと芳
香族化合物との錯体などを例示することができる。
また該クロム化合物は他の金属との錯化合物、複化合物
あるいは他の金属化合物との混合物であってもよい。さ
らにこれらの化合物の2種以上の混合物であってもよい
マグネシウム化合物とクロム化合物よりなる組成物の製
法としては周知の種々の方法を用いることができる。マ
グネシウム化合物とクロム化合物とを機械的に粉砕、混
合させる方法;マグネシウム化合物とクロム化合物とを
有機化合物中で接触させて得る方法などを例示すること
ができる。また該組成分を得る過程に於て有機化合物を
添加するとさらに好ましい。好ましくは有機化合物、特
に好ましくは、O,N、 P、 S、 Si原子を有す
る電籟与体を添加して共粉砕することにより触媒活性が
大幅に向上する。
該マグネシウム化合物とクロム化合物よりなる組成物と
接触させる有機化合物としては、接触させる条件下で液
体であるものが好ましい。具体的に例示スれば、プロパ
ン、n−ペンタン、n−へブタン、1−ブテンの様な脂
肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレンの様な芳
香族炭化水素ニジクロヘキサン、メチルシクロヘキサン
の様な脂環族炭化水素;ジクロロメタン、1,2−ジク
ロロエタン、クロロベンゼンの様ナハロゲン化炭化水素
;ピリジン、N、 N−ジメチルホルムアミードの様な
含窒素有機化合物;酢酸、エタノール、テトラヒドロフ
ランの様な含酸素有機化合物;ジメチルスルホキシド、
ジメチルスルホンの様な含イオウ有機化合物;リン酸ト
リエチル、亜り、ン酸トリn−ブチルの様な含リン有機
化合物;テトラエトキシシラν、フェニルトリメトキシ
シランの様な含ケイ素有機化合物などを挙げることがで
きる。
マグネシウム化合物とクロム化合物よりなる組成物を有
機化合物と接触させる方法としては種々の方法を用いる
ことができる。バッチ式に該組成物と該有機化合物とを
接触させる方法;該組成物を該有機化合物中に連続的に
装入し、適当な時間接触した後、連続的に排出させる方
法などが例示できる。またマグネシウム化合物とクロム
化合物を有機溶媒中で接触、混合させ、該組成物の製造
と有機化合物との接触を一度に行なうこともこのは一2
0〜300℃の範囲である。接触させる該有機化合物の
量は、該組成物の重量0.1倍以上、特に好ましくは0
.5倍以上であるが余りにも多量は無駄でしかない。接
触時間としては、数秒でもよいが永くても構わない。実
際問題としては1分以上10この様にして得られた触媒
囚成分は、接触させた有機化合物と分離して使用しても
、また有機化合物と共存している状態で使用してもよい
。また接触させた後、該有機化合物または他の有機化合
物で洗浄することにより活性が大幅に向上する。
本発明の方法で用いられる[F]l成分である有機アル
ミニウム化合物としては少くとも分子内に1個のAt−
炭素結合を有する化合物が利用でき、例えば一般式R’
mAt(OR2)nHpXq (ただしR′及びR2は
炭素数1〜12個の炭化水素基、Xはハロゲン原子を、
mは0(m≦3、nは0≦n(3、pは0≦p<3、q
は0≦q<5であり、m+n+p+p=3である)で示
される有機アルミニウム化合物が用いられる。上記一般
式で示された化合物を例示すると、トリメチルアルミニ
ウム、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミ
ニウム、トリイソプロピルアルミニウム、ジエチルアル
ミニウムエトキシド、ジエチルアルミニウムクロライド
、ジイソブチルアルミニウムクロライド、ジエチルアル
ミニウムブロマイド、ジエチルアルミニウムアイオダイ
ド、ジエチルアルミニウム70ライド、エチルアルミニ
ウムセスキクロライド、エチルアルミニウムジクライド
、ジエチルアルミニウムハイドライドなどがあげられる
上のアルミニウムが結合した有機アルミニウム化合物、
Li kl (C2H5)4なども用いられる。
これらの中ではトリアルキルアルミニウムまたはトリア
ルキルアルミニウムとアルキル了ルミニウムハライドと
の混合物を用いる方法が好ましい。
本発明の方法で四成分と(Bl成分の使用割合は広範囲
に変えることができるが、一般に(至)成分中に含まれ
るクロムo、ooiグラム原子当りCB)成分1〜50
0ミリモル、好ましくは3〜600ミリモルの範囲であ
る。(Bl成分は重合開始時に全量加えても良いが、重
合途中で少量づつ間歇的にまたは連続的に追加するほう
が重合活性の低下が少なくて好ましい。また多槽連続重
合の場合には6槽、又は一部の槽に分けて添加するは5
が好ましい。
本発明の方法で用いる(C)成分である電子供与性化合
物としてはエーテル、アミン、硫黄化合物、二) IJ
ル、有機酸エステル、酸無水物、有機ケイ素化合物など
が用いられ、これらの中でとくに有!!!哨エステルが
好ましく、例えば安息香酸メチル、安息香酸エチル、安
息香酸ブチル、安息香酸ベンジル、トルイル酸メチル、
トルイル酸エチル、トルイル酸アミル、エチル安息香酸
エチルなどが用いられる。またこれ゛らの電子供与体を
2種以上併用しても良い。
(C)成分の使用量は[F])成分の使用量、(至)成
分の使用量及びC「含有率、重合温度などの重合条件に
よって異なるが、一般的には(B)成分として用いられ
る有機アルミニウム化合物1モル当り5モル以下、好ま
しくは2モル以下、さらに好ましくは1モル以下である
(q成分の添加方法は重合開始時に全景加えても、重合
の途中で間歇的にまたは連続的に加えても良い。
また、多槽連続重合の場合には各種に任意の割合で加え
ても良い。
さらに、エチレンの重合のように生成ポリマーの立体規
則性を制御する必要のない場合には(q成分を全く加え
なくても良い。
本発明の方法はエチレン、または一般式R−CH=CH
2(ただし、Rは炭素数1〜10の炭化水素残基を示す
)で示されるα−オレフィンの重合、または共重合に利
用され、α−オレフィンの例としてはプロピレン、ブテ
ン−1、ヘキセ7−1.4−メチル、ペンテン−1、オ
クテン−1などがあげられる。共重合方法についてはラ
ンダム、ブロック共重合など任意な方法、任意な割合で
共重合することができ、共重合の際はジエン類と共重合
することもできる。
本発明の方法による重合反応は従来の当該技術に於て通
常行なわれる方法、及び条件が採用できる。その際の重
合温度は20〜300℃、好ましくは40〜250℃、
重合圧力は1〜200Kp/dabs、好ましくは1〜
100Kp/dabsの範囲である。
重合反応は一般に脂肪族、脂環族、芳香族の炭化水素類
、またはそれらの混合物を分散剤、または溶媒とするス
ラリー法または溶液法で重合することができ、炭化水素
類としてはプロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、シクロヘキサン、灯油、ベンゼン、トルエンな
どが一般的である。
また、液状モノマー自身を分散剤、または溶媒として用
いる塊状重合法、及び溶媒が実質的に存在しない条件、
すなわち、ガス状モノマーと触媒とを接触するいわゆる
気相重合法で行なうこともでき、また回分法、半連続法
、連続法の何れの態様においても行なうことができる。
さらに重合を温度、水素濃度の異なる2段以上の条件に
分けて行なうことも、塊状重合と気相重合の組合せなど
2つ以上の重合条件または方法を組合せることも可能で
ある。
本発明の方法に於て生成するポリマーの分子量は反応様
式、触媒系、重合条件によって変化するが、必要に応じ
て水素、ハロゲン化アルキル、ジアルキル亜鉛などの添
加によって制御することもできる。
以下に実施例を挙げ本発明をさらに具体的に説明する。
〔実施例1〕 内容積1tの5US−52製粉砕ポツトに窒素雰囲気下
で121u12’の5US−32袈ボールを2Kf入れ
、さらに無水塩化マグネシウム202、トリス(アセチ
ルアセトナト)クロム(Ill) 7.34 fを入れ
帳幅411jm帳動数1 aooc、 p、 m、で1
7時間粉砕した。
該粉砕物を窒素雰囲気下で取り出し、該粉砕物IC1f
を充分に窒素置換された600−の丸底フラスコに窒素
雰囲気下で装入した。さらにあらかじめ充分に窒素置換
した1、2−ジクロロエタン15〇−を該丸底フラスコ
に入れた。攪拌下でフラスコ内の温度を80℃まで上げ
、80℃で1時間保持した。次に静置して上澄液を除き
、1,2−ジクロロエタン150ゴを用いて60°Cで
2回洗浄した。さらにn−へブタン150ゴを用いて常
温で3回洗浄を行ない本発明の(Al成分を得た。
このスラリーの一部をサンプリングして分析したところ
1.85 wt%のクロムを含有していた。得られた(
5)成分を用いてエチレンの重合を行なった。
すなわち内容積2tの5US−32製オートクレーブに
水素雰囲気下、n−へブタン1t1トリエチルアルミニ
ウム0,5−1上記固成分0,1りを装入した。
さらに水素を分圧で3 K9/crIまで装入した後、
エチレンで6 Kq/cMゲージまで加圧した。次いで
オートクレーブ乞加熱し、内温を90’Cまで昇温して
重合を開始した。重合中エチレンを連続的に装入し内圧
を10 Kg/c、rAゲージに保った。
2時間後にエチレンの装入を止め、オートクレーブを冷
却後、内容物を取り出し、濾過して溶媒を除き、60°
Cで減圧乾燥して白色のポリエチレンパウダー82.4
9を得た。
得られたポリエチレンパウダーは、極限粘度数1゜67
dt/? (130℃テトラリンで測定、以下同様)、
かさ比重0.34?/−であった。
この重合での触媒の重合活性は、D。472に9/ター
(、’d・hr、22.3Kg/ ?−Cr 番hr、
取得量は、0.824Kg/? −(AJ、  44.
6Ky/?−Crであった。
〔実施例2〕 触媒N成分を次の様に製造した。
実施例1で用いた粉砕ポットに窒素雰囲気下で粉砕ボー
ル2Kg、無水塩化マグネシウム207、トリス(アセ
チルアセトナト)クロム(Ill) ’l 34 y、
テトラエトキシシラン1.5rd、シリコンオイル(東
芝シリコーン裂TSF451−20)1.5−を入れ実
施例1と同条件で17時間粉砕した。
該粉砕物を窒素雰囲気下で取り出し、該粉砕物102を
充分に窒素置換された300Wt1.の丸底フラスコに
窒素雰囲気下で装入した。
さらにあらかじめ充分に窒素置換した1、2−ジクロロ
エタン150−を該丸底フラスコに入れた。
攪拌下でフラスコ内の温度を80℃まで上げ、8゜℃で
1時間保持した。次に静置して上澄液を除き、n−へブ
タン150−を入れた。
このスラリーの一部をサンプリングして分析したところ
2.37wt%のクロムを含有していた。
このN成分を用いて実施例1と同様にエチレンの重合を
行なった。実験結果を表1に示す。
〔実施例3〕 実施例2の(5)成分調製の過程で、1,2−ジクロロ
エタンと粉砕物を80℃で1時間攪拌下で接触させた後
、静置して上澄液を除き、さらに1,2−ジクロロエタ
ン150m7!を用いて60℃で2回洗浄した後、n−
へブタン150ゴを用いて常温で3回洗浄を行なったこ
と以外は、実施例2と同じ方法で触媒N成分の調製を行
なった。(クロム含有率1.44wt%) この(N成分を用いて実施例1と同様にエチレンの重合
を行なった。実験結果を表1に示す。
〔実施例4〕 実施例3のN成分調製の過程でトリス(アセチルアセト
ナト)クロム(叩Z341を用いる代りにトリス(テト
ラヒドロフラン)トリクロロクロム(明8、0 B S
’を用いる以外は、・実施例3と全(同じ方法でN成分
の調製を行なった。(クロム含有率2.69wt%) この(A)成分を用いて実施例1と同様にエチレンの重
合を行なった。実験結果を表1に示す。
〔実施例5〕 実施例乙の(3)成分調製の過程でトリス(アセチルア
セトナト)クロム(III) 7.34 Fの代りにビ
ス(アセテート)クロロクロム(I’ll 3.76 
Fを用いたこと以外は、実施例6と全く同じ方法で(A
l成分の調製を行なった。(クロム含有率1.86 w
t%)この(4)成分を用いて実施例1と同様にエチレ
ンの重合を行なった。実験結果を表1に示す。
〔実施例6〕 触媒(N成分を次の様に調製した。
実施例1で用いた粉砕ポットに窒素雰囲気下で粉砕ボー
ル2Kg、無水塩化マグネシウム20v1テトラエトキ
シシラン1.5 d、シリコンオイル(東芝シリコーン
製TSF451−20)1.5ゴを入れ、実施例1と同
条件で17時間粉砕した。
該粉砕物を窒素雰囲気下で取り出し、該粉砕物10F、
)リス(アセチルアセトナト)クロム(In)2.02
、窒素置換された1、2−ジクロロエタン15〇−を窒
素置換された300−の丸底フラスコに入れた。
攪拌下でフラスコ内の温度を80℃まで上げ、800C
で1時間保持した。次に静置して上澄液を除き、1.2
−ジクロロエタン150ゴを用いて60°Cで2回洗浄
した。さらにn−へブタン150−を用いて常温で3回
洗浄を行ない触媒(3)成分を得た。(クロム含有率1
.56 wt%) この(3)成分を用いて実施例1と同様にエチレンの重
合を行なった。実験結果を表1に示す。
〔実施例7〕 触媒(5)成分を次の様に調製した。
窒素置換された500m1の丸底フラスコに窒素雰囲気
下で無水塩化マグネシウム5.02、無水塩化クロム(
Ill) 1. Oyおよび窒素置換されたテトラヒド
ロフラン200−を入れた。さらに攪拌下でフラスコ内
の温度を65°Cまで上げ、65℃で2時間保持し、無
水塩化マグネシウムおよび無水塩化クロム(1111を
溶解させた。さらに内温を60℃まで下げ、攪拌下で窒
素置換されたn−へブタン200mlを30分かけて滴
下し、固体を析出させた。次に静置して上澄液を除き、
n−ヘプタン200−を用いて常温で7回洗浄し、触媒
低成分を得た。(クロム含有率1、12 wt%) この(3)成分を用いて実施例1と同様にエチレンの重
合を行なった。実験結果を表1に示す。
〔実施例8〕 実施例3の触媒低成分を用いてエチレン−プロピレンの
共重合を行なった。
すなわち内容積2tの5US−32製オートクレーブに
窒素雰囲気下でn−ヘプタン1t1トリエチルアルミニ
ウム0.5−および実施例6で製造した触媒(8)成分
0.1fを装入した。
オートクレーブを減圧にして窒素を除去した後、プロピ
レンを装入して内圧を0.3〜/dゲージとした。次に
水素を分圧で0. I Kf/csf装入し、さらにエ
チレンで加圧して内圧を2.3Ko/aAゲージとした
オートクレーブを加熱し、内温な70℃まで昇温して重
合を開始した。重合中、重量比が1=1のエチレン、プ
ロピレンの混合ガスを連続的に装入して内圧を5 K、
/dゲージに保った。2時間後にエチレン、プロピレン
混合ガスの装入を止め、オートクレーブを冷却後、内容
物を取り出した。さらに該内容物を5tのビーカー内で
3tのメタノールと混合させ、溶媒に溶解していたポリ
マーを析出させ、濾過した後、60℃で減圧乾燥させ、
白色のコポリマー43.85’を得た。
得られたコポリマーは、極限粘度数2.68、プロピレ
ン含有率24.3wt%であった。
本重合での触媒の重合活性は0.219Kq/ ?−(
A)・hr、 15.2Kg/ f −Cr ・hrで
あり、また取得量は0.458”l/ f −(AJt
 50.4 Kg/ f 7 Crであった。
〔比較例1〕 実施例1で用いた粉砕ポットに粉砕ボールとトリス(ア
セチルアセトナト)クロム(I[1)20r、テトラエ
トキシシラン1.5 m、シリコンオイル(TSF45
1−20)1.5−を入れ、実施例1と同条件で、17
時間粉砕した。
該粉砕物を用いて実施例1と同様にエチレンの重合を行
なった。結果を表1に示す。
〔比較例2〕 実施例乙の触媒穴成分調製過程で粉砕物を1,2−ジク
ロロエタンで処理せずに、そのまま四成分として用いて
実施例1と同様にエチレンの重合を行なった。結果を表
1に示す。
表11重合結果 ■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)マグネシウム化合物とクロム化合物より成る組成
    物を有機化合物と接触させて得られる固体成分 (B)有機アルミニウム化合物 必要により(C)電子供与性化合物 よりなる触媒を用いることを特徴とするエチレンまたは
    α−オレフィンの重合法
JP11529185A 1985-05-30 1985-05-30 エチレンまたはα−オレフインの重合法 Granted JPS61275303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11529185A JPS61275303A (ja) 1985-05-30 1985-05-30 エチレンまたはα−オレフインの重合法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11529185A JPS61275303A (ja) 1985-05-30 1985-05-30 エチレンまたはα−オレフインの重合法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61275303A true JPS61275303A (ja) 1986-12-05
JPH0572922B2 JPH0572922B2 (ja) 1993-10-13

Family

ID=14659018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11529185A Granted JPS61275303A (ja) 1985-05-30 1985-05-30 エチレンまたはα−オレフインの重合法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61275303A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6286007A (ja) * 1985-10-11 1987-04-20 Idemitsu Kosan Co Ltd エチレン系重合体の製造法
FR2833191A1 (fr) * 2001-12-10 2003-06-13 Inst Francais Du Petrole Composition catalytique et procede ameliores pour l'oligomerisation de l'ethylene, en particulier en hexene-1
WO2020224653A1 (zh) * 2019-05-09 2020-11-12 华南农业大学 一种负载型三中心催化剂及其制备方法和应用

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2629024C (en) 2007-04-16 2016-10-11 Riddell, Inc. Sports helmet with quick-release faceguard connector and adjustable internal pad element
US9763488B2 (en) 2011-09-09 2017-09-19 Riddell, Inc. Protective sports helmet

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6286007A (ja) * 1985-10-11 1987-04-20 Idemitsu Kosan Co Ltd エチレン系重合体の製造法
FR2833191A1 (fr) * 2001-12-10 2003-06-13 Inst Francais Du Petrole Composition catalytique et procede ameliores pour l'oligomerisation de l'ethylene, en particulier en hexene-1
US6903042B2 (en) 2001-12-10 2005-06-07 Institut Francais Du Petrole Catalytic composition and process for oligomerizing ethylene, in particular to 1-hexene
WO2020224653A1 (zh) * 2019-05-09 2020-11-12 华南农业大学 一种负载型三中心催化剂及其制备方法和应用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0572922B2 (ja) 1993-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2073689C1 (ru) Твердый компонент катализатора (со)полимеризации этилена, катализатор, способ получения (со)полимеров этилена
JPS61204A (ja) アルフア−オレフイン重合用触媒組成物の製造方法
JP2003503562A (ja) マグネシウム/遷移金属アルコキシド錯体の製造方法及びそれらから製造された重合触媒
JP3310346B2 (ja) オレフィンポリマー製造用触媒、オレフィンポリマーの製造法、オレフィンポリマー及びエチレンの非晶質コポリマー
JPH01247406A (ja) 分子量分布の狭いアルファオレフィンポリマー重合用触媒組成物
US4199476A (en) Olefin polymerization catalyst
KR920004806B1 (ko) 에틸렌의 이량체화 반응 및 에틸렌과 이량체화 생성물과의 공중합 반응을 동시에 수행하는 방법
JPS60130607A (ja) α−オレフイン重合用触媒成分の製造法
JPS61275303A (ja) エチレンまたはα−オレフインの重合法
JPH0393805A (ja) クロム含有錯体の重合触媒
JPH0125768B2 (ja)
JPS63168407A (ja) ポリオレフインの製造方法
US4288578A (en) High efficiency catalyst for high bulk density polyethylene
JPH0680714A (ja) オレフィン類重合用の球状の成分と触媒
JP2677394B2 (ja) 塩化マグネシウム担持型チタン触媒の製造方法
JPS5915407A (ja) エチレンの重合またはエチレンとα―オレフィンの共重合方法
JPH0315644B2 (ja)
JPS642127B2 (ja)
JPH07678B2 (ja) エチレン共重合体の製造法
CN107434831B (zh) 铬系催化剂组分及其制备方法和铬系催化剂
KR101956979B1 (ko) 실리카 담지형 올레핀 중합 촉매의 제조 방법 및 이를 이용한 폴리올레핀 중합체
JPH0350765B2 (ja)
JPS5884806A (ja) ポリエチレンの製造方法
IE43671B1 (en) Olefin polymerisation catalyst components, catalysts comprising said components and olefin polymerisation process
CN116410366A (zh) 聚乙烯及其制备方法